今日はいきなり寒いです、、
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先月とか、よんだ本、、二足早い夏休み読書感想文的に。
これは去年とかでてた本で、、
■スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
■カーマイン・ガロ (著) ■日経BP社/1,890円/2010年07月発売
・・・たしか、今年の正月とか図書館でWEB予約したら26人待ちとかで・・・
6月とかに、回ってきたのでした笑、、たしかに面白いし、ためにもなるかもですが~
それは、ジョブズさんが言うから通るんでは~~・・・みたいな。。
この本・以降、、みんながKeynoteでプレゼンするようになったとは全く聞かないしw
まあ、アップルとかジョブズの、公式ファンブックみたいなものか。。
(・・・と言ってる間に、次の「驚異のイノベーション」とかが、今月出版されてるとか・・・で。)
次。
■コトラーのマーケティング3.0~ソーシャルメディア時代の新法則/フィリップ・コトラ-(著)
■朝日新聞出版/2,520円/2010年09月発売
おもしろい。。おもしろいとは聞いてましたが、、評判以上におもしろい。
コトラーが定義してるのは、、
●マーケティング1.0が『プロダクトアウト(製品主義)』で、、
●マーケティング2.0が『マーケットイン(顧客主義)』・・・・・・3.0が、その次にくるもの。。
3.0では、『マーケットイン(顧客主義)』は、無論否定はされてはおらず、
それは必要であるが、、それだけでは十分でない、、とされてる。
そこで必要とされるものは、製品を超えた、企業の社会に対するミッション・ビジョン・価値で、
機能・感情軸に加えて、精神的な深いレベルでの共感が必要とされる。。と。ふ~む。
3.0の主要ミッションは、精神的な共感をよぶ、価値軸の提案であり
その最終ゴールは「世界を良くすること」とのことである。と。。ふ~む。
企業と顧客の理想的関係が、2.0→『1対1(ワントゥワン)』から、
3.0→『N対N(協働的)』になる、、、というのも、非常~に、興味深い。。ここ、下線か。
知人のTさんが、家に遊びに来て、この本を3分パラ読して・・・
『うむ。市場も飽和してるんで、もっと外側から仕掛けないと
ニーズを掘り起こせん、、という事だな、この本の言いたいことは・・・』
と、、論破してましたが。。
たしかに、その読解も正しいかもですが、若干、ちがった文脈で読みたい気も。
こんな本もあった。。
■ソ-シャル・マ-ケティング 貧困に克つ7つの視点と10の戦略的取り組み
■フィリップ・コトラ-/ナンシ-・リ-(著) ■丸善/3,675円/2010年01月発売
↑これは図書館にあったのでパラ読しただけですが・・・
貧困、公衆衛生、環境等々に関して・・・コミュニティの成員に、
どう働きかけ、どのような価値軸を提案し、どう課題達成するか・・・等々、、
もう、社会学の本かな、とも。。
ただ、マーケティングの領域が、ここまで拡がってるのか~、、とも。
最後の一冊。
■インプレスジャパン/2,310円/2010年07月発売
これは、今年の正月頃、読んだのか。。トリプルメディアは・・・
●『購入するメディア/広告/Paid Media』
●『所有するメディア/自社web等/Owned Media』
●『ソーシャルメディア/評判を得るメディア/Earned Media』・・・の3つで、
現状のメディア構造が上記に移行しつつある、、と。説く。。
もともとは、2009年アメリカで「マルチメディア2.0」という論文にて発表され
CNETでも紹介され大きな注目を集めた、とか。。
ただ、この本は、ちょっと悪口的に書くと、、やや、広告代理店ぽい、か。
『正しい ビークルに乗り換えれば、良いのである。』・・・みたいな。
おいおい、結局、そこかよ・・・・・・みたいな。
(トリプルメディア下でのメッセージの変貌にも言及してるけど、、入口がメディア論的で、、
そういった意味で、個人的にはコトラーの3.0の方が面白かったです。)
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(書評)■活かす読書//コトラーのマーケティング3.0
http://ikadoku.blog76.fc2.com/blog-entry-993.html
↑
書き出しの二行とかウマイ。仰る通り↓
>ここにあるのは、私たちが知っているマーケティング、
>あるいは、今まで実践してきたマーケティングではありません。
■「トリプルメディア」とマス広告の役割
http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/tokusyu/20110207/201102toku1.html
↑
『トリプルメディアマーケティング』の著者である横山隆治氏が語る。