オブセッションのシクラメン賞のパドックをみて

まず思ったのが

トモが凄い!!

 

かなりの筋肉で惚れ惚れします。

レースでも前の出はあまり大きくありません。

正直硬い印象を与える馬です。

なのでディープインパクト産駒っぽく前の出が大きく身体を使ってダイナミックに走るタイプではなく後ろ脚の推進力だけで吹っ飛んでます。

イメージとしてはハープスターという感じでしょうか。

 

対してステッドファストはトモにしっかり筋肉がつかず緩いまま出走することになってしまいました。

 

ブログに以前書きましたが

筋肉は適切な負荷がかかったところに代償的に肥大させて太くなる

ものですので

募集時の静止画では大差のない体つきでもその後の調教の負荷で大きく変わるのは当然の帰結です。

 

募集時に筋肉がついていたからといってアスリートとして適切な筋肉がつくかとはまた違うのでそれも一口馬主の難しさですが…

 

その違いを募集時に推測できるとしたら

動画

ということになります。

 

そしてこの2頭の動画はかなり差のある動画です

 

このオブセッションの募集時動画を見てみると

 

 

この一連の動きをなめらかにそしてキレイに重心移動をできています。

しかも地面をしっかりつかんで後ろ脚の力で前にベクトルの方向を向ける事ができています。

全身が縮んで伸びている感じがわかるでしょうか?

それでも前脚の出は小さく全身のストライドが大きくて…というタイプではないのでそういうところが嫌われたかもしれません。

 

対してステッドファストの動画

 

 

 

トモの原動力が前に向かっていない。身体が縮んで伸びている感じが全くありません。

それはトモが甘く緩いので力が前ではなく上と後ろに流れてしまうためで、全身を縮めたい時に縮まらず、そして伸びたい時に伸びません

 

 

 

 

 

 

 

 

このように見比べると

2つめの写真でまず大きく違います。

ステッドファストは全身が上に起きてしまっています。実際はここで推進力が前に行かなければならないわけですが、ステッドファストはここで全身が上にいくベクトルを身体に受けているので力を前に送れません。そしてトモが後ろに流れてしまうのはトモと背中が弱いから。

 

さらにステッドファストは関節が緩いので全身がフニャフニャしているようにうつります。

それがわかるのは後ろから見た動画。

 

 

 

 

一完歩の左脚の移動の際に軸となる右脚の飛節が大きく外に傾いていきます。

これは関節がはまってないということで関節が緩いというのを表しています。

 

 

 

たいしてオブセッションは全くぶれることはなくしっかり前にだけ向かっていきます。

 

これだけの差があれば

静止画では一見同じに見えても

調教を積んでいく過程で

ステッドファストはしっかりつむことができず苦労をし、トモにかかる力は逃げてしまい力も入らないためにトモはしっかりせず

オブセッションはトモの筋肉にしっかり負荷がかかりしっかり調教を詰めるのでトモが見違えるほどがっちりします。

 

僕は当時馬を見れたわけではなかったのでこの絶望的な違いに気づかず

どちらも良い馬という認識で出資しましたが

今見れば

ステッドファストに出資するのはやはり避けるべきことだったことが

理論的にも説明がつきます。

 

まあ以前も話しましたが僕はこのステッドファストとリュラが失敗っぽいというところからその間違いを勉強して馬の見方を書き、僕の見方で間違ってなかったところは残し、間違っていたところは改善していますのでその努力はこれからも続けるでしょうし、動画の情報というのはかなり様々な視点で見る必要があるのもわかります

 

 

今年のキャロットなら

ココシュニックの16もブロードピークの16もオブセッション同様のしっかりした動画なので小さい身体でも筋肉がつくと思って出資しましたので、この目線が不変のものなのかはこの2頭がデビューして結果が出たらわかるでしょうし、もし予想外の結果だったらそこは微調整することが大事でしょう

 

今回オブセッションが話題になるくらいの勝利をしてくれて、その全兄が中央で全く結果は出なかったのをみて改めて

こういう目線で馬をみることが大事ということを教えてくれたので後悔はしていません

これを見た人がこれからこういう視線で馬を見てみようと思ってくれたのであれば幸いです。

 

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