2017年三島散策 7 雲助徳利の墓

 

どこが面白いかな~キョロキョロとパンフレットをあれこれ見ていたら、

箱根と三島をつなぐ旧東海道の道の途中に

雲助徳利の墓」とあった。ビックリマーク

 

「雲助」と言ったら籠掻き。

荒くれ者と相場が決まっているはず。腕力

身分も低い。

特に箱根の雲助といったら悪者の代表のようにされている。ニヤ

 

そんな人間の墓が街道沿いにあるとは?はてなマーク

いったいどんな人だったんだ?はてなマーク

しかも、「徳利」!ラブ

「徳利」と聞いたら放っておけない。ウシシ

 

 

三島駅南口駅前のバスチケット売り場で、

みしまるきっぷ」を購入。チョキ

箱根峠~三島市内が大人900円で、1日乗り放題!クラッカークラッカークラッカー

 

三島駅南口バス停5番乗り場から、9:15発の「元箱根港行き」に乗り込み、約30分。時計

山中」で下車。

 

 

昔の東海道はどんなだったか想像も及ばないほど整備されたアスファルト舗装された道のちょっと先に赤錆びた歩道橋があり、

 

道を渡って、その歩道橋の元へいくと、「旧箱根街道」の表示が出て、細い石畳の道がひっそりと続いていた。アスファルトのバス通りは「旧東海道」ではなかったのね。

(「箱根街道」って、「東海道」の一部ってことだよね? ね?あせるイヒ

 

で、道を渡ったその地点から、左へちょっと降りていくと、

あったあった!ベル

雲助徳利の墓」。(山中バス停から、徒歩約1~2分なり)

↓ 

 

墓石に杯と徳利が浮き彫りにされている。笑い泣き

カップ酒とオチョコが供えられていた。ゲラゲラ

どこかの呑ん兵衛さんがお参りにきたのだろうか。

 

説明碑もあって、ありがたい。チョキ

江戸時代、荒くれ者で無学なものが多い雲助に

慕われた「松谷久四郎」なる雲助がいて、

その人の墓だという。びっくり

ある大名の剣道指南役だったが、大酒飲みのために事件を起こし、

国外追放となり、箱根で雲助になったと。

 

で、雲助をいじめる武士を懲らしめたり、パンチ!

文字が読めない雲助たちの手紙を読んだり、代書したり、本メモ

相談に乗ったりしてあげて、雲助たちに慕われたんだと。宝石赤

しかし、普段はお酒を飲みごろごろしていたので命を縮めることになってしまったのです。」と。

…………耳が痛い。酔っ払い

 

で、彼に恩義を感じている雲助たちが相談し、お礼の気持ちでお金を出し合って彼の墓を建てたんだと。ラブラブ

 

「雲助」といっても、最初から雲助ではなく、身を持ち崩して雲助になった人もいたわけだ。そりゃそーだ。

「雲助」といってもみんながみんな乱暴モノや悪い奴らばかりではなく、

情けに熱く、恩義を忘れない律儀な人々だったりもするんだ。

 

この昔から「雲助徳利の墓」と呼ばれていたらしい。

「松谷久四郎の墓」なんて名前を刻まずとも(雲助たちは彼の名前の漢字がわからなかったのかもしれないね?)

彼の代名詞のような徳利を描けばそれで十分だったんだ。

なんか、ええ話や。笑い泣き

 

ひときわ大きな木(杉?)が彼の墓を守るように立ち尽くしていた。

 

この墓、最初からこの位置にあったのではなく、もともとは「山中の一里塚のあたり」にあったらしいが、いつの間にか現在のところに位置するようになったらしい。

 

酒飲みの墓ですので、ふらふらして一箇所に落ち着かないようです。」……って、

この説明文考えた人、酒飲みを愛しているんだか、嫌悪しているんだか?ニヤニヤ

文章の節々で、チクリチクリと酒飲みを刺してないかい?笑い泣き

 

それにしても、松谷久四郎なる、もと剣術の名人たる武士だった雲助さん。

さぞ磊落で、豪胆で、単純で人情に厚い人だったのではないだろうか。

酒を愛して世間的に失敗する人間ってのは、得てしてそういう類じゃないか。ウシシ

 

雲助を苛める武士を懲らしめた……なんて、胸が空くような話だ。チョキ

でも、普段は酒ばかり飲んでごろごろしてるって、しょーもないところがまた可愛い。デレデレ

肝臓でもやられて早死にしちゃったんでしょうか。ぐすん

雲助たちに頼りにされて、彼もまたそんな雲助たちに実は救われていたんじゃないかな。

それとも、やはり国外追放されて、残してきた国許の親のことやら色々悩ましく悲しいことが忘れられず、酒を飲んでいたのかもしれないよ。えーん

 

酒飲みをすなわちナマケモノと思わないで頂きたいっ!パンチ!

酒を愛するということは、人として、実に豊かなことなのだじょ。ねー

少なくとも私はそー思うっ。ウインク

 

 

 

……と、雲助徳利の墓で溜飲を下げたのであったが、ウシシ

後で別のパンフレットを見ていたら、

同じコース沿いで、もっと麓の方、

三島大社のちょっと先くらい?に、もうひとつ雲助の墓があるのを発見。

雲助備前繁の墓(クモスケ ビゼン シゲ ノ ハカ)」。びっくり

 

雲助備前繁は、有名な暴れん坊の雲助であったため、慶応3年大名の人足頭に不礼を働いて切られ、今井坂で息切れたと伝えられています」 ですと。

 

これじゃ、説明になっとら~ん。あせる

 

雲助なのに、「備前繁」という名前……ちょっと妙だよね。!?

大名の人足頭に不礼を働いて切られて死んだのに、

なぜにその辺りに彼の墓が建てられたのか?!?

誰に切られたのか? その人足頭にか?!?

 

人足というのは、当時軽犯罪者の更正プログラムに則って働かされている労働者たちを指すのでは?はてなマーク

となると、「頭」といっても相当臑に傷があるというか、凄みのあるワルであった可能性もあるよね?はてなマーク

それでも、人足頭の方が雲助より身分が上なのだろうか?はてなマーク

どんな「不礼」を働いたか知らないが、それで切られて死んだ一介の雲助の墓が建てられるというのも、異例ではないかい?はてなマーク

やはり人々が雲助「備前繁」のことを哀れんでか、慕ってか、建てたものではないのだろうか? はてなマーク

この墓の存在を知ったのは、もう三島を去る間際だったので、今回は行かずじまい。

墓に行けばなにか説明碑でもあるのかしら?はてなマーク

 

 

とにかく、「雲助」と一言で言っても、「荒くれ者」とされていても、

人を乗せて箱根の峠を越えて走るマッチョな男達であり、

雲助に成り下った男、雲助に成り上がった男もいただろうし、

江戸時代なりの人生の事情を抱えていた人々がいたんだなぁと思ったことであった。あせる

 

そんな彼らの墓があるというのも、人に優しい三島ならではではないだろうか。ドキドキ

(他に雲助の墓なんて存在するところ、あるだろうか?)

                   つづく

 

AD

2017年三島散策 6 復活を握る水

 

 

柿田川公園を少し駅の方へ戻り、「三島梅花藻の里」を覗く。

 

ミシマバイカモ(三島梅花藻)……梅の形に似た花をつける藻。赤梅

(ネットより拝借画像)

 

三島駅前にある「楽寿園」で発見されたけれど、

水の汚染に非常に敏感で、きれいな冷たい水の中でしか育たない」ため、

三島自生のものはすでに絶滅」!ゲロー

 

「三島梅花藻の里」に「現在あるミシマバイカモは

柿田川で保護育成されたものを移植したもの」だそうだ。DASH!

 

この三島梅花藻が、水の汚染を教えてくれるね。あせる

己の身をもって警告してくれるありがたい藻なんだ。ぐすん

 

公園というほどもないささやかな一画なのだが、園内にくまなくきれいな水が行き渡るように工夫されているようだった。キラキラ

清らかな水を保つということは、いまやお金も人力も掛かることだろう。あせる

 

三島の人々の尽力で、この日も白く可憐な三島梅花藻の花は咲いていた。キラキラキラキラキラキラ

 

水は命よのぉ~キラキラなどと水に対する畏敬の念を新たにしながら駅へ帰る途中、

脇道をふとみると、奥に「浅間神社」が。びっくり

 

「浅間神社」といったら有名な神社だが、

こんなほっそりとした路地に、大通りから隠れるようにあるなんて?!?

とちょっと不審に思いながら、お参りしてみた。

 

鳥居左側手前の抉れた部分はからからに乾き、

灯籠らしきものが岩の上にぽつんと取り残されたように置かれていた。びっくり

 

もともとこうなのか? いやいや、池だったんじゃない?!?

ならば水を抜いてしまったのか? 何故に?!?

 

池の干上がったままの神社の入口なんて、なんともイタダケナイ。ゲッソリ

そのせいか、神社として、全体なんとも錆びれかけているような寂しさが漂う。ダウン

などとブーブー勝手なことを言い放っていたのが神社の方の耳に届いてしまったのか、

帰りがけ、神社の方(あるいは、神社のご近所の方?)が出ていらして、びっくり

あれは池で、池はもともと湧き水で潤っていたのだが、

ある頃から湧き水が止まって、池が枯れてしまったのだと仰る。びっくり

(多分工場のせいとか、新幹線が引かれたからとか色々関係しているのかもしれないね。)

 

で、もうすぐ駅前から浅間神社の辺り、どーんと道が整備される予定らしく、アップ

その時は今枯れている池にも水が張られる由、(確かそんなことを仰ったと記憶する)

「きれいになりますから、楽しみにしていてくださいチョキ」と。びっくり

 

もともとこの浅間神社は江戸時代、“富士講”で富士山に登る人がまずお参りしたありがたい神社。三島大社の別宮だったともいうのだから、相当に隆盛を誇っていた時期もあったはず。

美しい水が戻ってきて、池も神社も輝きを取り戻すといいなぁと思う。ニヤリ

(どーんと開発されて、返って水がさらにおかしいことにならないことを願う。あせる

 

 

 

日本は海に囲まれた山の国、本来“美しい水”の国だよね。キラキラ

美しい水を美しく保ちつつ発展しなければ、本当の発展はないのではないだろうか。あせる

 

三島の駅前はここ数年、随分変わった。(今も変わりつつあると思われる。)

駅前にチェーン店も入って、随分きれいになった感がある。びっくり

駅前(南口)のバスロータリーからは多くのバスが出ているチョキ

のだが、

 

バス通りにあったあるバス停の時刻表には、

なんと、1日に1本。(しかも、土日祝日運休)ポーン

 

1日1本のバスをどんな人が利用しているのだろう?!?あせるあせるあせる

 

地方都市は車文化で、みなさん大体マイカー利用なのだろうけれど、

住民以外、徒歩の観光客だって訪れるのだから、

車を運転できない高齢の人や、体の具合の悪い人だっているだろうから、

もっと公共の交通手段を便利にするべきでないかい?滝汗

 

それもこれも、全ては美しい水をきれいなままに

豊かに保ち続けることにある! と思える三島なのであった。キラキラ

 

                 つづく

AD

2017年三島散策 5 桑の木から枇杷

 

柿田川公園には榎が多い。ドキドキ

 

「エノキ」……「木」偏に「夏」と書く、つまり夏の木!晴れ

人名などではよく見るけれど、実際エノキは見たことがなかった。ショボーン(あるのかもしれないけれど、わかっていなかった。汗

柿田川公園でやっとエノキを堪能できた!クラッカークラッカークラッカークラッカークラッカー

 

枝をぐわんぐわん広げた大きな木になるんだね。

エノキの周りが緑色に光って見えるようだった。キラキラキラキラキラキラ

なんだか、とても神秘的。キラキラキラキラキラキラ

 

どうやら枝にびっしりと苔が生えているようなのだが、

まるで緑色のビロードを纏っているようである。キラキラキラキラキラキラ

 

第二展望台の湧き間に目も心も洗われた心持ちなので、キラキラ

もう見るものいちいち、美しくほの眩しく見えてきてしまう。ラブキラキラキラキラキラキラ

 

榎は「江戸時代には街道の一里塚として植えられた」という。びっくり

なぜに榎だったのか?!?

目印になるくらいだから、群生しない木なのだろうか?!?

ともかく榎もとてもいい木であるね。ニヤリ

 

橙褐色の実は食べられるらしい。甘いらしい。食べてみたいなぁ。秘密ニヤニヤ

 

 

 

第二展望台だけでもう清らかな水に満足しきってしまったのだが、

折角なので、第一展望台にも降りてみた。

 

ここにも湧き間らしきものが見受けられるが、第二展望台ほどの青さも深さもなく、

水量も乏しく見え、あせる

 

同じ柿田川でも場所によってイメージが随分違うものであった。ねー

 

それでも、ここも水底が透けて見えてはいた。キラキラ

 

展望台のそばに桑の木が。!!

 

実際の桑の木を知らずに育った私は、ショボーン

「桑の葉=蚕のえさ」、「桑の実=鈴木三重吉」くらいしか思いつかない。ガックリ

が、桑の赤い実はとても美味しくて、子供たちは口も手もまっかに染めながら、桑の実をとって食べるのだ……という話を聞いたことがあって、

そんな“子供時代”は憧れだった。ラブ

木になっている桑の実を摘んで食べたら、どんなに美味しいだろう。ドキドキ

随分“大人”になってしまった今でも、なんとか桑の実を食べるチャンスがないものか……と願っているのだが、いまだにない。ガックリ

 

が、今、目の前に立派な桑の木だ!チョキ

ひかも、実らしきものが出来始めている!(一瞬虫かとも思ったが。)クラッカー

 

まだ青くて食べられそうにないが、ガックリ

桑の木だ♪ 桑の実だ♪ と嬉しくなって見つめていたら、ラブラブ

!!むむむ? 

桑の木に異変が起こっていた。ポーン

 

桑の木に桑の葉ではない葉が生えているじゃ、あーりませんかっ!滝汗

戸惑っていたら、

第一展望台でなにやら店仕舞い(?)をしていた男性が、

あれは枇杷の葉だと教えてくださった。

桑の木から枇杷の葉!ゲッソリ

どうやら小鳥が種を置いていった(糞していった?)らしい?

なるほど、見れば見るほど、枇杷の葉だ。サーチ

この木はやがて桑の実と枇杷の実が両方生るようになるのかしら?照れ

 

時期さえあえば、柿田川公園で、

桑の実も枇杷の実も榎の実も食べられるかな?ラブラブ イヤ、ダメカ禁止

(公共の公園内のものは食べてはいけないのか?……最近、公園の躑躅の蜜を吸ったらだめとか問題になっていたよね?あせる

 

ちぇ……えーん

 

ツバメかと思って必死でシャッターを切ったが、

もしかしてアオジ? いや、マヒワ?滝汗

 

とうとうカワセミには会えずじまいで、柿田川公園を後にしたのであった。ぐすん

                  つづく

AD

2017年三島散策 4 柿田川公園 限りなく透明に近いブルー?

 

柿田川公園の案内板には「第一展望台」「第二展望台」とあり、

それぞれ小さな階段を下っていくようになっていた。ダウン

「展望台」といったら普通、見晴らせる場所のことで、上の方へ上っていくものだと相場が決まっている。アップ

なぜにここは「展望台」が下にある?!?

山(?)を下りていって見晴らせるものなどあるのか?

と謎だった。滝汗

 

説明板にはなにやら青い水盤のような写真があるばかり。これと「展望台」という言葉が俄かに結びつかないのだ。(←かなり読解力がないとも想像力がないとも言える。)あせる

 

し・か・し。

 

あ~~~~、なんという眺めだったろうっ!笑い泣きキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

なんという光景だったろう!おねがいキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

先入観なしに(ある意味、どうせさほど大した事なかろうという先入観はあったか汗)降り立ったその展望台からの眺めは、私を釘付けにした。ポーン

 

ブログでアップしちゃっていいのかな? あせる

これから行く人は、何も知らずに訪れた方がいいんじゃないのかな?あせる

……とも思うが、もうあちこちで紹介もされているようだし、

説明板にだって写真入りで載っているわけだし、

いいか。てへぺろ

 

まず「第二展望台」へ降りて行ったら……

いわゆる展望台のようなスペースから、広々した水辺の風景が広がり、キラキラキラキラキラキラ

その中に、展望台のすぐ下辺りに、

さきほど見た「湧き間」と同じく、しかしもっと大きな水が湧いているスポットが井戸のように囲われてあって。びっくり

直径10m弱くらいかなぁ?

深さは5mはあると、どなたかが言ってた。

 

これは先ほどの「ぽこぽこ湧き間」とは全然ちがって、

水の爆発だ!?爆弾

 

底から砂が噴煙のように巻き上げられているのが見える。DASH!

 

それはまるで宇宙のどこかで今も発生しているだろうと思われる星の爆発のようでもあり。

 

 

富士山の伏流水が、「国道1号の直下から、こんこんと湧き出る水量は、1日約100万トンと推定されます」と!びっくり

恐ろしいほどの「こんこん」である。滝汗

 

 

恐ろしい勢いで砂を巻き上げて底から水が吹き上げているのが見て取れるのだが、

水はあくまでも青く澄んで透けて。キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

なんという清冽! キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

なにやらパイプのようなものがニョキっと出ているが、

昔工場があった名残のようだ?!?

 

ちょっと色が暗く撮れてしまったけれど、あせる

これもその“湧き間”の中。木漏れ日が揺らめく。キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

陽を受けて青く輝くこの水は

夜には真っ暗なまま闇の色に透けているのだろうね。

「透明」という言葉の対義語として、「透暗」なんて言葉があってもいい気がするくらいな

透明な水の放出、というか噴出、というかなんちゅーか。キラキラキラキラキラキラキラキラ

感動のあまり、この水たちのようには言葉がうまく出てこないのであった。えーん

 

 

なんと魚もたくさん泳いでいた。びっくり

 

回りの水(川? 池?)とは、この湧き水スポットは井戸の枠のように囲まれて区切られているのだが、

その枠を水はこんこんとざぁざぁとあふれ出ていくのだが、キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

魚も水の勢いに乗って行き来するのだろうか?イヒ

 

鏡のように空を映すけれど、こんこんと湧き出る水盤は、映し出された風景を常に静かに揺らめかせる。キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

水に映った風景が、まるでそのまま水自体が描いた抽象画のよう。ラブ

 

もうね、何時間でも見つめていたい!ラブ

でも、展望台には結構人があとからあとからぽつぽつ来るので、あせる

場所を譲らねばならず、あせる

じーっと一人で見ていることができないのであった。ショボーン

 

 

 

以前「富士山の伏流水の湧水地」として有名な「忍野八海 オシノハッカイ」を訪れたこともあるが、

あぁ、きれいだなと普通に思っただけであった。汗

むしろ観光客でごった返していて、落ち着いて水とも向き合えなったせいか、

美しいという感動はなかった。がっかり

 

が、この柿田川の第二展望台の湧き間の美しさは、どうしたことだろう?!!

 

 

昔々、高校生の頃、

私の心は、青く透き通った深い湖の底に棲む妖精のようではないかと思っていた。ゲラゲラ

(「妖湖」と命名。)

そのイメージしていた水底が、この柿田川の第二展望台から見られる“湧き間”にそっくり! ビックリマーク

もちろん私のイメージは「湖」だったのでもっと広くて深いのだが。あせる

とにかく、自分の心ばかりは、こんな清らかな、純粋な、身を切るほど透明な水底のように汚れなく曇りないものであると感じていた。笑い泣き

そして、心だけ生れてくればよかったのに……トホホ と思っていた……。えーん

 

傲慢と矜持と憤怒と陶酔と滑稽と卑下と渇望と枯渇……そんなものどもがないまぜになった自分であったことを思い出したよ。ニヤニヤ

 

……って、傍目にはブルマーも埃臭い、“才色不備”な、ぼーっとした女子だったが。内面はキリキリしてたのよ。自分では。笑い泣き

 

 

とにもかくにも、私にとっては

己の中が映し出されてしまいそうで怖いくらい、

吸い込まれそうなほど、

時間を忘れてしまいそうなほど、

見惚れる柿田川第二展望台なのであった。ドキドキ

             つづく

2017年三島散策 3 柿田川公園序曲

 

三島には川と一体化した“水の公園”がそこかしこに点在している。キラキラ

深いところは5~6mは優にあるらしい。びっくり

幼い子でも入って遊べそうな浅い流れのところもある。キラキラ

ちょっと大袈裟に言えば、水の都と言ってもいいかもしれない。キラキラ

 

……それでも、最近は水量が減ってきたと嘆いているお婆さんもおられた。汗

我々からすれば、清らかな水が縦横に流れる美しい水の町としか思えないのだが。キラキラ

汚染される前の古きよき故郷の水をご存知の方々は、

透き通って川底まで見える美しい川に見ほれている私に、

「今は随分汚くなってしまって。昔はもっともっと綺麗だったんですよショボーン」と仰る。

(安曇野でもそうだった。)

かつて汚く臭い帷子川を見て育った私には、ゲロー

目の前を流れる美しい川の水がこれより綺麗だったという状況が、私には想像ができないのだ……。 どんだけー? 滝汗

 

三島も一時工場の廃液などで川が汚れた時期があったらしいが、人々の努力で今の美しさまで回復された由。キラキラ

 

中でも見るべきところとして三島出身のチョビさんが挙げてくれたのが、柿田川公園キラキラ

 

駅からちょっと遠い。あせる(バスに乗ればものの10分~20分ほどで着くと思われる。)

徒歩50~60分ほど。走る人

 

鰻を食べた後、腹ごなしを兼ねて柿田川公園まで歩いてみることにした。走る人

 

……行って、よかった!!!!!ラブ

行かなきゃわからない!!!!!ラブ

 

 

 

大通り(国道1号線)に出て西へずっと道なりに行けば公園があるのだが、

 

その大通り、ニトリ、ガスト、ユニクロ、蔵寿司、マツモトキヨシ、焼肉安楽亭、ツタヤ、ロイヤルホストなどなど。都心でも見かけるチェーン店(フランチャイズ店?)がボコボコあって、この通りへ来れば、一通りリーズナブルに色々なものが手に入るって感じ。

――私はひそかに「ニトリ通り」と名づけたのであった。――ゲラゲラ

こうした大型店舗が点在しているので、道中、トイレには困らないのも嬉しい。チョキ

 

この時、我が実家のすぐ近くを走っている国道1号が三島のここまで続いているのか! と地味に感動。おねがい

後日、国道1号が旧東海道をほぼ踏襲していることを知る。イマサラカイえっ

道をずっと辿っていくって、旅の基本っちゅーか、なんかいいよね。ニコ

(現在の国道1号は車がブンブン通って、五月蝿くて空気も汚く、とても三島までずっと歩いてみたいとは思わないけれど。汗

 

さて、柿田川公園らしきところに着いた。

 

どうやら裏側?から入ったようで、

ただの広々とした草地が広がって、ちょこっとあるベンチなどで近所の子供らがお弁当を食べていたり、“みんなの広場”的な空間。汗

(戦国時代、北条氏の築いた泉頭城があったよう。昔は戦国武将がうろうろしていたのかも?)

 

木々にネームプレートが施され、軽く説明もあり。

木に疎い私には、こういうの、ありがたい!チョキ

 

入ってすぐのところになぜか京都の貴船神社が。びっくり

なぜかというと、清冽な湧水に因み京都から「御霊分け」されたとのこと。

祭られているのは水の神さまであり、縁結びの神様でもあるようで。てへぺろ

 

 

 

標識がところどころにあるのだけど、

八つ橋」だとか「湧水広場」だとか、それがいったいどんなものなのか、ピンと来ない。むっ

貴船神社同様、京都の「八つ橋」をイメージして作られた橋なんだろうし、汗

水が湧いているから観光スポットにしようと企まれたところなんだろうな~と。汗

湧き間」ってなんじゃい?ニヤニヤ

あまり期待せず、ただ“綺麗な親水公園”が見られるのだろうと、

湧水のポイントを求めて、奥へと下っていく。ダウン

 

整えられた細い川に沿って歩いていくと、「ぽこぽこ湧き間」。ウシシ


 

見て!!さわって!!」って、湧き水に触れるの?びっくり

とちょっとワクワクして降りていくと、ラブラブ

 

砂を巻き上げ湧水が湧き出す『湧き間』を再現しました」って。

「再現」かい……とちょっとがっかり。がっかり

でも、確かにぽこぽこと水が湧いている感じ。キラキラ

手を差し入れてみたが、“ぽこぽこ感”は微かだった。あせる

でも、やっぱり、ちょっぴり楽しかった。ウシシ音譜

 

カワセミがいそうだが、姿は見られず。ぐすん

しかし、緑も水も美しい。キラキラキラキラキラキラ

 

ハート型の切り株があったり。ウシシ

 

アザミも格別美しく咲いているように感じたり。キラキラキラキラキラキラ


 

なんだろう? 緑が嬉しそうな感じが伝わってくるのか、

歩いているうちに気持ちよくなってくる。音譜音譜音譜キラキラキラキラキラキラ音譜音譜音譜

 

と、川の中の井戸みたいなところに出た。びっくり

 

この円形の井戸のようなところから水が湧いているらしい。

ここが「湧き間」なるところなのね。ウインク

 

確かにこんこんと湧いている。キラキラキラキラキラキラ

 

足場からは遠く、川(池状態?)の中にあるので、

触ることもできない。

さきほど再現された「ぽこぽこ湧き間」で触ってきてよかった。チョキ

 

水底の砂までよく見える。キラキラキラキラキラキラ

 

草花も潤って楽しげに見える。キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

ほぉぉ。なかなかいいところじゃない。ニヤリ

柿田川公園。来てよかった。おねがい

と思ったが、

これはまだ序曲に過ぎなかった。

 

        つづく