2005年07月05日(火)

アルカサル-王城-①/青池保子

テーマ:青池保子

カステラ屋ドンちゃん 疑惑編   ドンドコ ドン はーはー ドンドコ ドン


青池保子さんの未完の歴史大作です。
現在12巻まで出ており、中断している状態です。

未完である理由は怠慢などでは決してない。
宗教活動に熱心であるわけでもない。

ただ掲載誌が廃刊になってしまっただけ。

なので描く場が出来たら、きっと作者は嬉々として

続きを描かれるんだろうと思います。
が、しかしエロイカの一ファンとしては少し複雑だったりもします。
アルカサルが再開したらまた暫くエロイカが休載になってしまう

かもしれないから・・・。

だけどこのアルカサルもとても良い作品なのです。

舞台は14世紀のスペイン・カスティリア王国。

カスティリア・・・カステラ・・・さんじのおやつ・・・♪
そう。カステラってこのカスティリアが原産なんだそうです。
ちょっと身近に感じられたでしょうか。

この「アルカサル」はカスティリアの残酷王として歴史に名を

残すドン・ペドロ一世を主人公に彼のドラマティックで壮大な

短い人生を漫画にしたものなのです。

短い人生・・・


そうなのです。調べてみると34才で亡くなっておるのです。
死因は・・・・他殺。

犯人はヤツ。(ヤツ・・と申し上げておきましょう。)

そもそも中世ヨーロッパというのは華麗なようで、実はかなり

ドロドロした時代だったようです。

このカスティリアも例外ではなく、王様の人生って波乱に満ちています。
身近な人の裏切り、政略結婚、不安定な人間関係・・

そういう時代で逞しく生きた「残酷王」の生涯を追った大作なのです。

正直、最初は少し敷居が高く感じておりましたが

気づくと一気に12巻まで読んでしまっておりました。
(余談ですが「修道士ファルコ」の第一話も王がふんだんに出ます)

この作品については語りたい事がいっぱい!
涙なくしては読めなかったブランシュ姫のエピソードや
王の異母兄であるヤツについてとか、実はマリアはあまり

好きじゃないこととか、エル・レビの笑い声と帽子の柄についてとか・・。

なのでタイトルに①をつけてみました。

この先ちまちまと自分なりに感想書いていきたいと思います。



アルカサル-王城- 全12巻 青池保子/作

界遺産~世界遺産をめぐる旅へ Vol.3~ ¥350カテゴリー
(↑アルカサル城が見られますぜ)


『訪れたい世界遺産(CD-ROM)』   『訪れたい世界遺産(CD-ROM)』
【収録地】一部
◎ウエストミンスター宮殿・大寺院と聖マーガレット教会 

◎ポツダムとベルリンの宮殿と公園 ◎ヴェネツィアとその潟

◎ピサのドゥオーモ広場 ◎ローマ歴史地区 

◎セビーリャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館 

◎アテネのアクロポリス ◎ メテオラ

◎サンクト・ペテルブルク歴史地区 ◎イスタンブール歴史地区

ギョロメ国立公園とカッパドキアの岩石群 ◎タージ・マハル)


アルカサルー王城(第1巻)   アルカサルー王城(第2巻)

アルカサルー王城(第3巻)  アルカサルー王城(第4巻)

アルカサルー王城(第5巻)  アルカサルー王城(第6巻)

アルカサルー王城(第7巻)  アルカサルー王城(第8巻)

アルカサルー王城(第9巻)  アルカサルー王城(第10巻)

アルカサルー王城(第11巻)  アルカサルー王城(第12巻)


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コメント

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1 ■血と汗とドロドロ

中世だ、騎士の世界だ……。
というと、どうも華麗な光景が思い浮かぶのですが、現実はそうでもない。
鎧は重くて暑くて、中に着る下着はサビのシミだらけ、当然、臭い。
汗くさいだけじゃなく、騎士は馬臭くもある。
入浴も一般的じゃあなし。
ううむ、香水が発達するわけだ!(違
という、このあたりをよく描いているなあ、と『アル・カサル』は感心して読んでいたのでした(笑)。

2 ■とらさん、おはようございます。

うへぇ。カゼひきました。
日中ずっとオリゲルドと真夏のアルディス繰り返してたせいでしょう。カゼひいたと報告してもみんなそうだからと返されました。トホホ。
今日は無理せずおとなしくしてようと思います。明日は行かねば。。

さて、アルカサル。。
読むと確かにくさそうxxx
戦争ばかりやっててその戦時中は王様でさえそうそう風呂なんて入れないでしょう。普通の兵隊さんなんて着替えも出来ないでしょうし。
そういえばヨーロッパで香水が発展したのもにおい隠しからだと歴史の雑学本で読んで昔ショックを受けた事が(笑)。ということはオスカルもマリー・アントワネットもフェルゼンもみんな異臭が漂っていたのかよっと。(当時ベルばらにはまりこんでいた)

このアルカサルの中に作者が取材した中世のトイレ事情も載ってましたが、壮絶ですね。窓から垂れ流し。
それじゃあ病気が蔓延してもおかしくないですよね。

3 ■中世の道

というタイトルの研究書を読んだ事があるのですが、いやはや、凄かったらしいですよ。
おまるの中身も、生ゴミも、全て道路に投げるのです。裏口、戸口、2階以上の窓から。
道路を通るのは命がけ(おおげさ?)。
ヨーロッパのマナーでは、女性をエスコートする男性は、車道側ではなく歩道側を歩く事になってるのですが、それは、窓から投げ出される汚物から女性を守る為なのだとか。
ぐはー(笑)。

4 ■とらさん

うええええ
そうだったんですね。
着飾って歩いていて上からボトボトと汚物が落ちてきたら恐怖ですね。
上に何もなくとも道自体が汚そう。靴も・・・おええええ。

そんな中に生きてきたのですね。
ドンちゃんは・・。

5 ■中世の道その2

元漫画少女さんのコワイ想像の通り、だったようです(^^;
私が読んだのは、フランス人によるフランスの街と道の研究でしたが、ヨーロッパはどこも似たり寄ったりでしょう。
窓や玄関口から、汚物がぼとぼと、どころではなく、「ばしゃーん!」「どさーん!」
たまったものじゃないですね。
それだけに、日本を訪れたヨーロッパ人が、町中や街道のきれいさにびっくりしたのだとか(日本人は汚物を含めて何でもリサイクルしていた)。

6 ■とらさん

まさに「げー」な世界ですな。
それじゃペストだのなんだのはやってもおかしくもないですね。

で、日本・・そうですよね。糞尿は肥料になってたし(だから恐怖の肥溜めも存在してたのか。そういえば肥溜めって父親の趣味のせいか良く「有閑倶楽部」に出てきますよね。)
やっぱり農耕民族と狩猟民族の文化の違いってやつなのでしょうか?

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