介護福祉士のための機関の1つに、社団法人日本介護福祉士会があります。
平成6年に設立され、介護福祉士によって構成されています。

社団設立の目的は、介護福祉士に対しての啓蒙や啓発活動、介護に関する教育や研究を通じて介護福祉士の資質や知識、技術の向上を図ることで、福祉の増進に寄与することです。
また同時に、介護福祉士の利益を守るための政治活動なども行っています。

介護福祉士なら誰でも入会することが出来ますが、介護福祉士会の目的や趣旨に賛同することと、会費を支払うことが必要です。
会費は、入会金5,000円と年会費3,000円が必要です。

また、日本介護福祉士会への入会は、同時に都道府県介護福祉士会への入会ともなるため、別途都道府県介護福祉士会の会費が必要です。
日本介護福祉士会へ入会すれば、各種団体が主催する講習会や研修会への参加が会員価格でできたり、「日本介護福祉士会ニュース」という雑誌が発行されており、最新の制度や政策などについて動向を知ることが出来ます。

他にも、会員専用福利厚生制度である賠償責任保険や傷害総合保険、所得保障保険、ガン保険への加入などがあります。
日本介護福祉士会が取り組んでいる生涯研修制度は、介護福祉士のキャリア開発に寄与するものとして、勤務年数や実績に応じた研修があるため、積極的に参加するとよいでしょう。

介護報酬 請求事務 は別に勉強する必要があります。