パンク、ニュー・ウェイヴの有名どころはおおむね CD 化されていますが、なぜか、全く声がかからないグループ、Gloria Mundi (グロリア・マンディ) です。

Gloria Mundi という名前は、ラテン語で 「この世界に幸あれ」 というような意味です。
2nd のラスト曲のタイトルは 「Glory Of The World」 ですが、これが Gloria Mundi の英訳です。

また、「Sic Transit Gloria Mundi」 は、新しいローマ法王が選ばれる時に使われる格言で、「かくして栄光は移りゆく」という意味です。 中世のチェンバロのフタや、最近では、MERCURIO という自転車のボディにも書かれているようです。

ちなみに薔薇に Gloria Mundi という種類があります。

兜部屋 ~別館~   70年代ロックに関するヨタ話

メジャー・デビューは 78年、パンク後にいろいろな種類の音楽が現れていた頃です。
グロリア・マンディも、パンクの1グループとして紹介されていましたが、それより前の、David Bowie, Roxy Music, Sparks などの延長線上のモダーン・ポップで、同時期のグループでは、Magazine, Ultravox! (John Foxx 期) に近いと思います。

兜部屋 ~別館~   70年代ロックに関するヨタ話
裏ジャケからは、David Bowie の影響が、、、、(単なる文字ですが)

兜部屋 ~別館~   70年代ロックに関するヨタ話
David Bowie
の 「Station To Station」の裏ジャケ。 日本盤は同じくRCA から出てました。

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1st アルバムのメンバは、
Eddie Maelove : vocals
Sunshine : keyboards, vocals (唯一の女性メンバ)
Beethoven : guitar
c.c. : saxophone
Mike Nicholes : drums
Ice : bass
今となっては本名はわかりません。

ボーカルの Eddie Maelove (エディー・ミーラヴ?) は、メジャーデビュー前の Ultravox! (Tiger Lilly と名乗っていた頃) をバックにパントマイムをやっていたそうです。


「江戸前鮨が好き」 → 「えどまえ・Love」 → 「エドー mae Love」 → 。。。。


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気を取り直して 1st 「I Indivisual (反逆の狼火(のろし))」から
「I Indivisual」と「Victim」を。


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(2011-06-02 更新)