猫の額さんでの企画展も、無事に終わり、ホッとしています。次は6月の個展です。
 
なんだかんだ、このシリーズも4回目を迎えます。昨年は、仕事面や私事面で八方塞がりで進まず、作品制作も詰まりに詰まり、重い気持ちでいましたが、無事に解決、または解消し、新たな気持ちで作品を制作中です。
 
時折、更新が滞ったり物語が中弛みしたりと、進みが遅いですが、なるべく、月に1回以上は更新出来たらと思っております。
 
これからも、宜しくお願い致します。
 
画像は、猫沢さんです。昨年の個展作品です。
こちらの作品のポストカードは、高円寺の猫の額さんで購入可能です♪
 
《第5章 カルカナルブロック》
 
悩む寅次郎博士を見守る猫達。
 
すると、猫庭博士が、
 
「寅次郎博士、私達の星では、あなたの伝えた救済法が浸透するまで、長い時間を要しました。もしかしたら…このテラでは、更に長くかかるのかもしれません…。どうか焦らないでください。」
 
猫庭博士は、そう言うと、深き森の主、カンタスカラーナシダーのペンダントを見せました。 
 
ペンダントは、寅次郎博士を、励ますように優しく輝きを放ちます。 
 
猫庭博士の祖父は、かつて寅次郎博士が、猫の星で、虎之助博士だった頃の愛弟子だったのです。幼い頃から、虎之助博士の話を聞いていた猫庭博士は、寅次郎博士の気持ちが痛いほど解るのです。
 
猫庭博士は、続けます。 
 
「貴方が創り上げた、この村で育てられた作物達は、エネルギーが満ち溢れ、伸び伸びと暮らす生き物達もいます。手作りの自家発電装置も整えられています。そして、村人達が生き生きとしています。ここから発信されるエネルギーは、いつか、誰かがキャッチして、少しづつ拡がっていきます。私達の星も、同じ道を辿ってきました…」
 
猫庭博士は、優しい表情で、しっかりと見つめ話を続けます。
 
「ですから、安心して下さい。虎之助博士は、あの時、イクサフィーゴ達とキーパーツを探す旅をし、祖父達は、研究を重ねながら、コロニーを守り育てて来たと聞きました。次は、私達がイクサフィーゴ達を探す番です。あなた方は、ここを守り続けて下さい。私達は、その為に、ここに来たのです。」 
 
「ありがとう。私は、ほんの数日前に、覚醒してから、20年のタイムロスに気づき、一瞬、大きな焦りを感じたが…心配はいらないのだな…」
 
寅次郎博士は、ホッとした表情で猫達を見つめます。すると、猫沢さんが、
 
「はい、私達は約束を果たしに来たのです。ところで、寅次郎博士、テラは、かつて、私達の星の技術と同等のレベルであった事が解りました。現在は、その技術や能力は封印され隠されてしまっていますね…」
 
かつての地球が、猫の星と同等の技術とは、一体?
 
「あぁ、その通りだよ。かつての力は皆無に等しい…現在の私達は、地球人のボディとメンタルを持っている…覚醒しても様々なブロックがかけられていて、身動きが取れない状態に近い…せいぜいスプーン曲げや、僅かな透視能力やテレパシーで精一杯だ。元々使えた能力が使えないんだよ…。我々地球人が、かの地に辿り着こう、思い出そうとすると、奴等は、厚い壁で、邪魔をし闇に追いやってしまう…有る筈のものを無いと伝え、無いはずのものを有るとね…」
 
寅次郎博士は、不思議な事を言います。一体何を示しているのか…?
 
「寅次郎博士、それは、カルカナルが植え付けた、テラビト特有の概念ですね。壊してください…私達の瞳を見つめて下さい」
 
キチンと整列した星の猫達は、一斉に寅次郎博士達をウルウルと見つめました。
 
すると、空気中に漂う素粒子達が、フルフルと震え、一瞬、虹のような空間が現れ包み込んだかと思うと、すぐに元に戻りました。
 
「寅次郎博士、神楽師匠のノートを見直して見てください」
 
「?…あ!」
 
「どうした?風天さん」
 
「白紙だった所に…今の私達の事が書かれている…そうか、時空の分岐点が変わったんだ!私はすっかり忘れていたよ。私自身も、未だカルカナルが見せる幻影の中に居て麻痺しているが、新たなブロックが解けたようだ」
 
明るい表情になった寅次郎博士は、かつての感覚を少しづつ取り戻していくのでした。覚醒したとは言え、70年もの間、地球人として生き、すっかり感覚は麻痺して、随分と鈍ってしまっていたのですから…
 
「これで、大丈夫ですよ」
 
猫沢さんは、ニコリと微笑むと、
 
「では、良い報告を…テラビト達は、カルカナル磁場の中に居ながらも、着実に何かを感知しています。どこかで何かを見つけ何かに気づき、自らの手で、カルカナルの造った現象を壊すでしょう」
 
「それは本当か?」
 
門田さんは、不思議そうな表情です。そう、まだ彼の感覚は、覚醒して間もない為、どっぷりとカルカナルの中に居ますから、どうにも掴めないのです。
 
「私達が観察してきたテラビト達の中には、既に、無意識ではありますが、何かに気づいている者もいます。この数が臨界点を超えた時、テラに何かが起きます。それまでに、それらを理解する者達を少しでも増やす事が大切です」
 
猫沢さんは、地球人サンプル達の小さな変化に気づいていたのです。
 
最初(2013年)に、初めて接した地球人達よりも、次の年に、新たに接した者達の方が、理解力に優れ、すんなりとコンタクトが取れるようになった事を伝えました。 
 
「それは驚いた…」
 
「しかし、カルカナル磁場は強力ゆえに、彼等は葛藤を強いられています。気づいてしまった者達を、カルカナル世界側へ引き戻す者達との争いに疲れ果て、半ば、苦悩しながら生きているのです…」
 
「苦悩しながら…?それは…まるで、20年前の私の姿と同じではないか?」
 
寅次郎博士は、当時の自分を思い出しました。ジャッコ博士と出会った時に知った、あの事を…
 
「その通りです。例外もあります。中には、カルカナル磁場の隙間を自由に駆け廻り、折り合い付けてうまく生きているテラビトもいます」
 
「…なるほど」
 
「はい」
 
猫沢さんは、明るい表情で、うなづきました。
 
「寅次郎博士は、テラは多様化した目的を持った生命体達が、生きる星と言いました。私達も、ようやく、何故、この星に来たのか解って来ました…」
 
かつて、カルカナル磁場に支配され、逃れ、進化してきた猫達は、再び、カルカナルと向き合い、何かを見出だす為に地球に来た事に、気づき始めていたのです。
 
「ジャッコ博士は、あの時「何があろうとも、必ず助け船を出すから」と約束してくれた…君達が、その助け船だったんだな…」
 
あえて、覚醒困難な星に生まれる事を覚悟して、任務にやって来た寅次郎博士達は、猫達の律儀さや素直さに感謝するのでした。
 
その頃、門田さんは、ゴソゴソと鞄から大きな黒いファイルを取り出しました。
 
そう、あの絵です。
 
[つづく]
 
(※このブログでは、ブログ小説【猫沢さん作品[幻想の魚の秘密]】架空のSF物語を展開中です。
 
物語と共に、登場猫達の紹介や、作者と猫達との交流を中心に発表しています。
 
そんな楽しい猫の星の世界観第3弾を、東京.高円寺[猫の額]さんでの個展にて発表。2016年6月に開催いたしました(^O^)
 
2017年の6月も、幻想の魚の秘密.第4弾を展示決定しました!既に準備は始まっています。お楽しみです。
 
猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
 
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
(※ このblog内の画像や文章を無断で転載等をする事は、ご遠慮下さい)

 

 

 


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[展示のお知らせ]

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[展示のお知らせ]

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2017年1月6日から1月18日まで、東京 高円寺[猫雑貨&猫ギャラリー猫の額]さんにて、企画展に参加させて頂きます。

猫と星をテーマにした5人の作家による展示です。
様々な作風で表現する猫の世界を、お楽しみいただけますよ。
猫好きさん、星好きさん、是非是非~!

猫まみれでお待ちしております。


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あっと言う間に、もう12月後半突入です。一年は、あっと言う間ですね。
 
では、物語の続きをお楽しみください。
 
画像は、風天寅次郎(かざまとらじろう)博士(地球人年齢 70歳)
衣装は、橋渡しの民バージョンです。
 
《第5章 テラの分岐点 》 
 
突然の新しいメンバーが加わって賑やかになった猫屋敷。
 
寅次郎博士は、会議の続きを再開しました。
 
「これを読むと、予定では、20年前に私達は、ミッションを随行する予定だった…しかし、出来なかった。師匠の計画ノートには、君達の事は書かれていない…」
 
神楽師匠のノートにビッシリ書かれた宇宙文字を、スラスラ読む寅次郎博士。
 
「私達は、予定では、この星を訪れる事はなかった…のですね」
 
猫沢さんは、目をパチクリしています。
 
「イレギュラー予測は出来なかったんだな。ジャッコ博士の事は書いてあったよ。この猫達と協力し計画を進めるとは書いてあったが…イクサフィーゴ達が到着していなかった事で、全て崩れてしまっていたんだ…だが、今は、条件が全て揃った。以前話したように、計画を進めよう」
 
「はい󾬆」
 
猫達は、目を輝かせました。残り2体のミニイクサフィーゴとキーパーツの捜索です。
 
「ところで、猫谷くん、今、カンタスカラーナの状態はどうなっているんだい?」
 
寅次郎博士は、星の猫達の事を心配していました。
 
「はい、まだ、カルカナルの動きは、表立っていません…ただ、気になる現象が現れ始め、警戒しています…」
 
「それは?」
 
「カルカナル・ウィラード一族の末裔の猫達は、心理戦略と思えるような現象を起こし、星の猫達の心を惑わし始めているとの報告を受けています…」
 
「えぇ!?」
 
猫達が、どよめきます。
 
「ですが、ご安心下さい。私達は以前のように、完全に飲み込まれる事は少ないでしょう。以前、猫沢博士が開発した装置が今、役に立っています」
 
「私の??」
 
猫沢さんはビックリです。一体、何の装置なのでしょう…?
  
猫谷エンジニアは、落ち着いた態度で、猫達を見つめます。まるで、猫達の不安を鎮めるような、優しくも凛々しい眼差しで…
 
「そうか…いろいろ分かってきた。ありがとう。カンタスカラーナの猫達には最小限の被害で収まりそうだな…今は地球だ…」
 
「寅次郎博士、私達の星とテラの違いとは何なのですか?確かに、あの頃の私達の星は、今のテラと似ています。何もかもが逆さまでした…」
 
猫沢さんは、疑問を投げ掛けました。
 
 
「君達の星の民達は全員、星の成長を願っていた。同時に自分達も成長しようとしていた…しかし、地球はバラバラなんだよ。目的が多様化している。確かに最終的には同じ方向を見ているんだがね…」
 
「多様化?」
 
「そう…多様化された中に、物事を一度には進められないネックが潜んでいる…このまま行けば、もう1つの地球の道が選択されてしまう…」
 
「もうひとつの道??」
 
猫達は、頭に?マークを浮かべます。
 
「だが、希望はある。ほんの一部だが、カルカナル磁場が造り出してきた現象に気づいてきた地球人の数も増えてきたのは、喜ばしい事だ…しかし、まだ、気づいていない地球人達もいる。その狭間で起こる摩擦のエネルギーが、私達を弾き飛ばす威力を持っている」
 
「弾き飛ばす?」
 
「ああ、カルカナルの力が増幅されてしまう…どこから手を付けていいのか、正直、悩んでいるのさ…」
 
寅次郎博士は、溜め息まじりに、遠い目をしていました。遅れた計画が、更に難航している事を感じ取った猫達は、何か良い案はないかと、必死に考え始めました。
 
[つづく]
 
2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
(※このブログでは、ブログ小説【猫沢さん作品[幻想の魚の秘密]】架空のSF物語を展開中です。
 
東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。
 
 
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※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
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もうすっかり12月、このシリーズも亀の歩みのような進み、遅いながらも、お付き合い下さいます方々に感謝いたします。

まだ暫く続きますので、よろしくお願いいたします。

では、続きをお楽しみ下さい。

画像は、赤猫(あかね)くん、彼はメンバー最年少ですが、優れた整備士の腕前を持っています。宇宙船や小型時空間移動マシンの整備を担当しています。


[第5章 カンタスカラーナ特殊捜査部隊Aチーム ]

カンタスカラーナからやって来た、大きな宇宙船から、バッチリ揃いの制服を着た猫達が、ゾロゾロと降りてきました。

「うわー、また、かわいいなぁ!!」

門田さんが、思わず目を輝かせて言いました。

整列した猫達の中で、一番貫禄のある大きな黒猫が、猫谷エンジニアの前にやって来ました。

「猫谷隊長、お久しぶりです。只今、到着しました」

「長旅ご苦労!彼が、猫居虎之助博士の生まれ変わりの風天寅次郎博士だ。カルカナル族から守ってやって欲しい」

「了解しました!」

猫達は、寅次郎博士達の前に並ぶと、簡単な自己紹介をすませると、なにやら作業を始めます。

「おやおや、わざわざ遠いところから、ありがとう」

寅次郎博士の言葉に、猫達は、パッと明るい表情になり、作業を再開します。

「寅次郎博士…ミニイクサフィーゴをお返しします」

猫谷エンジニアは、合図をすると、猫達が、格納庫を開き、ミニイクサフィーゴが出てきました。

綺麗に整備され、輝きが保たれたミニイクサフィーゴは、寅次郎博士の前に運ばれると、再会を祝うように、一層と輝きが増したのです。

「スティード…」

寅次郎博士は、居間に運ぶようにお願いします。

2体のミニイクサフィーゴが、吹き抜けの居間に揃う姿は、圧巻です。この居間は、昔、社交パーティーか何かに使われていたのでしょう。とにかく、とても広いのです。

「私達は、カンタスカラーナ特殊捜査部隊Aチームです。普段は星の護衛及び様々な捜査をしていますが、今回は、あなた方を護衛し、お手伝いします」

猫谷エンジニアは、凛々しい顔を見せました。普段と違う表情に猫達は、びっくり。

「猫谷さんて…普通のエンジニアおじさんじゃなかったんだね…」

派遣調査メンバーの一人の最年少猫、赤猫(あかね)くんが、びっくりしていました。赤猫くんにとって、猫谷エンジニアは、宇宙船整備士の師匠として接していたので、ただのおじさん猫だとばかり思っていたのですから… 

「寅次郎博士は、通常通り生活を続けてください。私達の事は、構わず、空気みたいな存在として接してください」

「いやいや、それは出来ないよ!たまには、一緒に、お茶くらい飲んでいって欲しい。さぁ、皆、部屋に戻ろう」

寅次郎博士は、護衛の猫達を全員、部屋に招くと、部屋の中は、あり得ない猫密度になってしまいました。 

猫沢さん達は、合計14人+2体のマシーン猫、護衛の猫達15人…寅次郎博士の飼っている猫達は、10匹近く… 

「…せ、狭いな……おい」

門田さんは、ソファに小さくなって、ちょこんと座っています。

「な…なんか、椅子持ってくる…」

寅次郎博士は、倉庫部屋へ探しに行ってしまいました。

「しかし、たいしたもんだな…私は、今まで、方々の星に仕事に行ったが、こんな事はなかった」

門田さんは、驚きつつも、しきりに感心していました。

「私達は、本当に虎之助…いえ、寅次郎博士に助けられたのです。彼がイクサフィーゴを開発してなかったら…私達の星は、カルカナルの魔の手から逃れる事は出来ませんでした…次は、私達が寅次郎博士を助ける番です!」

猫庭博士が、うるうるとした大きな瞳で、門田さんを見つめました。

古びたアンティークな椅子を抱えて、寅次郎博士が、戻ってきました。

「門田さん、こっちの椅子を使ってくれ」

そう言うと、護衛の猫達の分のお茶をと、ささっと、台所に行ってしまったのです。
護衛の猫達は、とても緊張をしています。初めての星でもありますから… 

寅次郎博士は、丁寧にお茶を出し終えると…

「一気に、仲間が増えてしまったね…」

寅次郎博士は、はにかんだ表情です。 

「全くあんたは、すごい奴だ…話には聞いていたが…」

門田さんは、お茶を出し終わった、寅次郎博士に向けました。

「話?」

寅次郎博士は、キョトンとしています。

「私が、あんたと仕事を組む事が分かった時、皆に言われたんだよ「あいつは、ただもんじゃない。何しろ、あのイクサフィーゴを扱うんだ、通常の能力では扱えない」とね」

「私は、これが普通だよ。何も変わりゃしないよ」 

「けっ、普通じゃねぇよぅ、まったく…」

そう言い捨てると、門田さんは、おかわりのお茶を飲み干しました。同じ[橋渡しの民]であっても能力の差がある事に、少し、嫉妬心が湧いてしまったのです。

「あぁあ地球人てのは、こんな事で悔しく思うんだなぁ…」

門田さんは、小さく呟くと、しばし、地球人独特の感情を噛み締めていました。

「じゃあ、会議の続きを始めようか」

寅次郎博士は、神楽師匠のノートを広げました。

そこに書かれていたのは…?

[つづく]

2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。

また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しましたよろしくお願いいたします

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風邪を引いてしまうくらい、気温差が激しいです。

先日、久しぶりに東京に行って参りました。吉祥寺スターパインズカフェという所へ、平沢進さんのファンクラブ限定イベントに、行って来ました。とても濃い、楽しい素敵な時間を過ごさせていただきました。

画像は、1枚目は、猫谷エンジニア、猫沢さんの古くからの友猫。

2枚目と3枚目は、スターパインズカフェの看板とお花です。

では、物語の続きをお楽しみ下さい。

[第5章 対極の星 ]

猫の星からの思わぬサポートに、驚く寅次郎博士。

「カルカナル一族は、あなた方の計画を妨害しに、再び、テラへやって来る事でしょう。私達が守ります」

猫谷エンジニアは、キリッとした眼差しで、寅次郎博士達を見つめました。

「あ、ありがとう…」

「あと…」

「あと?」

「ミニイクサフィーゴを、お返しします。元々、あなた方の仲間なのですから…私達の星は、私達の力で道を開いていきます」

なんと、猫沢さんが、一度持ち帰ったミニイクサフィーゴを再び地球へ持ってくると言うのです。

驚いた表情の寅次郎博士の頬に、うっすら光るものが伝っていきました。

猫達は、助けてくれた恩返しをしようと、一生懸命なのです。

「ありがとう…」

「寅次郎博士、あとの2体を早く見つけて稼動させれば、テラは、新たな分岐点に立てるのですよね?私達が、必ず捜し出しますから!20年のロスタイムを取り戻しましょう!そして、我々も、テラビト達のストーンブロック除去を急ぎます!」

そう言うと、猫沢さんは、除去ナノマシーン[カルカン]が詰まった箱を取り出しました。

「ありがとう、ただし、無理矢理 地球人達のストーンブロックを除去はしないでやってくれ…」

「どう言う事ですか?」

「地球人達は、カルカナル磁場にコントロールされているとは言え、自分の意思で生きていると思っている。そして自身の考え方や、概念が正しいものだと思い込んでいる。いわば、その人物が脳で創り上げた思念の形や世界を、無理矢理壊す事になるんだ。いきなり、やったら、何かが崩壊するだろう…それは、とても危険な事だ…」

「しかし、既にタイムロスが…」

「これは単なるトラブルロスではないんだよ…」

「何を躊躇しているのですか?急いでいるのではないですか?」

猫達は、少し困惑気味です。

「確かに私は、少々焦っている。だが…君達の星のケースとは違って、全ての地球人達が、カルカナル磁場からの解放を望んでいないんだ…」

「ケースが違う?すみません…私達には、それが、理解出来ません…」

猫沢さんは、しょんぼりした表情で、寅次郎博士を見つめました。 

「そうだね…これは君達には、理解出来ないかもしれない…。この地球はね、物質化した対極の世界を再現しているんだ。その世界を知らない宇宙生命体の為の場所でもあるんだよ。だから、彼等にとっては素晴らしい世界なんだ…しかし、その世界を望む者の数が増えてしまえばバランスが崩れてしまう。それを調整するのも、私達の仕事なんだよ…」 

寅次郎博士は、分かりやすく説明しましたが、価値観が違う猫達に、通じたのか困り顔です。

「ならば、カルカナル磁場と言うのは…一体?」

「そのうち解る時がくる…」

寅次郎博士は、あの時、ビラーゴが言った同じ言葉を、ポツリと落としました。

「彼等が到着しました」

そう言うと、猫谷エンジニアは、席を立ち、外に出ていきました。

寅次郎博士や猫達も一斉に、彼の後を付いていきます。

何も無かった空間から、静かにワームホールが出現し、大きな宇宙船が現れました。

すると、突然、寅次郎博士の携帯がいきなり鳴り出し驚きます。

あわてて出ると…

「もしもし、あ、何、私を訪ねにきた人?今、お客さんが来てるんだが…え、明日でも良いって?わかった」

「どうした?」

門田さんが、のほほんと訪ねました。

「私に、お客なんて珍しいんだが…神楽師匠の孫の同級生らしいんだよ。私に話があるって…」

「ふーん」

[つづく]

2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。

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すっかり冬ですね。寒いです。
 
画像は、2014年個展作品[チャット博士]です。彼は、個展でお世話になっている、高円寺の猫の額さんの看板猫のチャット君がモデルです。
 
では、お楽しみください。
 
《第5章 イクサフィーゴのシヴァ》
 
チャット博士が、前日に交わした会話とは?
 
「彼は私に言ったのです。「目の前に現れる現象に惑わされず、冷静に進みなさい。今こそ彼を起こしなさい」と、その翌日、私達の星は大変な事になっていました…」
 
そう、猫の星のエネルギー供給が途絶えた、あの日…
 
「彼とは?」
 
「旧式イクサフィーゴ…初代のシヴァです。今、彼は、停止してしまった中央イクサフィーゴの代わりを務めています。テラから戻ってきた、スティードと共に、星のエネルギーを作っています。」
 
スティードとは、猫沢さんが、地球から持ち帰ったミニイクサフィーゴです。
 
「初代?」
 
寅次郎博士は、キョトンとしています。
 
「はい、あの時、虎之助博士が設置していったイクサフィーゴは、20年前に引退し、時折、猫達のいこいの広場でマルシェやお祭り用の小さなエネルギーを供給していましたが、あの日を境に完全に再稼動しました…」
 
「中央イクサフィーゴと言うのは…??」
 
「2代目シヴァです。私達一族が、初代の細胞を培養し育てました」
 
なんと、あの巨大なイクサフィーゴは、猫達が造り出した物だったのです。
 
「ク、クローンなのか!?なんてことだ…謎が解けた!歪みの原因は、これだったのか…」
 
寅次郎博士は、ハッとした表情で猫達を見つめます。
 
「どういう事ですか?」 
 
「君達は、初代シヴァを休ませてしまっていたんだね…」 
 
「はい…外壁や機器類に、かなり老朽化が進み、猫達の人口も増え、多くのエネルギーが必要になったので、もっと大きなイクサフィーゴを創ったのです」
 
猫達の選択肢、これは、寅次郎博士も計算外の出来事だったのかもしれません…。
 
「私は、初代シヴァの中に、時空間時計(スペースタイムクロック)を設置しておいたんだよ…そうか、止まっていたんだな…」 
 
「え?」
 
猫達はびっくりです。そんな仕掛けがされていたなんて、全く知らないのですから…
 
「そう言えば頻繁にビラーゴは、言っていました。「早く彼を起こしなさい」と…私は、皆に伝えたのですが…当時、子供だった私の言葉は、ただの戯れ言だと思われ、誰も聞いてくれなかったのです…私がイクサフィーゴと会話出来る事を知っていた猫達は、ほんの少しでしたから…」
 
「なるほど…」
 
「寅次郎博士…初代シヴァも、こちらに来る予定だったんでしょうか?」
 
「いや…4体だけだ。シヴァは、カルカナル磁場の防御担当だ…猫達を守ると約束した…」
 
「チャット君…2代目シヴァとはコミュニケーションは取れていたのかい?」
 
「いいえ…彼と話した事はありません…でも初代シヴァとは少しだけ…」
 
「ほう…」
 
「…2代目が設置された頃だったと思います。式典の時、初めて対面しました…初代は「猫達は、再び同じ道を歩み始めてしまった…」と、それだけ発して、後は一言も話さなかったのです…私は帰宅後、ビラーゴに、その言葉の意味を訪ねましたが「いずれ分かる時がくる…」と…」
 
チャット博士は、やや沈んだ表情で、寅次郎博士を見つめました。
 
「2代目シヴァが設置されたのは…テラ時間で20年前、ちょうど、ジャッコ博士が、テラ任務中で不在と聞いています」
 
猫沢さんは、式典を思い出していました。彼も出席していたのです。
 
「20年前…ジャッコ博士と出会った頃だ…しかし、私は記憶を取り戻す事は出来なかった…戻せなかった…?いや、戻させなかった?」
 
寅次郎博士は、一瞬の混乱の表情を見せましたが、すぐに冷静さを取り戻し、猫達の不安そうな顔を見つめます。
 
「寅次郎博士…私達は、大きな過ちを犯してしまったのですか?クローンを作った私達の選択は間違っていたのですか?」
 
「過ちではない、君達の集合意識が選択したんだ。最終試験と言っただろう?2代目シヴァは無垢な赤ん坊のようなものだ。カルカナルに対する恐れや知識はない…」
 
「……」
 
「ちょっと寄り道程度のアクシデントだ。今、初代シヴァが、動いているなら心配はいらない。 彼が温存していたエネルギーが、星全体を覆えば、再び、元の状態に戻る事は可能だ。チャット君、教えてくれてありがとう」
 
寅次郎博士は、チャット博士の肉球を優しく握りました。時空間時計(スペースタイムクロック)が、細切れで動いて、ようやく、たどり着いた時間は20年と言う、長い年月を要してしまった事はともかく、今、再び猫達と出会えた事に感謝しているのでした。。 
 
「いえ…私は…」
 
チャット博士は、もじもじとしながら、うつむきました。
 
「2代目シヴァは、カルカナルに乗っ取られている。これ以上、地球人達の歪んだエネルギーが、彼に注ぎ込まれたら暴走してしまうかもしれない…早く手を打たなくては…」
 
寅次郎博士は、ようやく時空の歪みの原因が分かり、ホッとしたのか、次の作戦を考え始めました。
 
「あの、寅次郎博士、ちょっとよろしいですか?」
 
宇宙船の整備士であり特殊捜査官の、猫谷エンジニアが、手を挙げました。
 
「はい」
 
「もう間もなく、カンタスカラーナの護衛艦が到着します」
 
「なんと!」
 
「覚醒した、あなた方を狙う者達が現れると思いまして、私が呼んだのです」
 
「!!!」
 
寅次郎博士は、猫達の用意周到さに、目をぱちくりさせました。 
 
[つづく]
 
2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
(※このブログでは、ブログ小説【猫沢さん作品[幻想の魚の秘密]】架空のSF物語を展開中です。
 
東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。
 
 
猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
 
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
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行楽日和ですね。
つい先日、木村秋則さんの農園のリンゴ[ハックナイン]と[ジョナゴールド]を購入しました。とても貴重なリンゴを、奇跡的に扱っているお店へ、入荷と同時に行ってきました。ハックナインは、スッキリしていて実が締まっていて、とても、とても美味しかったです󾬄密度が違います。
ジョナゴールドは、数日後のお楽しみ。
 
では、物語の続きをお楽しみ下さい。
 
作品画像は、猫庭博士。可愛らしいお顔をしていますが、人間年齢は還暦あたりの設定になっています。
 
 
《第5章 門田さんの不思議な畑》
 
「門田さんは、今までと変わらず、私と一緒に農作物でも作って地味に広めればいいさ…確か、あなたのやり方は、私達と同じな筈だよ。ミッションは既に実行されている。もっとネットワークを繋げるんだ」
 
「はは、私も覚醒せずにミッションを実行していたかぁ…みちたろさと同じ道を辿っていたか」
 
 
寅次郎博士は、ニヤリとしながら、門田さんとハイタッチをします。
 
「思い出したよ。私のミッションは晩年に畑をやる事だった…。今の私の畑は、余計なもんは使っちゃいねぇ。種も固定種の自家採種さ!当時、出発前に立てたイクサフィーゴ捜索計画、あの頃、予定通り覚醒して、実行してたなら、全く見つからなかっただろうな…。だってよ、その頃、彼等は、まだ地球に来ていないんだからな」
 
 
門田さんの作る野菜は、村里の販売所で一番人気、野菜嫌いな子どもが「門田さんちの野菜だけは食べられる」と喜んでいる程の美味しさなのです。
 
そして、村では、不思議な畑だと噂されているのです。
 
「…いつのまにか、この国の作物は大量生産の生きる屍のようになってしまった…。外国じゃあ、日本の野菜は、とても販売出来ない位の農薬レベルさ…。利益優先を追い求めた結果…自分達の命を削っている事に気がつかないのさぁ…」
 
門田さんは、悲しげです。
 
「門田さん、私は、猫庭と言います。ヒノモトの野菜を調査させて頂きましたが、作物達は小さなエネルギーしか発せない程、弱々しくて悲しんでいました…虫達が、教えてくれました…」
 
植物研究の猫庭博士が、大きな瞳をうるませて、門田さんの側にやってきました。
 
「おぉ、分かってくれるか…!!」
 
「はい…」
 
 
「そうさぁ…野菜だけじゃない、人間が口にするもんのエネルギーの質は落ちてやがる…そんなもんばかりじゃ、エネルギー不足になっちまってまともに動けねぇさ…」
 
門田さんは、お茶をすすると窓の外に視線を投げました。窓から見える、木々の枯れ葉が小さな渦を巻いて舞っています。
 
「そのようですね…テラビトサンプル達のデータを取ってみましたが…ストーンブロックの影響で、味覚麻痺がおきていますし、脳神経の誤作動が目立ちます…若いうちから、なんらかの病に陥る個体も多く見受けられました。それに対して彼等は、何も疑問すら思っていませんでした…」
 
猫沢さんが、サンプル1号の立体スキャン映像を投影しました。同時に自律神経が狂っていると思われる動作の映像が流れます。
 
「おいおい、この人大丈夫なのかね?顔色悪いなぁ…まだ若いのにかわいそうに…まるで、燃費の悪い壊れた車だなぁ…」
 
門田さんは、苦笑いしています。
 
「車?」
 
「あぁ、車だ。食べ物をガソリンに例えるとしよう。同じ年式、同じ型の車がある。走行距離も同じだ。一方は、いわゆる普通のガソリンスタンドで入れ、もう一方は、どこの何かも分からぬ無印のスタンドで超格安のガソリンを入れ続けた。前者は、さほど問題なく走り続け、後者は、何故か、不具合も多く故障もしやすい…修理費も嵩み、とうとう買い換えたんだ。前者は、後者が、早々に3台目を買う頃に、ようやく2台目を購入を考え始めていた。使った金額は大差がないはずはない、後者の方が出費は大きい…」
 
「普通のガソリンと格安のガソリンの違いは?」
 
寅次郎博士が、野菜チップに手を伸ばしつつ問うと、
 
「質だよ。前者のガソリンは、適性な質で、順調に車が走るように作られているが、後者の格安ものは、余り物みたいな物を混ぜて作ったものが多い…質が悪いから、部品達にも負担がかかる。負担がかかった所から不具合が出てくる。人間に例えてごらん…」
 
門田さんは、話終えると、蕎麦チップをポリポリと食べました。
 
「…なるほどね。面白い例えだ。君達は解ったかい?」
 
寅次郎博士は、猫達に問いかけました。
 
「クルマと言うのは、化石の油で動く、乗り物の事ですね。後者と言うのは、低い周波数の食べ物で、体を作り動かしているテラビト達を引っ掻けたのですね。確かに周波数が低い物を口にすれば、テラビト達の周波数は一気にダウンし異常が起きます」
 
猫沢さんは、するりと答えました。続けるように猫庭博士が話します。
 
「この村は、私達の星の[深き森]そのもの…ここのテラビト達の周波数レベルは、街のテラビトの数倍です。あなた方が伝えようとしているのは……」
 
猫庭博士は、ぶわっと大粒の涙が溢れ、顔をハンカチでおおいました。
 
「そうだよ。食い物の力と言うのは、それくらい重要なんだよ…」
 
門田さんは、優しく猫庭博士の頭を撫でました。門田さんも、普段、街のマルシェや道の駅で野菜を買いに来る人に、このような話しても、なかなか理解を示してくれなくて、寂しい思いをしていましたので、とても嬉しかったのです。
 
「カルカナル達は、人間達を、一定の思考ブロックで見えない檻に閉じ込め、歪ませたエネルギーを食糧として生きている…その為に造られた物質達で、溢れ返っているんだ…それを破壊しようとする私達は、彼等にとって、悪魔の化身にしか見えないだろう…」
 
寅次郎博士は、手のひらに現れた水晶玉のような物体から、飛び出した黒羽黒衣の天使の幻影を眺めていました。猫達も、天使の動きに合わせて一斉に視線を追います。
 
門田さんは、その可愛らしい姿に、すっかり和んでいました。
 
「だが、このままにしておいては、磁場の影響を受けて、還るべき場所(星)を忘れてしまった者達や、遭難してしまった者達を救えないんだよ…彼等は、カルカナルの虜になり、いつまでも地球で生き続ける…このままでは彼等の思う壺さ…他の宇宙の周波数帯に影響が及んでしまう…だかね…、そんな、危険をおかしてまでも来たいと願う程、魅力的な星なのさ…地球(ここ)は…」
 
寅次郎博士は、謎めいた笑みをうかべながら話しています。
 
猫達は、キョトンとして、こんな逆さまなカルカナル世界を、魅力的だと言う寅次郎博士に、イマイチ共感できないのでした…。
 
「チャット君と言ったね。ビラーゴは、君の事を、とても優秀な猫と言っていたよ」
 
寅次郎博士は、優しい眼差しで、チャット博士を見つめました。 
 
「ビラーゴが…嬉しいです。彼は、私の一番の友人です。彼が、カンタスラーナを離れる前日、不思議な事を言っていたのを思い出しました…」
 
「ほう、なんて言っていたんだい?」
 
(つづく)
 
2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
(※このブログでは、ブログ小説【猫沢さん作品[幻想の魚の秘密]】架空のSF物語を展開中です。
 
東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。
 
 
猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
 
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
(※ このblog内の画像や文章を無断で転載等をする事は、ご遠慮下さい。一言お知らせ下さい)  

 

 

猫が膝に乗ってくる季節になってきましたね。いかがお過ごしでしょうか?
 
画像は、2014年個展作品[猫伊虎之助博士とイクサフィーゴ]です。
 
《第5章 合同猫会議 》
 
資料を手際よく広げる寅次郎博士と猫沢さん、いよいよ、イクサフィーゴ捜索作戦&カルカナル磁場破壊作戦会議が始まります。
 
「本日は、緊急異星間会議に、ご参加くださりありがとうございます。私、議長を勤めます。地球代表の風天(かざま)寅次郎です」
 
「副議長を勤めます。カンタスラーナ星代表の猫沢空(ねこさわくう)です」
 
二人が、ペコリとお辞儀をすると、門田さんと猫達もペコリとお辞儀をします。
 
「さて、今回の議題ですが、現在、私達の住む地球では、巨大なカルカナル磁場が発生し、我々地球人達に大きな影響を与えている事に加え、カンタスラーナ星での、カルカナルの影響の関連性についてです。まず、これらについて軽く説明します。猫沢博士、お願いします」
 
 
寅次郎博士は、猫沢さんに話を振ると、神楽師匠が残した記録帳の付箋部分を広げていきます。
 
「はい、私達の住む星では、現在、中央イクサフィーゴが停止し、テラ時間で1年半が経とうとしています。同時に東西南北に配置したイクサフィーゴ4基も姿を消してしまいました。そして私は、テラに移動してしまった彼等を捜している事を、猫の皆さんは、ご存じだと思います」 
 
猫達は、うんうんと、うなずきながら、資料を見つめます。門田さんは、初めて聞く話を、真剣な面持ちで聞いています。
 
「本体が停止した時に現れた、大きな目玉…あれは、テラビト達が発した、歪んだエネルギーの影響で現れた現象と断定した私達は、テラビト達を調査した結果、彼等の内外部に蓄積された物質に辿り着きました…かつて私達の先祖を苦しめた物質です。通称、漬物石、正式名はストーンブロック…現在テラビト達は、あらゆる感覚を麻痺させられ、特定の思考ブロックシステムに押し込められています」
 
猫沢さんは、漬物石を視覚化した図を見せます。
 
「思考ブロック…地球人である我々は、その事に、なんら気づく事も自覚する事もなく、うっかり一生を過ごしてしまう。この世界を見たまま、そのまま、疑う事もなく、与えられた情報を信じています。一見、なんら支障もなく害もなく、平和にすら思える、特殊形成された周波数帯の世界を生きているのです。これがカルカナル磁場です」
 
寅次郎博士は、現在、地球人達が、カルカナル磁場が造り出した世界の中で、生きている事を説明しました。
 
「カルカナル磁場は、私達が、その事に気づく事を妨げる為、あらゆる手段で妨害し、勢力を上げてきている。奴等の活動を脅かす存在を次々と消していく…私達の仲間も、何名か消されている事だろう…」
 
寅次郎博士は、切なそうです。
 
彼等は、地球任務につく時、百人ほど選ばれ、小さなチームを組み活動するのですが、途中で命を落としたり、狙われたり、はたまた、覚醒を妨害され遭難し、ミッションを遂行しないまま帰還して来たりと様々なのです。
 
計画を、実行出来るチームは、とても少ないと、寅次郎博士は、神楽師匠が残した記録の中の、新聞記事の切り抜きを見つめて言いました。
 
学者や医師や活動家等のジャンル様々な著名人と言われる人々の、不自然な事故死や病死、行方不明、 暗殺事件等…物騒な記事ばかり… 
 
「これらは、私達の仲間…下手に目立ったり有名になると、奴等が潰しにくる…中にはうまくやっている者もいるが、苦戦を強いられている事だろう……」
 
「風天さん、偶然にも私達は、ただの蕎麦職人と農家の一般的なじじいだ。誰も怪しいとは思わないだろなぁ」
 
門田さんは、悪戯っぽい笑みを浮かべていました。 
 
「確かにな、いつの間にか、ミッションに適した土地に住んでいるにも関わらず、無駄に年を取ってしまったと覚醒後に後悔したが…今、思えば、そんな事はなかった。今現在が、この時なのかもしれないな」
 
「私達もいます!お手伝いします!」
 
チャット博士が、目を輝かせて言いました。 チャット博士の先祖である虎之助博士は、現在の寅次郎博士であり、憧れの存在、猫達は、かつて星を救った英雄と共に行動出来る事に、誇りを持っていました。
 
今、この時を…皆は待っていたのです。
 
「ありがとう、心強いよ」
 
寅次郎博士は、笑みを返すと猫達の顔は、パァッと明るくなりました。
 
「さて、私達カンタスラーナ人の任務ですが、当初、ミニイクサフィーゴ発見次第回収し星に持ち帰る計画でしたが、発見後に稼働スイッチを入れ、テラに置いていく事になりました。それに伴い、任務終了後に帰還し、新たな任務につく事になります」
 
猫沢さんは、厳しい表情になりました。
 
「ウィラード一族…ですね」
 
猫達の表情は、一瞬にして硬くなります。
猫達の不安を和らげる為、寅次郎博士は、新しいお茶を注ぎつつ…
 
 
「彼等の力を阻止する為には、ミニイクサフィーゴ達をいち早く見つけ出す事だ。稼働させれば地球のカルカナル磁場に風穴があき、勢力が弱まる。ウィラード達は、力を失い、君達の星は元の世界に戻る。この任務は君達の力にかかっているんだよ」
 
寅次郎博士は、猫達を真っ直ぐ見つめました。
 
「風天さん、私は一体何をすればいい?」
 
門田さんは、色々と変更になったミッションに、自分は、どうして良いのか戸惑っていました。昔、立てたハードな計画を実行するには、もう、体力も気力もありません…。
 
老化が進み深い皺を刻んだ、ホログラムボディを繁々と見つめていました…。
 
「心配しなくていいよ、門田さんには…」
 
(つづく)
 
2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
(※このブログでは、ブログ小説【猫沢さん作品[幻想の魚の秘密]】架空のSF物語を展開中です。
 
東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。
 
 
猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
 
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
(※ このblog内の画像や文章を無断で転載等をする事は、ご遠慮下さい。一言お知らせ下さい) 

 

 

2017年1月6日(金)~1月18日(水) 東京 高円寺 猫の額さんにて、企画展に参加させて頂きます。
 
今回、企画展に参加するのは初めて、素敵な作家さん達と、冬の星空と猫を題材に作品を作り上げます。
ようやく秋晴れ、急激な朝晩の寒さに驚きます。
 
画像は、1015年個展作品[星を繋ぐ猫達]のDM葉書用作品。猫沢さんとΣ達です。
使用画材、三菱ユニポスカ、コピック
 
それでは、続きをお楽しみ下さい。
 
《第5章 寅次郎博士の宇宙蕎麦》
 
お腹を空かせた、門田さんと猫達の前に、冷水でサッと締めた出来立ての蕎麦が、ザルに乗ってやってきました。
 
猫沢さん達は、始めて見る蕎麦を興味津々に眺めています。
 
寅次郎博士は、小さなフォークと、特製のつゆが入った小さなお椀を用意してくれました。薬味はありません。彼等に、葱はご法度です。猫達は、どうやって食べるのか分かりません。困った顔をして見つめます。
 
 
「こうやって食べるんだよ」
 
門田さんは、最初は何も付けずに食べ、次は、蕎麦をつゆにスッと浸して、つるつると食べました。何口か無心で、口に運んだ後、門田さんは満足げな表情で、
 
「んまいなぁ。完璧に受け継いだんだな、みちたろさの味だ…たいしたもんだ!」
 
「ありがとう。この蕎麦は、微力だが、地球人達の意識に、なんらかの影響を与える事が出来る」
 
寅次郎博士は、笑顔で言うと、猫達があたふたして食べる姿に吹き出しそうになっていました。
 
「私達の星には、このような液体に付けて食べる食べ物はありません…わたし的には、何も付けずに食べた方が美味しいです」
 
猫沢さんは、両手でフォークをクルクルし上手に巻いて、パクリと食べていました。他の猫達も真似して食べています。一人だけ、チュルチュルと上手に食べている猫がいます。
 
黒づくめの衣装に、愉快な帽子をかぶった、アストロ.ニャーです。器用に食べる姿に、不思議そうに見つめる二人…
 
アストロ.ニャーは視線に気づき、こう言いました。
 
「おいらは、元々地球に住んでいたんだ。昔、一緒に暮らしていたご主人が、こうやって食べていたよ」
 
「君は、カンタスラーナ星人じゃないのか?」
 
寅次郎博士は、驚きます。
 
「違うよ。昔、ご主人の部屋で遊んでいたら、おおきな本が落ちてきて、頭に当たったの…それ以来、不思議な力を手に入れて、宇宙を旅してるんだ」
 
「君の飼い主は…健在なのかい?」
 
「…もう、とうの昔に亡くなってた…おいらの、おうちもなかった…でも、これを拾ったよ…」
 
アストロ.ニャーは、巾着袋から、小さな、錆びてボロボロになった鈴を取り出しました。
 
「おいらの宝物だよ…」
 
そう言って、そっとポーチに仕舞いました。
 
「おいら、地球が大好きだよ…だから、彼等と一緒に戻ってきた」
 
「彼は、テラに重なる周波数帯の位置を熟知しています。これを元に、私達は調査をしています」
 
猫沢さんは、アストロ.ニャーが、作成した周波数帯マップを広げました。
 
「なんと、地球人が、感知出来ない領域まで描いてある…あ、アガルタの場所まで!凄いな…」
 
寅次郎博士と門田さんは、老眼鏡をかけ、食い入るように覗き込みました。
 
「地球上で生身の人間が感知出来る領域は、非常に狭い…稀に感知出来る人間もいるが、無意識に行き来している時もあれば、混乱してコントロールを失い、精神崩壊する者もいる…もしくは、向こう側の存在に脳をハッキングされてしまう…君は、これらを全て見てきたのかい!?」
 
寅次郎博士は、驚いています。元地球猫が見てきた、様々な周波数帯の世界…
 
「うん。不思議な力を手に入れた時、コントロールする力を、ネコマスターが教えてくれたよ」
 
「ネコマスター?」
 
寅次郎博士は、一瞬、仙人のようなネコの姿を想像しました。
 
「地球猫の親分みたいな者だよ」
 
「彼には会えるのかい?」
 
寅次郎博士は、好奇心に胸踊りました。
 
「会えると思う…けど、どこに居るか分からない…」
 
そう言うと、アストロ.ニャーは、残りの蕎麦をペロッと、美味しそうに平らげました。
 
皆、蕎麦をすっかり食べ終わると、寅次郎博士と、猫沢さんは、調査記録等をテーブルに広げ始めます。
 
いよいよ、これから、会議です。
 
「ここに、みちたろさが居てくれたらな…」
 
門田さんは、寂しそうに言うと、
 
「神楽師匠が、残してくれた記録と猫達の協力がある。なんとかなるさ」
 
寅次郎博士は、何十冊にも及ぶノートを、ポンポンと叩きました。
 
「時空が歪んでいなければ、覚醒した3人が集まれる予定だったな…ははは、イレギュラーはつきもんだな…」
 
門田さんは、ため息混じりに笑っていました。
 
 
「カルカナル磁場の影響は、凄まじいのですね…」
 
猫沢さんは、かつて星の猫達を守った巨木のペンダントを見つめながら言いました。
 
そして[橋渡しの民]達の、任務の過酷さを感じ、寅次郎博士が、カンタスラーナ任務[猫居寅之助]時代の頃の話を、思い出していました。
 
「さて、これから、会議をはじめよう」
 
[つづく]
 
 2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
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東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。
 
 
猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
 
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
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猫の額さんのHPはこちら↓

 

 

雨が続き、まるで梅雨時のような秋空…秋ってこんな気候だったっけ?と首をひねる!今日の頃です。
 
 
http://www6.speednet.ne.jp/nekojarasi/ 猫の額にて2017年6月個展開催決定
 
画像は、2014年個展作品[幻想の魚の秘密]猫沢さんとイクサフィーゴ
 
使用画材 三菱ユニポスカ コピック
 
では、続きを、お楽しみ下さい。
 
《第5章 再会の祝い》
 
翌日、寅次郎博士は、門田さんを迎えに、再び車を走らせます。
 
招かれた門田さんは、寅次郎博士の自宅に、驚きました。小さいながらも立派な洋館、中に案内されると、アンティークな調度品の数々と数匹の猫達が迎えます。
 
大広間の扉を開けると、そこには黄金に輝くイクサフィーゴが静かにたたずんでいました。
 
「あれが…イクサフィーゴか…」
 
「門田さんは、始めて見るかもしれないな。私は、彼等の力を借りてカルカナル磁場を壊している」
 
「あぁ初めてだ。あんたとは元々、担当地区が違っていたからな…使う道具が違う…噂は聞いていたが、立派なもんだな…こいつは、桁違いの力を持っていると聞いたよ」
 
門田さんは、イクサフィーゴを、目を丸くして眺めています。大きな魚のような物体が、ケースの中に入っているのですから…
 
「あぁ持っているよ…その分、付き合いが難しい…本来なら4体必要だが…猫達が1年前に1体持ち帰ってしまった」
 
「一体?何故…」
 
「猫達の星と地球の間に、時空の歪みが生じて、留まらなくてはならなくなった…猫達の星には現在、合計3体のイクサフィーゴ達が居る。そして、人工的に生み出された養殖イクサフィーゴ達も存在する…それらはエネルギー供給システムとして稼働しているよ」
 
養殖とは、驚きです。猫達の技術は、凄いようです。
 
「養殖?エネルギー供給システム?私は、カルカナル磁場破壊装置と聞いていたぞ?風天さん…一体イクサフィーゴってなんなんだ?」
 
「破壊…一応、そう言う名目で行動を共にしている私自身も、イクサフィーゴと言う者が、本当はどういう存在なのか解っちゃいない。前回の任務では、彼等は、カンタスラーナで、猫達の生活を支える施設の一部になる使命を持っていた。その中で、地球での任務行きに賛同した者達を連れてきたんだ。なぁ、ビラーゴ」
 
寅次郎博士は、ガラス越しのイクサフィーゴの名前らしきものを呼ぶと、返事をするように輝いた。
 
「ビラーゴ?」
 
「個体名さ、彼等は意思ある生命体だ。門田さん、彼等を単なる道具ではなく、チームメンバーとして扱ってほしい」
 
「わかった。私は門田…いや、キノリアだ。ビラーゴ、よろしくな」
 
軽く挨拶をすると、イクサフィーゴは、挨拶をするように輝きました。仲間に会えた事を喜んでいるようです。
 
「さ、猫達がお待ちかねだ。応接間に案内するよ」
 
応接間では、カンタスラーナ星人達が、二人の到着を、今か今かとワクワクしながら待っていました。 
 
扉を開けた途端、目に飛び込んできた、カンタスラーナ星人達に、門田さんは、思わず駆け寄ります。猫沢さんが代表に立ち、
 
「ご無沙汰しております。お元気そうで何よりです󾬄まさか、貴方も寅次郎博士の仲間だとは驚きました󾬄」
 
そう言うと、猫沢さんは、小さく柔らかな肉球を、そっと門田さんの手のひらに乗せました。ぷにぷに[猫の星流握手]です。
 
「久しぶりだのう、あの時はぞんざいな扱いをしてしまって、すまなかった…」
 
門田さんは、深く詫びると、猫沢さんは、ぷるぷると首を振りながら…
 
「いいえ、気にしないで下さい。カルカナル磁場の影響で、私達のような存在を、テラビト達には、拒絶させるように、思考プログラムされている事を知ってましたから…。改めて、自己紹介します。私は、猫沢空(ねこさわ くう)シリウス系第5惑星カンタスラーナから来ました。そして、私の仲間達です」
 
猫沢さんは、調査員達を簡単に紹介しました。
 
「私は、地球人名、門田たかし…本名はキノリア…橋渡しの民だ」
 
門田さんは、猫沢さんの肉球を、きゅっと握り返しました。
 
「門田さん、猫沢博士、今、蕎麦を茹でるから、待っていてくれ」
 
寅次郎博士は、蕎麦茶を振る舞うと、スタスタと厨房に向かいました。
 
「んまい!」
 
門田さんは、蕎麦茶に舌鼓を打ち、猫達と共に、蕎麦が出てくるのを待っていました。
 
カンタスラーナの猫達も、初めて、寅次郎博士の蕎麦を食べる事になります。
 
[つづく]
 
2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
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東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。
 
 
猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
 
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
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