大相撲の親方2人が指定暴力団山口組弘道会傘下の組長らに土俵下の「維持員席」で観戦できるよう便宜を図ったとされる問題で、昨年の名古屋場所で親方に席の取得を依頼した自称コンサルタント業の男性が、2席分の対価として計約74万円を入場券を取り扱う相撲案内所に支払っていたことが27日、愛知県警への取材で分かった。県警によると、金額は適正で、親方側は仲介手数料などは得ていないという。
 便宜を図ったとされるのは木瀬親方(40)=本名坂本直人、元幕内肥後ノ海=と清見潟親方(64)=同・和田一男、元幕内大竜川=。
 県警によると、木瀬親方は2004年ごろ、この男性からテレビに写る「向正面」の維持員席を取るよう依頼され、清見潟親方を通じて案内所で2席を入手。数年前からは木瀬親方が直接、案内所に手配するようになったという。
 木瀬親方は昨年の名古屋場所でも2席を調達。男性は同親方を通じ、1席当たり約37万円(15日分)、2席で計約74万円を案内所に支払った。2席では場所中、弘道会系の組長らが観戦した。
 同場所では、親方ルート以外にも、遊技会社社員が案内所で4席の維持員席を入手し、暴力団側に流れていたことも県警への取材で判明。社員側からは適正な額とされる1席当たり約40万円(同)が支払われた。 

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