今日もよい天気ですね。なんと今年もすでに3分の1が終わろうとしてるとか。

はやすぎる。

この3分の1の間にマタ・ハリやって、Suicide Partyして、今は絶賛モーツァルトのお稽古中です。

すでに沢山の『はじめまして』と、たくさんの『じゃあまたいつかどこかでね』を交わした気がします。


『またね』じゃない『さよなら』として、モーツァルトの稽古に入ってすぐに自転車を粗大ゴミで捨てました。
その自転車は私が初めて2005年にモーツァルトに参加したとき、の初めてのいわゆる『ギャラ』で購入した、当時の私にとってはちょっといいやつでした。
もう色々ガタきてボロすぎてここ数年は乗っていませんでしたが、なんだか捨てるきっかけもないしなぁとなんとなく持っていたのですが、今回久しぶりにモーツァルトに出演するし、なんとなく手放してみようかなと思い立ち手放しました。



自転車が置いてあった場所はとってもすっきりして、なんだか風通しがよい気分です。
手放す気持ちよさです。


最近の私にとってこの『なんとなく』が結構大きなことで、『なんとなく』なにかを感じる時、割とそれは『違和感』であることとか多いのだけれど、その違和感を無視しないでみようかな、ってことです。


その『なんとなく』の気持ちに従って、4月はモーツァルトの稽古の隙間で、いつもよりも本を読んで映画を観て、舞台を観た月でした。なんだかインプットに飢えている気持ちだったみたい、、

映画は、
スリー・ビルボード
リメンバー・ミー
舞台は、
リトル・ナイト・ミュージック
メリー・ポピンズ
お月さまへようこそ
百年の秘密


稽古が早く終わったら当日券で観に行ったりしていました。稽古しながらだとこれくらいが限界でまだまだまだまだ観たいと飢えていますが、この中で観れた作品は、どれも今このタイミングにぴったりの観たかった色のものばかりでした。
とは言え、特に、最初に観た映画『スリー・ビルボード』と今月さいごの観劇がナイロン100℃『百年の秘密』、この二本が、もう本当に、素晴らしくて、、、
自分が自分の稽古に向かう今、果たして自分は本当に百年の秘密と同じ演劇村に住んでるんだろうかと思ってしまうくらい別次元に素晴らしかったです。
スリー・ビルボードの監督も普段舞台の脚本演出をなさってる方だからなのか、ものすごく演劇的で、この3年~5年くらいで観た映画のなかでもピカいちの衝撃でした。


他のどの作品も、客席に座っていて幸せだと思う瞬間が沢山溢れていて今月は素敵なものを客席から観ることが出来た1ヶ月でした。
なんだか、色んな当日券のために並んでた大学生の頃を思い出す1ヶ月。

そう言えば初めてモーツァルトに参加した時の稽古も4月スタートでこんな時期だったなぁ。

沢山の出会いをして、沢山のものを手放して、たくさんのものと出会い直して、またモーツァルトに出会った2018年の4月です。


残りの稽古も今の『なんとなく』の奥底と向き合いつつ頑張りまーす(^-^)
あ!今日のお稽古シーンは私は大好きだったシーンだ。
わーい

新セットでの新しいモーツァルト!どんな風になるのかお楽しみに。