後発医薬品大手2社の今年3月期(昨年度)決算が5月14日に出そろい、共に大幅な増収・増益となった。国の後発品使用促進策が強化される今年度の業績予想については、沢井製薬が売上高620億円(前年度比23.8%増)、営業利益100億円(17.4%増)、経常利益98億円(16.6%増)、純利益58億円(16.4%増)。東和薬品も売上高432億円(10.6%増)、営業利益89億円(14.9%増)、経常利益88億円(18.4%増)、純利益53億円(15.2%増)といずれも2ケタ台の増収・増益を見込んでいる。

 今年度の診療報酬改定では、「後発医薬品調剤体制加算」が見直され、後発品の調剤率30%以上(数量ベース)の薬局に対する評価が手厚くなった。
 東和薬品では、08年の導入当初に比べ、同加算が後発品使用促進策としてより大きな影響力を持つとみている。実際、同社の今年4月の月間売り上げは前年同月比21%増で、同加算が新設された08年4月の前年比伸び率(19%増)を上回ったという。

 昨年度の業績は、沢井製薬が売上高501億円(13.1.%増)、営業利益85億円(82.5%増)、経常利益84億円(87.7%増)、純利益50億円(104.3%増)。増収・増益の要因としては、DPC病院への営業強化やコストコントロールの徹底などを挙げている。
 東和薬品は、売上高390億円(8.6%増)、営業利益77億円(20.9%増)、経常利益74億円(11.2%増)、純利益46億円(21.8%増)だった。高血圧症治療薬アムロジピン製剤の伸長や、09年に追加した新製品群が寄与したとしている。


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