わたしは5年前にウィーンを旅しました。
その頃のわたしは
公立小学校の教師として
毎日夜9時10時まで働き、
朝は5時代に起きてまた出勤する
という生活を送っていました。
このような生活は、
日本では珍しくはないけれど、
訪れたウィーンでは
それとは違った光景が
繰り広げられていたのです。
わたしの見たところ、
ウィーンの町にはまず
コンビニがありませんでした。
スーパーはあるけれど、
そのスーパーも夜7時には閉店してしまいます。
それでは人々はその後
何をしているのかと言うと、
平日でもカフェで会食を楽しんでいたのです。
人生において何かを成し遂げることも
素晴らしいことだけれど、
人生を楽しむということに
もっと意識を向けようと思った
ウィーンの旅でした。