2010年09月03日 テーマ:その他

「タッチ」「まんが日本昔ばなし」など制作 グループ・タックが破産手続き開始

さっき、ヤフーニュースを見ていたら

「タッチ」「まんが日本昔ばなし」など制作 グループ・タックが破産手続き開始

という記事がありました。

アニメ制作会社グループ・タック

東京地裁に準自己破産を申請し、9月1日に破産手続き開始の決定を受けました。負債総額は6億5000万円です。

07年8月期には15億300万円を売り上げがありました。

しかし、少子化の影響でテレビアニメのスポンサー撤退が相次ぎ、受注が減少。09年8月期の売上高は約5億9600万円に落ち込んでしまいました。

そこで、業績回復に向け、新規受注の獲得やスタッフの削減などを行っていましたが、今年7月に代表の田代敦巳氏が死去したことで体制の再構築が難航、事業継続を断念し、準自己破産を申し立てました。

【ITmedia】



ここで準自己破産と自己破産の違いについて解説します。

会社を破産させる場合に、役員会の全員一致で申し立てを行う場合は「自己破産」になります。

しかし、どうしても役員会で意見が一致しなかった場合、役員のひとりででも破産申し立てをすることができます。

これを「準自己破産」といいます。


これには次のようなケースが考えられます。

① 役員の間に派閥的な対立がある
② もうどうにもならない状況なのにワンマン社長がひとりで反対している
③ 逆に再建可能なのにワンマン社長が勝手に「もうダメ」と言っている
④ ひとり反乱分子の役員がいる

準自己破産が申し立てられている場合、管財人は破産に反対する役員から協力が得られない場合があります。

そいいった面から自己破産の場合より、かなり苦労する場合があります。

また、反対派の役員が、破産手続き自体の差し止めを求める仮処分を申請したりして対抗してくる可能性もあります。

よって、準自己破産の場合は、先行きが非常に困難である可能性が高く、債権者にとっても、非常に困った事態であるといえます。


アニメ業界、玩具業界、予備校業界など少子化の影響がある業界は大変です。

こういった業界に限ったことではないですが、過去に捉わないでこれからの時代は差別化戦略にシフトしなければ生き残れない時代であることが如実に現れているニュースでした。



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