D LILLARD 1 着用レビュー | Sneaker is my soul

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マイコレ紹介389回目です。

新作レビュー。


ADIDAS D LILLARD 1

リラードよろしく、性能でバッシュ市場を支配できるのか?

待ち望んでいた日本正規販売開始から数週間になりますが、喜び勇んでバシバシ履いた、このモデル。

評価も固まりましたので、レビューします。

ルックス上は余計な部分は見受けられず、かなりパフォーマンス寄りだと期待させる一足ですが。

さぁ、どうだったか?

では、いつもの私的レビューを。

1から7までの項目は10点満点。

重要と思われるグリップの項目は15点満点、また通気性と履き心地は二つで一項目として15点満点とし、トータル100点で採点します。


1.フィット感 【7】

2.ホールド感 【7

3.クッション 【8】

4.ジャンプ 【8】

5.軽さ 【8】

6.走りやすさ 【9】

7.動きやすさ 【7】

8.グリップ 【11】

9.通気性・履き心地 【12】


トータル……77点

私個人が期待していた水準は、充分クリアしてくれました。

最近ハズレがないですなADIDAS殿♪

では各項目を見ていくと。


●フィット感

足入れの際は、インナーブーティーの吸い付くような感触、確かにあったのですが。

履いていくうちに、それはさほど持続しなかった印象です……ただ、アッパーの柔軟性ゆえインナーとアッパーの乖離感はないです。

また、前足部のレイアウト、私にはちょっと広めで余り気味。

評価としては平均的、7点。

●ホールド感

予想していたほどにはアッパーのふにゃふにゃ感はなかったですが、それでもやっぱり柔らか目ではあります。

ここまでカットが低いと、それは心許ない要素でして。

シューレースを頑張って締め上げても、どうにも締め切れずに効果が薄い。

ヒールカウンターは、むしろ内部にむかって出っ張っているような作りで、それによりかかとを挟もうという狙いだと思います。

その部分については、ある程度は機能しているように感じました。

…でもやっぱり、アッパーの剛性がもう少し欲しかったかなぁ。

トータルではここも平均的な評価です。

●クッション

adiPRENのクッショニング、やはりあのT-MAC2とは少し違うかなと。

ただ、厚さは感じない割に衝撃の吸収力はなかなか。

また、沈み込みが柔らかすぎないのは好みの要素でした。

8点です。

●ジャンプ

アッパーの柔軟性やアディプリンクッション、ソールの屈曲性などは、この項目に対してのマイナスにはなっていないと思います。

床を蹴る瞬間の力、ちゃんと入る感覚です。

足との一体感がもっと高ければ、跳びやすさとしては満点でも良かったかも。

8点。

●軽さ

ほぼローカットというフォルムで、パーツ構成もシンプルなので、軽いだろうなぁとは予測していましたが、やはりそうでした。

ただ逆に、もっととんでもない軽さを予想していて肩透かし、という印象も受けています(笑

ここも8点ですね。

●走りやすさ

前方向の移動に邪魔になる要素が、このモデルには無いなと。

シュータンが邪魔になることはなく、足首の自由度があり、グリップもちゃんとしてクッションが沈み過ぎることもない。

これでもう少し全体のホールド力があれば、シューズの中で足が遊ぶ感覚もなく、満点としたでしょうね。

9点です。

●動きやすさ

アッパー構造やヒールカウンターによる"足を押さえつける"力がちょっと足らないので、どうも次動作への反応がスムーズでない。

足先やかかとがシューズと一体化しきれず踏ん張れない感覚は、あらゆるムーブの動き出しに影を落とす要素かと。

ただ、足首周りの自由度やアウトソールのレイアウトは、動きの変化への対応にはプラスになっていますね。

トータルとしては7点。


●グリップ

中足部から後足部にかけてのグリップは、効きが弱くて滑る感覚。

特に横方向に抜ける印象でして……接地面の少なさも影響したのでしょうが、このモデルのアウトソール粘性からすれば、もう少しコートを捕まえてくれてもよかった気がします。

前足部はきっちりグリップしてくれました。

全体としては平均的な能力、11点です。

●通気性・履き心地

通気性は普通だと思います、ルックス的にはだいぶ蒸れそうに見えますが、実際にはなかなか快適に履けるかと。

履き心地的には、私の足型ではいまいちフィットしきらないのと、アッパーが柔らか目で "足をもっていかれる" 感覚が着用中にちょっと気になり、点数を引きました。

それでもインナーブーティーの足当たりの良さやアディプリンの感触など、良い要素もばっちりあり。

この項目は12点。


以上、全ての項目を合計し、77点。

平均点を上回る結果となりました。

80点には届きませんでしたが、個人的には評価したいモデルです。

足型が合わなかったのは残念ですが、それを補う良い点もありますので、今後ローテーションに加えたいと考えています。


それに、最近の円安によりバッシュの平均価格が上がる中での、あの価格設定ですから。

もし評価項目に 【コストパフォーマンス】 という項があったなら、10満点中8点はつけていいかと思います。

今後、低価格帯市場でのADIDASを支えることになるであろう、LILLARDシリーズ。

その第一弾としては、充分な機能性かと感じました♪

以上、Dリラード1着用レビューでした。


特にクラッチタイムにおいて、抜群の支配力を発揮する、デイミアン・リラード。

その彼の着用モデルとして、バッシュ市場も " デイミネイト " できるか、今後の展開も注目したいと思います。


ということで、本日はこれで。

また次回に~!