一寸の虫にも一寸の地獄の季節


今回のNZの大地震が起こるまで、NZが日本同様の地震大国で、去年も大地震があったことなど知りもしなかった。Σ(・ω・ノ)ノ!

NZに済む知り合いに2日間連絡がつかず心配したが、みんな無事だったようだ。DASH!
クライストチャーチに住む彼女一家の被害は、皿が一枚割れただけだという。えっ
しかし、電気と水が来ない。
彼女のご実家は電気と水に支障ないということで、そちらに今避難しているらしい。


楽器の修理を生業にしている彼女のご主人の仕事場では、
棚から何からぐちゃぐちゃになったそうだが、
ヴァイオリンやチェロなど肝心な楽器はほとんど無事だった由。
不幸中の幸い。
(でも、この後の復旧が大変だろうなぁ。)


で、
スタジオのスタッフの中に
今回の大災害で、故郷に一旦戻る人がいたそうだが、
その際、エアチケットはどこへでも一律50NZドルにされたという。お金
なんと素晴らしい!合格

日本も大災害の時、交通手段がこのように一律に安くされたら
ボランティアの人も集まりやすいだろうに……と思う。

亡くなられた方もたくさんいた。
ご冥福を祈る。



一生懸命生きているのに、不慮の事故で亡くなられる人々。
一生懸命生きているのに、理不尽な病気で亡くなられる人々。
一生懸命生きているのに、非道な事件に巻き込まれて亡くなられる人々。
世の中、不公平だ。
そんな中で、己の小さな絶望で落ち込み「自分は死んだ」と思う私は
なんと卑小で贅沢で傲慢なことか……。


しかし、一寸の虫は9分9厘の絶望で死ぬのだ。
相対値ではどんなに小さくとも、絶対値は致死量だ。

虫けらは一生懸命生きていたが、
人から見たら鼻くそのような不幸で、簡単に絶命する。


アルチュール・ランボーの地獄の季節は
鮮やかに芸術に昇華されたが、
虫けらの地獄はただ矮小で醜悪。
語るべきなにほどの価値もない。
けれど、虫けらにとっては確かに地獄であるからには、
どうしようもない。
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