国内最多の銅鏡が確認された奈良県桜井市の桜井茶臼山古墳(3世紀末~4世紀初め)の発掘成果を紹介する速報展「再発掘 桜井茶臼山古墳の成果」が13日、橿原市畝傍町の県立橿原考古学研究所付属博物館で始まった。三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)など銅鏡78枚の破片のほか、水銀朱で赤く染まった石室の石など18点が展示され、考古学ファンが熱心に見入っていた。

 卑弥呼(ひみこ)が中国・魏から鏡をもらったとされる「正始元年」(240年)の銘文の一部が入った銅鏡片も並べられた。神奈川県秦野市の主婦、吉川和子さん(62)は「鏡を卑弥呼が使ったかもしれないと思うとロマンを感じる」と興奮気味に話した。

 31日まで。月曜と19日は休館。入館料は大人400円、高校・大学生300円、小中学生200円。【高島博之】

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