37干し梅

2007年 枯れ紅葉の京都
37干し梅




(老母と姉と私との、京都1泊3人旅のつづきです)





北の天満宮にて




北野天満宮のお守りやらお札やらを販売(?おそらく「販売」とは言わないね。「授受」だろうか?)している所では、とくに面白げなものもなさそうであった。ダウン
遠目にやり過ごし、つらつらと境内を眺めていたら、得意げ


姉が腕をツンツン。さそり座


ねぇねぇ。あの白い袋は何かしら? 馬
みんなあれを買っていくのよ?馬



見ると、
確かに後から後から、皆さん、白い袋を頂いている。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
皆さんそろって、2~3袋を腕一杯に抱え込んでいる。
お土産にするのだろうか。
お守よりもお札よりも、あの白い袋がここでは一番の売れ行きを上げているようだ。お金
北野天満宮と言ったら、あの白い袋なのだろうか?恋の矢



好奇心をくすぐられ、売り場(?)まで行って見ると、あし
それは干からびた梅だった。∑(-x-;)
サンプルが置いてあって、塩を吹いたような干からびた梅が6つで一袋となっていた。手紙


聞くと、
それは北野天満宮の梅の木から採れた梅を干したものだという。Σ(・ω・ノ)ノ!
お湯に入れていただくらしい。お茶



菅原道真が祀られている北野天満宮の梅ともなれば、
なにやら霊験あらたかな梅かもしれぬ? キラキラ




飛び梅」は聞いたことがあるけれど、
干し梅」は・・・・・・。(=◇=;)



飛び梅」は、菅原道真が愛した庭の梅が、彼を慕って太宰府まで飛んでいったという伝説。ドキドキ



干し梅」は……。


梅が、慈しんでくれた道真を恋し恋しと焦がれ果て、干からびてしまったという伝説。しょっぱいのは涙の味さ。……ッテカ?にひひ


あるいは、

梅が道真を慕い、「濡れ衣が晴れてほし~、帰ってきてほし~」と嘆いている間に「ほし~梅→干し梅」となったという伝説。……ッテカ?にひひ


くだらないことを考えているうちに、アップ
「ほしうめ」
なんとなく愉快になって、
一つ買ってみた。チョキ



すると、その一袋はやや大きめの祝言袋ほどの大きさ。えっ
こんなに小さいの?
サンプルのまんまの量しかないわけ?Σ(~∀~||;)


ってことは、大きな白い紙袋を何袋も抱えていた皆さんは、
いったい何十袋、お買い求めになったのかしら??むっ



姉が待っているところへ戻り、皆さんがこぞって買っていた白い袋の正体を話し、
私が買った小さな白い包みを見せると、


「あぁ、梅。ふぅ~ん馬

な~んだ。わかったから、もういいわ。とばかりに、
その場でもう興味を失ったご様子。ダウン
「じゃ、そろそろ帰ろうか。馬


ええっ?
あんたは買わんのかいっ!Σ(~∀~||;)(斥候にされた妹の心の叫び)




後記:

今年(2008年)の正月に開けて、頂いてみた。お茶
まさに干し梅であった。べーっだ!

北野天満宮の干し梅


白湯に干し梅

お湯を注いだら、干からびた梅がぷぁぷぁ浮いた。アップ
ほんのりと梅風味?の塩味がついた熱い白湯がおいしゅうございました。(*^o^*)



でも、この干し梅、1つ約83円?
高いのか安いのか……微妙。オバケ

でも、気持ちの問題かな。
これを頂いて新年を迎えたら、清清しい! アップキラキラ
……という気もした。チョキ








参照:検索したら、きれいに写真が載せられているサイトが色々あった。


皇服茶(オウブクチャ)をいただく
http://blogs.yahoo.co.jp/kyo_bura/26814557.html

ぴゆっき
http://blogs.dion.ne.jp/piyu_kyu/archives/6595314.html


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既にあった!!!

テーマ:
既にあった!!!




我ながらうまいダジャレができたもんだ!ひらめき電球o(〃^▽^〃)o
と、気に入っていた言葉。ラブラブ


それを日記にアップしちゃお!(*^-^)b
と、ワードに打ち込んだら、
すんなり漢字変換されて出てきた。えっ


あ~れ~? 
この言葉は私の造語なんだから、グー
最初からあるわけないし、
思いついたときに、すぐに単語登録しておいたのだっけ?はてなマーク
と、戸惑う。


それとも、最初から既存の言葉としてワードに入っていた?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ




念のため、辞書を引いてみた。本



あったっっっ!Σ(・ω・ノ)ノ!

ちゃっかり辞書に載ってるっっっ!
ヽ((◎д◎ ))ゝ




……がくっ。しょぼん



【積ん読】 《俗》書物を積んでおいて読まないこと(「つんでおく」のしゃれ)
Keeping books without reading



私だけでなく、誰もが皆、昔っから、そうなのね。

(^^ゞ('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
ドンッドンッドンッドンッドンッ
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2007年 枯れ紅葉の京都
36他の神社とチト違う




(老母と姉と私との、京都1泊3人旅のつづきです)






北野天満宮にて……




お参りを済ませ、境内をウロウロしていると、絵馬所(?)らしき所があり、サーチ
和歌とそれを詠んだらしい人物画が額に飾られていた。ベル
もしかしたら、36歌仙かな?(^o^;)

36歌仙?


木板に直接描かれた絵もたくさん飾られていた。宝石紫
風雨に晒されて色褪せているが、馬が描かれた絵が多い。馬
ひょっとして、「絵馬」なのかも?えっ
だとしたら、巨大な絵馬だ。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
1m四方ほどの絵馬もある。アップ
とくに何か個人的な願い事が書かれているようにも見えないが。サーチ

巨大絵馬?


額に入れられた絵も、ぼろぼろになったまま、たくさん天井の辺りにずらりと飾られている。( ̄□ ̄;)

ぼろぼろば絵


どうやら、人々が絵やら絵馬やら歌やらを奉納することが多いのだろうか。合格



さらに隅の方へ歩いていくと、あし
御神木らしき木を発見。ひらめき電球

ご神木

確かに木は年輪を感じさせる。ラブラブ!

しかし、胴体をきつく縄で縛られていて、痛々しい。ガーン
どれほど大きいのかと見上げると……アップ目


あらまっ! なんだこりゃ?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

天辺にお屋根を乗せている?家
それも随分安普請な。(=◇=;)

木が帽子を被っているみたいだ。帽子
縛られ地蔵か?って感じだ。ドリル

なんだかふざけた恰好にさせられたこの木、
ご神木ではないのか?はてなマーク
この木は既に死んでいる?叫び

大杉社(ご神木)



立て札の説明を読む。メガネ



大杉社

当宮随一のご神木である。

室町時代に作成された『社頭古絵図(シャトウコエズ)』には、すでに樹齢数百年らしき二又の杉の巨木が描かれており、これより推定しても一千年以上の時を経たものと思われる。神仏習合(シンブツシュウゴウ)時代の室町期には、「聖歓喜天(ジョウカンギテン)」の宿る諸願成就の神木として一層の信仰を集めた。キラキラ

のち落雷によって惜しくも二又の幹はくじけ、根幹を残すのみになったが、その威容は多くの崇敬者によって守り継がれ、いささかも衰えることがない。
メモ


とな。(=◇=;)


やはり、ご神木だ。チョキ
幹がくじける」なんていう表現があるんだね。得意げ


この杉の木を仰ぎ、祈れば、願い事が叶ったのかいな。(=◇=;)
ありがたいご神木なり。(。-人-。)キラキラ


「大杉社」って…………!ひらめき電球

ああ! くじけてしまった幹の天辺に屋根を乗せて、この木そのものを「社」に仕立てたということか!えっ

神木そのものが、“おやしろ”か!о(ж>▽<)y ☆

こりゃ珍しい!(-^□^-)
(…………でも、美しくない。ガーン

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恍惚つながり
池田満寿夫展とヴィタメールのマカロン





先日、初台(ハツダイ)のオペラシティ内にあるアートギャラリーで催されていた池田満寿夫展(「池田満寿夫 知られざる全貌」)に行ってみた。あし


オペラシティの中庭(?)は半分ほどが石段となっている円形劇場のような造りで、合格
そのほぼ中央には巨大なオブジェが空を見上げて立ち尽くしており、アップ
その足元で大道芸人が音楽を奏でていた。音譜
なかなか解放的な空間で、よかった。ニコニコ

オペラシティのオブジェ
(↑オペラシティの中庭のオブジェ)


池田満寿夫展は版画のみならず、陶芸や書も数多く展示されており、池田満寿夫が般若心経を随分写経していることも知った。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

陶芸は「野焼き」という手法で焼き上げられたもので、メラメラ
陶芸作業のビデオを見る限り、テレビ
窯で火事! って感じだった。メラメラΣ(=°ω°=;ノ)ノ

轟々と野放図に燃え盛るかに見える炎。メラメラ
それは私に火葬場を連想させさえした。ドクロ

烈火に人は骨と灰と化すが、ダウン
土は陶器として生まれる。アップ

火は滅びと生成とをもたらすものなんだ……ということをメラメラメラメラメラメラ
改めて気づかせられたような「野焼き」陶芸であった。(=◇=;)


で、その作品は……というと、


私にはワケがわからなかったのだが。べーっだ!






般若心経の作品の方は面白かった。ニコニコ
池田満寿夫の直筆の文字が
一文字一文字、なんとも自由に可愛らしい。(^ε^)


しかし、版画にせよ、陶芸にせよ、書にせよ、
生活のために意に沿わない作品も多く手がけたにせよ、
彼の作品を見ると、目

飾らないエロチシズムと、ドキドキ
逃げと甘えを懐に忍ばせた挑戦と自由、ドキドキ
本物の恍惚と渇きを知っている者、ドキドキ

なんて~か、そんなものを感じる。ドキドキ


なにはともあれ、
池田満寿夫というと版画しか見たことがなかった私には、(^o^;)
新鮮な展覧会であった。キラキラ




恍惚つながりで、もう一つのその日の私のお目当ては、マカロンだった。ラブラブ!


最近、色々なお店のマカロンが売られている。サーチ
まだまだ食べたことのないマカロンがたくさんある。ベル
ブログのお友達が日記に美味しそうに報告していたヴィタメールのマカロンえっ
ああ、なんて美味しそう!!!ラブラブ!


ヴィタメールって、ベルギーのお菓子屋さんらしい。サーチ
新宿小田急デパートに売っているというので、足を伸ばしてゲットしてきた。あし



あ~~~~、美味しそう!ラブラブ!
いただきま~す!ラブラブ!
あ、えっ
カメラ、カメラ!カメラ(^^ゞオチツケ、ワタシ!


すぐさま食いつこうとしていた自分を制し、パー
解きかけたリボンもそのままに、リボン
とにかく、1枚、パシャリ!カメラ

ヴィタメールのマカロン
(↑最後の1パックだった、ヴィタメールのマカロン)

さて、
いただきま~す。ヾ(@^▽^@)ノ

むは~~~っ! 美味し~~~いっ!!ラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!


でも、皮(?)が脆い。えっ

もろすぎる!(。>0<。)




マカロンはまず半分を、一口で食べる。グー

むふ~~っ! と味わいながら、ラブラブ!

もぐもぐしている間にキスマーク

マカロンの断面をじっと見つめ、目

中のしっとり具合を目でも確認する。キラキラ目

クリームの色の美しさを目で確認する。キラキラ目


美しいなぁ、おいしいなぁ! と、惚れ惚れしているうちに:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
最初の2分の1が口の中で溶けて消える。DASH!

そこで、名残惜しいが、しょぼん
意を決して、残りの半分を食べる。グー


……というのが、私のマカロンの食し方なのだが、(^^ゞ




このヴィタメールのマカロンはもろすぎて、ダウン
まず半分食べると、その時点で
モロモロモロッと外側の皮が崩れ、つぶれ、Σ(~∀~||;)
美味しい美味しいその一カケ一カケを
一カケたりとも落とさずにいるのは難しい。o(TωT )
それが唯一の恨みである。
外側が雲母のように薄くパリッとして軽やかなのは素晴らしくもあるが、クラッカー


これではもろすぎる!。(´д`lll)



結論:
ヴィタメールのマカロンを食べるときには
一気に丸ごと一つ、口に放り込むのがよろしかろう。
2007年 枯れ紅葉の京都
35菅公の歌(in北野天満宮)




(老母と姉と私との、京都1泊3人旅のつづきです)



北野天満宮にて……


菅公の歌

いよいよ本殿の敷地(?)に入る内門のところには、菅原道真の歌が掲げてあった。えっ


菅公御歌 

 老ぬとて松はみどりぞまさりける 

    我くろ髪の雪のさむさに



和歌に疎い私には、この歌が松の青々とした美しさを讃えているらしいとはわかるが、下の句の気持ちがいまひとつわからない。( ̄ー ̄;


上の句は、

老いたといっても松はますますその緑を増して、若いときよりも一層立派で生き生きしているなぁ。
アップ

……ってところだろう。ヽ(;´ω`)ノ





しかし、下の句は、

真っ白い雪が私の黒髪に降り積もって、私は寒さに震えているが、松はそんな厳しい寒さの中にあっても、凛と青々と美しい!
雪しょぼん



というのか、


あるいは、




「黒髪の雪」が「白髪」を差していたりして?ひらめき電球はてなマーク


松は老いてもなお精力的にその力を誇示しているが、私は白髪になって、寒さにふるえていることよ。あぁ、老いた体に寒さが沁みるのぉ……ガーン

なんて気持ちか?(((( ;°Д°))))


……でも、普通「白髪」は「頭に霜を置く」という言い回しだよね?むっ


霜と雪では随分違う。

「くろ髪」とわざわざ言っている辺りから、若々しい黒々とした髪と、真っ白な雪との対照的な色彩が目に浮かぶ。キラキラ


ってことは、詠み人はやはり若い黒髪の持ち主で、その髪に雪が降り積もって、寒さに震えている状態。雪

そんな寒さをものともしないように、老松は雪を被りながらも緑の葉を青々と輝かせいてる。あの松のように、もっと僕もがんばらなくっちゃ! アップグー

って感じなのかな?(^o^;)



でも、「松は」の「」も気になる。この限定の助動詞!サーチ(-"-;A


松は青々してるけど、僕は・・・・・・って、なんともお寒いヘコタレタ歌に感じる。((>д<))



どっちみち、緑、黒、白とシンプルかつくっきりしている色彩はよいとして、この下の句、「寒さ」がどうも美しくない。ダウンガーン



この歌について、後日ちょっと調べただけでは正しい解釈などはわからなかった。ドクロ
何度眺め直しても、やっぱりなんだか、ぱっとしない歌だなぁと私は思う。ダウン


が、門にわざわざ掲げてあるのだから、道真の代表的な歌なのだろうし、北野天満宮に所縁の歌なのだろうね?クラッカー




しかし、…………なぜに、この歌?むっ



これも後で分かったことだが、この和歌を掲げた小さな門のさらに奥に、「三光門(サンコウモン)」という有名な門があったらしい。えっ

「日月星」が彫られた立派な門らしい。えっ

そう言われれば、なかなかご立派な門をくぐったような気がするが、
和歌に気を取られていた私は、その門には大して気にも留めず、写真にも撮らずに帰ってきたのであった。((>д<))

参照:北野天満宮:
http://www.kitanotenmangu.or.jp/keidai/index.html



本殿脇

本殿(?)の脇。

土台の周りのコンクリートだか石だかは結構新しいが、建物自体はかなり古そうだ。
梅が咲いたら、この古びた木造建築の色合いとよくマッチしそうだ。合格

桃山造り

本殿の正面

かなり色褪せているが、当初は色とりどりで華やかだったろうと思われる。キラキラ


「本殿・拝殿(社殿) 国宝
慶長十二年(一六〇七年)豊臣秀頼の造営によるもので、八棟造り=ヤツムネヅクリ(権現造り=ゴンゲンヅクリ)と称せられ、桃山建築の代表的な遺構である。」メモ

……と、立て札に説明があった。


関が原の戦いの数年後だね。戦争に疲弊していた頃かと思われるが、こんなご立派なものを建てるなんて、案外、新しい時代の到来、戦争が落ち着いたという安心感で、都は活気付いていて、景気もよかったのかな。(=◇=;)


これのどこがどう「桃山建築」なのか、全然わからないが、
全体の造りは案外シンプルで屋根だけはやけに肉厚(?)でどっしりとして、チョキ
昔の銭湯を髣髴とさせるような……?にひひ
それでいて、細部は極彩色を駆使して華やかな建築・・・・・・というイメージ。音譜



後日、「桃山建築」をネットで検索してみたが、結局よくわからなかった。東京銀座の歌舞伎座が桃山造りらしい。たしかに似ている。サーチ


参照:北野天満宮「そうだ、京都に行こう」スポット情報
http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/spot/sp_kitanotenmangu

「学問の神様、菅原道真公を祀る北野天満宮の創建は、延喜3年(903)、大宰府で悲運の末期を遂げた道真公の霊を慰めるために神殿を建立したのがはじまり。現在の社殿は慶長12年(1607)、豊臣秀頼公の造営による典雅な桃山建築で、権現造りの本殿、石の間、拝殿および楽の間は国宝。」メモ



北野天満宮自体は903年! 平安時代にまず建てられていたのだ!Σ(・ω・ノ)ノ!

905年には紀貫之たちが『古今和歌集』を編纂しているのだから、『万葉集』を超える新しい和歌集を出そう! という機運みなぎっている頃だよね?アップラブラブ


そんな時に創建されたこの北野天満宮で、
和歌にも長けた菅原道真の歌として、



なぜ、あの歌なのだろう……。(@_@)



わからん……。ガーン





いっそ梅か牛でも詠んだ歌にすりゃいいのに……と思うのは私だけだろうか。にひひ

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