~花天月地~ Bonds 君の隣…

花天月地(かてんげっち)
花が咲いて月の明るい風景。花時の月夜の景色。
花が空一杯に咲き,月光がくまなく地上を照らす意味
東方から舞い降りた2神の完全なる妄想・夢物語…
腐目線注意(CPは虎×鹿Only♡)


テーマ:

皆様…おはようございます!


本日は……


『夜空に咲いた星の下で君と歩く』×ゆのみん企画第49回『秘密の公開デート』


と言う形でお話を1話……



こちらは、


自分の連載にかけました…



すいません!!


でも…


このお話、

いつかは書こうと思っていた内容で、

チャンミンが歩く前の設定となっています。

(つまり…書くタイミングを逃してしまった…と言うのが本音です)




それでは……


未来で歩くと決めたチャンミンが、

頑張ってリハビリに通い始め、

それに付き合っていた頃のユノ………



と言う設定から始まります。



それでは皆様…


『夜空に咲いた星の下で歩く』×ゆのみん企画『秘密の公開デート』


よろしくお願い致します///






YUNHO



『おい!ユノ!お前…今日は休みなんじゃなかったのかよ!

久しぶりにこっちに来たから、せっかく来てやったのに、お前、家に居ないのか?

それとも居留守かよ!!おい!!ユノ!!聞いてんのか??』


突然鳴りだした電話に出ると、

いきなりドンへが一気にしゃべり始めた。


『今日は…休みだけど、ちょっと…出てるんだ。

それより…なんだよ…急に……』


『お前が暇してるかと思って来てやったんだよ…

何処に居るんだ??お前が居ないなんて…珍しい……』


『最近はあまり家にいないよ、俺…
今…リハビリに……来てるんだ…チャンミンの……』


『あっ……チャンミンか……頑張ってるか……?』


急に声が変わったドンへ……

親友のドンへにはチャンミンの事はきちんと話していた。



俺が今、一番大切にしているやつだと伝えていた…

チャンミンの為に…これから頑張ると………





俺の過去も……何もかも知ってるドンへ……


あいつにだけは…チャンミンの事はきちんと伝えていた…




『頑張ってるよ。だから俺も…ちゃんとあいつを見守っているんだ…』



『そうか…そうだよな…お前の事だもん、そりゃぁ…そうだ……

ごめん…俺……馬鹿みたいに…騒いで……余計な…お世話…だったかな……』



『いや…気にすんな…お前こそ…いつも…ほんと…ありがとな……』


『俺…お前の為に…何もしてやれてないな…ユノ……』


『そんな事ないさ……いつもありがたいって思ってる………』







『ユノ…?』




そこまで話したところで、

チャンミンに呼ばれる。



『あっ…ごめん…ドンへ…チャンミンが呼んでるんだ。

また今度!一緒に飲もうな!』


『おう!!せっかく来たけど、お邪魔な俺はこのまま帰るよ!またな、ユノ』





電話を切ってチャンミンに近づく。


『ユノ…?電話?』


『あぁ…ドンへだった。なんかうちに来てたみたいで。』


『そう…なの?ドンへって…ユノの親友…だよね…?良いの?行かなくて…?』


『良いんだ。あいつと俺の仲だ。いつだってまた会えるさ』


『……ユノ…ごめんね……なんか…ユノを…独り占めしてるみたい…僕……』



マシンで筋力トレーニングをしていたチャンミンの手が止まる。




『チャンミン…何言ってる…?俺が来たくてここに居るんだ。迷惑か?』


『迷惑…なんかじゃないって…知ってるでしょ……?』



そう言って少しだけむくれながら下を向いたチャンミン…



その顔を覗き込むように、

俺は屈んでチャンミンを見上げた。


『チャンミン…俺がここに来るのは…当然だ!ドンへなんか…後回し……』


そう言って笑いながらチャンミンの頭を撫でると、


これでもかってくらいに微笑んだチャンミン……



愛しくて…可愛くて…人が居ても居なくても今すぐにでも抱きしめたくなる。



『もう……』


そう小さく呟きながら、

チャンミンはまたトレーニングを始めた。



『そういえばさぁ、ユノ?僕が頼んだバック…持ってきてくれた?』


『んっ…?どのバック?』


『ユノが前に使ってた黒いリュック。あれ、今度貸してくれるって言ったじゃん!』


『あっ……』


『……まさかユノ…忘れちゃったの……?』


『……ごめん…チャンミン…今朝来る時に…玄関に……忘れた……』


『もう!何回も言ったじゃん!!忘れないでって……あれ…明日、会社に持って行きたいって言ったのに……』


『そうだったよな…ちょ…ちょっと待ってて!チャンミン!!すぐに戻るよ!』



俺は急いで自販機コーナーまで走った。



そこでドンへに電話する。



『ドンへ?まだ俺んちの近くにいるか?あのさ………』








それからチャンミンは電気治療に入った。


カーテンで仕切られた場所。


そこでチャンミンは横になって治療を受け、

俺はいつも外で待っていた。


『ユンホ君!ちょっと!』


そう言って理学療法士に呼ばれ、

カーテンの中に入る。


『どうしたんですか?』


『俺ちょっと外科に呼ばれたんだ。

少しだけ、シム君の事、見てやってくれる?

タイマーになってるから、時間が来たら切れる。

終わったら、移乗介助してもらってもいいかな?

これを外したら、そのまま終わりだから。』


『はい。これを取るだけですよね?

分かりました。大丈夫です。』



初めて入ったカーテンの奥。


チャンミンはさっきの事をまだ怒っているのか、

全然こっちを見てくれなくて。


『チャンミン…さっきは…ごめんな…』


『…………』


『チャンミン…?』


『いいよ…別に……ユノはいつも忘れ物…するから…』


『なんだよ……その言い方……』


『だって…明日から荷物が増えるから、いつのも鞄じゃ小さいだろって言ったのは、

ユノでしょ?

ユノが貸してくれるって言うから……僕……

その……楽しみにしてたのに……』


『…ごめんな…チャンミン…』


『……でも…いいよ…今度で……いい…』


『…ほんと…ごめん……』



帰りに家に寄っても良かったが、

あまりにもチャンミンが残念がっている。


それに、

今日はリハビリのあと、

俺の家とは反対にあるレストランで夕飯を食べる約束をしていた…



何もかも…台無し……

何もかも…あの鞄を忘れた事で……チャンミンの機嫌を損ねてしまった…




せっかく…チャンミンの為に予約したレストランだった。


リハビリが始まって今日で一か月……


頑張っているチャンミンの為に、

車イスでも自由になるレストランを予約したと言うのに…………



チャンミンは一度機嫌を損ねると、なかなか治まらない……



それでもいつも、


『ユノ…ごめんね…』


そう言ってくるのはチャンミンで……


それなのに…今日は虫の居所が悪いのか……

なかなか…謝ってこない。



もうすぐで…タイマーが切れる…


俺のせいで落ち込んでしまったチャンミンの機嫌をどうしたら治せるか……



それは……簡単な事だった…



『チャンミン…?』

『んっ?』



その振り向きざまにキスをした。


『ユっ……ノ?!』


びっくりしているチャンミンの頬にもう一度キスをした。


『ユノ……こんなところで……』


『いいだろ…チャンミン……機嫌…直った?』


『……直んないよ…こんな事…じゃ……』


『…じゃぁ…どうしたら…許してくれる……?』


『…ユノが……』


『ん…?』


『ユノが……帰りに……抱きしめてくれたら…なおる…かも……今日は泊まれるんだよね…?なら…家に帰ったら…その…』


『そんな事……でいいの?』


なんて簡単なんだろう…


チャンミンはいつもこうだ。


特にも最近はこうなんだ……


俺に抱き締められることで…心が安らぐといつも言ってくれるチャンミン…安心して眠れると言うチャンミン…

そんなチャンミンが…本当に大切で……



こんな俺でも出来る事……


そんな簡単で、

こんなにも愛しい事を言うなんて……



その時…ちょうどタイマーが鳴る。



俺は足に巻かれていたものを理学療法士に言われた通りに外すと、


チャンミンの身体を抱き起した……


『ユノ…?』


車イスに移乗する前に…

強くその身体を抱きしめた……


『いつだって…こうしてあげるよ…チャンミン……』


素直に俺の背中に腕を回すチャンミン…


『俺はチャンミンが一番大切なんだ……分かってるだろ?』


『ん…』


『なら…機嫌直して…?』


『ん……でも…こんなところでなんか…いやだ……』


『分かってるよ……家に帰ったらな?』


『うん……』






チャンミンがしっかり抱きしめ返してくれた次の瞬間……





『……あの………このカーテンの中に居るのは……シムさんと……ユノ……ですか?』




聞き覚えのある声………



俺たちは急いで身体を離し、



『はい…そうです…けど……』


小さく…返事をした。



『……おい!ユノ!!

人にこんなもん持って来させておいて、

なに中でイチャイチャしてんだよ!!』


ドンへが小さな声で俺たちの居るカーテンに向かって声を掛ける。



『……ドン…ヘ…か?』


『そうだよ!!ったく……なんで俺がお前たちの……その……のろけを聞かされなきゃなんないんだよ!!』


他には聞こえないように、

小さな声で話すドンへがそこにいた。




やばい……


聞かれていたんだ……



チャンミンを車イスに移乗して、

カーテンの外に出る…


そこには真っ赤な顔をしたドンへが立っていた………



『…ごめん…ドンへ……』



『ほら…かばん…これだろ!!』



ドンへはさっきと違って、

普通の声量で言いながら、俺に黒いリュックを投げつけた。



そう…だった……


あいつに鞄……持ってくるように頼んでいたんだ……



あいつは俺の合鍵を持っている。


家族が居ない俺の…唯一…心を許せる奴だから……


家族を失って、

一人になった俺に、


『お前に何かあったら心配だ。合鍵…よこせよ……』


そう泣きながら言ってくれた親友…


その親友に……鞄をここに持ってくるように…電話してたんだ。




『あっ……の…すいません……なんか……』


チャンミンは下を向いたまま、

ドンへに謝る。



『あっ……気にしないで…いいよ…シム君……って言うか…初めまして…俺…ドンへ…です…』


『なに緊張してんだよ、ドンへ。

チャンミンをあんまり、見るなよ!』


『いや…なんつーかその……お前に聞いてはいたけど、ほんと…きれいって言うか……可愛いな…』


『可愛いって…!!

その…僕……男……ですから……』


『いやいや…ユノが言ってたんだ…チャンミンが可愛くて仕方ない…って』


『ユノ…変な事…言わないでよ…』


チャンミンは俺を見上げながら、

顔を赤くしたまま俯いた…



『ごめんな…チャンミン…』


『…いいよ……でも……かばん…ありがとう……

ありがとうございました…ドンへさん……』


照れるチャンミンの頭に手をぽんと置く……



『ありがと。ドンへ。助かったよ』


『良いんだ、ユノ……この前も言ったけどさ…お前…やっぱり…最近……良い顔してんな…』


『えっ…?』


『何でもないよ…お邪魔虫は帰りますよ!じゃぁ…またな!』




ドンへはそう言って、

手の平をヒラヒラさせながら帰って行った。



『ユノ…聞かれちゃったのかな…僕たちの話………』


『さぁ…どうかな…でもドンへはいい奴だよ……

お前に出会うまで…俺のこと…ずっと支えてくれた親友だ…

きっとチャンミンにとっても…良い友達になれると思うよ……』



ふたりでドンへの背中を見送った。


『さぁ…チャンミン!!ご褒美にレストランに行こうな!!』

『うん!今日も頑張ったから、たくさん食べるよ!いいでしょ?ユノ!』

『あぁ、たくさん食べていいぞ、チャンミン!さぁ…帰ろうか?』











『ったく……なんで俺があいつらの秘密の会話を聞かなきゃ行けないんだよ……

まったく…ユノ……甘いんだよ…色んな意味でさ…誰かに聞かれたら…どうすんだよ……

あんなところで話してたら、

みんなに公開してる様なもんだろがぁ………


いくら小さい声で言ってたって……あんな会話……

誰がどう聞いても…恋人のデートじゃねぇか……


でも…まぁ…ユノの顔…ほんとに変わったな………

きっと………チャンミンってやつのおかげなんだろうな………


俺の…役目も………そろそろ……終わりかな……

ユノ…良かったな……

チャンミンに出会えて……本当に……良かったな…………


まったく……ふたりとも……

ほんと……良い顔……しやがって…………』

ドアを閉める瞬間に見たふたりの笑顔……

それが…とても………きれいだった…………


『ユノ……頑張れよ…………』










第49回ゆのみん企画『秘密の公開デート』


これにて完。



ちょっとテイストは違いますが、

ドンへSideから見た『秘密の公開デート』……うまく伝わったでしょうか…?


チャンミンとの事を話していたんですね、ユノは。


『大切な人が居る…』

『そいつの為に生きる』


と……それがチャンミンでしたから…



さぁ…


今回は個人連載の『夜空に咲いた星の下で君と歩く』にかけまして、

ゆのみん企画に参戦いたしました。


そんな私の大好きなブロガーさんの居る『ゆのみん企画』のお題、


『秘密の公開デート』


画像の方は私が加工し、提供させて頂きました。


素敵なお話を公開している愉快な皆様は……


ゆのみん企画 『秘密の公開デート』参加者様♥


↑から飛べます!!


新たなお題も続々出ていますので、

それに向けて準備中の優月です!


これからも、

個人連載『夜空に咲いた星の下で君と歩く』と、

ゆのみん企画のお話、

そして…親友とのコラボも頑張って行きますので、

よろしくお願い致します…


明日は通常の『夜空に咲いた星の下で君と歩く 102』の公開です。

本日は『ゆのみん企画』にお付き合い下さり、

本当にありがとうございます。




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