2010年03月01日(月)

少女漫画の名脇役たち もくじ

テーマ:少女漫画の名脇役たち
2007年04月30日(月)

ミゲル(ミケロット)

テーマ:少女漫画の名脇役たち



ここは歴史ブログではないので(・・・と誤魔化す)

あくまで惣領冬実さん版「チェーザレ」に出てくる

ミゲルについてです。

(つか、詳しいことはあまりサイトも見つからない)


本作ではチェーザレに「ミゲル」と呼ばれており、

これはどうやらスペイン読みなんだそうだ。

で、ミケーレ・ダ・コレーリア というのが彼の正式名らしい。



大抵の本などではイタリア読みという「ミケロット」と

書かれている。

「ミケロット」「ミゲル」とは大天使・ミカエルに因んだ

名前だとどこかに書いていたけど、そうなると

もしアメリカなどだと「マイケル」になるんでしょうか?ポウ!

フランスだとミッシェル?

うむむ・・・ヒラヒラ・フリルの白いブラウスと黒いずぼんと

薔薇の花が似合いそうな名前ですな。

ちなみにチェーザレたちは今のところフランス人と仲が悪くて

3巻ではフランス人を半殺しの目に合わせています。


作中ではユダヤ人で、幼い頃にチェーザレに付けられた

少年となっています。

子供の頃も描かれていますが、今の目つきの悪さはなく

とても可愛い顔をしています。惣領冬実さんって子供も

大人も老人も美形もそうじゃない人も、そして描き分けも

上手です。少女漫画描いてた頃は上手いけど、少女漫画!

という、美少年と目の大きな女の子という感じだったけど

青年誌に移ってから、絵の上手さが更に・・神かがってきた

ような気さえするよ。


このミゲルの絵も・・・・・すごくいいっ!


「花冠のマドンナ」「バビロンまで何マイル?」にもミゲルは

出てはきましたが、正直影が薄いか如何にもという風貌で

描かれていましたが、惣領版・ミゲルはまだ学生という事も

あってか、コワモテ美青年だけど、笑い上戸でもある。

コロンブスとのシーンでは一瞬少年に戻るんだけど

そこがまた惣領氏が絵がとても上手いので、そういう微妙な

表情・感情を見事に描き切れていて感服した。


そして、チェーザレとの関係もとてもユニーク。

出会ってすぐに「チェーザレ様」ではなく「チェーザレ」と呼べと

命令され、キョトンとしつつもだんだんとこの幼い主人に

心酔していく。学生である今も一生ついていくみたいな事を

宣言している。

だけど決してゲイではない。(つか、多いよなあ。こういう

展開の作品。もしよしながふみさんがチェーザレを描いたら

ほぼ確実にチェーザレとミゲルはホモ関係だろう)


彼は史実でも手に血を染み込ませ続けるダークな一生を

送るらしいけど、ブレインに歴史学者が存在するこの作品。

彼がこの先更なるダークサイドを歩み続ける姿を見るのが

とても楽しみです。



面白そうなので参加してみた

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Books Ranking

↑1位のチーズ・・は猫漫画。
こういう作品が1位ってスゴイ事かもしれない。
だけど作者見て納得!
「はぐはぐ」「ふくふくふにゃ~ん」のこなみかなたさん
でした。猫漫画の代表者の1人です。
ちなみに「チェーザレ 3巻」は20位!
↑」マークが付いてます。
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2006年05月18日(木)

小田切 貢(闇のパープル・アイ)

テーマ:少女漫画の名脇役たち

闇のパープル・アイ(運命の純血種、誕生!) 闇のパープル・アイ(ママが生きている!?) Daphne'sHC Panther貢人形





個人的にとてもお気に入りのキャラクターです。

孤独でいつも冷静でだけど感情表現が下手だという

不器用というか可愛い面もある。


彼の生い立ちは変身人間の一族の元で育ち、19才の時

突然抜け出し、(一族を滅亡させる為に)仲間を探す。

音大時代(なんかイメージが合わないけど)に目が紫になる

少女を見つけ、惚れてしまうが彼女は仲間ではなかった上、

自分をかばって目の前で死んでしまう。残酷過ぎだよ・・。


その後フリーのジャーナリストとなり、マンション暮らし。

そんな時変身した倫子の事件を新聞で読み、仲間の存在を

知る。そして主人公の倫子に出会い、多少強引ながら

彼女に接触しそして自分の子孫を残す。

そして倫子と子供を守って爆死してしまう・・・。


なんて濃い人生だ・・・。

そして悲しい。

彼は結局最期まで孤独だった。

それを匂わせるような表現しかされていないが、普通の人間との

恋愛と失恋も経験した様子。

だけどこれはあくまで私の感想だけど、もっと時間があれば

倫子も自分のパートナーとして彼を選んでいたような気もする。

本当に苦しかった時、思い浮かべているんですよね・・。彼の事。

豹に変わった時も無意識で身を寄せたのも彼の元だったし、

その後彼の体調を心配し、彼に思いをぶつける。

思いをぶつけて号泣するなんて信頼出来ないと無理だもん。

慎也に対してはやっぱり遠慮していた部分もあったわけだし。

あとはもし倫子に彼がいなかったり、片思いで終わってたり

倫子がもう少し大人だったら・・・とか。


そして彼はなんだかんだいって強運の持ち主だと思った。

というのが、もしやっと見つけた仲間が男だったらどうしてたんだろ。

男同士じゃ純血種の子供作って一族を滅ぼすなんて無理だし。

短命だから仲間はおばちゃんだったという事はないだろうけど

まだ7才位の子供だった・・とか、生理的に苦手なタイプだった

とか、結局見つけられなかった・・とかではなく、綺麗な女の子

だったもんね。ただその子には彼がいたけどさ。

それでも一度でちゃんと目標達成(妊娠)出来たんだし。

やっぱゲイになった貢、「おばさま」と言い寄る貢(イメージとしては

「それでも地球は回ってる」のしろちゃん)、某CIAのエージェントの

ように小さな女の子を見てデレ~となる貢なんて想像したら

・・・・・・・・・・・・・・かなりヤダぜ。


だけどその強運を授かった分、苦難も大きかったって感じ。

だけど彼の最期はとても立派だった。

倫子をかばい重傷を負った上、自ら囮になる為爆死だなんて。

しかも彼女名義の貯金まで。

これも全て愛情の深さとか優しさだと思う。

彼女がその彼の優しさに気付いた時は彼の死後だったというのが

またまた悲しくなってしまいます。


彼のモデルは参考にしたと思われる映画「キャット・ピープル」

ナスターシャ・キンスキー/キャット・ピープル (ホラーに分類されてるけど悲恋物だと思う)


に登場する人物で、やはり普通の人間に恋する主人公で黒豹に

変身するアイリーナに、同族同士で子供を作ってこの血を守る

んだと迫った彼女の生き別れの兄だとは思う。

・・つかそれで間違いないとは思うんだけど、映画ではどうしても

兄ちゃん役の俳優が団子っ鼻の(目の野生っぽさはいいんだけど)

特に男の色気を感じないタイプ(好みにもよるけどさっ)で、

どうしても2時間という枠があるから、主人公とその彼との悲恋が

メインで、兄の描写といえば豹に変わって娼婦を食い殺すとか

そういう残酷な部分をメインにして、彼の内面にはあまり触れて

いなかったけど、「闇のパープル・アイ」の方では間接的な表現が

多いものの、彼の悲しみとか不器用さもきちんと描かれていて

とても好感持てました。

それも何度も読む度により深く感じるというのも凄いもんだと思う。


そして彼の甥っ子(一族を出た時既に生まれてただろうし、

お姉さんの子だから顔も見てただろうし)と、自分の娘が出会い

結ばれる事で甥の寿命が延び、一族は壊滅状態になり、

2人が幸せに暮らす事が出来たっていうのは、物凄く大きな

彼の生きた証だと思うのです。



闇のパープル・アイ(文庫版・全7巻)

(コミックス版全12巻。他廉価版有)



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2006年02月12日(日)

マリア母太后(アルカサル-王城-)

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女王フアナ  アルカサルのその後の時代の「女王フアナ」

「アルカサル」には同じ名前の人が複数出てくる。

主要人物の中だけでも「マリア」さんは2人。

そのふたりのマリアは主人公のとても身近な人物であり、

そして主人公にとって対照的な位置にいる。

まず一人目のマリアは「マリア・デ・パデリア」

彼女はドン・ペドロの愛妾から本妻になった女性で、元はスペインの

貴族の娘であり、少年時代のペドロの家(彼ら母子は王により

王城から隔離されていた)の侍女として仕え、その後宰相と母親

より愛妾の立場を与えられる。


王は同じく宰相たちに決められた本妻のブランシュ姫を遠ざけ

このマリアを深く深く愛し、一男三女の子をもうける。

その中の三女・イザベルの娘が上の映画のフアナ(ホアナ)

だったっけ・・・(汗・・フーシェさんあとよろしく・・)
以下その答えです。リィンさんありがとう~~~

上記御紹介の「女王フアナ」
コレは「ラ・ロカ(狂女王)フアナ」ですよね。

カトリック両王(フェルナンド・イサベル)の娘です。
ペドロ1世(我らがドンちゃんね)とエンリケ2世(ドンちゃんの天敵

エンリケね)の孫同士が結婚しているのよ。

英国でエドワード黒太子の弟と結婚したコンスタンシアの娘が

そうです。で、その孫同士の結婚の、その孫あたりでイサベル女王が

誕生しています。ペドロ1世を「残酷王」を「審判王」に直すように

するのも、このイサベルです。先祖が忌まわしい異名で呼ばれる

事への不快感と同時に、絶対君主国家を実践し様として

無念に終った先祖への憐憫の情があったのかも知れませんね。


裏切った貴族等への制裁の悲惨さは「残酷王」であるのかも
しれません。せん。その反面、戦功あるある貴族へ、領地等

ばらまくエンリケは「恩寵王」と言われるのかも?

でもその為、王権自体は↓↓↓なんだろうけどネ。
でも、なんと言っても「勝者の歴史」は世界共通だわね~(^^ゞ

(以上リィンさんより。ありがとう~~~)


本人たちの意思とは関係なく始まったこの関係は深い愛情にと

しれません。その反面、戦功あるある貴族へ、領地等ばらまく

エンリケは「恩寵王」と言われるのかも?

でもその為、王権自体は↓↓↓なんだろうけどネ。
でも、なんと言っても「勝者の歴史」は世界共通だわね~(^^ゞ

発展はするんだけど、同時に数々の悲劇も起こす事になって

しまう。一番分かりやすくてショッキングな例が王妃ブランシュの

悲劇。これはふたりのマリアが原因と言ってもいいと思うのです。

というのは、彼女が王より嫌悪され幽閉された原因となったのが

自分が嫌いな母親・マリアに雰囲気が似ているから。

そして愛妾マリアへの深過ぎた愛情によるものだと思うから。

愛されたマリアはこの事実を自分の中の十字架として受け止め

罪悪感と一種の無意識の余裕を感じる。

そして愛されなかったマリアは、これを息子の裏切りと捉えていた

ような気がするのです。

あの王妃は彼の傀儡の象徴であり、その王妃を拒否した事は

彼の独立心、反抗心の象徴でもあるから・・。

母マリアにとっては完全に息子の裏切りと取ったと思うのです。

なぜって母マリアとブランシュの立場は共通点も多いから。

というのは母マリアは、ポルトガルからカスティリアの王に嫁いで

来た時、既に王には愛妾がいた。

若かった母マリアは王に嫌われ、愛妾が幅を利かせる中、

孤独と屈辱の中で生きてきた。

既に愛妾・レオノーラには三男一女がおり、彼女の身内が

権力を与えられているという、母マリアの存在感がない状態。

そんな彼女が自他共に自分が正式な王妃であると認めさせ、

愛も権力も何もかも与えられている妾に唯一敗北感を感じさせ

られる事が王位継承権第一位を持てる男の子を産む事だけだった。

そして念願叶い王の息子を出産。

ここで自分は王妃として認められる筈が、王により王城から

追い出され隔離される形になってしまう・・。

こうなると彼女は「母親としての愛情」よりも「王妃としての誇り」に

しがみつくようになってしまう。

そもそも母国ポルトガルでも王家の姫として育てられた彼女。

たかが愛人に大きな顔をされ、夫までもがその愛人の言いなり

なんて、生まれた時から高貴な女性が耐えられるはずなんて

ないもんね。

ただ、彼女が誇りにこだわった結果、息子はどんどん自分から

離れてしまう。反抗したりするのはどこの少年も同じとは思うけど、

この息子が父親同様に妾を愛し、異国から嫁いできた后を

彼女の夫がしてきた事と同じく、遠ざけ幽閉したことにより

彼女の母としての気持ちは完全に消えてしまう。

もうこの時多少は薄れていた夫や愛人への気持ちも生々しい形で

ふつふつと浮き上がってしまったんじゃないでしょうか。

あんな生まれつき高貴なプライドの高い女性が、長年虐げられて

きた恨みと恥ずかしさと屈辱感は、愛人を処刑した程度では

収まらないと思う。

死んだ夫が息子とオーバーラップしてきたんだろうと思う・・。


ドン・ペドロの側からして見れば酷いお母さんなんだけど、

母マリアの生まれや不幸な結婚生活、高貴な生まれなばかりに

高いプライドを前提にして考えると、なんて不幸な女性だと

思うのです。

平民の立場の女性でも嫁いだら夫は愛人とぼこぼこ子供作って

自分はアパートとかに追い出されれば気持ちも歪まない筈がない。

平民だってそうなんだから、彼女の気持ちを考えると辛くなるのです。


ちなみに母マリアは王の死後、若い騎士と恋仲になりますが

目の前でこの騎士は息子により殺されてしまう。

よりによって自分の身代わりとして・・。


王にも息子にも愛されず、やっと愛する事が出来た騎士も

殺され、彼女は闇の世界から抜け出せなくなってしまった

んだろうな・・・と考えると悪役なのでしょうが、とてもとても

悲しくなってしまうのです。

生まれ変わりがあるなら、今度は母マリアも似た立場だった

ブランシュも自由に恋愛して欲しいよ。(泣)

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2006年02月09日(木)

チャールズ・ロレンス

テーマ:少女漫画の名脇役たち

ふっ


久しぶりになりました脇役シリーズです。
今回はやはりパーッと景気良く「イギリスのロレンス」について。

イギリスのロレンスといえば・・・・・

映画ファンや神坂智子さんファンはTEの方を思い出してしまう。

だけどこっちのロレンスは違う。

まあ2人のロレンスが入れ替わったら面白い話になりそうな

気もするのではありますが(以前妄想した事もある

このロレンスという名前ももしかしたらTEからなのでしょうか。

チャールズの方は英国の皇太子のような気もします。

彼は年齢不詳。

おそらく少佐よりは年下で伯爵と同じ位じゃないかな~?とも

思いますが、もっと若いようにも見えるし全くの謎です。

お仕事はなんとSIS(英国情報部)で肩書きは少尉らしい。

少尉と聞けば少女漫画ファンは美形で記憶喪失になった

大正時代のとある人を思い出してしまいそうになりますが、

こっちの少尉はどんな格好はつけているのですが、いつも

とんちんかんの方向に行ってしまうユニークな御方。

トレードマークは一筋の前髪・・そして「ふっ」。

何かとロマンについて語りたがり、その度に「ふっ」が付きます。


好きなものはキャバレーやヌードの絵、パーティー、紅茶、

仮装(カモフラージュともいう。本人は変装しているつもりだが、

どう見ても仮装だ。)

時には仕事も立場も忘れてどんちゃん騒ぎをしてしまうという。

それでも彼がクビにならないのは、もしかしたら意外と有能

だったりして?


スパイの条件として「目立たない事」が挙げられるけど、彼は

目立つけど誰もまさか諜報機関の人間だとは思わないでしょう。

目立つ上に警戒される少佐よりはスパイ向きなのかも???
そして任務成功のご褒美にキャバレーの招待券でもあげたら

どんなに過酷な任務でもやり遂げるような気もします。


エロイカのキャラクターとしては完全にコメディ担当で、どんなに

彼がシリアスぶってみてもシリアスにはならず、その結果

本編なら冒頭に、あとは番外編で活躍するようになりました。

中にはロレンスのキャラクターが苦手なエロイカ・ファンも

いるかもしれませんが、私は好きです。ある意味癒されます。

いつか彼の私生活なんかの番外編もあるといいなあ。

いつもあの髪型だけど、休みの日は前髪上げなかったりして。

それがなんとなく格好いい予感もする・・のはオイラだけ?


ちなみに初登場は「グラス・ターゲット 」(6巻)でした。

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