先日、Eさんと一緒に一斉捕獲から漏れた猫の捕獲に行ってきました。
この日のターゲットは、あの警戒心バリバリのサビ猫です。
K公園の猫達を救いたい!(28)試行錯誤 前回撮影
Eさんと一緒にサビ猫がいる場所へと向かおうとして愕然しました。
この日は前回よりも更に大がかりな公園の環境整備のための作業があって、トラックの数も倍になり、作業員の方達が沢山いました。

二人とも一瞬とまどいましたが、せっかく捕獲の準備をしてきたのに、このまま諦めるのもと思い、作業員さん達の横をすり抜けて西側方面に向かい、いつもサビ猫が現れる場所まで行きました。
いつもの茶トラと黒猫たちが顔を出しました。
いつも中央から私についてくる黒猫さんも呼び寄せて、食事会がスタート。
捕獲の前に餌やり?と思われる方もいると思いますが、一斉捕獲ではなくターゲットが1匹のみという場合は、ターゲット以外の猫さん達にはさっさとお食事を済ませてお帰り願うためです。

猫達が食事に夢中になっている時に、作業員の方々が通り掛かりましたので、Eさんが猫が増えないように不妊手術をするために捕獲作業をしていることや、お仕事のお邪魔にならないようにしますと挨拶をしました。
作業員の方達は納得したように静かに去って行きました。

ターゲット以外の猫達が満腹になって身繕いを始めた頃、お腹を空かせたサビ猫が姿を現しました。
私は、サビ猫が残りの餌を食べないように餌皿を全部回収しました。

サビ猫は捕獲器を警戒している様子です。
何度も、サビ猫の動きに合わせて捕獲器の向きや場所を変えてみました。
そして、他の猫が入らないように注意をはらって…

サビ猫は何度も、確認しながら…少し捕獲器に入っては出て…私たちは遠くから息をのみながら祈りました。

ガシャッ!
K公園の猫達を救いたい!(29)サビ猫捕獲 

私たちは抱き合って喜びました。
大げさなと思われるでしょうが、このサビ猫は出産経験があると聞いていましたし、まだ去勢手術が出来ていない大きな黒猫もいますので、なんとしてもこのサビ猫は不妊手術をしなければならない猫なのです。

私がサビ猫を車に搬送して現場に帰ると、餌やりさんが来ていました。
Eさんが、まだ未手術の猫を捕獲したいので、今日は西側の餌やりは私たちがするので、東側だけにしてもらうように話しました。
K公園の猫達を救いたい!(29)サビ猫捕獲 
K公園の猫達を救いたい!(29)サビ猫捕獲 ココちゃん
K公園の猫達を救いたい!(29)サビ猫捕獲 
K公園の猫達を救いたい!(29)サビ猫捕獲 
 
そして、私たちは西側方面に向かいました。
なんと、ターゲットの黒猫は、この日は最西側に姿を現しました。
K公園の猫達を救いたい!(28)試行錯誤 前回、中央にて撮影

ここで、捕獲器をセットしました。
黒猫は、お腹が空いているようですが、捕獲器を避けます。
Eさんがブロックの下に仕掛けてみましたが、そうすると、黒猫はブロックの上に上がってきます。
かなりのつわものです。 餌やりさんが「ボス猫」と言ってましたが、その風格は十分です。

何時間経ったのか…もう辺りは暗くなり猫の姿がよく見えません。
もう、あきらめて帰りの支度をしていると、東側の方から餌やりさんが餌やりをしながらやってきました。
Eさんが、こちら側はもう餌やりを済ませていると伝えたのですが、餌やりさんはやはり自分の持ってきた餌を猫達にあげたいのか、缶詰を開けて餌やりを始めました。

「私たちはこれで失礼します。」

二人が公園から出ようとしたら、おじさんが5年前に手術を済ませた黒白の猫にご飯をあげていました。
Eさんが声をかけました。
私たちが猫の捕獲に来ていたことをお話しすると喜んでくれました。

あれ? 白っぽい猫が現れました。耳カットはありません。
いつも工場側の方から餌を食べにくるとのこと。

私たちは早速に捕獲器を仕掛けました。
でも、この猫も捕獲器の側までやってきますが、絶対に捕獲器の中には入りません。
おじさんと色んな話をしながら、猫がかかるのを待っていたら、餌やりさんがこちらにやってきました。

4人で、あ~でもない、こ~でもないと言いながら、猫が捕獲器に入るのを待ってましたが、ふっと気が付くと、白い猫は捕獲器の側でのんびり毛づくろいなどをしていました。
時間はもう19時半を過ぎていました。

Eさんと、「私たち、ここの事務所の職員として働きたいね。 そうしたら仕事をしながら捕獲できるよね。」と変な夢を語らいました。

この日は一勝二敗でした。

西側だけの給餌でしたので、黒缶8缶とドライ1キロを届けてきました。



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