~花天月地~ Bonds 君の隣…

花天月地(かてんげっち)
花が咲いて月の明るい風景。花時の月夜の景色。
花が空一杯に咲き,月光がくまなく地上を照らす意味
東方から舞い降りた2神の完全なる妄想・夢物語…
腐目線注意(CPは虎×鹿Only♡)


テーマ:


あなたの横顔。

少しだけ変わったかな…

いつも僕の隣で微笑んでいたあなたは、

今は少しだけ違って見える…かな…


纏う香りも、

その睫毛も…

その頬も…

その唇も…、

久しぶりに会えたあなたは、

ほんの少しだけ…違って見える…



でも、


でも…、


あなたが差し出したその拳は、


あの日のまま…何も変わらない…。





少しだけささくれたその指先で、




「チャンドラ…ただいま…」



なんてはにかみながら、


何度も僕と視線を合わせたり逸らしたりしながら、目の前に突き出した拳。


そこから伝わる熱があまりにも変わらな過ぎて笑えた。



うん…笑えた。





はずなのに、


僕は返事をする間もなく下を向く…。





「ん?…チャン…ドラ?どう…した…?」




今度はその手が僕の髪を梳いた。





「ヒョン…」


「ん?」


「ヒョン…どう…?その…あっち…は…」


照れ隠しに話を切り出す。





頑張ってるのは知ってる。


そりゃぁ、


知ってる。





「まぁなんとかな。キツイ事もあるけどな。」



その横顔から、


言葉にできない自信が伝わる。



「そうなんだ。よかった。」


「先輩たちもよくしてくれる。手紙にも書いたろ?」


「あぁ…そうだよね…」


定期的に届く手紙には、

くだらない事や、その時の素直な気持ちがびっしりで、毎回読むのも大変で。


「チャンドラも手紙、サンキューな。」

だから僕も、普段の事を綴りながら、僕の今を伝えてる。


何気ない会話。

当たり障りのない会話。


でも、


でも…さ。





「……そっか……。」



言葉が続かなくなる。


言いたいことはたくさんある。



こんなに離れる事はなかった僕ら。


だからこそ、言いたいことは山ほどあるのに、

なんでだろ…。




黙り込んだ僕に、


「つーかさ、なんだよ、久しぶりに会えたのに、冴えないな。」



「僕は…」




「ん?」




本当に言いたいこと…。



ずっとずっと感じてた違和感。


今の僕の世界の…違和感って…。




「まぁ最初は大変だったけど、
ようやく今の生活にも慣れて、自分なりのリズムが出来たかなって感じだ。」






あぁ…これか…。







「僕は…僕は……。」




「ん?」








「…慣れないよ」





「…チャンドラ……?」




「慣れない…よ。

ヒョンが居ないから部屋も汚れないし、イライラする事も減ったし、すげー自由なのに、







慣れないんだ。





ヒョンが…隣にいない事が…。」






「…チャンドラ…」







初めての休暇。

せっかく1番最初に僕に会いに来てくれたヒョンを、





「おかえり」

「頑張ってるね!」


って笑顔で迎えるつもりだったのに、







言ってしまった。


手紙にもかけなかった本音を…



頑張ってるヒョンに…。





自分が…情けない。





ほんと…情けないよね……。




どんなに離れても、


隣にあなたが居なくても、


僕らは大丈夫って思ってたのに、



その声が、


その目が、


その熱が、


閉じ込めていた何かが身体の奥から溢れ出す。





続く沈黙を打ち破ったのはヒョンだった。




「チャンドラ、


俺は大丈夫。


言っただろ?


チャンドラはいつもここにいる。」




そう言って、またハニカミながら自分の拳を自分の胸に押し当てる。




「最初は…俺だって辛かった。


慣れない生活。

慣れない食べ物。

慣れない…仲間…。


感じる全てに慣れなくて、


自分が本当に東方神起だったのかさえ信じられなくなる。

それほどに生活が変わった。


お前と立っていたステージ。

お前と踊った曲。

お前と歌った歌…。


今はすべて失って、背負うものも変わった世界にいるけど、



変わらないのが1つだけある。


それがあるから、


俺は明日も生きれる。


生きなきゃならない。



それは、





お前と歩く東方神起の道。」


あの日…髪を短く切ったあの日に見た目だ…。


その目に、僕の奥が熱くなる。



「ヒョン…」



「お前としか行けない未来のために、今を生きてる。

お前もそうだって信じてる。

だから、大丈夫。


お前はちゃんとここにいる。」





そう言いながら、


またヒョンの手が僕の頭に添えられる。


そこから伝わる熱は、



なにも変わってなくて…。


慣れないとかじゃない。


感じないとかじゃない。





何よりも失えない僕らの誇り。








「あったり…まえじゃん…」




僕もまた頭に添えられたヒョンを手を掴み返す。







ささくれた指先。


ガサガサな手。


短い髪。


見慣れない服。


僕より先に進んだ僕のヒョン…。



慣れないじゃない。



見るんだ…! 







「なっ?チャンドラ、笑え。


お前ももう直ぐその未来へのスタートを切るんだ。


俺とお前だけしか進めない未来のために。」











ヒョンが使ったバリカン。

ヒョンがくれた腕時計。






僕は明日、





ヒョンとの未来へとその一歩を。











「いつもそばに…」



{1149AFF0-7AD7-4CC4-8CD6-98FBBB7F0FDE:01}




最後に交わしたその言葉と共に…。

















{C69563E4-E3F2-4125-9840-6792E5527422:01}

私たちは変わらず、

赤い光をずっとずっと灯し続けてるから…

優月。
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