前回の記事で件数の重要性を執筆しました。
今回は件数を的に絞った返済法をご紹介します。
例えば、5件で200万円の借金がある人がいるとします。
この状況であればぎりぎり保証人なしでおまとめができるかもしれません。
できればおまとめをしたほうがいいですが、できなければまず件数を減らすことを考えます。
内訳でいえば、A社50万円・B社50万円・C社50万円・D社30万円・E社20万円で、すべて金利が29.2%だとします。
大体借金が200万円だと、月々の返済金額は8万円前後でしょう。
そのうちの半分近くが利息にあたると思います。
このままで返済をしていくとなかなか減りません。
そこで、一番金額が少ない業者に的を絞って返済を行なっていくことを考えます。
この場合E社が20万円なので、まずこの業者を始めに完済することを目標にします。
他の業者を利息のみだけ支払い、そこであまった金額と通常返済している額をあわせた金額をE社に支払います。
そうすることで、E社への返済スピードがかなり上がります。
そうやって金額の少ない業者をできるだけ早く返済して、件数を減らすことを考えます。
そして完済して件数を減らすことができれば、そこからまたおまとめローンを申し込んでみます。
大体4件で200万円以内の金額であれば、おまとめができる確率が高くなります。
もちろん、それ以下の件数であれば尚いいです。
そういった形で、1件を集中して返済を行い、おまとめローンを申し込んで金利を引き下げることを考えるのも、債務を効率よく返済していくための1つの方法です。
いつもありがとうございます!