京都大病院(京都市)で昨年11月、入院中の女性(94)に治療上必要のないインスリンを投与したとして殺人未遂容疑で再逮捕された同病院看護師の木原美穂容疑者(24)が、「3日続けて計3回、点滴から注入した」と供述していることがわかった。

 女性は1日目、低血糖発作を起こして危険な状態に陥っており、府警は、木原容疑者がその後も投与を続けたとする動機や経緯について詳しく調べる。

 府警や同病院によると、女性は同月14日正午頃からけいれんを起こしたり、意識を失ったりするなど容体が急変。約3時間後、低血糖発作と判明し、医師らの応急処置で回復した。女性は15日午後3~5時頃、16日午前2~6時頃にも同様の状態に陥った。

 15日は症状が比較的軽かったため、投与されたのは14、16両日だけの可能性もあるとみられていたが、木原容疑者は、3日続けて投与したと供述したという。

 女性の容体が悪化したのは、いずれも木原容疑者の勤務時間帯。逮捕前の病院の調査に対し、「少なくとも14、16日は、放置すれば死に至る可能性も認識しながら対処しなかった」などと話していた。

 府警は23日、木原容疑者を京都地検に送検した。

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