関西桜ツアー28
(長谷寺6)


(2008年4月中旬、滋賀、京都、奈良の桜を見て周るバスツアー最終回です。)



奈良の長谷寺にて。



本堂から道伝いに降りてくると、ダウン
ちょこちょこと小さなお堂や、三重の塔の跡やらが現われる。えっ
五重の塔より先に三重の塔が建てられていたらしいが、焼失してしまったらしい。メラメラ

本長谷寺(モトハセデラ)





小さなお堂はなんともポツン……と建っていたが、あせる
な~んとなく惹かれたのでラブラブ
立て札の説明を読むと、
なんと、“元祖長谷寺”だった!Σ(・ω・ノ)ノ!


本長谷寺立て札

本長谷寺(モトハセデラ)


天武天皇御悩平癒のため朱鳥(アカミドリ)元年(686)
道明(ドウミョウ)上人ここに精舎を建立しグー
千仏多宝塔銅盤(国宝)を鋳造して祀る 
これ長谷寺の草創なるを以て本長谷寺と称す
  銅盤は宗宝蔵に安置」サーチ

……って。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


もともと名もないお堂だったんだ。てんとうむし
こんな小さなお堂から始まって、
徳道上人が現在の本堂のあるところに十一面観音をどーんと祀り、アップ(これを以って「開山」とする人もいるみたい。)
観音信仰のブームに乗って、波
貴族の間で、やがて武士や庶民の間で、信仰を集め、チョキ
山頂の、あの山々と対峙して揺るがない立派な本堂舞台が築かれるほどまでに、キラキラ
お寺は大きく発展(?)していったんだ。アップ





境内の道は楽しいものだった。ニコニコ
色々な木々が蕾を膨らませていたり、
花盛りだったり。

シャクナゲ

シャクナゲ(石楠花)
奈良の山は特にシャクナゲが多いように感じるのは、私だけだろうか?むっ

シャクナゲ蕾

シャクナゲの蕾

山桜

山桜
白い花びらがなんとも清清しい。キラキラ
(今にも降り出しそうな空の下では、いっそう清清しく見える。)

あのね、あのね

高く伸びた枝先に咲いている花と違って、
我々の鼻先に咲いている花は、
わざわざ我々に話しかけに、梢から降りてきてくれているように感じる。( ´艸`)


なにかな?

何だかね?赤い花。

桜

桜満開。どの桜もとても背が高い。

急勾配

山はところどころ急勾配。ダウン

縦横無尽

枝が縦横無尽に伸びる伸びる。
どやっ! 東西南北、なんでもござれや!!パンチ!
って感じで。

うりゃ!

うりゃっ! 空も持ち上げられるでっ!!アップ
って感じで。にひひ

彩り

ここにもあそこにも彩りが。キラキラ

お堂と木

木々に守られるように小さなお堂。キラキラ

蘇芳

スオウ(蘇芳)
赤く染めるのに使われていた植物だよね。
これは花なのか、蕾なのか、
紫がかったピンクが艶やかだ。キスマーク

雪柳

雪柳も全開! 
この他にも楮コウゾ(?)ミツマタ(?)と思われる色々な木々が春を迎えていた。クラッカー

支えて

枝垂桜なのか、枝垂れちゃったのか、老桜は、桜
「もう枝を張るのもしんどくって……なぁ……DASH!
って感じ。ヽ(;´Д`)ノ

未開の牡丹

開花をじ~~~っと待っている牡丹

サツキ?

サツキ(?)
枝がひょいひょい伸びている。アップ
牡丹と違って、こちらはお手入れが行き届いていないようだ。(^_^;)
しかし、小さな色濃い蕾がぽっぽっと花開き始めていて、かわいらしい。ラブラブ




木々は“山任せ”という感じ。OK

桜なども特別“見せるための剪定”はされず、
枝が細く、長く、ほぼ伸び放題に伸びているから、
全体、伸びやかに感じるのだろうか。(=⌒▽⌒=)


とにかく、そんな木々同様、
歩いていると
解き放たれたような心持ちになる。キラキラ
心の伸びをしてる感じ。
歩いているだけで楽しい、心地良い境内であった。チョキ


あ~~~、長谷寺、最高!!!!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:




長谷寺が最後の観光スポットで、
我々のツアーバスはこれより帰途に着く。バス

ナポ君?

駐車場手前に、
ナポ君の家で~す」という妙な鹿のキャラクターの旗、発見。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

美しい山を下りてきて、いきなり俗な……。ガーン



おまけに、ここが何の家なのか、見ただけではわからない。┐( ̄ヘ ̄)┌
警察の派出所ででもあるのかな?


旗には、「桜井警察署 桜井市教育委員会」とある。
なぜに「警察署」と「教育委員会」がセットに?∑(-x-;)


「ナポ君」……ここは奈良県だから「ナポリ」とも関係ないし……?はてなマーク

敬礼している所からして、
「桜井警察署」と言うことからも、
「ポ」は「ポリス」の「ポ」?ひらめき電球
ってことは、「ナ」は……「奈良」の「ナ」かも?ひらめき電球
奈良県警のキャラクターかも?ひらめき電球


奈良県は「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクターに関して、
賛否両論、随分揉めていた。
鹿の角を生やしたお坊さん「せんと君」、
その後、別のキャラクターで「まんと君」。(@_@)


…………。



どうも奈良のセンスは私にはよくわからない。(=◇=;)

が、

寺はいい!!!!!合格
山はいい!!!!!
合格




バスが走り出すと、雨が俄かに激しく降り始めた。雷雨
天気予報ではばっちり雨だった2日間であったが、
観光している間は晴れ間さえ現れ、晴れ
雨に降り込められることのない2日間であった。チョキ
よっぽどの晴れ人間が同行していたと思われる。

雨の初瀬川

(おそらく)初瀬川




バスは出発の時と同じく名古屋に着いた。バス
名古屋から東京までは新幹線だ。新幹線

京の5大桜絵巻と吉野千本桜・春景色2日間」という
ハチャメチャに思われた関西桜ツアーも
予定通りのノルマをこなして、無事に終了。叫び
周れば周れるものなのだなぁ……。





ひつまぶし

折角名古屋だということで、ひつまぶしを頂いた。
駅地下にあるひつまぶしも、なかなかであった。チョキ

 
            おしまい


          (27へ)


あ~、今回も長かった。ガーン
お付き合いくださった方々、本当~~にありがとうございました。m(u_u)m
コメントに励まされ、最後まで書けました。^^

ようやく日記をつけ終わってみれば、
桜の春はとおに過ぎ、DASH!
立秋も過ぎ、
もう秋だっちゃ!Σ(~∀~||;)
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関西桜ツアー27
(長谷寺5)


(2008年4月中旬、滋賀、京都、奈良の桜を見て周るバスツアーの続きです。)



奈良の長谷寺にて。


本堂を満喫したら、あとは、遠く近く広がる山々を眺めつつ、下り道である。ダウンチョキ


見下ろす桜





人足が途切れないかな、途切れないかな……。むっ
私はずっと一人になれる機会を狙っていた。サーチ


誰もいないな? と思うと、間悪く現われる。オバケ
早くあっちへ行っておくれ! と言うわけにもいかず、パンチ!
焦れることしばし。(→o←)ゞ
なかなか一人きりになれない。あせる
なんせツアー旅行なので、集団が解き放たれるツアー先でたった一人っきりになるなんて、とてもむずかしいことなのであった。しょぼん


が、
時は来た!ベル



本堂の裏に出たとき、
とうとう私は一人になった!クラッカー


やったっ!
誰もいない!目

そして、
なんだか心もとなげに細い幹だけれど、
結構年輪を重ねていそうな桜の木が、色濃く花を咲かせていた。桜
木肌がカサカサしているのが気になるが、この際木を選んでいる暇はない。叫び

本堂裏のカサカサ桜



いまだ! グー

桜の木にささっと近寄る。DASH!
幹をポンポンと叩いて、「聞かせてね!」と挨拶を入れる。(。-人-。)




そして、取りいだしましたるmy聴診器!キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!




桜よ、おまえの鼓動を聞かせておくれ~!ラブラブ!
どりゃ! 

と、聴診器の先を樹皮にぴたりと当てる。パー


ドキドキドキドキ……。ラブラブ


こりゃ、アタイの鼓動だよ。ガーン


桜ちゃんは?桜


……・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オバケ





ダンマリ?えっ




自分の耳の方で聴診器がずれているのかな?はてなマーク
と、聴診器が耳にしっかり入っていることを確認。耳

すると、
ざさぁ……………えっ

聞こえたっ!ラブラブ!

ん?

聴診器の先が木肌に擦れた音か。ガーン


桜ちゃんは桜

……・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。オバケ




あれぇ?
大地から水を吸い上げる音が聞こえてくるはずじゃないのぉ????。(´д`lll)
どうして、こんなに何も聞こえないのぉ?????(>_<)

あれあれあれぇ?と
黙して語らない桜にへばりついて戸惑っていると、
背後に人の気配がっ!ナゾの人


はっ!と瞬時に“普通の花見客”を装う。


そっとうかがい見ると、姉だった。サーチ


ほっとして、
ようやく活躍の場を得た聴診器を見せながら、
桜から何も聞こえないのだ! と訴えるとo(;△;)o


姉も桜同様、呆れ顔でだんまり。
「時間なくなるわよ。」とさっさと行ってしまわれた。オバケ



クスン。しょぼん



桜よ……。
君の声が、君の鼓動が、聴きたかった……。汗


何がいけなかったのだろう?はてなマーク
聴診器のあて方が悪かったのか?むっ
木の選択が間違っていたのか?シラー
これからもっと場数を踏んで要検討だ。パンチ!


首飾りです!

うまく「首飾り」と思わせている(つもりの)聴診器。チョキ
上着に聴診器を忍ばせて歩くのって、結構肩が凝るものだ。ガーン

        
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関西桜ツアー26
(長谷寺4)


(2008年4月中旬、滋賀、京都、奈良の桜を見て周るバスツアーの続きです。)




奈良の長谷寺



登廊(ノボリロウ)を上り詰めると、鐘楼(尾上の鐘)あり。

鐘楼


人々が鐘楼の真下に集まって内部を見上げている。アップ
さぞやご立派な鐘が吊るされているのだろう……と拝見したくは思ったが、ラブラブ
団体さんご一行さまがお坊様に色々説明を受けているご様子。
集団の中に入っていく気が起こらず、遠くからパチリ。カメラ

それにしても、古びた鐘楼だ。

朝6時には「時を知らせる鐘が、正午には鐘と法螺貝の音が響き渡ります。千年の昔から絶えることなく続く長谷寺の習わしです。」だって!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!ベル

上の欄干のあたりにお坊様がずらりと並んで法螺貝を吹くらしい。ドリル
かっちょいー!ラブラブ!
この山、谷にどんな音で鳴り響くのだろう……。音譜
是非拝聴したいが、時既に正午は過ぎていたのであった。しょぼん


長谷寺に お参りするなら まず正午! だ。グー時計

……しかし、法螺貝というからには、ここ長谷寺も修験道系のお寺なのかしらん?(山伏さんの姿は見かけなかったが。)!?




さて、やっと山頂の本堂だ。

本堂(脇)

ヤング僧

あ、お坊様の姿発見。ひらめき電球
鐘楼のところで団体観光客に説明していた黒い袈裟の年配のお坊様と違って、
こちらは山吹色(ウコン色?)の袈裟で若々しい。ういのぉ。キラキラ


関係者立ち入り禁止の札の掛かった出入り口にずっと二人立って、
迷った観光客に案内などする係りなのだろうか?(-_☆)

お坊様の姿がたくさん目に入るお寺って、好きだ。ニコニコ
ただの“観光用”のハコモノではなく、仏道修行なり仏教精神なりが現在進行形で営まれている所って感じがする。クラッカー


さて、本堂に足を踏み入れると、あし




なんとっ!( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚


光る本堂

いきなり山と対面だっ!キラキラ

この磨き上げられた空間はなんだっ!

山に向う


本堂は山側が舞台になっていて、
舞台の向こうには
山が広がる!キラキラ

徳川三代将軍家光公が寄進して1650年に建立
入母屋造の正堂と礼堂からなる双堂(ナラビドウ)形式で、前面に懸造りの舞台が付く大建造物」だそうだ。本
国宝だそうだ。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

ううむ~~~!こりゃ、確かに大建造物だっ!王冠2
国宝だ!王冠1
建築物もそうだが、この眺めが全部セットで国宝だ!ベル
超気持ちいいっ!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

ボンボリと12支グッズ?

天井からはボンボリ明かりの他に、12支が刻まれた円形のものがぶる下がっていたり、キラキラ
色々な額が所狭しと掛けられている。




上人様?
本堂の広々した空間の端の方に、ちょこんと誰ぞのお姿が。えっ
誰だからわからないまま。(多分、開基の道明上人or徳道上人だろうね?)あせる

この舞台の反対側には祭壇があって、身の丈10mほどのご本尊、十一面観世音菩薩がドーンと。キラキラ(あったはずなのだが、不思議と記憶がほとんどない。(^^ゞ)
こちらはお坊様が前に座ってなにかしてらしたから、写真に撮らなかった。禁止


パンフレットにはその美しい姿がみごとに写真に収められている。
渋い金色の木で彫られたような姿だ。キラキラ
近江国高島から来た楠の霊木をもちいて三日間で造り上げたといわれ、全国に広がる長谷観音の根本像」だそうだ。メモ


慈悲」の観音様。ラブラブ
右手に錫杖(シャクジョウ)、左手に細い花瓶に入った蓮の花を持っている。パー
花を挿した花瓶を持っているって、なんだかちょっと、……妙?にひひ


実のところ、この立派な十一面観音は、おお、いいね!ラブラブと思っただけで、特にその場で見入ったわけではなかった。
だって、舞台の美しさに圧倒されていたから。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

(パンフレットで見る限り、素敵な十一面観音なのだが、どうも、レプリカの(?)それは記憶にあるものの、10m近いご本尊に圧倒された記憶がない。いいなぁと思った記憶はぼんやりあるのだが、強い印象がない。不思議だ。鎌倉の長谷寺の観音さまには、「おお!」と思った記憶が今も蘇るのに…。奈良の長谷寺の十一面観音様はパンフでしか見た記憶がないのは、なぜだろう?・・・謎だ。叫び


本堂舞台

舞台からの本堂

舞台から本堂を見たところ。

舞台から1

舞台の下の方を覗くと、いかに山の上にいるかがわかる。

舞台から2


舞台から3

振り向けば山!
振り向けば本堂!(登廊がちょっと見える。)

舞台の回廊



本堂屋根

本堂の屋根もいいね。とうとう雨がちょっと降り出した。でも大丈夫。チョキ

舞台の足組みの感じもいい。

舞台足場


5重の塔(舞台から4)

本堂の舞台の回廊から右手に五重の塔が見える。
山に囲まれ、桜に彩られ、美しい。

舞台前の本堂

本堂(礼堂?)は横も吹き抜けて、風通しバッチリ!ラブラブ!
夏はいいけど、冬は…………。ガーン

ピッカピカに磨き上げられた本堂(礼堂?)は床から70cm?ほどの高さであった。アップ
立ち入り禁止とは掛かれていなかったが、誰も上がっていなかったので、這い上がるのがためらわれた。
おそらくお坊様たちは、ここに座して、山と対峙するのであろう。ここで読経するのかもしれない。パー

瞑想するに、ここほど適したところがあるだろうか。キラキラ



ああ、素晴らしいっ!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ここに1年間座し続けてみたいっっ!
(しかし、冬はたまらなく寒いだろうな……。ガーン


どんより曇っている空を映してさえ光り輝く本堂の床。キラキラ
あらゆるものが吹き流れていくような空間。DASH!
そして、広がる山の風景。虹
刻々と季節の移ろいに色を変えつつ、しかし、泰然と常にある山の姿。キラキラ
光る床、光る山、なにか、あらゆるものが渾然一体となる空間であったよ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


長谷寺、いいっ!恋の矢

              (25へ)   つづく  (27へ
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関西桜ツアー25
(長谷寺3)




(2008年4月中旬、滋賀、京都、奈良の桜を見て周るバスツアーの続きです。)



奈良の長谷寺


登廊(ノボリロウ)を上っていると、アップ
すんごく古びた梅の木あり。えっ
柵で囲われ、立て札付き。サーチ
由緒ありげな梅の木なり。

紀貫之の梅

紀貫之(キノツラユキ) 故里(フルサト)の梅

人はいさ
心も知らず故里
花ぞ 昔の
香に にほひ
     ける

(古今集)
メモ

百人一首にも取られている有名な歌だが…………。むっ

「心も知らずふるさと」じゃなかったっけ?はてなマーク
「は」のところが「の」になっている。∑(-x-;)
しかし、「の」は消されたように薄くなっている
間違いに気づいた誰かがそっと必死に消そうとしたのだろうか?にひひ


長谷寺ともあろう寺が、なぜこんな書き間違いをしているのか、理解不能。┐( ̄ヘ ̄)┌
もしかしたら、どんなに「は」と書き直しても、天狗がいたずらで「の」に書き換えてしまうのかもしれない?にひひ



書き間違いはさて置き、
この歌について、そして長谷寺について、とても詳しく写真をアップしているサイト発見。

http://www.y-morimoto.com/saigoku/saigoku08a.html
これによると、
どうやら紀貫之が初瀬参り(=長谷寺参り)した際に、宿の主人に嫌味を言われ、人の心の移り変わりを感じたことがあったらしい。∑(-x-;)

貫之が長谷寺のこの梅を前にしてかの歌を詠んだのかどうかは、わからなかった。ショック!
が、もしそうだとしたら、この梅は、貫之(800年後半~900年半ば頃の人)の生存中に咲き匂っていた梅で、樹齢1100年を越える恐るべき梅の木ということになる。クラッカー


宿の主人は一体どんな嫌味を貫之に言ったのだろう?(ノДT)
昔は愛想よく慇懃な主人が、貫之に連れなくにべもない態度で冷たい言葉を投げかけたのだろうか。パンチ!
そんな主人は嫌だなぁ。しょぼん
ましてお参りに来ている人にそんな態度はもってのほかだ。パンチ!
宿の主人はいつでも旅人を温かく迎えてほしいものだ。ラブラブ

しかし、宿の主人がいつもいい人とは限らないのは、今も昔も変わらないんだねぇ。Y(>_<、)Y
人の心が変わってしまうというのも、普遍の真理だぁね。Y(>_<、)Y
変わらずに匂った梅は詩人を慰めたことだろう。ドキドキ
その梅は、今年も咲いたのだろうか?ビックリマーク
桜ほころぶ境内にあって、古びた梅はただ蒼然と立っているだけであった。アップ


清冽な空気漂う長谷寺に来ると、だれも言葉が溢れてくるらしい。キラキラ
一茶の句碑もあった。

一茶もいっさ

此(コノ)裡(ウチ)に春をむかへて

我もけさ清僧の部也(ナリ) 梅の花   
一茶


寛政十年(1798) 元旦 登嶺の際詠まれし俳句
荘厳な雰囲気の山中で迎えた今朝身も心も清浄(ショウジョウ) 自分もまた清僧の仲間入りした感あり 一山に響く読経の声を耳に新しい人生の角途(カドデ)の決意もみなぎる
 この心境を言えば 寒気の中に凛として香り咲くまさに梅の花の如し
メモ


一茶も、紀貫之が心解いた梅の木の前でこの句を詠んだのだろうか。(-^□^-)
その時、すでにこの貫之ゆかりの梅である旨の立て札は立っていたのだろうか。!?

あぁ、これが紀貫之公のフルサトの梅かい。
どりゃ、あたいも一句……なんて思ったのかな。にひひ



元旦にこの寺にいたとしたら、さぞ心改まった思いであったことだろう。キラキラ
桜の季節、木々が枝先で歌うがごとく花開いて賑やかな初瀬山だが、黄色い花ブーケ2
冬、新春ともなれば、厳しい寒さで、花もまだ少なかろう。雪の結晶
その中でほっこりと咲く梅の花はさぞ温かかったであろう。ラブラブ
凛と凍えるような新春の山の空気を震わせる読経の荘重な響きは、一茶の心も震わせたことだろう。ラブラブ



しかし、「清僧の部也」というのが、なんともおかしい。( ´艸`)
いつもはどの部だと自覚していたのだろう?にひひ

実に心優しい句を作る一茶だが、彼は、見てくれは結構ひどかったんじゃないかなと私は想像している。べーっだ!
今で言えば、加齢臭プンプンの、ボロ雑巾のような、冴えない風貌だったのではないか…と。(^^ゞ
遺産相続などに巻き込まれ、借金に負われ、家族の愛に飢え、ダウン
人間の醜い部分と闘いながら、そうした醜さに染まってさえいる己を感じること度度だったのではなかろうか。ドクロ


俗にまみれ齷齪している部なり、だったのではなかろうか。ガックリ
そんな彼が新春の元旦に、清僧の気持ちで、新しい人生を思い描いていた場所に、キラキラ
私はバスツアーでのこのこやってきてしまって、バス
卑俗の部なり。ガックリべーっだ!


しかし、今の世はありがたや。(。-人-。)

紀貫之の頃、私の祖先は、どこぞの山で薪でも拾って食いつなぐのに必死で、長谷寺など存在も知らなかったのではないだろうか。あせる

一茶の頃、私の祖先は、どこぞの田畑を耕す小作人として、農作業に追われ、少ない稗粥など啜って、腹減った~とぼやいていたのではなかろうか。桜を見るために旅をするなんていう発想など微塵もないままに。あせる

あぁ、ありがたや、ありがたや、ありがたやの初瀬山なり。(。-人-。)ドキドキ


ふと思った。
「長谷寺(ハセデラ)」って、「初瀬山(ハツセヤマ)」の寺だから、「初瀬参り(はつせまいり)」が縮んで「はっせまいり」ってんで、「はせでら」になったんじゃない?






後記:

平安時代の歌人、紀貫之(キノツラユキ)の故里の梅は、苔むして蒼然として見えたのだが、目

撮ってきた写真をアップしてよくよく見たらば、サーチ
梢の方にところどころ、微かに、微か~に
赤い花がっっっっ!宝石赤Σ(・ω・ノ)ノ!
咲いてたんかいっ!(=◇=;)

この貫之の梅は紅梅なり~~!チョキ
しかも、色濃いっ!ドキドキ
これまたびっくり!えっ

貫之の梅




             (24へ)   つづく  (26へ
関西桜ツアー24
(長谷寺2)




(2008年4月中旬、滋賀、京都、奈良の桜を見て周るバスツアーの続きです。)




奈良の長谷寺

なんじゃこりゃ門

仁王門

この門の何があんなに不思議な好感を私にもたらしたのか……ラブラブ
と、写真を眺めながら振り返ってみるに、目
重厚さを醸し出しているのに、軽やかさ且つ雅やかささえ匂わせている屋根はもちろんだが、キラキラ
もしかしたら、ボンボリのような門灯の存在が大きいかも。ひらめき電球
まろやかな形がな~んともいいんだよね。( ´艸`)


仁王門を通り過ぎると、目の前に
一段分の幅(奥行き?)が広い上り階段が
緩やか~に、ず~~~っと伸びている。アップ
登廊(ノボリロウ)」と言うらしい。

これが、いいのだ!!ヾ(@^(∞)^@)ノ

登廊

温もりを感じる古びた木の柱と屋根と、明るい石段が、キラキラ
遠近画法で描かれた絵のように奥に向ってまっすぐに伸びている。アップ
いざなわれるように登り始めてしまう。アップ

天井から吊るされている仁王門とお揃いの“ぼんぼり”廊灯が、いい味出してる。( ´艸`)
日が暮れてこれらが灯されたら、さぞ美しいことだろう。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


登廊の両脇は細い庭(?)になっていて、
何やら等間隔にほっそりした低木が生え揃っていた。サーチ
いかにも手入れが行き届いていて気持ちがよい。キラキラ

気持ちはよいが、
その木は茶渋のような紫色っぽいような色合いが勝っていて、
“緑が美しい”というものでもなく、むっ
なんだかつまらないね~。( ̄* ̄ )

……と思って過ぎたが、DASH!
これが後で、長谷寺の見所の一つである「牡丹」だと教えられ、
帰り際に慌てて今一度登廊に戻って見直したことであった。ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

牡丹でしたの
(↑言われれば、確かに牡丹だ!)


牡丹の長谷寺」という異名さえあるらしい。えっ
境内には150種、約7000株の牡丹が植えられているらしい。えっ
それらが一遍に咲いたら……壮観だろう。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


が、見直しても、花をつけていない牡丹は、やっぱり私にはつまらなかった。シラー
花が華やかな植物は、花のない時期はなんと地味であることか。(;^_^A



面白いものはないかにゃ? とキョロキョロしていると、目
登廊を上り始めてすぐの右手に、墓らしきものを発見。ひらめき電球

道明上人御廟塔

道明上人御廟塔

道明上人(ドウミョウショウニン)――この方、パンフレットに最初に登場してくる人物だ。サーチ

「長谷寺は、山号を豊山(ブザン)と号し、朱鳥(686年)、道明上人天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山西の岡に安置したことにはじまり」と、ある。本

つまり、長谷寺の創始者(開基?)ね。σ(^_^;)
それにしては、随分慎ましやかなスペースに鎮座しておられるものだ。 オバケ


登廊柱

登廊の柱は、風雨に晒されているはずなのに、雨くもり晴れ雷雪
つるりと肌心地よく、キラキラ
美しかった。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
こんなに太い丸太を何本も、よくも揃えたものだ。
木造建築って、やっぱり美しいなぁ。温かいなぁ。ニコニコ



別道

登廊の途中、左に伸びている階段。
こちらへも登って行きたい衝動に駆られる。
な~んか、どこに目を転じても、いい感じ。ニコニコ


登廊屋根

登廊の屋根は途切れなく、まっすぐに伸びて、遠目にも美しい。

登廊屋根2


天狗杉

登廊は途中、「天狗杉」の生えている所で右にかくっと曲がる。次項
天狗が住んでいるという天狗杉。ラブラブ!
しかし、昼間のせいか、天狗の姿は見えなかった。にひひ
http://www.hasedera.or.jp/kodomo/file/tengu.html


さらに廊下は左にかくっと曲がる。次項
桜だけではなく、春の木々の花々に迎えられながら、キラキラチューリップピンクチューリップ紫チューリップ黄
廊下の心地良さを味わいながら歩いていると、虹
いつの間にかかなり高い山の上まで来ているのであった。チョキ
登廊登れば


参考:登廊について
http://blogs.yahoo.co.jp/kazuki133/33264088.html
↑ 登廊は、「108間(約200m)、399段」とのことです。

          スゴイナァ。イツノマニ測ルノダロウ(=◇=;)


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