あ、行き過ぎたぁー!! | のんべんだらり

あ、行き過ぎたぁー!!


今日は「ちょっと笑える」でも本人にとってはすごーく深刻なお話をしましょう。
みなさんは「初めて」行く場所に不安はありますか? 私はすごい不安です。何がって「ちゃんとそこのドアを開けられるか」っていうことです。ドアの開け方が分らないってことじゃなくて(おいおいそんなこと聞いてないっちゅうねん)そこへ辿りつけるかってことが不安なんです。
そこでみなさん少し考えてみてください。
初めて行く場所へどうやって行くかを・・・。地図で下調べをし、だいたいの地図を頭に入れ、現地ではその地図とその場所を突き合わせて目的地へ行きますよねぇー。そのとき「道路標識」や「看板」はすごい手助けになるはずです。が、しかーし、私にとってはそれは何の意味もありません。だって「みえへんもん!!」(>_<)。つまり道路標識や看板がいくら大きな字で書いてあったとしても、私にはそれを読むことができないということです。看板や道路標識は私の目の高さよりも高いところにあります。その「距離」で私には見えません。だから不安なんです。
今まで、そしたらどうやって色んなとこ行ったん?っていう疑問が出るでしょう。
その答えは「予行練習」です。「私の目」になってくれる人とともに歩く道・電車の料金の下調べ・段差の有無を研究するのです。そして当日、何事もなかったかの様な顔をして現地へ行くのです。そうして中学・高校・大学・会社の試験を受けて来ました。面接官には「はい、一人で来れます」ってにっこり笑って言うのです。(^_^)v
ところが!!!! 困ったのは結婚してからです。私は結婚して故郷を遠く離れ(関西人が関東に進出!!)、頼るは旦那一人のみとなりました。普段はいいのです。問題は病院へ行くときです。旦那は会社。私一人で行かねばなりません。地図を見て、大体の地図を頭に叩き込み(何筋目を右とかそこからどれくらいとか、どこまで行ったら行きすぎとか)いざ出陣。そして悲しい結果は4.5回起こりました。あとで旦那とその道を辿ると「いやー、ここで合ってたんやぁー」ということになりますが、通り過ぎるのです。その目的地の前を何度も何度も通っていても、看板が目に入ってないから通り過ぎる。最終的には笑ってしまいます。本当に・・・。
そこでお願いがあります。
どうぞ看板は「目の高さ」にはっきりとした色のコントラストで表示して下さい。そしたら「通りすぎる」のも減ります。そしてもし「すみません、私目が悪いのですが」という前振りの後、道を聞かれたら「あっち」と指を指すだけでなく、「ちょっと親切すぎ?」と思うくらい親切に言ってください。だってその「あっち」って指してくれてるはずの指が私には見えないのですから・・・。そしたら道路説明のあと満面の笑みとともに「有難う」という答えが返ってくるはずです(そんなもんいらんなんて言わないでねぇー。だって笑顔を売っている店もあるんだから)。
そういったちょっとしたことで「一人歩き」をする勇気が、私に出てきます。今の私は旦那に車でどこかへ連れて行ってもらえますが、自分で行動できる範囲は、関西に居るときよりもはるかに少ないです。それもこれも分らないからです。自分で「制限」してしまってるところもありますが、「一人でも大丈夫」と思えるような「道路」で「社会」であって欲しいなぁーと思います。そして人も・・・。もちろん、私たちも丁寧に教えて欲しかったら自分の状態をきちっと伝え、「普通ではわかりづらいのよ」って理解してもらう努力・親切にしてもらった後にはちゃんと感謝を示すことは必要ですが・・・。
こんなところで今日のブログを終ります。
PS 本当はこれ2度目のブログの書き込みです。なんでって・・・。一度目は普通にブログのページ書いてましたが漢字のミスをチェックしているときに、あまりの字の小ささに目が疲れ、近づきすぎた事により、無意識に何かのボタンをさわり、消してしまったからです。(T_T)(T_T) そんなことはよくあることですがちょっと悲しかったです。次回はそんな話をしましょう。