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2008年01月03日(木)

MARS/惣領冬実

テーマ:ラブストーリー


「チェーザレ」で惣領冬実さんが本格的に好きになり

それでは他作品も!と同じ青年誌連載の「ES」を読み返し

(実はチェーザレの前に読んだ)、中学生だか高校生だかの

頃に夢中になった「ボーイフレンド」をまた読み返し、

更に未読だった「スリー」「ピンクの・・」「彼女がカフェ・・」と

読み漁ったわけですが、この「MARS」だけは番外編入れて

全16巻という長さで伸ばし伸ばしになってしまっていました。

絵は今の絵にかなり近いのも知ってましたが、なにぶん

これでもかーーーという恋愛物作品がそう好きでもなかったり

するので・・。


それでも「チェーザレ4巻」を読み、また改めて惣領さん好き~!

という気持ちが高じて思い切って手を出してみましたw



うん。

とにかく絵が上手い!

初期の頃はまだ昔の絵だなという感じなのが、だんだんと

「ES」に近づいていく過程も特に最近の絵のファンとしては

嬉しく感じました。


ストーリーもただの恋愛物ではなかった。

いや、恋愛は恋愛なんです。


長身で二枚目でクールでプロのバイクのレーサーでと

モテない要素が一切ない男の子と、心に傷を持つ

消極的だけどかわいらしい女の子。

彼らが出会ってうんぬんともう「これでもかーーー」と恋愛恋愛

した話ではあります。

男の子に片思いしていた少女が、この大人しい女の子を

いじめていたけどいつのまにか親友になっちゃったーというのも

もう読んでて何故か恥ずかしくなった位ベタなのも、まあ

少女漫画としてはある意味セオリー通りです。


だけど流石は?惣領冬実さん。

絡ませる脇キャラが強烈なのです。

彼が登場した時は

「女の子に見える可愛い男の子」

で、しょーじき「ううう」と思ったものでしたが、その彼がとっても

とってもサイコさんであるのです。

そりゃもう危ない。

普通の思考ではない。

ああ、、この彼が主人公だったら恋愛物どころではなくなるけど

絶対絶対好みのドツボだったのに!!!と失礼ながらも

そう思ったのであります。


前述のモテモテの彼もちょっとだけサイコ要素があったりしたのですが

それはもう大人しくて可愛い彼女の存在があったりするから

暴走する事もないのですが、この美少年サイコくんはそんな

存在もいない。

だから面白い。



恋愛物が好き!という方には絵もとても綺麗で上手いから

かなりオススメしたい作品です。

恋愛物より人物描写とか精神的な描写とかヒューマニズムとか

そういうのが優れた作品を読みたいという人にはちょっとだけ

しんどい部分はある・・・かもしれない。



あ、私惣領冬実さん大好きなんですよ!!

ただベタベタの恋愛物はどうも苦手なようです。

「チェーザレ」はこの「MARS」を超える大長編になるといいな。




 コミックス版全15巻&外伝1冊

             (外伝は1話のみで他は別作品)

文庫版は全8巻。



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2007年03月01日(木)

ボーイフレンド/惣領冬実

テーマ:ラブストーリー


惣領冬実さんの20年以上前の作品なのですが

今読んでも絵は上手いわ(絵柄は最近のと違い、

少女漫画してますが)話は上手いわで

お気に入りの作品となりました。


そう。

惣領冬実さんって絵が上手い!

絵柄も少女漫画を発表していた頃は目が大きくて

可愛らしい感じですが、最近の活動の場である

青年誌での絵もシャープで緻密でと

全然違うのにこれでもかと上手い。

皆さんはどっちが好きですか?


さてこの「ボーイフレンド」なんですが、主人公は

格好いいバスケ少年。バスケの才能があり

頭も良く顔もいいから女の子たちのアイドル的存在と

少女漫画のヒーロー像を凝縮したような人。


お相手は病弱な年上の子。美人でみんなのおねえさん的な

存在です。美男たちにモテモテです。


もうこそばゆい程 べ た な世界。

(こいつは熱帯魚のベタ。あ、個人的には青いのが好き)

これぞ少女漫画の学園物の王道という設定。


だけど・・・面白かった!

こそばゆいのに面白かった。


普段は割合苦手な部類に入る学園ラブストーリー物も

最後まで一気に読めたのもきっと絵のせいだと思います。

上手いもん。最近のシャープなのもいいけど

昔の濃い感じの絵もいいなと思いましたですよ。


良き時代の少女漫画の設定・素材もこれでもかと使ってて

絵同様濃い!なのに突っ込むヒマなく感情移入して

読み進ませてしまう。おそろしい作品(こ)!


あらすじは・・・兎に角古き良き時代の少女漫画の

エッセンスをギュッと絞って、綺麗に盛っているという

作品なので挙げるとベタ過ぎて書いていいのか迷う。

しかも書き手は私。・・・このわし。


まー・・わし流に書くと


モテモテ高校生男子がいました。

彼のクラスには病気の為二歳年上になった美人がいます。

この美人と電車に乗り合わせたとき、変なオッサンが

いました。オッサンは女性客に絡んでいました。

そのオッサンを引き剥がしたのは美人。

そのあと少年が引き受けて・・・電車男?


で、彼らは付き合うようになり、彼をアイドル視していた

少女たちガックリ。

だけどその間に入り込んできたのは、女子バスケット部の

図々しい女の子ですよと。

で、また彼も浮気心こそないものの、何かと仲が良くて

シットする美人。

で、この美人もモテモテで、シットする少年。


ラストは美人がついに心臓の手術することに。

 誰かさんのように「うっ」となるのです


手術中は少年もたいせつな試合中。



ベタだぜ・・・。


しかし、たまにはこういうベタな作品に陶酔してみるのも

良い刺激になったりするもんっす。うん。


P.S.

この作品好きなんだってば。





面白そうなので参加してみた

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2006年10月17日(火)

瞬きもせず/紡木たく

テーマ:ラブストーリー

瞬きもせず(vol.1) 瞬きもせず(vol.2) 瞬きもせず(vol.3)



連続猟奇殺人事件の次はいきなりこれです。

さわやかであまずっぱい初恋すとーりーってとこでしょうか。


「ホットロード」で一躍有名になった紡木たくさんの作品で

1番長く連載されたもので、代表作のひとつです。


初めて読んだ時「あれっ?」と思いました。

全てセリフは方言なのですが、その方言がとてもなじみの

あるもの。


元々こっちの人(福岡北部)だったのかな?と調べると

横浜出身とのこと。

ご自身やアシさんがこのへんに住んでいたんだろうか?


舞台となる地域は最後の方で岩国などのヒントが出始め

やがて「山口」だと主人公の彼のセリフとして出てきます。

山口だったのか。

方言としては福岡北部のものにメチャ近く、それに広島弁が

混ざってるという感じです。

この全編方言というのも特徴があって面白いものです。


ストーリーは「ホットロード」とは全く別の世界。

暴走族には縁もない少年少女の妙にリアルで、思い出すと

赤面して悶え死にしそうなあの世界を淡々と描いている。

主人公の少女はごく普通の家庭に育つ優しい子。

その彼になるのはサッカー少年。

お互いちょっと不器用で、最初の内は特にギクシャクしますが

これもこの位の年代(高校生)の自分を振り返ると

・・・・リアル。恥ずかしくなる位リアル。

そしてこれぞ少女漫画だなあと思うのです。


シンナーで歯が欠けた人も登場しない

不倫してるお母さんと愛情に飢えた子も登場しない

バイクで事故って数メートルそらをとんだ少年も登場しない

「ホットロード」に比べるとかなり地味な世界ではありますが

読後のせつなさとさわやかさはやっぱりスゴイ!


それとコミックス版の表紙もギャラリーとして飾って欲しい

くらい、素朴で世界観のある素敵な絵です。




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2006年07月06日(木)

イタズラなKISS/多田かおる

テーマ:ラブストーリー

イタズラなkiss(キッス)(1)  イタズラなkiss(キッス)(9)


マーガレットの看板作家、多田かおるさんの

最期の作品であり未完の大作でもあります。


この作品の連載もそろそろ終盤に向かおうと

いうところでした。

1999年3月、引越し作業をしていた時に

誤って大理石のテーブルに頭を打ち、暫くは

普通にしていたそうなんですが、その後

急に倒れて亡くなってしまったそうです。

享年38才・・あまりにも短いです・・・泣


多田かおるさんの作品は、とにかく小学生の

頃にアニメも放映されていた「愛してナイト」が

大好きで、その後デボラさんのシリーズに夢中。

イタKISSの頃は恋愛恋愛した漫画よりも別の

ものに夢中になっていたので、読まずにいた

のですが、亡くなったというニュースを聞いた時

とても驚いたしショックでした。


そして未完だし読むまいと思っていたのですが

・・・・・・・読んでしまった。


コミックスだと23巻まで、文庫版だと14巻まで

出ている長編老舗的恋愛漫画。

中身はとにかく多田さんだなあという、マーガレット

だなあ・・という内容。

多田さんのスタイルも良くも悪くもずっと不変でしたね。


とにかく明るく元気でちょっとドジな女の子と

めちゃハンサムな男の子との恋愛。

大抵女の子の方が格好いい男の子に惚れて、そして

彼を射止めるべく頑張っちゃう!というスタンス。

悪い意味で言えばマンネリでもあるんだけど

飽きさせないというのは凄い事だと思うのです。


このイタKISSも長編ですが、とにかくずっとドジで

可愛くてモテモテの女の子が片思いの彼を

射止めるべく頑張ってしまう、射止めた後も

ウザイ(ごめん)位彼の為に頑張っちゃう。

というエピソードの連続なんですが・・飽きない!


多田氏の作品だから、みんな幸せになるもの

なんだけど・・・それだからきっと最終回も

みんな幸せでハッピーエンドなんだろうなあと

分かってはいるんだけど、それでも未完だというのは

結構悲しいもんです。

作者としては主人公たちの間に赤ちゃんが生まれて

終わりにする予定だったそうで。


実は読む前の最終回予想は、二人(琴子と入江くん)の

結婚式でおしまいだと思っておったのです。

(愛してナイトもデボラさんもそうだったし)

だけどコミックス版10巻でいきなりの結婚。

えええっと驚いていたものの、結婚後も琴子の

落ち着きのなさは健在でした。

看護婦編はかなりシャレにならんぞとヒヤヒヤして

しまったけど、これも多田漫画。

相次ぐ看護婦による医療ミスを笑ってしまえる自分が怖い。


ところで金ちゃん、「莫逆家族」のナベさんに似てると

思ったのは私だけ・・・?


莫逆家族(9)  ←右がナベさん
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2006年06月21日(水)

デボラがライバル/多田かおる

テーマ:ラブストーリー

デボラがライバル(vol.1) デボラがライバル(vol.2)



もしかしたら・・・多田作品で一番好きかもしれない。


主人公はオカマさんとその彼女。

オカマさんといってもゲイではないようです。

しかし言葉使いなどなど女性・・・だけど茶道の

家元の御曹司だったりする。彼の名はデボラ。


そのデボラさんのマンションの隣の部屋に引っ越してきた

のが朝代という女子大生。

ここから実に軽快に話がスタートしていきます。


実はこれ、文庫版も全2巻で出ていて、それを集めた方が

集めやすいです。

コミックス版だと・・・ちょっとだけ困惑します。


というのがデボラシリーズのコミックス版は

「さびしがり屋のデボラ」全1巻 デボラ関連は一話のみ

「きまぐれエンジェル」(愛してナイトの番外編収録♪)

「君の名はデボラ」全2巻

「デボラがライバル」全4巻


が出ているのですが、「デボラがライバル」がどうやら

総集編のようで、その他の3シリーズの内容が重複して

いました。なぜそんなわけわからん事を・・・。


なのでコミックス版を集めるなら「~ライバル」をどぞ。


内容はとにかく面白い!

そして面白いだけに多田さんが若くして他界されたのが

非常に悔やまれるという・・・。

(悶々とするのが目に見えているのでいたキスは未読)


デボラさんのおネエなキャラも素敵だし、朝代も憎めない

可愛らしいキャラクターだし、彼らを取り巻く人たちも

みんな個性豊かで楽しいし(ジェニーちゃん、お気に入り♪)

笑えてしみじみ出来てと、とても楽しい作品です。


ちなみにこの作品過去にドラマ化もされていたと

本を読んで知りました。

つくづくテレビやドラマには疎いぜ。おいらってばっ。




デボラがライバル  これがドラマ版のDVD。


・・・でも経験上漫画のドラマ化・映画化・アニメ化された物は

どーかなー(汗)という物も非常に多い。

好きな作品だと尚更・・・・だよね。


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