大変だぁぁっ! 

・・・・・・と言っても、世間の人々には郵政民営化ほどの"事件”でもないのだけれど、我が家では大騒ぎ。我が家のパソコンが先週末、とうとう壊れました。


世界旅行から帰ってきて、2ヵ月後に(2002年初夏)買ったのだから、丸3年経ち、とうとうぶっ壊れたわけです。


先週、ぴっぴこぴっぴこ、ぴこぴこぴっ・・・・・♪ と、妙な音を立て続けに立て始め、私のためにパソコンちゃんが歌ってくれているわけではないらしいことは薄々わかっていたけれど、あれは・・・・・・あの 「ぴっぴこ♪ 」 は、パソコンちゃんの悲鳴だったらしい。


で、NECの相談窓口に電話してみたら、まず 「初期化」 してみないと、修理に出しても無駄だということなのでした。


がっ、しかし、 「初期化」 というのは、それはそれで 「とても面倒」 らいい。


 「初期化」 なんて3文字熟語の作業は夫にしかできません。 (私は「実行」「削除」「上書」など、二字熟語の作業が精一杯さ!)


で、夫君が仕事で疲れて帰ってきてなおかつパソコンを直そう!という気力と時間のあるときに「初期化」がなされる予定です。


夫は、まったく反応しなくなったパソコンちゃんをなでながら、 「あなた、何したの?」 と横目で私をちろ~りと見ます。 「何もしてないぞ!」 と抗議しても、私が使っている間に「ぴっぴこ」歌いだして、しまいにはフリーズしてしまったのだから、私が何かしたのかもしれない・・・・とは薄々思うけれど、ここで認めてはなるものかっ!とやはりフランス人を見習って、しらを切る私です。


なので、しばらく 「夫婦世界旅行-妻編」 の日記更新ができそうにないのですが、8月末にはたぶん再開できると思いますので、今まで読み続けてきてくださった皆々様。どうぞ、再開の暁にはまたいらしてくださいませね。


ワードに入った私の日記ちゃんが果たして失われずに済むのであろうや? ひやひやドキドキしてます。エクセラに入った旅の家計簿も、無事に済むであろうや? (まぁ、そっちはどうでもいいか~?)


というわけで、ただ今、近所のインターネットカフェで書いております。使い慣れないパソコンのキーボードがやけに重たく感じられます。狭い仕切りの中でパコパコ一人パソコンをしていると、なんだかオタクになった気がします。背後からメイドが 「ご主人様、お茶をどうぞ」 と運んできそうな気がします。(笑)


自宅のパソコンが動かないとなると、とたんに不便を感じます。時間を気にせずほかの人のブログをゆっくり見ることもできませんし、パソコンをしている間に煮物を作るなんてこともできません。


今いるインターネットカフェは一時間400円。3時間1000円。会員の更新料として100円取られます。パソコンを買う前はよく利用したのだけど、ここのところトンときていませんでした。来ていない間に、カフェの半分は漫画喫茶のようにもなってしまっています。狭い仕切りの隣からは、ばぁぁっくしょん!と男のくしゃみがしきりにきこえ、もう一方の隣からはすーっぅ、すーっううう、とかなりな音量の寝息が聞こえてきます。やれやれ。


それでもいざというとき、こうしてパソコンが使えるのは助かりますね。インターネットカフェ様様です。自宅の風呂が壊れたときの銭湯のような感じです。


先週、今週とバイトが立て込んで(季節労働者。夏には仕事が入ってくる)、おまけにパソコンも壊れ、来週はちょいとミニ旅行に出かけてきますので、8月末に皆様のところにゆっくりお邪魔させていただくつもりです。それではよい夏を。   


                         シャンティcoco


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2001年夫婦世界旅行のつづきです。パリ3日目。むかつく2つ星ホテルのレセプションでスッタモンダしましたが、結局泊まることにして、部屋へ戻ってきました。





part150 “亀裂姉さん”の家宅捜査





要約: ホテルの部屋には、「ある」べきはずのものが、いろいろ「ない」。で、とりあえず、「ゴミ箱と灰皿」を至急持ってきてくれるように頼んでみたら、ものすごい勢いで“家宅捜査”が入った。「ない」ものは「ない」んだってば!(怒)












このホテルは、まったくもって感じが悪い! これで2つ星か? 全くツーリストオフィスもえらい所を紹介してくれたもんだ。しかもでたらめな予約を入れてくれて。どうも嫌~な予感はしていたのよ。





己(おのれ)がさきほどのバトルに参加したならば、こんなもんじゃ済まさなかっただろう夫は、今回はずっと傍観者だったので、どこか気が抜けている。





おやおや、仕方ないねぇってな調子である。ふぅ。まぁ、夫の機嫌が悪くないだけまだましか。





部屋に戻ってきて、さて、どうしよう。まず落ち着こう、一息着こう。と部屋を見渡すと、部屋にゴミ箱はない、灰皿はない。バスタオルはなくて、フェイスタオルしかない。 ・・・・・・これで2つ星ホテルか?





やれやれ。とりあえず、ゴミ箱と灰皿をもらおうとレセプションに電話を入れて、持ってきてくれるように頼む。





(バスタオルもついでに頼みたいところだが、今までの経験上、ホテルの “部屋の備品係り” の人は、一遍に色々頼むとたいていそのうちの一つは忘れるので、小出しに頼むことにしている。)





と、時を置かずしてドアをノックする音。おお。感じは悪いが対応は早いぞ? 「どうぞ」 と言うと、ドアの向こうに現れたのは、レセプションで “紳士” とバトルを繰り広げた “亀裂姉さん” (part147参照) だった。





早速ゴミ箱と灰皿を持ってきてくれたのか? しかもレセプションの人間が? あまりの対応の速さに驚きつつ 「メルシ……」 とこちらが言う間にも、 “亀裂姉さん” は目で挨拶することもなく、無言のまま入ってくるや、狭い部屋の奥までズカズカ、ズカカッと突進していった。





“亀裂姉さん” の手には何も握られていない。ゴミ箱と灰皿を持ってきてくれたんじゃなかったのか? 





おいおい。何事? 呆気(あっけ)にとられて見ていると、 “亀裂姉さん” は突き当りの窓の前、シャワールームのドアの前でぴたっと止まる。





と同時に、シャッと90度体を右に回してシャワールームに体を向けた。彼女の横顔が厳しい。何だ? 何だ? シャワールームに何か問題があるのか?





と思う間もなく、彼女は無言のままシャワールームのドアを開け、1歩ズカッと入り込んで、前こごみになって、何やらガサゴソ探っている。我々のところからはシャワールームのドアの前に残った亀裂姉さんの片方の足と腰だけが見えるばかりだ。何だ、何だ? いきなり家捜しか? 





呆気に取られていると、 “亀裂姉さん” は洗面台の下にあった小さな“洗面用のゴミ箱” を掴み出してきた。そして、それを掴んだ腕をぐっと伸ばし、我々の鼻面に突きつけんばかりの勢いで、 「ゴミ箱は、これよっ。」 と言う。





明らかに口調が怒っている。鼻の穴がガバと広がっている。そんなに息を吸い込んで言わなくてもいいでしょ?





「これ」 って、片足だって入らない小さなケースだよ。そんな小さいゴミ箱は “洗面台専用” かと思ったよ。つまり、まともな “部屋用ゴミ箱” はないってことか。 それにしても、そのゴミ箱の示し方 ……これで2つ星か?





呆気に取られている我々など知ったこっちゃない “亀裂姉さん” は、ゴミ箱を脇へ置くと、またもや狭い部屋をズカズカ、ズカカッと戻ってきて、小さなテーブルの前でぴたっと止まった。





そして、テーブルの上に置いてある私のバックパックをむんずと掴むと、やおら持ち上げる。 「ふんっ」 と彼女の掛け声が聞こえてきそうだった。おいおい~。何をするつもり? 





彼女はバックパックを退(の)けて、テーブルの上を見回すと、 「ちっ」 てな感じで一呼吸おいた後、再び私のバックパックをテーブルの上に粗雑に乗せた。





何がしたかったんだ? 自分の力自慢? 相変わらず呆気に取られている我々に何も告げることなく、彼女は、再びスイッチが入ったロボットのように、ズカズカ、ズカカッと部屋を出て行ってしまった。





・・・・・・? 何だったの? 何しにきたの? 今の “バックパック上げ”は何のパフォーマンス? 警察の家宅捜査もさもあらんって感じだったぞ? 何だったの~?





ワケがわからず、夫と顔を見合わせていると、廊下の方からまたもやズカズカ、ズカカッと険しい足音が響いてきた。この足音は “亀裂姉さん” だ。また来た!? 思わず身構える。





トントン。ドアを敲く音はあくまで冷静なんだ。 「どうぞ」 と言うと、やはりドアの向こうは “亀裂姉さん” 。





今度は何だ? と息を飲んで見守っていると、今度は部屋の中までは入ってこず、 「おらっ」 って感じで灰皿を突き出してきた。





つまり、さっきの “バックパック上げ” は、テーブルの上にあるはずの灰皿を探し出そうとしていたわけだね。





テーブルの上に灰皿が置いてあるのに、我々がバックパックを乗せてしまって、それに気づかないだけだろうと、思っていたわけだね。 





で、 「お間抜けなチビスケどもが、 『ある』 ものをわざわざ隠して、『ない、ない』 って騒いでいるわいっ」 と腹立たしく、 「あ~、くそ面倒臭いっ」 とふてくされていたから、苦々しい表情でズカズカ、ズカカッと荒々しく歩いていたわけだね?





でも、やっぱり灰皿はなかったから、仕方なく持ってきてくれたってわけだ。しかし、その手渡し方はないだろう。 「失礼しました。」 とか 「お待たせしました。」 の一言もなしかいっ。 





ここには本当に、 「ない」 ものが多い。バスタオル、部屋用ゴミ箱、灰皿、そして接客業を営んでいるという自覚。 ・・・・・・ここは本当に2つ星のホテルか?





部屋の備品を確認するのに、警察官の家宅捜査のような探しっぷり。何とも失礼な一挙手一投足。そりゃ、ないだろう? ・・・・・・ここは本当に2つ星のホテルか? 





しかし、チェック・インする際、5泊分前払いしてあるので、今さら宿を替えるとなるとまた面倒なことになる。





腹立たしい。高い手数料を取っておきながら、でたらめな予約を入れたOTUというツーリストオフィスのなんといい加減なことか。





『地球の歩き方』 に紹介されていて、さも安宿紹介や交通情報を何でも教えてくれるように書いてあったオフィスなのに・・・・・・。





しかし、考えてみれば、このツーリストオフィスのことは 『ロンリープラネット』 には載っていなかった。結局、 『地球の歩き方』 に載っていても、 『ロンリープラネット』 に載っていないものはろくなものではない! ということか……? はぁ~。




つづく


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