「作品を読んでいただくこと、劇場に足を運んでいただくことが一番幸せだと言って旅立った」-。9日死去した作家井上ひさしさんの3女で劇団こまつ座社長の井上麻矢さん(42)は、11日午前、東京都台東区の事務所で記者会見し、亡父の思い出などを語った。
 井上さんは昨年10月に肺がんが見つかって以来、抗がん剤投与を受けながら次の作品の執筆を準備していた。体力が落ち、呼吸がつらそうだったという。3月半ばに入院、9日朝にいったん帰宅したが、同日夕に容体が急変。「自宅に戻って安心したのか、うとうとしているような感じで、眠るような最期だった」。
 20年来構想を続けてきた「木の上の軍隊」の執筆を治療で延期せざるを得なかったが、昨年完成した戯曲「組曲虐殺」の舞台には満足。「もう『組曲虐殺』が書けたからいいんだよ」と語る一方、広島の被爆者を描いた戯曲「父と暮せば」の続編として「今度は長崎のことを書きたい」と意欲を示していたという。 

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