今日は前回、はじめて行った心理療法の2回目でした(前回記事は以下)。

http://ameblo.jp/cattact2011/entry-11039133150.html


前回の診察では、これまでの何年もの経緯を一方的に私が話すだけでした。


今回は、前回から今日まで起きたことを聞かれ、

その状態やそのときの心持ちをどう思うか、ところどころで止まって

尋ねられました。


痛みの状態と心の状態がどうつながっているかを

話しているうちに自分で気づいていきました。


そして、私が偏った(と一般的には考えられる)思い込みと、

医師が判断した点について

 ・そういった点については、こういう風に考えてみてはどうですか(提案型)

 ・過去を振り返ると、いつもそうでしたか(他の思考に切り替えさせるため?)

という、ところどころのアドバイスがありました。


アドバイスのなかみは、納得できるものもあり、

さらに私が反論(ヤな患者だろうな~)するものもあり。


それらに加えてさらによかったのは、2つ。


まず、痛みについて。

「あなたの場合、確実に器質的な原因はあるはず。

ただ、現代医学ではそれを見つけられない。時間の経過とともに

いずれわかってくる分野だと思います」

と、はっきりと私の痛みの事実と、体の苦しみを理解してくれたことです。


もうひとつは、ありのままのことを話せたこと。

これは当たり前のようですが、なかなか自分の思いを

人に隠し事せず話すような機会は(私の場合ですが)ありません。

声に出す、口に出すということは大きなストレスを吐き出す手段なのだと

改めて思います。(まー、極論をいえば、占いの人に言ってもいいのかもしれませんが。。。^^;)。


また、芥川賞作家に興味がある医師のようで

私が読んでいる作家と好みの方が何人か共通していました。

ある作家について

「まだ読んでない」ということでしたので、内容を簡単に話し、推薦しておきました^^;。


診察時間15分。

医師のアドバイスや対応は

悪くないと思いましたですが、

なにぶんにもかなり短いので、もう少しいろいろ聞きたいという

気持ちは残りました。


しかし、私は、心理療法というものを受けたことがないので、

これが通常の精神科医にかかる場合がどうなのか、

医師の受け答えや、診察内容についてどう違うのかは、

よくわかりません。

今までかかった精神科も

すべて3分診療で、こちらの状態を聞いてもらった経験もないですし

(精神科の医師に話を聞いてもらっている方、よかったらご経験をお聞きしたいです!)。


ただ、なんとなく、今の段階では、

私のかたまりやすい思考をほどくお手伝いを

してもらえそうな印象は受けました(これからどうなるかはわかりませんけどねー)。


今後、今かかっている慢性疼痛から紹介状があれば、

クスリの処方も可能とのこと(ちょっと前向きに転院を検討)。

ついでに、昨日、ブログでお世話になった方からのアドバイスで

漢方の処方について尋ねてみましたが

「それは詳しくないので、別のところで」と断られました(あー。残念)。


ところで、私は過去に、1人だけ信頼をおいていた医師がいました。

しかし、

その方との間でも、私が本当に「この人に話したい」と思ったのが、

初診から約2ヶ月たってからの

ことでした。


この医師との間で、信頼関係が築けるかどうか。

しばらく様子を見たいと思います。