第四回目の『ママcafeかもみーる』は、いわき市内郷にある「日本キリスト教団 常磐教会」さんをお借りして、開催しました。



「TEAM ママベク」からは、測定報告と共に、子どもを被曝から守るための基本的な注意点などもお伝えをしています。



今現在、原発がどのような状態なのか、汚染の実態がどれほどなのかということなどについても、関心を持って情報を得続けている市民は、今となっては少ないのかもしれません。



公表されているモニタリングのデータはあったとしても、注意深く見続けながら暮らすことも、なかなかできていないというのが実際のところなのではないでしょうか。

汚染水の問題は深刻であり、海の汚染についても関心を持たなければ、大切な家族を守ることはできません。



初期被曝を余儀なくされてしまった現実を直視すれば、むやみやたらに言われている「大丈夫」「安心安全」という言葉は、とても冷たく感じてしまいます。

チェルノブイリの原発事故から30年経った今も、分からないことがまだまだあるという現実がありながら、わずか5年で「大丈夫」だという結果を出すことは決してできないのではないでしょうか。

特に放射能に対して感受性の強い子どもについては予防原則に従って、できるだけリスクを回避しながら守っていきましょうということを、私たちは呼びかけています。



「TEAM ママベク」の測定活動は2巡目に入り、今現在は小学校の測定を行っています。

子どもの行動を知っている母親目線での細かい測定は、「子どもが過ごす環境に、どうか汚染がありませんように」という願いによるもので

汚染が見つかった場合はいわき市に早急な対応を求め、実現に向けての協議を行っています。

空間線量だけを見れば、「かなり下がった」と楽観視してしまいがちですが、子どもの環境にはまだまだ汚染が存在しており、特に土壌汚染の結果を見れば、原発事故によってどれほどのリスクを背負ってしまっているのかという現実を知ることができます。



測定報告についてのみなさんの反応は、「もう大丈夫だと思ってしまっていたので、驚きました」というものも多いのですが

「子どものことを思えば、やはり防護しながらの暮らしを続けなければ」という感想が寄せられることが多くなり、とてもうれしく思っています。








サポーターのみなさんから届けられた食材をもとに、「今回はなににしようかな~」とメニューを考えるのも楽しみのひとつで、エプロン隊のレパートリーも、かなり増えました♡



ランチやスイーツを食べながら、日頃気になっていることを話したり、様々な情報を共有したりという時間も、とても貴重なものです。



赤ちゃん連れのママは、なかなかゆっくりご飯を食べることができないんですよね^^

自分たちも通ってきた道だからこそ分かることでもあるのですが、「たまにはゆっくり食べて~」と、先輩ママは赤ちゃんを抱っこしながら「懐かしい~♡かわいい~♡」と癒されてほっこりほっこり



今回のお持ち帰り用のプレゼントは、「小まめ堂」さんのティートリークリームと、「糸島しましまプロジェクト」さんからの柑橘類でしたみかん

美味しいものに満たされて、心もお腹もぽかぽかになりましたね~ぽかぽか















サポーターのみなさん

ありがとうございましたラブラブありがと

原発事故というまさかの出来事が起こり、手探りを続けながら私たちは出会い、こうして自分たちにできることを始めました。

どうしたらいいのか分からないという、不安な事態に陥った時に必要なもの

それは、大切な思いを共有しながら支え合うことのできるコミュニティだということは、信頼関係を築きながら、支え合ってきた私たちの経験から言えることでもあります。

向き合うことは、大変なことでもありますが、「カフェやお茶会が、心の拠りどころになっています」という感想も、寄せられるようになりました。

引き続き、支え合って歩んでいきましょうね~ラブラブ