2005年02月15日(火)

ガラスの仮面

テーマ:ガラスの仮面

さて、続きです。

とにかく久しぶりに出た42巻はパラレルワールドでした。
作者はなぜ携帯電話をいきなり出したんだろう。

私の中では主人公たちの服装などから80年代の話だと
ずっと解釈してました。まあ勝手な解釈なんですけどね。
だって41巻まではパソコンも出てこなかったし、最新型ぽい車もなし、
90年代くらいに出た携帯電話のムーバなども大会社の社長すら
持ってない。とにかく時代性を感じさせないように配慮してるカンジ。

それがいきなりカメラ付き携帯電話が唐突に登場するんですもん。
待ってた分泣けました。

内容も演劇というより、かなり初期から出てくる桜小路優という俳優と
主人公の恋愛?が殆どで、話的には全くといっていいくらい
進んでいません。とにかく主人公のことが好きな優がデートに誘ったり
一緒におそろいのエプロン(・・・)つけてごはん作ったり。

なんなんだよぉぉぉな一冊でした。

41巻が宗教漫画だけど、本来のテーマ「演劇」について濃厚なのに
対照的な内容になってしまってます。
それでも43巻が早期に出るならまだ我慢出来ます。

だけど・・・41と42の間がろくねん。


いつ出るんだか想像すらつきません。
一般的には雑誌に掲載されていて、何回分かたまったらあと数ヶ月って
いうのが多いと思うけど、ガラスの仮面は作者が全部書き直すから。
しかも作者は宗教の仕事も兼任しているという・・・。


悪条件の作品なのに42巻はかなり売れたようだしファンも多い。
それだけ良い作品だと思ってますが、このままのペースだと
どうなんでしょうね。完結するころには私何歳になってるんだろう。

でも最終回を楽しみにしています。
紅天女がマヤか亜弓さんか気になります。
速水真澄社長がこのまま婚約者と結婚してしまうのか、マヤを選ぶのか。
亜弓さんは本当に失明してしまうのか。


続き描いて下さい。涙











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2005年02月13日(日)

ガラスの仮面/美内すずえ

テーマ:ガラスの仮面
きみは祝ってくれないのか・・チビちゃん


言わずとしれた長連載の人気作。
舞台化、ドラマ化もされたので男女不問で知っている人も多いと思います。

思えば初めて読んだのは20年以上前の小学生の頃でした。
それが30過ぎて子供がいる今も続くとは想像だにしていませんでしたよ。
あたしゃ・・・。

どうしてこんなに長くなったのかというと、一番の理由は

本が出ないから。


次の巻が出るまでに6年とか平気でかかっちゃう。

それも厄介なことに雑誌(花とゆめ)で掲載されているのに
作者は単行本を出す時に1から書き直すらしいです。
下書きからですよ。

それだけ聞くと凄いなと素直に思わないでもないんだけど
更に作者の気が変わるのか、今度は内容まで大きく変わって
いるんだとか。

だからたとえ掲載紙で内容を知っていても
そのまま展開しないというのが面白くもあり厄介な所。
ちなみに雑誌掲載文の原稿をそのまま単行本にすれば
もう何冊分もストックがあるそうです。


更にまた厄介なことに作者自身が某宗教にはまり込んで
代表をやっていること。
詳しくは「O-EN」で検索してみて下さい。
秋里和国さんのかなり初期の作品「花のO-ENステップ」も
出てきて懐かしい気分になれます。
ついでにこの団体、秋里さんとは一切無関係です。ホッ。

思えば紅天女の章あたりから、妙に宗教じみた展開になりました。
単行本でいうと41巻から。
それまでは純粋に演劇に対して、人物模様に対して熱中できて
いたんだけど、紅天女の話からモヤモヤ~~~と。

宗教が全て悪いとは思わないんだけど、本業忘れないで欲しいな。
美内さん。お願いします。

さて、最新刊は6年待たせて去年の12月に出ました。

珍しくこの私が予約までして手に入れました。

読んでの感想はというと「・・・・。」。

宗教色はなかったです。それは良かったんだけど
今まで特に登場しなかった「明らかに時代を象徴させるモノ」が
いきなり出てきました。
それは携帯電話。

連載開始時は1970年代で主人公の北島マヤは14才の中学生。
現在は高校も卒業して数年というところだからせいぜい20才程度。

いえ、いいんです。漫画だから。
だけど前巻(しつこいけど六年前)には出てこなかった
携帯電話が設定では梅の谷(奈良かなと思う)から
東京に戻ってきたらいきなり登場。
それもいかにも金持ちで仕事上必要そうな芸能会社社長が
使ってるんじゃなく、俳優がカメラ付き携帯を使ってる。


なんじゃそりゃあぁぁぁぁです。


42巻については長くなるんでいったんシマイ。


ガラスの仮面(42)
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2005年02月12日(土)

伊賀野カバ丸/亜月裕

テーマ:コメディ


 疾風いいよね!

忍者漫画といえば、ひたすらカッコいい主人公を想像させるもんだけど
この漫画の主人公・伊賀野影丸はそういうのを越えている。

物凄い運動神経、記憶力、そして物凄い・・・食欲。

そんな主人公の漫画が面白くないはずはないって感じ。

カバ丸こと影丸は伊賀忍者の末裔で、両親が早くに亡くなったため
おじいさんと2人で山奥にて忍者の修行をしながら暮らして
きました。そのエピソードだけ読むと泣けるぜっっ。

だけど厳しい修行をしていれば腹も減る。
だけどそこは忍者。我慢我慢。というわけにもいかなかったのがカバ丸。
幼い頃から義兄?疾風と畑でイモなどを盗んでそのたびに
祖父から仕置きをくらっていました。

その内義兄(全く血のつながりはありません。
疾風は母子家庭で母親が自殺、残された彼は山奥にておじいさんに
助けだされそのまま暮らすことになったのでした。)
・・も途中で逃げ出し、更に祖父が餅をのどに詰まらせて死亡。

そんな時、若かりし頃の祖父と恋愛関係にあったというおばあさんが
登場。祖父から「孫をよろしく」と手紙があり迎えにきたとか。
そして食べ物の話に釣られてカバ丸はいよいよ東京へ。

このおばあさんは名門「金玉(きんぎょく)学園」の園長で
彼はその学校に入り、おばあさんの家で暮らすことに。
そこにいた同じく両親を亡くした孫娘・麻衣に初恋。

そして楽しくもめちゃくちゃで陰謀?のおまけもついた学園生活が
始まるという感じでしょうか。
元々は全8巻でしたが、かなり人気もあり番外編が6冊出ました。
更に最近からそのカバ丸の息子の話も連載されるようになりました。
(最新刊もまもなく出ます)

それだけではなく、アニメ化・実写の映画化までされました。
この映画、私見に行きましたよ。カバ丸は黒崎晃さん、そして
真田ひろゆき?さんは濃いメイクで沈寝さまの役をやってました。
映画でも伝説の「野グソかおる」のシーンもありました(笑)

原作読んで面白かったら映画版も探してみてはどうでしょう。


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2005年02月11日(金)

銀曜日のおとぎばなし/萩岩睦美

テーマ:SF・ファンタジー



















これは私にとってはとても大切な作品だったりします。

私事ですがうちは結構厳しく漫画禁止令というのが出ていました。
それでもようやく小学生高学年の時に一冊のみという解禁令が
出され、早速お小遣いで買ったのが「りぼん」。
そのりぼんに連載スタートしていたのがこれでした。

内容はロンドンに住む心優しい画家スコットと小人族の女王の娘として
生まれた「ポー」の心温まるお話です。
りぼんに連載されていた作品なので、もちろん子供にも安心して
読ませてあげられるのですが、大人になって読み返してみても
やっぱり純粋に感動できるのです。
子供の頃にはいまいちピンと来なかったポーの母親の気持ちというのも
大人になって読み返してみたら、とてもひしひしと感じました。
これが当時はまだ20代で独身だった作者が描いていたというのが
今思うと驚きだったりする。
そのくらい母親の気持ちっつーのを深くさりげなく表現してると
思います。やっぱりそういうのも才能なんだなあ。

さてストーリーは3つの話で構成されています。

第一部が「虹の玉」というものに運命を翻弄される小人たちと
偶然森で出会ったスコットとの話。
動物の命の暖かさと母親の愛情がテーマじゃないかと。

第二部が貧しいながらも母親と暮らす少年と、お金持ちの子供と
そしてポーとの楽しくも悲しくも感動出来る濃いお話。
こちらも母親の愛情、人を赦すという事がテーマじゃないかと。

第三部がポーの初恋の話。相手はシャーロットというセクスレスな
子供なのですが、その子にはとんでもない秘密が隠されていた・・。
こちらは思いやり、本物の愛情などがテーマかなと思います。

気持ちがイライラしている時や疲れている時など癒しを求めたい時に
是非どうぞ。文庫版だと全3巻、コミックスだと全6巻(絶版)です。

あとこれを読んでつくづく思ったんだけど、この作者って本当に
子供と鳥を含めた動物を描くのが本当に上手い!です。



銀曜日のおとぎばなし 全6巻 萩岩睦美/作
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2005年02月10日(木)

エロイカより愛をこめて/青池保子

テーマ:エロイカより愛をこめて













 はじめましてがいきなりコレでした


いよいよ来週「エロイカより愛をこめて」の新刊 が出ます。
更に翌日はマガジンハウスから関連本 が出ます。
てなわけで、2月は作者である青池保子さんにしっかり暴利を
むさぼっていただきたいと思ってます。

前巻は去年の春だったので、まずまずのペースかなと。
なにしろ小学生の頃から読んでいる某演劇漫画に比べたら
年一回は新巻が読めるのっていいなと思う今日この頃。

大まかなストーリーは英国貴族でありながら「エロイカ」と名乗る
華麗な名泥棒ドリアン・レッド・グローリア伯爵と、旧西ドイツの
NATOの情報部少佐のエーベルバッハ少佐の世界を股にかけた
壮大なストーリー。
最初はこの伯爵が主人公でしたが、いつのまにか少佐の方がその座に
つき、それでも大人気という珍しい?作品です。

NATOの情報部員が主役とあって、世界各地の色々な組織の情報部員も
登場します。
例えば洋画でお馴染みのアメリカのCIAとか旧ソ連のKGB、
イギリスのSIS、などなど。
ちなみに作者はアメリカに対してはイマイチだと思ってるのか
知らないけど、CIAはあまり出てこないし、出てきてもパッとしません。
そして敵役で描かれたソ連のKGB(カーゲーベー)はというと
悪役なのにユニークだったりダンディだったり。
少佐とのからみは見物です。

このKGBはソ連が崩壊してからは、今まで敵対関係だったNATOと
今度は何かと協力関係に変化します。(20巻~)
しかし今まで世界を股にかけていがみ合ってきた同士、そう上手くも
いきません。またそれが面白いです。
そんなスパイ達の中に伯爵がこれまた面白おかしく絡み合って
絶妙のハーモニーをかもし出すんです。

この作品は男性にもファンが多いそうです。
その理由のひとつに世界の軍事関係、世界情勢なども
作者である青池保子さんは良く勉強されており、その部分が
特に良いとか。戦車や銃、軍服などもきちんと資料を見て
描いてあるんだそうです。立派だ。。

そういう緊迫したエージェントたちですが、中には登場しただけで
噴出してしまうキャラクターもいます。
その名は英国のSISのエージェント、チャールズ・ロレンス。
ついでに私は彼が一番好きです。くすくすっ。
その次に伯爵の部下であり、有能な計理士でもあるジェイムズ君も
案外お気に入り・・・・・かもしれない。
リアルでこんな人が身近にいたら嫌ですが。(笑)

エロイカより愛をこめて(30) エロイカより愛をこめて(第29巻) ( 著者: 青池保子 | 出版社: 秋田書店 ) エロイカより愛をこめて(28)
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