旦那は相手の気持ちに関係の無いプレゼントをよくします。
それは書籍などの情報によりますと「相手を支配したい」と無意識に思っているからの行動だそうです。
旦那は、声が小さくてオドオドしていて口癖は「スミマセン」で、一見とても気弱に見えます。
「相手を支配しようなんて見えな~い」
そう思うのは他人様だけです。
旦那はとっても支配的な人です。
旦那はフリーになった時、私にこう言いました。
「俺の仕事の経理をやって」。
私は経理の経験は有りません。27年程前に簿記3級は取りましたが、そんな昔の事、覚えている訳ありませんよね。
その事を言っても旦那は「経理の本を読んだら?」などと言います。
旦那の求めている答えは「YES,Sir!」以外に有り得ないのです。
私は経理の勉強をし、PCに経理ソフトを入れました。
しかし、どんなに言っても旦那は領収書等を出しません。領収書も入金の情報もないから経理業務は出来ません。
私の経理の勉強は何だったのでしょう。
別の日、旦那が言いました。
「嫁ちゃん、ホームページ作成して」
なぬ!?
ちなみに旦那が求めているのは簡易なものではなく、HTMLを使用した企業ホームページレベルです。
旦那は自分が企業からホームページ作成の依頼を受けて来て、私がそれを作るイメージで言っているのです。
私はホームページ作成の経験は有りません。知識もゼロです。
それなのに旦那は「勉強したらいいんじゃない?」と言います。
旦那の求めている答えは常に「YES,Sir!」のみ。
しかし、いやいや、いくらなんでも無理無理。
私は旦那が不機嫌になるのを覚悟で、これだけは強く拒否しました。
旦那の要求は果てしなく続きます。
「嫁ちゃん、前に働いてた会社で○○業界と取引が有ったよね。その会社の取引先に見積もりをお願い出来ないかな」。
旦那が言っているのは、私が派遣で7年前に一瞬だけ働いてた会社です。
当時は、子供の世話と仕事で、私の頭はこんがらがっていました。
その為、当時の記憶がほとんど有りません。
私は旦那に丁寧にその事を伝え、申し訳ないけど企業名を思い出せないと伝えました。
数日後「嫁ちゃん、前に働いてた会社で○○業界と取引が有ったよね。その会社の取引先に見積もりをお願い出来ないかな」。
私は再度、「ごめんね。一生懸命思い出そうとしたんだけど悪いけど思い出せないんだ」。
そして今日「嫁ちゃん、前に働いてた会社で○○業界と取引が有ったよね。その会社の取引先に見積もりをお願い出来ないかな」。
いやいやいやいや、なにこれ、怖い怖い!
本当に旦那の求める答えは「YES,Sir!」しか無いのです。
今回ばかりはキツめに言いました。
「何度も言ったけど、本当に思い出せないのよ!」。
すると旦那「やりたくないなら、やらなくてもいいよ、嫁ちゃんの負担になるならいいんだけど」。気弱な風に見せかけて、相手にプレッシャーを感じさせるイヤな言い方をします。
私「いやいや、やりたくないのとは違うって」。
押し問答の末、結局、取引していた企業とは別会社を私が探して見積もり依頼する事になりました。
旦那の中では既に
「見積もりは、嫁に昔のツテを頼って依頼して貰おう」とインプットされ、
昔のツテが無いなら、嫁が他の企業を探すべきなのです。
私は早速、見積もりを依頼するにあたり旦那に必要事項をヒアリングしました。
私「素材は?」
旦那「うーん、決まってないなあ。ゴニョゴニョ…」
私「数量は?」
旦那「分からないから、見積もりで1個いくらか聞いてみて」
私「生産って数量によって価格が変わるのね。500個だったら○○円とか、1000個だったら□□円とか。数が多くなれば単価が安くなるの」
旦那「うーん、それは分かってるけど、うーん決まってないから」
私「分かった。いくつかパターンを例に出して聞いてみるね。で、納品日は?」
旦那「それも分かんない…多分7月の○○頃に使うと思うから、それまでに…でもその日でなくても…(以下、内容のない長い説明が続きます)」
こんな訳で、何を聞いてもハッキリしません。
旦那が会社員時代「仕事が遅い、出来ない」と上司や同僚から苛められていた理由がよーく分かります。
そして旦那がほざいてます。
明日までに見積書を作って、だってさ。
現在3社に見積もり依頼中ですが、未だ1社からも返答は来ていません。
「明日までに」旦那は、どこかの企業に提案書を出すらしい。
それを私に丸投げするって…。
どうしたらいいの…。
もうヤダ…。