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2007年09月24日(月)

あれから半年

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前回のブログ・アップデートから"あっ"という間に半年が経とうとしています。

この半年、全く新しい業界でキャリアを歩み始めることになりました。そろそろここに書く"ネタ"も揃って来ました。

まだ時間的、精神的余裕が無い為、以前のようにはアップデートする状況ではありませんが、以前とは違うテーマ、視点で日記を書き始めようと思っています(中国視察旅行シリーズはいずれ完結させたいですが・・・)。


東京はまだまだ暑い日が続きますが、徐々に秋の肌寒さも織り交ざって来ています。真冬になる前にはまた書こうかなと思っています。では。

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2007年04月08日(日)

東京発見

テーマ:ブログ

4年ぶりの日本の春。帰国して3ヶ月が過ぎたが、このシーズンを心待ちにしていた。特に桜を。東京とほぼ同じ季節を持つ上海では、日本同様3月から4月に掛けて徐々に気温が上がり、春の到来を感じる。しかし桜はほとんど見ることが出来ない。


今週末、銀座から赤坂までを徒歩で散策した。桜もまだ残り、天気も非常によく、清々しい週末。

気付いたのは東京の中心も意外に緑が多いということ。そして道々に並ぶ見事な桜の木。東京で何年も仕事をした経験があるのに、まだまだ東京のことを知らないことに気づいた。時間に追われていない週末だからこそ気付くことが出来たのだろう。


緑豊かな日比谷公園。

想像以上に巨大な皇居と見事な桜田門。

意外と小さな国会議事堂。

日本政治の中心、霞ヶ関と永田町。

仕事でよく使った溜池山王駅のすぐ裏に発見した首相官邸。


桜散る日本の中心で新たな東京を発見すると同時に、改めて東京という街に興味を持つことが出来たような気がする。時間を見つけてまた色々と散策してみたいと思う。

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2007年03月18日(日)

キャッシュレス社会

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上海にいる時に便利だなと思っていたものに交通カード(通称"Jiao Tong Ka")がある。上海市内限定ではあるが、地下鉄、バス、タクシーそしてフェリーで使える。この1、2年では一部のコンビニやマクドナルドなどのファーストフード店も対応し始め、益々その利便性は上がっているように思えた。


しかし日本に帰国してみるとそれどころの話ではない。極端な話、もう現金がなくても生活が出来るのだ。帰国後ソフトバンク携帯と契約し、おサイフケータイ付きの端末を購入。ダウンロードしたアプリは"Suica"と"Edy"。この2種類のアプリのみ対応していた為の選択と言ってよい。しかしJRの乗車でSuicaを使用することはもちろんのこと、キオスクでガムを買ったり、駅中のコンビニで雑誌を買ったりするのもSuica、駅外ではコンビニやファミレスでEdy。消費税の影響で財布に小銭がどんどん溜まってしまっていた5、6年前を考えると格段にキャッシュレス社会化が進んだと言えるだろう。もちろん従来のクレジットカードも対応店が増え、レストラン、居酒屋、本屋などほとんど現金不要な状態である。


クレジット決済をすれば各社ポイントが溜まるようになっており、それで航空券や景品がもらえたり、乗車券として使えたりする。上海の交通カードが便利だったと言っても、はやり主流は圧倒的に現金。それも最高額紙幣が100元札(約1,500円)であった為、ある程度裕福な中国人や外国人は常に分厚い財布とジャラジャラとした小銭でポケットが一杯だったように思う。しかも特典はなし。それに比べると日本での生活は、携帯電話1台とクレジットカード1枚あればほとんど不便はない。


しかし自分の行動に変化が生じていると感じることもある。SuicaやEdyに対応していない店での買い物は控えるようになった。便利な世の中になるのは良いが、端末の標準化を早く進めてほしいものだ。そして個人情報の取り扱いは最も注意が必要である。何故なら現金と違ってクレジット決済は、いつ、どこで、何を買ったかと言うその人の生活行動が全て把握出来てしまうからである。マーケティング的視点から見ると、顧客満足度の高いサービス提供が出来るのであろうが、あまりにもプライバシーがない世の中というのもどうかと思う。


今日からPASMOがスタート。乗車だけではなく、周辺の店を巻き込んだ顧客の囲い込み戦争が激化していく。顧客不在の過剰サービスにだけはならないで欲しいものだ。

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2007年03月13日(火)

企業との相性とスピード感

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昨年末に上海から日本へ帰国してから職探しをしている。かれこれ1ヶ月半くらいになる。まず人材紹介会社(いわゆるエージェント)にアポイントを取り、コンサルタントと面談。自分の経歴と志望を述べるところから始まる。帰国後の職探しは6年前の2001年に、英国留学を終えて帰国した際にも経験しているのでおおよそやり方と時間のとり方は心得ているつもりだ。


最終的に会ったエージェントは個人のものも含めて16社、企業への書類提出は28社、うち9社の面接を受けた。当然のことながらこちらも大学生ではないので、面接時においても単に選ばれるだけではなく、選ぶ立場にもある。33歳ともなると企業側も個性ややる気だけでは採用を決めない。今までの業績と希望条件が企業サイドのそれと合うことが成約の前提条件である。だが、もうひとつ重要なファクターがある。それは"相性"。個人と企業の方向性、考え方、コミュニケーションの取り方が近くなければ相性が良いとは言えない。中でも3つ目のコミュニケーションの取り方が重要になってくる。何故なら前の2つは1時間の面接では分りにくいためである。ではコミュニケーションの取り方とはどのようなことをさすのか。それは、


1) 話すタイミングや受け答え方

2) どこまで率直に話すか(逆に曖昧か)

3) 質問の論点


ではないか。


今回いつくかの面接は相性がなかったということでお断りを頂いた。そういう企業に限ってこちらも"しっくりこない"部分があった。 業界もそうだが、企業のサイズもベンチャーから一部上場の大企業まで幅広く見てきたつもりである。就職活動というのは色々な産業や企業を見れるまたとないチャンスでもある。そこで一番感じたことはスピード感があまりにも違うということ。創業間もないITベンチャーは、面談の合否や採用はその場でだいたい決まる。マザーズなどの新興市場に上場している企業は、社内組織が確立されてきているためにやや時間は掛かるが、数日中には連絡が入る。それに比べて大企業はスピードが非常に遅い。特に重厚長大産業は意思決定のスピードをほとんど重視していないように感じられた。感覚で言うと、ITベンチャーが1日で決めることを、2週間掛けるようなものである。もちろん社内の意思決定は早ければ良いということではないし、この季節は大学生のリクルート活動とも重なり人事部門は非常に忙しいはずだ。しかしそれにしても何故こんなに時間が掛かるのだろうかと不思議に思う。


上海では多くの中国人が日本企業の意思決定の遅さに辟易していた。ホワイトカラーの生産性が先進国の中で低い日本は、意思決定のスピードを上げる組織作り(リストラクチャリング)をしなければ、グローバル化されスピードがより重要になってくるビジネスにおいてトップを走り続けることは難しいだろう。いや、下手をすると周回遅れになることもありうる。組織のスピード感を上げるには、権限委譲とフラット化された小チームを作ることによって比較的たやすく出来ることだと思う。それが出来ないのは結局トップ自身の頭の回転スピードが遅いためなのだろうか・・・。

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2007年02月22日(木)

国家の品格を読んで

テーマ:ブログ

遅まきながら2006年新書ベストセラーである国家の品格(藤原正彦著、新潮新書)を読んだ。確かに読みやすく、現在の日本人には非常に受け入れやすい内容である。特に筆者の数学者としての視点が面白い。


"いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」と取り戻すことである。"(以上、抜粋)


私は安倍首相の美しい国づくりには、賛成も反対もしていない。まだ中身が良く見えないからだ。しかし総論は賛成。特にこのように国の方向性を示そうとしていることに賛成する。選挙は別だけど・・・。


この本の中にも出てくるが、今一番大切なのは教育問題。年金、少子化、格差などなどやるべきことは山のようにあるのだが、長期スパンで国を考えた時にやはり最優先事項は教育である。特に国土が小さく、資源もない日本にとって、人材(人財)は生命線である。


最近こういったテーマの本が日本で売れているようだが、そろそろこういう問題を体系的に考えられる教育をすべきである。民主主義、報道の自由、選挙制度から始まって、税金の使い方、官僚の天下り、ホワイトカラーエグゼンプション、そして侘寂(わびさび)、武士道、神道、勤勉、などなど。日本とは、日本人とはどういう民族で、どのような歴史や文化を持ち、将来へ向けて、世界へ向けてどうしていくべきか、これを国民が自由に議論出来るようになれば日本はもっと素晴らしい国になるような気がする。


確かに国家の品格は売れた。しかし読者のうち、どれだけの人がこの内容について他人と議論したのであろう。本は読むことも大切だが、それを活かすことも同様に大切だと思う。

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2007年02月15日(木)

崩れ続けるメディアの信用

テーマ:メディアの行方

柳沢大臣の"女性は子供を作る機械"発言が、未だに尾を引きずっている。以下、ご存じない人の為に、多少長くなるが抜粋を掲載する。

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TBS、不適切な編集を公表

 TBSが放送したバラエティ番組で、柳沢厚生労働大臣の国会答弁を取り上げた際、不適切な編集により、大臣の答弁の趣旨と異なる放送を行っていたことが分かりました。

 このバラエティ番組は今月11日にTBSが放送した「サンデー・ジャポン」です。

 番組では今月7日の予算委員会で行われた柳沢大臣をめぐる質疑を取り上げました。その際、民主党議員の「子どもを2人以上持つことがなぜ健全なのか」という質問に対し、大臣の答弁をカットして、「女性を子どもを産む機械にたとえた発言」で謝罪している別の答弁をつなげて放送しました。

 この結果、答弁の趣旨と異なる放送になり、TBSは柳沢大臣にお詫びする一方、事実関係を公表しました。

 TBSのコメントです。「不適切な編集になってしまったことは大変、遺憾で、関係者の方々にお詫びを申し上げるとともに、再発防止を徹底するよう努めてまいります」。(14日19:57)

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これは昨日のニュースだが、この報道には伏線があったと感じる。それは、フジテレビ系列の関西テレビ放送が納豆がダイエットにきくというテーマを事実と異なる内容に編集して放送、大バッシングを受けたというもの。昨日別のニュースで視覚障害者から20億円以上を騙し取った詐欺事件のニュースもあった。個人的にはこれと納豆の話はたいして変わらないと思う。テレビ番組の深夜放送などは、ダイエットグッズの通信販売だらけ。ほとんどの人が、"そんな簡単にやせれるわけない"と思うのだが、100人に5人が内容を信じて購入すれば大きな商売になるわけである。要するに詐欺は数打ちゃ当たるなのだ。オレオレ詐欺しかり。これが大会社であるフジテレビが放送したところに問題があるだけで、このような詐欺まがいの放送は毎日流されている


しかし冒頭のTBSの件は少し毛色の違うニュースではある。放送の内容自体は詐欺ではない。事実を故意に編集しているだけなのだ。しかしこんな編集は詐欺まがいの放送よりも氾濫している。30分の演説から一言だけ抜粋、1時間のインタビューから2分だけ放送、などなど。本来の話し手の意図が歪曲されて放送されているのは既成の事実。放送時間が限られている以上、編集行為は仕方のないことではある。しかしこの歪曲した編集を減らすには、全文をインターネットで公開するなど、常に編集の歪曲性を検証できる場を視聴者に与えるべきである。


上海滞在時にある方が言っていたことを思いだす。彼は2005年4月の上海で起きた反日デモに関して、ある新聞社から電話インタビューを受けた。さんざん日常生活は問題ないと説明した後、執拗に"危険を感じたことはありませんか?"との問い対して、電車の中など日本語は小さい声で話すようになった、と言ったそうだ。それが記事ではそこだけを使い、上海在住日本人は息をひそめて恐怖の中で生活をおくっている、という内容で唖然としたそうだ。


こんな詐欺まがい、歪曲編集された報道は日常茶飯事だということを知らなければならない。もちろん正確に事実を伝えようとしている本物のジャーナリストもいることは言うまでもないが(非常に少ない)。


(2月15日現在、何故かTBSのこの記事へのアクセスが出来ないため、キャッシュから抜粋)

http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3494092.html

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2007年02月10日(土)

中国企業との"付き合い方"

テーマ:中国ビジネス最前線

日本で隔週で発売されているCOURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)という雑誌をご存知だろうか。フランスの国際ニュース誌の日本語版で、世界中のメディアからの記事をピックアップし、政治・経済からサイエンス・環境問題・エンターテイメントまでカバーする非常に面白い雑誌である。帰国後の愛読書のひとつである(ちなみに480円)。


2月15日号は"中国が変わる"というテーマで中国の今を特集。中国の製造業の行く末や、大学生のライフスタイル、メディア規制など、最新情報を現場から伝えている。その中で"米国人経営者が教える中国企業との付き合い方"を興味深く読んだ。元々の記事はFinantial Timesのものだが、現在アジア・ネットコムという情報通信会社のCEOである米国人、Bill Barney(ビル・バーニー)がみた中国企業を伝える。この会社は以前は中国国営企業で、彼はその雇われ外国人経営者であった(その後私営企業へ売却)。


"役員会の開始時に、中国語の書類を8時間も読み上げることもあった"と述懐し、役員会はまるで共産党大会だったと言う。反面、役員会は欧米式の知識、経験や技術に強い関心を持っていたそうで、これは新しい知識を貪欲に吸収したいという中国人の実態を鋭く描写している。そんな彼が、"中国企業で成功する方法"として、外国人が中国企業を経営することについてまとめているので抜粋した。


1. 企業内のネットワークを理解すること。だれが何をやっているのか、どのように機能しているかをつかむ。


2. 一瞬たりとも、欧米の組織とは相容れないと思わないこと。ブラック・ボックスに入り込むようなものだと思う人も多いが、決してそうではない。


3. よく聞き、観察すること。中国企業に対して固定観念を抱きがちだが、欧米企業と大きく異なると考えるのは、見当違いだ。


4. 言葉の壁は有利に働くと感じた。私はマンダリンは20語ぐらいしか話せないが、通訳を通して話し合うと考える時間ができる。反応しなければならないときには助かる。


5. 反面、会議や会食でも通訳をいれてしまうと、人間関係の構築に時間がかかる面はあるので注意が必要だ。



外国企業で働く時の共通項が多いようだ。例えば彼が日本企業のトップになってもこの5項目はいずれも当てはまるだろう。その中でも重要かつ難しいのは2.だと思う。"一瞬たりとも"と言っているところが彼自身の失敗経験を反映しているような気がする。私自身は中国の欧米組織にいたので、少し意味合いは違うかもしれないが、これらのポイントは物凄く頷ける。基本的に経営はどの国でも大きくは変わらない。しかし難しいのは、僅かだが非常に大きな違いを見極めることである。日本にもカルロス・ゴーンという優れた外国人経営者が出現したが、彼の異文化を理解しようという姿勢が周囲の人間に好感を与え、経営が出来る土台となったのだろう。


Bill Barneyは最後にこうコメントしている。"結局は信用につきる。上の会社の役員たちに信じてもらえるかどうか、にね"。


【COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)】

http://moura.jp/scoop-e/courrier/

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2007年02月08日(木)

原点

テーマ:ブログ

先日久しぶりに母校の高校を訪れた。と言っても恩師を訪ねたわけではなく、高校時代に毎日通っていた駅前から校門までの道のりをキョロキョロしながら歩き、校舎やグラウンドを外から眺めた程度。いずれにせよ、こうやって母校を訪れたのは15年ぶりである。


禁じられていた自転車通学をばれないようにと裏道を使い、"青空駐車"した公園。部活帰りに買い食いをしたコンビニ。そして土曜の午前の授業と午後の部活の合間に通い続けたラーメン屋など、ほとんどの店や公園、団地などは当時と変わらない面影を残していた。15年という月日は長いのだが、毎日通ったあの道を通る限り世の中はあまり変わっていない。もちろんケータイもネットもJリーグもなかった。でも思う。"俺達の生活ってあまり変わっていないのでは"、と。


また面白いことに残っていたのは古びた靴屋、おんぼろラ-メン屋、そして整形外科。まさかもうないだろうと思っていたのにしぶとく残っている。バブル期、デフレ期、そして最近の景気拡大を通して生き延びてきたわけだ。何が残り、何が消えるかって、簡単には分らない。


こんなことを考えていること自体、15年という月日が自分を変えた証明でもある。でも自分の中に変わらない何かがあることも再認識出来た。メジャーリーガーが日本に一時帰国した時、母校や古巣のチームグラウンドで練習をする。立場は違えど原点に変える時間は貴重である。

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2007年02月06日(火)

チャイナプラスワン①

テーマ:中国ビジネス最前線

2008年の北京オリンピックまであと1年余り。03年と04年は毎月のように北京に出張していたが、ここ2年は全く立ち寄っていないため、北京という都市の変貌ぶりが気になるところ。しかし好調だった中国経済にも陰りが見えてきている。細かい経済指標は挙げないが、下記のポイントが今後重要になってくると予測する。


①米国の為替、貿易摩擦に対する圧力


②不動産バブル(銀行の不良債権問題)


③広がる貧富の格差


他にも環境、エネルギー、農村、台湾など多くの問題とジレンマを抱えるのだが、上記の3つが以前から注目していたことである。特に昨年後半から①がより鮮明になってきた感がある。ゴールドマンサックス出身のポールソン財務長官は中国通で有名だが、中国に対して"上手に"プレッシャーを掛けられる人でもあるわけだ。中国ビジネスには独特のセンスが必要であり、手練なネゴシエイターとしてポールソンは最適だったわけである。中国元も小刻みではあるが最高値を更新し続けている。08年の米国大統領選に向けてさらなる圧力が予想される(但し本格的な"経済戦争"はまだ先と見る)。


②の不動産バブルに関しては、私は専門家でもないのでデータからははっきり言うことは出来ない。但し上海を始め、中国の多くの大都市や地方都市を見てきて感じたのは、その過剰なまでの住宅供給である。地の果てまでマンションが建っているが、人が住んでいる様子が全くない物件が非常に多い。これは上海や北京に限ったことではない。上海の友人は、"13億の国民がいるのだからまだまだ必要、バブルではない"、と言い切っていたが、過剰にも程度があろう。値上がり期待で購入した不動産が右肩上がりで上昇、それを担保にさらに投資をしている状況は間違いなく終わる。個人的には09年に大きな曲がり角が来ると思っているが、その時の不良債権問題は尋常ではないはずだ。借金を抱えた人たちが国外に逃亡することもありえるだろう。


③の貧富の格差は今さら言うまでもないが、最大の問題は都市と農村の格差であろう。中国では未だに都市住民と農村住民が差別されているのだ。裕福な沿海部だけ見ていると中国を見誤る。"集団で党や政府機関に抗議する民衆の鎮圧や武装警察が出動する騒ぎが急増、昨年は8万7千件を超え"たそうである(フォーサイト07年2月号)。


では今後日本、そして日本企業はどうリスク分散をしていくべきか。

次回、BRICsを含む他地域との関係を考えてみたいと思う。

ポイントは間違いなく"アジア"である。

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2007年02月05日(月)

知事選と柳沢発言問題

テーマ:メディアの行方

昨日愛知県知事選と北九州市長選があり、与野党はそれぞれ1勝つづという結果に終わった。先月宮崎県知事選で東国原(そのまんま東)氏が当選し話題を呼んでいるだけに、今回の首長選も大きな注目を浴びた。


しかしその報道をみると多くの疑問を感じざるをえない。特に"女性は子供を生む機械"発言で辞任要求を受けている柳沢厚生労働大臣の問題との関係である。民主党をはじめとした野党が大臣の辞任を要求して補正予算案審議への出席をボイコット。たった一つの大臣の失言を理由に国政で最も重要な予算審議を拒否するという、まるで子供のような野党国会議員達にも呆れるのだが、それを当然のように報道しているマスコミも地に落ちているとしか言いようがない。しかも今度の二つの首長選挙の争点があたかも大臣の発言に対する審判のような報道をしているのだから開いた口が塞がらない。


国政選挙もそうだが、地方選挙は地元の身近な問題をどう処理するのかその政策が争われるべきである。しかしまるで野党と同じ論調で知事選と大臣発言問題を報道している。本日2月5日付けの日本経済新聞によると、愛知県の投票者の39%が大臣発言問題を考慮し、55%は考慮しなかったと言っている。どの程度"考慮した"のかは分らないが明らかに選挙とは無関係であるべきだ。愛知県知事選は、2期8年を勤め愛知万博と愛知国際空港を成功に導いた現職と、新たな県の成長路線を描く候補者との戦いであるはずだ。


全く日本の報道はいつまでたってもジャーナリズムではなく、ワイドショーである。そしてそれを見続けている我々国民もどうかしているのだろう。

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