風邪を引いてしまうくらい、気温差が激しいです。

先日、久しぶりに東京に行って参りました。吉祥寺スターパインズカフェという所へ、平沢進さんのファンクラブ限定イベントに、行って来ました。とても濃い、楽しい素敵な時間を過ごさせていただきました。

画像は、1枚目は、猫谷エンジニア、猫沢さんの古くからの友猫。

2枚目と3枚目は、スターパインズカフェの看板とお花です。

では、物語の続きをお楽しみ下さい。

[第5章 対極の星 ]

猫の星からの思わぬサポートに、驚く寅次郎博士。

「カルカナル一族は、あなた方の計画を妨害しに、再び、テラへやって来る事でしょう。私達が守ります」

猫谷エンジニアは、キリッとした眼差しで、寅次郎博士達を見つめました。

「あ、ありがとう…」

「あと…」

「あと?」

「ミニイクサフィーゴを、お返しします。元々、あなた方の仲間なのですから…私達の星は、私達の力で道を開いていきます」

なんと、猫沢さんが、一度持ち帰ったミニイクサフィーゴを再び地球へ持ってくると言うのです。

驚いた表情の寅次郎博士の頬に、うっすら光るものが伝っていきました。

猫達は、助けてくれた恩返しをしようと、一生懸命なのです。

「ありがとう…」

「寅次郎博士、あとの2体を早く見つけて稼動させれば、テラは、新たな分岐点に立てるのですよね?私達が、必ず捜し出しますから!20年のロスタイムを取り戻しましょう!そして、我々も、テラビト達のストーンブロック除去を急ぎます!」

そう言うと、猫沢さんは、除去ナノマシーン[カルカン]が詰まった箱を取り出しました。

「ありがとう、ただし、無理矢理 地球人達のストーンブロックを除去はしないでやってくれ…」

「どう言う事ですか?」

「地球人達は、カルカナル磁場にコントロールされているとは言え、自分の意思で生きていると思っている。そして自身の考え方や、概念が正しいものだと思い込んでいる。いわば、その人物が脳で創り上げた思念の形や世界を、無理矢理壊す事になるんだ。いきなり、やったら、何かが崩壊するだろう…それは、とても危険な事だ…」

「しかし、既にタイムロスが…」

「これは単なるトラブルロスではないんだよ…」

「何を躊躇しているのですか?急いでいるのではないですか?」

猫達は、少し困惑気味です。

「確かに私は、少々焦っている。だが…君達の星のケースとは違って、全ての地球人達が、カルカナル磁場からの解放を望んでいないんだ…」

「ケースが違う?すみません…私達には、それが、理解出来ません…」

猫沢さんは、しょんぼりした表情で、寅次郎博士を見つめました。 

「そうだね…これは君達には、理解出来ないかもしれない…。この地球はね、物質化した対極の世界を再現しているんだ。その世界を知らない宇宙生命体の為の場所でもあるんだよ。だから、彼等にとっては素晴らしい世界なんだ…しかし、その世界を望む者の数が増えてしまえばバランスが崩れてしまう。それを調整するのも、私達の仕事なんだよ…」 

寅次郎博士は、分かりやすく説明しましたが、価値観が違う猫達に、通じたのか困り顔です。

「ならば、カルカナル磁場と言うのは…一体?」

「そのうち解る時がくる…」

寅次郎博士は、あの時、ビラーゴが言った同じ言葉を、ポツリと落としました。

「彼等が到着しました」

そう言うと、猫谷エンジニアは、席を立ち、外に出ていきました。

寅次郎博士や猫達も一斉に、彼の後を付いていきます。

何も無かった空間から、静かにワームホールが出現し、大きな宇宙船が現れました。

すると、突然、寅次郎博士の携帯がいきなり鳴り出し驚きます。

あわてて出ると…

「もしもし、あ、何、私を訪ねにきた人?今、お客さんが来てるんだが…え、明日でも良いって?わかった」

「どうした?」

門田さんが、のほほんと訪ねました。

「私に、お客なんて珍しいんだが…神楽師匠の孫の同級生らしいんだよ。私に話があるって…」

「ふーん」

[つづく]

2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。

また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しましたよろしくお願いいたします

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東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。


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※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)

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すっかり冬ですね。寒いです。
 
画像は、2014年個展作品[チャット博士]です。彼は、個展でお世話になっている、高円寺の猫の額さんの看板猫のチャット君がモデルです。
 
では、お楽しみください。
 
《第5章 イクサフィーゴのシヴァ》
 
チャット博士が、前日に交わした会話とは?
 
「彼は私に言ったのです。「目の前に現れる現象に惑わされず、冷静に進みなさい。今こそ彼を起こしなさい」と、その翌日、私達の星は大変な事になっていました…」
 
そう、猫の星のエネルギー供給が途絶えた、あの日…
 
「彼とは?」
 
「旧式イクサフィーゴ…初代のシヴァです。今、彼は、停止してしまった中央イクサフィーゴの代わりを務めています。テラから戻ってきた、スティードと共に、星のエネルギーを作っています。」
 
スティードとは、猫沢さんが、地球から持ち帰ったミニイクサフィーゴです。
 
「初代?」
 
寅次郎博士は、キョトンとしています。
 
「はい、あの時、虎之助博士が設置していったイクサフィーゴは、20年前に引退し、時折、猫達のいこいの広場でマルシェやお祭り用の小さなエネルギーを供給していましたが、あの日を境に完全に再稼動しました…」
 
「中央イクサフィーゴと言うのは…??」
 
「2代目シヴァです。私達一族が、初代の細胞を培養し育てました」
 
なんと、あの巨大なイクサフィーゴは、猫達が造り出した物だったのです。
 
「ク、クローンなのか!?なんてことだ…謎が解けた!歪みの原因は、これだったのか…」
 
寅次郎博士は、ハッとした表情で猫達を見つめます。
 
「どういう事ですか?」 
 
「君達は、初代シヴァを休ませてしまっていたんだね…」 
 
「はい…外壁や機器類に、かなり老朽化が進み、猫達の人口も増え、多くのエネルギーが必要になったので、もっと大きなイクサフィーゴを創ったのです」
 
猫達の選択肢、これは、寅次郎博士も計算外の出来事だったのかもしれません…。
 
「私は、初代シヴァの中に、時空間時計(スペースタイムクロック)を設置しておいたんだよ…そうか、止まっていたんだな…」 
 
「え?」
 
猫達はびっくりです。そんな仕掛けがされていたなんて、全く知らないのですから…
 
「そう言えば頻繁にビラーゴは、言っていました。「早く彼を起こしなさい」と…私は、皆に伝えたのですが…当時、子供だった私の言葉は、ただの戯れ言だと思われ、誰も聞いてくれなかったのです…私がイクサフィーゴと会話出来る事を知っていた猫達は、ほんの少しでしたから…」
 
「なるほど…」
 
「寅次郎博士…初代シヴァも、こちらに来る予定だったんでしょうか?」
 
「いや…4体だけだ。シヴァは、カルカナル磁場の防御担当だ…猫達を守ると約束した…」
 
「チャット君…2代目シヴァとはコミュニケーションは取れていたのかい?」
 
「いいえ…彼と話した事はありません…でも初代シヴァとは少しだけ…」
 
「ほう…」
 
「…2代目が設置された頃だったと思います。式典の時、初めて対面しました…初代は「猫達は、再び同じ道を歩み始めてしまった…」と、それだけ発して、後は一言も話さなかったのです…私は帰宅後、ビラーゴに、その言葉の意味を訪ねましたが「いずれ分かる時がくる…」と…」
 
チャット博士は、やや沈んだ表情で、寅次郎博士を見つめました。
 
「2代目シヴァが設置されたのは…テラ時間で20年前、ちょうど、ジャッコ博士が、テラ任務中で不在と聞いています」
 
猫沢さんは、式典を思い出していました。彼も出席していたのです。
 
「20年前…ジャッコ博士と出会った頃だ…しかし、私は記憶を取り戻す事は出来なかった…戻せなかった…?いや、戻させなかった?」
 
寅次郎博士は、一瞬の混乱の表情を見せましたが、すぐに冷静さを取り戻し、猫達の不安そうな顔を見つめます。
 
「寅次郎博士…私達は、大きな過ちを犯してしまったのですか?クローンを作った私達の選択は間違っていたのですか?」
 
「過ちではない、君達の集合意識が選択したんだ。最終試験と言っただろう?2代目シヴァは無垢な赤ん坊のようなものだ。カルカナルに対する恐れや知識はない…」
 
「……」
 
「ちょっと寄り道程度のアクシデントだ。今、初代シヴァが、動いているなら心配はいらない。 彼が温存していたエネルギーが、星全体を覆えば、再び、元の状態に戻る事は可能だ。チャット君、教えてくれてありがとう」
 
寅次郎博士は、チャット博士の肉球を優しく握りました。時空間時計(スペースタイムクロック)が、細切れで動いて、ようやく、たどり着いた時間は20年と言う、長い年月を要してしまった事はともかく、今、再び猫達と出会えた事に感謝しているのでした。。 
 
「いえ…私は…」
 
チャット博士は、もじもじとしながら、うつむきました。
 
「2代目シヴァは、カルカナルに乗っ取られている。これ以上、地球人達の歪んだエネルギーが、彼に注ぎ込まれたら暴走してしまうかもしれない…早く手を打たなくては…」
 
寅次郎博士は、ようやく時空の歪みの原因が分かり、ホッとしたのか、次の作戦を考え始めました。
 
「あの、寅次郎博士、ちょっとよろしいですか?」
 
宇宙船の整備士であり特殊捜査官の、猫谷エンジニアが、手を挙げました。
 
「はい」
 
「もう間もなく、カンタスカラーナの護衛艦が到着します」
 
「なんと!」
 
「覚醒した、あなた方を狙う者達が現れると思いまして、私が呼んだのです」
 
「!!!」
 
寅次郎博士は、猫達の用意周到さに、目をぱちくりさせました。 
 
[つづく]
 
2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
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行楽日和ですね。
つい先日、木村秋則さんの農園のリンゴ[ハックナイン]と[ジョナゴールド]を購入しました。とても貴重なリンゴを、奇跡的に扱っているお店へ、入荷と同時に行ってきました。ハックナインは、スッキリしていて実が締まっていて、とても、とても美味しかったです󾬄密度が違います。
ジョナゴールドは、数日後のお楽しみ。
 
では、物語の続きをお楽しみ下さい。
 
作品画像は、猫庭博士。可愛らしいお顔をしていますが、人間年齢は還暦あたりの設定になっています。
 
 
《第5章 門田さんの不思議な畑》
 
「門田さんは、今までと変わらず、私と一緒に農作物でも作って地味に広めればいいさ…確か、あなたのやり方は、私達と同じな筈だよ。ミッションは既に実行されている。もっとネットワークを繋げるんだ」
 
「はは、私も覚醒せずにミッションを実行していたかぁ…みちたろさと同じ道を辿っていたか」
 
 
寅次郎博士は、ニヤリとしながら、門田さんとハイタッチをします。
 
「思い出したよ。私のミッションは晩年に畑をやる事だった…。今の私の畑は、余計なもんは使っちゃいねぇ。種も固定種の自家採種さ!当時、出発前に立てたイクサフィーゴ捜索計画、あの頃、予定通り覚醒して、実行してたなら、全く見つからなかっただろうな…。だってよ、その頃、彼等は、まだ地球に来ていないんだからな」
 
 
門田さんの作る野菜は、村里の販売所で一番人気、野菜嫌いな子どもが「門田さんちの野菜だけは食べられる」と喜んでいる程の美味しさなのです。
 
そして、村では、不思議な畑だと噂されているのです。
 
「…いつのまにか、この国の作物は大量生産の生きる屍のようになってしまった…。外国じゃあ、日本の野菜は、とても販売出来ない位の農薬レベルさ…。利益優先を追い求めた結果…自分達の命を削っている事に気がつかないのさぁ…」
 
門田さんは、悲しげです。
 
「門田さん、私は、猫庭と言います。ヒノモトの野菜を調査させて頂きましたが、作物達は小さなエネルギーしか発せない程、弱々しくて悲しんでいました…虫達が、教えてくれました…」
 
植物研究の猫庭博士が、大きな瞳をうるませて、門田さんの側にやってきました。
 
「おぉ、分かってくれるか…!!」
 
「はい…」
 
 
「そうさぁ…野菜だけじゃない、人間が口にするもんのエネルギーの質は落ちてやがる…そんなもんばかりじゃ、エネルギー不足になっちまってまともに動けねぇさ…」
 
門田さんは、お茶をすすると窓の外に視線を投げました。窓から見える、木々の枯れ葉が小さな渦を巻いて舞っています。
 
「そのようですね…テラビトサンプル達のデータを取ってみましたが…ストーンブロックの影響で、味覚麻痺がおきていますし、脳神経の誤作動が目立ちます…若いうちから、なんらかの病に陥る個体も多く見受けられました。それに対して彼等は、何も疑問すら思っていませんでした…」
 
猫沢さんが、サンプル1号の立体スキャン映像を投影しました。同時に自律神経が狂っていると思われる動作の映像が流れます。
 
「おいおい、この人大丈夫なのかね?顔色悪いなぁ…まだ若いのにかわいそうに…まるで、燃費の悪い壊れた車だなぁ…」
 
門田さんは、苦笑いしています。
 
「車?」
 
「あぁ、車だ。食べ物をガソリンに例えるとしよう。同じ年式、同じ型の車がある。走行距離も同じだ。一方は、いわゆる普通のガソリンスタンドで入れ、もう一方は、どこの何かも分からぬ無印のスタンドで超格安のガソリンを入れ続けた。前者は、さほど問題なく走り続け、後者は、何故か、不具合も多く故障もしやすい…修理費も嵩み、とうとう買い換えたんだ。前者は、後者が、早々に3台目を買う頃に、ようやく2台目を購入を考え始めていた。使った金額は大差がないはずはない、後者の方が出費は大きい…」
 
「普通のガソリンと格安のガソリンの違いは?」
 
寅次郎博士が、野菜チップに手を伸ばしつつ問うと、
 
「質だよ。前者のガソリンは、適性な質で、順調に車が走るように作られているが、後者の格安ものは、余り物みたいな物を混ぜて作ったものが多い…質が悪いから、部品達にも負担がかかる。負担がかかった所から不具合が出てくる。人間に例えてごらん…」
 
門田さんは、話終えると、蕎麦チップをポリポリと食べました。
 
「…なるほどね。面白い例えだ。君達は解ったかい?」
 
寅次郎博士は、猫達に問いかけました。
 
「クルマと言うのは、化石の油で動く、乗り物の事ですね。後者と言うのは、低い周波数の食べ物で、体を作り動かしているテラビト達を引っ掻けたのですね。確かに周波数が低い物を口にすれば、テラビト達の周波数は一気にダウンし異常が起きます」
 
猫沢さんは、するりと答えました。続けるように猫庭博士が話します。
 
「この村は、私達の星の[深き森]そのもの…ここのテラビト達の周波数レベルは、街のテラビトの数倍です。あなた方が伝えようとしているのは……」
 
猫庭博士は、ぶわっと大粒の涙が溢れ、顔をハンカチでおおいました。
 
「そうだよ。食い物の力と言うのは、それくらい重要なんだよ…」
 
門田さんは、優しく猫庭博士の頭を撫でました。門田さんも、普段、街のマルシェや道の駅で野菜を買いに来る人に、このような話しても、なかなか理解を示してくれなくて、寂しい思いをしていましたので、とても嬉しかったのです。
 
「カルカナル達は、人間達を、一定の思考ブロックで見えない檻に閉じ込め、歪ませたエネルギーを食糧として生きている…その為に造られた物質達で、溢れ返っているんだ…それを破壊しようとする私達は、彼等にとって、悪魔の化身にしか見えないだろう…」
 
寅次郎博士は、手のひらに現れた水晶玉のような物体から、飛び出した黒羽黒衣の天使の幻影を眺めていました。猫達も、天使の動きに合わせて一斉に視線を追います。
 
門田さんは、その可愛らしい姿に、すっかり和んでいました。
 
「だが、このままにしておいては、磁場の影響を受けて、還るべき場所(星)を忘れてしまった者達や、遭難してしまった者達を救えないんだよ…彼等は、カルカナルの虜になり、いつまでも地球で生き続ける…このままでは彼等の思う壺さ…他の宇宙の周波数帯に影響が及んでしまう…だかね…、そんな、危険をおかしてまでも来たいと願う程、魅力的な星なのさ…地球(ここ)は…」
 
寅次郎博士は、謎めいた笑みをうかべながら話しています。
 
猫達は、キョトンとして、こんな逆さまなカルカナル世界を、魅力的だと言う寅次郎博士に、イマイチ共感できないのでした…。
 
「チャット君と言ったね。ビラーゴは、君の事を、とても優秀な猫と言っていたよ」
 
寅次郎博士は、優しい眼差しで、チャット博士を見つめました。 
 
「ビラーゴが…嬉しいです。彼は、私の一番の友人です。彼が、カンタスラーナを離れる前日、不思議な事を言っていたのを思い出しました…」
 
「ほう、なんて言っていたんだい?」
 
(つづく)
 
2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
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猫が膝に乗ってくる季節になってきましたね。いかがお過ごしでしょうか?
 
画像は、2014年個展作品[猫伊虎之助博士とイクサフィーゴ]です。
 
《第5章 合同猫会議 》
 
資料を手際よく広げる寅次郎博士と猫沢さん、いよいよ、イクサフィーゴ捜索作戦&カルカナル磁場破壊作戦会議が始まります。
 
「本日は、緊急異星間会議に、ご参加くださりありがとうございます。私、議長を勤めます。地球代表の風天(かざま)寅次郎です」
 
「副議長を勤めます。カンタスラーナ星代表の猫沢空(ねこさわくう)です」
 
二人が、ペコリとお辞儀をすると、門田さんと猫達もペコリとお辞儀をします。
 
「さて、今回の議題ですが、現在、私達の住む地球では、巨大なカルカナル磁場が発生し、我々地球人達に大きな影響を与えている事に加え、カンタスラーナ星での、カルカナルの影響の関連性についてです。まず、これらについて軽く説明します。猫沢博士、お願いします」
 
 
寅次郎博士は、猫沢さんに話を振ると、神楽師匠が残した記録帳の付箋部分を広げていきます。
 
「はい、私達の住む星では、現在、中央イクサフィーゴが停止し、テラ時間で1年半が経とうとしています。同時に東西南北に配置したイクサフィーゴ4基も姿を消してしまいました。そして私は、テラに移動してしまった彼等を捜している事を、猫の皆さんは、ご存じだと思います」 
 
猫達は、うんうんと、うなずきながら、資料を見つめます。門田さんは、初めて聞く話を、真剣な面持ちで聞いています。
 
「本体が停止した時に現れた、大きな目玉…あれは、テラビト達が発した、歪んだエネルギーの影響で現れた現象と断定した私達は、テラビト達を調査した結果、彼等の内外部に蓄積された物質に辿り着きました…かつて私達の先祖を苦しめた物質です。通称、漬物石、正式名はストーンブロック…現在テラビト達は、あらゆる感覚を麻痺させられ、特定の思考ブロックシステムに押し込められています」
 
猫沢さんは、漬物石を視覚化した図を見せます。
 
「思考ブロック…地球人である我々は、その事に、なんら気づく事も自覚する事もなく、うっかり一生を過ごしてしまう。この世界を見たまま、そのまま、疑う事もなく、与えられた情報を信じています。一見、なんら支障もなく害もなく、平和にすら思える、特殊形成された周波数帯の世界を生きているのです。これがカルカナル磁場です」
 
寅次郎博士は、現在、地球人達が、カルカナル磁場が造り出した世界の中で、生きている事を説明しました。
 
「カルカナル磁場は、私達が、その事に気づく事を妨げる為、あらゆる手段で妨害し、勢力を上げてきている。奴等の活動を脅かす存在を次々と消していく…私達の仲間も、何名か消されている事だろう…」
 
寅次郎博士は、切なそうです。
 
彼等は、地球任務につく時、百人ほど選ばれ、小さなチームを組み活動するのですが、途中で命を落としたり、狙われたり、はたまた、覚醒を妨害され遭難し、ミッションを遂行しないまま帰還して来たりと様々なのです。
 
計画を、実行出来るチームは、とても少ないと、寅次郎博士は、神楽師匠が残した記録の中の、新聞記事の切り抜きを見つめて言いました。
 
学者や医師や活動家等のジャンル様々な著名人と言われる人々の、不自然な事故死や病死、行方不明、 暗殺事件等…物騒な記事ばかり… 
 
「これらは、私達の仲間…下手に目立ったり有名になると、奴等が潰しにくる…中にはうまくやっている者もいるが、苦戦を強いられている事だろう……」
 
「風天さん、偶然にも私達は、ただの蕎麦職人と農家の一般的なじじいだ。誰も怪しいとは思わないだろなぁ」
 
門田さんは、悪戯っぽい笑みを浮かべていました。 
 
「確かにな、いつの間にか、ミッションに適した土地に住んでいるにも関わらず、無駄に年を取ってしまったと覚醒後に後悔したが…今、思えば、そんな事はなかった。今現在が、この時なのかもしれないな」
 
「私達もいます!お手伝いします!」
 
チャット博士が、目を輝かせて言いました。 チャット博士の先祖である虎之助博士は、現在の寅次郎博士であり、憧れの存在、猫達は、かつて星を救った英雄と共に行動出来る事に、誇りを持っていました。
 
今、この時を…皆は待っていたのです。
 
「ありがとう、心強いよ」
 
寅次郎博士は、笑みを返すと猫達の顔は、パァッと明るくなりました。
 
「さて、私達カンタスラーナ人の任務ですが、当初、ミニイクサフィーゴ発見次第回収し星に持ち帰る計画でしたが、発見後に稼働スイッチを入れ、テラに置いていく事になりました。それに伴い、任務終了後に帰還し、新たな任務につく事になります」
 
猫沢さんは、厳しい表情になりました。
 
「ウィラード一族…ですね」
 
猫達の表情は、一瞬にして硬くなります。
猫達の不安を和らげる為、寅次郎博士は、新しいお茶を注ぎつつ…
 
 
「彼等の力を阻止する為には、ミニイクサフィーゴ達をいち早く見つけ出す事だ。稼働させれば地球のカルカナル磁場に風穴があき、勢力が弱まる。ウィラード達は、力を失い、君達の星は元の世界に戻る。この任務は君達の力にかかっているんだよ」
 
寅次郎博士は、猫達を真っ直ぐ見つめました。
 
「風天さん、私は一体何をすればいい?」
 
門田さんは、色々と変更になったミッションに、自分は、どうして良いのか戸惑っていました。昔、立てたハードな計画を実行するには、もう、体力も気力もありません…。
 
老化が進み深い皺を刻んだ、ホログラムボディを繁々と見つめていました…。
 
「心配しなくていいよ、門田さんには…」
 
(つづく)
 
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2017年1月6日(金)~1月18日(水) 東京 高円寺 猫の額さんにて、企画展に参加させて頂きます。
 
今回、企画展に参加するのは初めて、素敵な作家さん達と、冬の星空と猫を題材に作品を作り上げます。
ようやく秋晴れ、急激な朝晩の寒さに驚きます。
 
画像は、1015年個展作品[星を繋ぐ猫達]のDM葉書用作品。猫沢さんとΣ達です。
使用画材、三菱ユニポスカ、コピック
 
それでは、続きをお楽しみ下さい。
 
《第5章 寅次郎博士の宇宙蕎麦》
 
お腹を空かせた、門田さんと猫達の前に、冷水でサッと締めた出来立ての蕎麦が、ザルに乗ってやってきました。
 
猫沢さん達は、始めて見る蕎麦を興味津々に眺めています。
 
寅次郎博士は、小さなフォークと、特製のつゆが入った小さなお椀を用意してくれました。薬味はありません。彼等に、葱はご法度です。猫達は、どうやって食べるのか分かりません。困った顔をして見つめます。
 
 
「こうやって食べるんだよ」
 
門田さんは、最初は何も付けずに食べ、次は、蕎麦をつゆにスッと浸して、つるつると食べました。何口か無心で、口に運んだ後、門田さんは満足げな表情で、
 
「んまいなぁ。完璧に受け継いだんだな、みちたろさの味だ…たいしたもんだ!」
 
「ありがとう。この蕎麦は、微力だが、地球人達の意識に、なんらかの影響を与える事が出来る」
 
寅次郎博士は、笑顔で言うと、猫達があたふたして食べる姿に吹き出しそうになっていました。
 
「私達の星には、このような液体に付けて食べる食べ物はありません…わたし的には、何も付けずに食べた方が美味しいです」
 
猫沢さんは、両手でフォークをクルクルし上手に巻いて、パクリと食べていました。他の猫達も真似して食べています。一人だけ、チュルチュルと上手に食べている猫がいます。
 
黒づくめの衣装に、愉快な帽子をかぶった、アストロ.ニャーです。器用に食べる姿に、不思議そうに見つめる二人…
 
アストロ.ニャーは視線に気づき、こう言いました。
 
「おいらは、元々地球に住んでいたんだ。昔、一緒に暮らしていたご主人が、こうやって食べていたよ」
 
「君は、カンタスラーナ星人じゃないのか?」
 
寅次郎博士は、驚きます。
 
「違うよ。昔、ご主人の部屋で遊んでいたら、おおきな本が落ちてきて、頭に当たったの…それ以来、不思議な力を手に入れて、宇宙を旅してるんだ」
 
「君の飼い主は…健在なのかい?」
 
「…もう、とうの昔に亡くなってた…おいらの、おうちもなかった…でも、これを拾ったよ…」
 
アストロ.ニャーは、巾着袋から、小さな、錆びてボロボロになった鈴を取り出しました。
 
「おいらの宝物だよ…」
 
そう言って、そっとポーチに仕舞いました。
 
「おいら、地球が大好きだよ…だから、彼等と一緒に戻ってきた」
 
「彼は、テラに重なる周波数帯の位置を熟知しています。これを元に、私達は調査をしています」
 
猫沢さんは、アストロ.ニャーが、作成した周波数帯マップを広げました。
 
「なんと、地球人が、感知出来ない領域まで描いてある…あ、アガルタの場所まで!凄いな…」
 
寅次郎博士と門田さんは、老眼鏡をかけ、食い入るように覗き込みました。
 
「地球上で生身の人間が感知出来る領域は、非常に狭い…稀に感知出来る人間もいるが、無意識に行き来している時もあれば、混乱してコントロールを失い、精神崩壊する者もいる…もしくは、向こう側の存在に脳をハッキングされてしまう…君は、これらを全て見てきたのかい!?」
 
寅次郎博士は、驚いています。元地球猫が見てきた、様々な周波数帯の世界…
 
「うん。不思議な力を手に入れた時、コントロールする力を、ネコマスターが教えてくれたよ」
 
「ネコマスター?」
 
寅次郎博士は、一瞬、仙人のようなネコの姿を想像しました。
 
「地球猫の親分みたいな者だよ」
 
「彼には会えるのかい?」
 
寅次郎博士は、好奇心に胸踊りました。
 
「会えると思う…けど、どこに居るか分からない…」
 
そう言うと、アストロ.ニャーは、残りの蕎麦をペロッと、美味しそうに平らげました。
 
皆、蕎麦をすっかり食べ終わると、寅次郎博士と、猫沢さんは、調査記録等をテーブルに広げ始めます。
 
いよいよ、これから、会議です。
 
「ここに、みちたろさが居てくれたらな…」
 
門田さんは、寂しそうに言うと、
 
「神楽師匠が、残してくれた記録と猫達の協力がある。なんとかなるさ」
 
寅次郎博士は、何十冊にも及ぶノートを、ポンポンと叩きました。
 
「時空が歪んでいなければ、覚醒した3人が集まれる予定だったな…ははは、イレギュラーはつきもんだな…」
 
門田さんは、ため息混じりに笑っていました。
 
 
「カルカナル磁場の影響は、凄まじいのですね…」
 
猫沢さんは、かつて星の猫達を守った巨木のペンダントを見つめながら言いました。
 
そして[橋渡しの民]達の、任務の過酷さを感じ、寅次郎博士が、カンタスラーナ任務[猫居寅之助]時代の頃の話を、思い出していました。
 
「さて、これから、会議をはじめよう」
 
[つづく]
 
 2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
(※このブログでは、ブログ小説【猫沢さん作品[幻想の魚の秘密]】架空のSF物語を展開中です。
 
東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。
 
 
猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
 
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
(※ このblog内の画像や文章を無断で転載等をする事は、ご遠慮下さい。一言お知らせ下さい)  
 
猫の額さんのHPはこちら↓

 

 

雨が続き、まるで梅雨時のような秋空…秋ってこんな気候だったっけ?と首をひねる!今日の頃です。
 
 
http://www6.speednet.ne.jp/nekojarasi/ 猫の額にて2017年6月個展開催決定
 
画像は、2014年個展作品[幻想の魚の秘密]猫沢さんとイクサフィーゴ
 
使用画材 三菱ユニポスカ コピック
 
では、続きを、お楽しみ下さい。
 
《第5章 再会の祝い》
 
翌日、寅次郎博士は、門田さんを迎えに、再び車を走らせます。
 
招かれた門田さんは、寅次郎博士の自宅に、驚きました。小さいながらも立派な洋館、中に案内されると、アンティークな調度品の数々と数匹の猫達が迎えます。
 
大広間の扉を開けると、そこには黄金に輝くイクサフィーゴが静かにたたずんでいました。
 
「あれが…イクサフィーゴか…」
 
「門田さんは、始めて見るかもしれないな。私は、彼等の力を借りてカルカナル磁場を壊している」
 
「あぁ初めてだ。あんたとは元々、担当地区が違っていたからな…使う道具が違う…噂は聞いていたが、立派なもんだな…こいつは、桁違いの力を持っていると聞いたよ」
 
門田さんは、イクサフィーゴを、目を丸くして眺めています。大きな魚のような物体が、ケースの中に入っているのですから…
 
「あぁ持っているよ…その分、付き合いが難しい…本来なら4体必要だが…猫達が1年前に1体持ち帰ってしまった」
 
「一体?何故…」
 
「猫達の星と地球の間に、時空の歪みが生じて、留まらなくてはならなくなった…猫達の星には現在、合計3体のイクサフィーゴ達が居る。そして、人工的に生み出された養殖イクサフィーゴ達も存在する…それらはエネルギー供給システムとして稼働しているよ」
 
養殖とは、驚きです。猫達の技術は、凄いようです。
 
「養殖?エネルギー供給システム?私は、カルカナル磁場破壊装置と聞いていたぞ?風天さん…一体イクサフィーゴってなんなんだ?」
 
「破壊…一応、そう言う名目で行動を共にしている私自身も、イクサフィーゴと言う者が、本当はどういう存在なのか解っちゃいない。前回の任務では、彼等は、カンタスラーナで、猫達の生活を支える施設の一部になる使命を持っていた。その中で、地球での任務行きに賛同した者達を連れてきたんだ。なぁ、ビラーゴ」
 
寅次郎博士は、ガラス越しのイクサフィーゴの名前らしきものを呼ぶと、返事をするように輝いた。
 
「ビラーゴ?」
 
「個体名さ、彼等は意思ある生命体だ。門田さん、彼等を単なる道具ではなく、チームメンバーとして扱ってほしい」
 
「わかった。私は門田…いや、キノリアだ。ビラーゴ、よろしくな」
 
軽く挨拶をすると、イクサフィーゴは、挨拶をするように輝きました。仲間に会えた事を喜んでいるようです。
 
「さ、猫達がお待ちかねだ。応接間に案内するよ」
 
応接間では、カンタスラーナ星人達が、二人の到着を、今か今かとワクワクしながら待っていました。 
 
扉を開けた途端、目に飛び込んできた、カンタスラーナ星人達に、門田さんは、思わず駆け寄ります。猫沢さんが代表に立ち、
 
「ご無沙汰しております。お元気そうで何よりです󾬄まさか、貴方も寅次郎博士の仲間だとは驚きました󾬄」
 
そう言うと、猫沢さんは、小さく柔らかな肉球を、そっと門田さんの手のひらに乗せました。ぷにぷに[猫の星流握手]です。
 
「久しぶりだのう、あの時はぞんざいな扱いをしてしまって、すまなかった…」
 
門田さんは、深く詫びると、猫沢さんは、ぷるぷると首を振りながら…
 
「いいえ、気にしないで下さい。カルカナル磁場の影響で、私達のような存在を、テラビト達には、拒絶させるように、思考プログラムされている事を知ってましたから…。改めて、自己紹介します。私は、猫沢空(ねこさわ くう)シリウス系第5惑星カンタスラーナから来ました。そして、私の仲間達です」
 
猫沢さんは、調査員達を簡単に紹介しました。
 
「私は、地球人名、門田たかし…本名はキノリア…橋渡しの民だ」
 
門田さんは、猫沢さんの肉球を、きゅっと握り返しました。
 
「門田さん、猫沢博士、今、蕎麦を茹でるから、待っていてくれ」
 
寅次郎博士は、蕎麦茶を振る舞うと、スタスタと厨房に向かいました。
 
「んまい!」
 
門田さんは、蕎麦茶に舌鼓を打ち、猫達と共に、蕎麦が出てくるのを待っていました。
 
カンタスラーナの猫達も、初めて、寅次郎博士の蕎麦を食べる事になります。
 
[つづく]
 
2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
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猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
 
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
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前回の更新から、随分間隔が開いてしまいました。お待たせいたしました。
 
画像は、2016年個展作品の寅次郎博士と猫のアルハンゲルです。
 
では、続きをお楽しみ下さい。
 
 
《第5章 寅次郎博士と門田さん》
 
「風天さん、あんた、みちたろさの弟子って言っていたな。私も昔、食べたが、ありゃぁ本当に旨い蕎麦だった。あんたの蕎麦もうまいんだろうなぁ…」
 
門田さんは、落語家のように、蕎麦をすする真似をして見せました。
 
「味は保証するよ。私は、今、小さな村の診療所もやっている。すっかり蕎麦打ちが本職になっているがね。あそこで働いていた頃よりも、楽しいねぇ…」
 
寅次郎博士は、かつて自分が勤めていた大病院の事を、思い出していました。
 
「あそこはエリート医者ばかりと聞いていたし、給料も相当良かったと聞いていたが…」
 
「確かにな…だが、私には…あの世界は合わなかったよ…そう言う門田さんは、もう、絵は描いていないのかい?」
 
「たまに描いているよ。数年に1回展覧会をする為に、時々、東京に出向くくらいで、あとは畑の守だ。ふもとの町の販売所で野菜を売ったり、山で狩りをしたりして暮らしてるさ」
 
「そりゃあいい。展覧会する時は、教えてくれ、見に行くよ」
 
二人は、地球人として生きてきた事柄を、軽く報告しあうと、美しいカンタスラーナ星人の話に移った、門田さんは、彼女について気にかかっていた事が、あったのです。
 
「この美女猫は、一体?」
 
「私の捜索任務を代々受け継いだ、[猫の私]の子孫に当たる一族の一人だよ。彼女は、私が星の猫達に伝えた全てを理解し、深く研究し、星の平和を護っていた猫でもあるんだ…そして見事に、私を探し当てた…」
 
「なるほど、あんたが、このチームのリーダーに、抜擢されたのが、なんとなく理解できたよ…」
 
門田さんは、この星に共に派遣される前に行ったミーティングで、役割分担をした時の事を思い出していました。
 
「私達の任務は、星の…いや、宇宙の循環を促す為の一筋の光、後に続く者達を育てていくのも任務の一つさ…」
 
寅次郎博士は、そう言うと、手の平に現れた光のボールを、クルクルと回していました。
 
「光か…確かに私達の仕事は、一瞬の光にしか過ぎない、小さな瞬きのようなもんだな…」
 
「この星のホログラムボディは、この瞬きのような一生を、実に長く感じるように設定されている重い入れ物だ…危うく、任務を忘れて星に帰る所だったよ。猫達に感謝しなくてはね…しかし、門田さん、この猫の絵から出てくるエネルギーが凄いのだが…」
 
寅次郎博士は、ジャッコ博士の絵から溢れる、光のような粒子が踊るのを眺めていました。まるで、再会を祝うような暖かな空間。
 
「ほう、風天さんにも分かるか?これを描いた時、とても不思議な感覚に包まれていたんだが…私は、この女性猫に会ってみたいのだが…会えるんかね?」
 
「…彼女は、とうに猫の星を離れたと聞いたよ…」
 
「…そうか…」
 
門田さんは、とても残念そうです。
 
二人は、お茶をすすりながら、煎餅を頬張りました。
 
「門田さん、明日、また詳しい事を話す。次のミッションの打ち合わせをしよう」
 
「あぁ、蕎麦も楽しみにしているよ!」
 
「あ、そうそう、これを渡しておこう。猫達が用意してくれたシリアルバーだ、覚醒したばかりの脳は、エネルギー消耗が激しい。これを食べてゆっくり休んでくれ」
 
寅次郎博士は、猫沢さん達から貰った、シリアルバーを数本、手渡しました。
 
「ほー!こりゃありだかい。ちょうど、腹へって、眠たくて仕方なかったんだよ…ありがとう」
 
「私は、そろそろ、これで失礼するとしよう。明日、迎えに来るから!」
 
「じゃな」
 
「ちょっと待ってくれ!」
 
門田さんは、隣の小屋に行くと、何やら持ってきました。
 
「これ、うちの畑の野菜だ!持っていってくれ」
 
米袋にいっぱいの、秋の収穫野菜を渡して来ました。
 
「あぁ、ありがとう」
 
寅次郎博士は、そう言うと、車に野菜を積み込み、沈みがかった夕日を眺めながら、自宅に向かうのでした。
 
[つづく] 
 
2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。
 
また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓
 
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東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。
 
 
猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
 
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
 
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ポストカード入れ替えました。今年度の個展作品のポストカードもございます。


委託していただいている。岐阜県美濃加茂市 中山道太田宿にある「パン工房 いまやす」さんです。

一見、パン屋さんに見えない、たたずまいですが、中に入ると美味しそうなパン達が迎えてくれます。しっかり、シットリした食べ応えがある食感の、優しいパン達、奥には喫茶スペースもあり、店内での飲食も可能です。

近くにお越しの際は、是非、お立ち寄りくださいませ。

詳しくは、パン工房いまやすさんのHPをご覧ください。



いまやすさんがある、中山道の通りに沿うように、木曽川が流れています。堤防道路は地元民が散歩やランニングコースとして利用され、太田宿を散策する人達も多く、素敵な風景を楽しめます。


近くに、太田宿 中山道会館もあり、お土産コーナーや、食事処、史料館もあり、ちょっとした休憩も出来ます。

(時々、こちらでも作品展示させて頂いております)










暑いですね。

来年の1月に、猫の額さんにて、企画か示の参加が決定いたしました。作品の構想も浮かんできました。

楽しい企画展になるよう頑張ります。

では、お楽しみ下さい。

画像は、2015年個展作品[美しきメッセンジャー]
ジャッコ博士、彼女は、この物語の大切な役割を持つ、タイトル通りのメッセンジャー、門田さん製作の作品と言う設定。

モデルは、猫の額さんの先代看板猫ジャッコさん。
(現在、この作品は手元にはなく、ニューヨークの猫好きの方の元に、お嫁入りしていきました)


《第5章 イクサフィーゴと猫達》

門田さんは、あまりの驚きに、煎餅を畳に落としかけました。

「風天(かざま)さん、今、何て言った?」

「猫達が、探していた人物は見つかったよ」

寅次郎博士は、のほほんとして、お茶をすすり、安堵の表情です。

「あんたの知ってる地球人か?」

「ああ」

「誰だったんだ?」

「私だよ」

「はぁぁ?あんただったんかい!?なんでまた?」

「命綱さ」

「命綱?」

「彼等は、私が以前任務していた星の住民だ。私は、任務が終わり星から離れる直前に、彼等にお願いをしたのさ「私を探して起こしてくれ」とね」 

「用意周到だな!」

「彼等は世代を越えて、探し出してくれた…感謝しなければならないよ。私は、なんとしてでも地球で、覚醒しなくてはならなかったからな…」

「イクサフィーゴ担当者も、結構キツいのう…」

「そうでもないさ。今回のミッションのタイミングの鍵を握るのは、イクサフィーゴ達だ。今が、そのタイミングなのだろう…その彼等が、猫達を大勢引き連れ地球に来たんだ。カンタスカラーナ星人の智恵を借りよ。とね…」

「イクサフィーゴが…!?あぁ、あの猫達には、悪い事をしたなぁ…私はてっきり幻覚の類いか、動物霊か何かのイタズラだと思って、冷たくあしらってしまったよ…」

門田さんは、申し訳なさそうな表情で、囲炉裏にかけた鉄鍋の中の具材をかき混ぜていました。

何やら、良い匂いが立ち込めます。 

「気にするなよ。また、彼等とコンタクトを取るから、会わせるよ」

「もちろん会うさ!」

「ひとつ、聞いておきたい事がある…」

「なんだ??」

「猫アレルギーは持ってないな??」

寅次郎博士は、とても真剣顔。 猫の館の主として、これは重要な事だからです。 

「全く平気だ!ところで、風天(カザマ)さん、あんた、鹿肉食えるか?」

鹿肉と聞いた、寅次郎博士。無表情で首を横に振りました。

「じゃ、キジは??」

さらに激しく、首を横に振ります。

「…そか」

門田さんは、少し残念そうに、鍋の蓋をソッと閉じました。

「実はな…猫達の星は、未だ、カルカナルの影響下にあり、イクサフィーゴの力を必要としている。まだ数体は、カンタスカラーナに居る」

「揃っていないのか?一体どう言う事だ?」

「どうやら地球でのカルカナル磁場の影響で、足止めを喰らっている…それに猫達の星では、奴らの残党が復活したらしい…ことごとく、何かが歪められズレている…」

「残党復活?」

「あぁ、カルカナルの力を受け継いだ、僅かな猫達のマインドを乗っ取り再生したと聞いた…まぁ、詳しくは、猫達から直接聞いてくれ。あ、ちょっと電話してくる」

「あぁ…」

寅次郎博士は、土間に向かい外に出ると、思い切り深呼吸をしていました。さっきの鹿鍋の匂いが、少々、キツかったようです…。

そして、手の平を効き耳に当てると…

「猫沢くん、聞こえるかい?私だ。門田さんとコンタクト取れた」

暫く、聞き耳を立てていると返事が返って来たよう。

「わかった、ではまた明日」

寅次郎博士は、再び家の中に戻っていきました。

「お待ちどうさん。門田さん、良かったら、明日、私の家に来ないかい?猫達にも会える」

「本当か?」

「あぁ、極上の蕎麦もご馳走するよ。あれ?」

寅次郎博士は、再び、猫の絵を見つけました。宇宙飛行士のような、キラキラした眼差しの猫です。

「ジャッコ博士…」

「この猫も、知り合いか?」

「あぁ、彼女には随分、世話になった…」

「美しい猫だな。私は、彼女には直接、会っていないが、こう、希望に満ちた真っ直ぐなエネルギーやイメージが浮かんで…筆を走らせたが、とても楽しかったよ」

「明日、この絵を猫達に見せるといい、きっと喜ぶだろう」

寅次郎博士は、優しい眼差しで、ジャッコ博士の絵を見つめていました。

「そう言えば、風天さん、あんた、今は何やってるんだ?」

「蕎麦職人だよ」

[つづく]

 2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。

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暑い日が続きますね。今年始めに仕込んだ、手作り味噌を、お味噌汁にしてみましたら、とても美味しくて、発酵食品って凄い!と思いました。

では、続きをお楽しみ下さい。

画像は、2015年個展作品です。物語上では、今回登場した、門田さん(テラビトサンプル2号)が、描いた作品と言う設定です。


《第5章 カルカナル磁場の歪み…》

「随分待たせたな。カルカナル磁場の影響で時空が歪み、私達の覚醒に支障が出たと思える…」

寅次郎博士は、そう言いながら、真顔でお茶をすすりました。

「そうか…この星でのカルカナルの影響は、相当なものだな…本来なら、この星に来て、二十年を過ぎた時点で、覚醒し、落ち合う計画だったが…その頃に会いたかったわい…見てみろ、この皺を、すっかりじぃさんだぁ!」

門田さんは、カカカカと、笑いながら、深く刻まれた皺を指差し、出た腹を、ぽよんと叩きました。

「ははははは、私もだよ。今年で70だ。この星のホログラムボディの耐久年数は、驚くほど短くて脆い、通常の倍の速度で劣化していくんだ。気がついたら、この姿さ!」

寅次郎博士も、すっかり白くなった、自分の髪の毛をワシワシと掴みました。

「みちたろさ…いや、カミオンは、覚醒していたのか?」

「いや…」

「じゃあ、これは?」

門田さんは、不思議な顔で、日記を指差します。

「完全覚醒ではないよ。無意識下で書いた物だ。神楽師匠は、生前、私に、妙な言葉や文字が浮かぶと言って、よく見せられた口だ。その当時の私も覚醒してないもんだから、すっかりちんぷんかんぷんだった…」

「ぷぷ…私と同じだな…」

「どう言う意味だ?」

「私は、文字や言葉ではなく、イメージとして浮かんできていたんだよ」

「ほう?」

「頭の中に、映画のシーンのようなものが浮かぶのさ、私達の星の場面、他の星でミッションをこなしていた場面、地球でのミッションのミーティング風景…その時の会話や出来事が、イメージとしてね…私は、これは単なる妄想か夢だと思っていた…」

「成る程…いいところまで思い出していたのか…私は、どうだったろうか…?3歳くらいまで、以前の記憶があって、周りに[変な宇宙の話する変な子]と言われていたが、ある日ピタリと言わなくなった…周りに[やめろ]と言われ続けて、だんだん話せなくなっていたんだな…」

寅次郎博士は、当時の自分を振り返っていました。確かにその時までは、鮮明に覚えていたのです…

「そうだったのか…私の場合は、飯の種になった…この記憶の欠片を再現してSF画家として、仕事していたさ。本も何冊か出した」

そう言うと、門田さんは、押し入れからファイルを出してきました。

今まで手掛けた本の挿し絵や映画看板、それはそれは、胸踊る見事な宇宙ロマンを描いた作品から、息をのむような美しい女性の絵が、数冊のファイルに保存されていたのです。

「これは…見た事ある!これ、門田さんが描いたのか!?この絵、何かの雑誌に載っていたな…」

寅次郎は、まるで子供のような眼差しで、懐かしみ、ふと、数枚の作品に目が止まりました。

「あ…」

「懐かしいだろ、私達の故郷さ…私は、この作品で、賞を貰ったんだが…当時、何人かに「理由は分からないが、涙が出て仕方ない。懐かしい」と、言われた事が何度もある。彼等も、同志だったんだろうか…?あの時の彼らは…今、どうしているだろう?」

門田さんは、作品の前で、花束を抱え、満面の笑みで写る、自分の姿を眺めていました。年の頃は、30才位でしょうか。 

「これ門田さんかい?男前じゃないか。それにこの作品…無意識下で描いたとは思えない正確さだな…」

鮮明に思い出した二人は、懐かしんでいました。

「そうか、私の中から出てきた作品は…私の記憶そのものだったのだな…」

「門田さんは、いつしかそれを、現実には、ありもしない空想物語を描いている。と、思い込んでいた…」


「これが、地球でのカルカナル磁場の影響か…どれだけ対策を練っても、我々の宇宙意識や覚醒時期が歪められてしまう…」

門田さんは、悔しそうに言うと、煎餅を噛み締めました。

「先輩が言っていたな…[地球が一番、覚醒が難しい、なめてかかるな]と…こう言う事だったのか…」

ファイルを眺める寅次郎博士の視線に、黄ばんでいない、真新しい絵が飛び込んできました。

そして、吹き出した。

「どうした、風天(かざま)さん?」

「か、門田さん?こ、この猫の絵!?」

「あぁ!それか、そりゃ、1年位前に遭遇した宇宙人だよ!」

「カンタスカラーナ星人だな?」

寅次郎博士は、ケラケラと笑っています。

「よく知ってるな。彼らは、とても紳士的な生命体だったよ。あの時、誰かを探していたらしいが、見つかったんだろうか?」

「見つかったよ」

「へ???」

門田さんは、寅次郎博士に、はてなマークをぶつけた。

[つづく]

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東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。


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