http://i2.wp.com/21stcenturywire.com/wp-content/uploads/2016/06/white-helmet-infographic-2.jpg


最近は主流メディアのFakeNews化も酷いですが、オルタナ派のFakeNews化もやはり酷いので、その点を「ホワイトヘルメット」を例に少し掘り下げたいと思います。


陰謀論者は常に猜疑心をもって世の中を眺めているので、疑いだすとキリがないようです。

疑うだけならいいのですが、現象を無理やりな論理をもって自分の都合の良い方向に結論づけてしまう人も多い。

 

これはこれで非常に問題であり、主流メディア側から「ほれ見たことか、こいつらデマばっかりだろ!」とレッテルを貼られてしまいます。

 

デマばかり垂れ流しても許される世界を容認するというのであれば、安倍ちゃんや主流メディアによって作り出されるデタラメと悪意に満ちた世界と何もかわらなくなってしまいますよね。

 


やはり日本にもまともなオルタナサイトを作らなければ、デマをデマと判断できない人達によって、間違った情報が拡散されてしまいかねません。

 

さて、表題のホワイトヘルメットですが、シリア内戦において戦闘の被害者を救出、救援すべく作られた市民による非営利団体ということになりますが、このホワイトヘルメットが、オルタナ派からは「実はテロリスト集団なんじゃないのか?」と疑念をもって語られています。


まずは下記記事をご覧ください。

 

▼ U.S./UK Paid “White Helmets” Help Al Qaeda Blocking Water To 5 Million Thirsty Syrians 
米国/英国が支援するホワイト・ヘルメットが、500万の喉の渇いたシリア人への給水を妨害するアルカイダを手伝う
2017, 1/3   Global Research
http://www.globalresearch.ca/u-s-uk-paid-white-helmets-help-al-qaeda-blocking-water-to-5-million-thirsty-syrians/5566309

 

 

【抜粋、翻訳】

米国と英国の資金援助を受けるホワイトヘルメットは、ダマスカスの民間人への給水を妨害する作戦に直接関与しているようだ。

 

アレッポ市の東部がシリア政府軍によって解放された後、バラダ川流域の反政府勢力と住民はシリア政府と和解する意思があったが、それにアルカイダが反対し情勢を覆した。

 

この地域はアルカイダが完全に支配しており、最近の停戦合意の範囲外となっていた。

 

12月22日、ダマスカスへの水の供給は突然ディーゼル燃料で汚染され、飲料不可となってしまった。 
水処理施設が爆破、破壊されたため汚染されたのだ。

 

その後、シリア政府軍は地域を取り戻し、水道を再建するための作業を開始したが、依然としてアルカイダと戦闘を繰り広げている。

 


ここに市民グループが署名した興味深い合意提案書が存在する。

 

 

反政府派アディ・バラダの提案 : 我々は、シリア軍が攻撃を止め、包囲網を解き、監視を停止するならば、水処理施設の再建を認めます。


この合意提案書を拡大しよう。


 

ホワイトヘルメッツの署名だ。


 

ダマスカスの水源地域封鎖の解除を提案をした団体は、現在、水処理施設を占領しているアルカイダと親密な関係を持っているはずだ。

 

ホワイトヘルメットを組織した米国と英国政府は、「公平に」、「中立的に」、そして「すべてのシリア人のために」5百万人のシリア人への水供給を妨害している。

 

米軍とCIAは、ヨルダンとトルコで反乱を指示する「指令室」を構え、シリア政府が運営するインフラ施設を奪うための政略をしいているが、実際にISISは主要な水供給施設や高圧電線ライン、ガス供給施設への破壊活動にも関与している。

 


ダマスカスでの14日間の水源危機後も、欧米メディアは、このアルカイダの水源占拠事件について報告していない。

 

欧米がプロパガンダのために組織したホワイトヘルメットが、ダマスカスの何百万人もの市民を人質にとったことを、欧米は報道していないのだ。

 


上記の事件を報じるグローバル・リサーチの記事がどこまで事実なのか、私には判断はできません。

少なくとも「軍の武装解除を条件とした水処理施設の再建を許可する提案書」には、ホワイトヘルメットが絡んでいることは確かなようですが。


ホワイトヘルメットに関しては、上記のような疑惑が耐えず、「ホワイトヘルメッツ=アルカイダ」だと断定して拡散するオルタナ派も多い。

 

 

さて、このホワイトヘルメットとは一体なんなのでしょうか?


日本の主流メディアは、以下のようにホワイトヘルメットを正義の組織”ホワイトナイト”として扱うことしかしませんが、それは事実の側面であり、西側主流派のプロパガンダなので流し見する程度がちょうど良いと思われます。

シリアの市民救助隊“ホワイト・ヘルメット” 
2016年9月12日 NHK BS1 キャッチ!世界のトップニュース 特集ダイジェスト 
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/catch/archive/2016/09/0912.html


以下のNewsWeekの記事で、もっと掘り下げていますので、こちらも参考にしてみます。

 

NewsWeekはもちろん欧米サイドの報道機関であり、その向きでバイアスはかかりますが、この記事はなかなか都合の悪い情報も載せていますので一読に値します。

 

 ▼ 「ホワイト・ヘルメット」をめぐる賛否。彼らは何者なのか? 
2016年10月21日 ニューズウィーク日本版
青山弘之(東京外国語大学教授)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6091_1.php

 

【抜粋、要約】
・ ホワイトヘルメットは、シャーム・ファトフ(元はアルカイダ系アルヌスラ)を含むシリア反政府軍と綿密に連携している。

 

・ ホワイトヘルメットは、ロシア・シリア軍の攻撃により負傷したとされる民間人の写真は公開するが、対するシリア軍兵士や親政権民兵の負傷者の報道はしない。

 

・ ホワイトヘルメットの創設者ジェームズ・ルムジュリアーは、NATOの諜報機関に勤務した経歴を持つ。

 

・ ホワイトヘルメットは、米英独日をはじめとした西側諸国や米国のUSAIDから数十億円規模の資金提供を受けている。

 

・ ホワイトヘルメットは、16年のノーベル平和賞の最有力候補にノミネートされた。

 

・ ホワイトヘルメットは、アレッポでシャーム・ファトフ戦線が処刑した住民の遺体を搬送・処分した。


http://www.al-akhbar.com/sites/default/files/imagecache/465img/files/images/articles/p13_20160430_pic7.jpg

 

・ ホワイトヘルメットが救ったとされる少女は三ヶ月間で三回も出演するクライシスアクトレスだった。


https://twitter.com/lamess09/status/787294157995991040/photo/1 


ホワイト・ヘルメットがロシア・シリア両軍の激しい空爆に晒されるシリアで、「地獄のなかの希望」として救援活動を続けていることは厳然たる事実で、彼らの活動は称賛と支持に値する、そう声を大にして言いたい。

 

しかし、こうした称賛や支持は、彼らが「中立、不偏、人道」を体現していることを意味しない

 

ホワイト・ヘルメットの支援国や言動は、彼らが「反体制派」であることを示しており、この事実を踏まえずに彼らを評価しようとすれば、「シリア内戦」の実態を見誤ることになりかねない。

 

 

 

ちなみにWHに出資するUSAID(米国国際開発庁)は、CIAの資金提供パイプとされており、悪名高きジョージ・ソロスさんらと東欧のカラー革命にも出資しています。

 

カラー革命は旧ソ連の一部とその影響下にあった地域で起こった独立運動と言えるもので、その政権転覆のための援助をCIAやUSAID、ソロス氏が担当した経緯があります。

 

ますます怪しいですね。


WHの捏造プロパガンダとされる記事を全て追及することはできませんし、キリがないので、WHが提供したこちらの有名な少女写真だけ検証することとします。

 

「ホワイト・ヘルメットは同じ少女を3カ月で3回救出している」とする”告発画像”です。

 

本当だとすると、相変わらず西側のプロパガンダって酷いな~ということになりますが、ここは冷静に以下の写真をご覧ください。

 


http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawakamiyasunori/20161230-00066068/

三つの現場: 8月27日(写真左)、9月24日(写真中央)、10月11日(写真右)

 

元の画像を注意深く見ると、3人の少女が着ている服が、すべて異なることが分かります。

 

8月27日(写真左)は、タンクトップ型の袖の服を着用し、髪は肩より短い (救援者が違うのはリレー形式で救援していたから)


9月24日(写真中央)は、長袖の袖の服を着用し、髪が肩より長い


10月11日(写真右)は、タンクトップ型の袖の服(ネックの形状が”写真左”と違う)を着用し、髪が肩まで


.....三人とも違う少女だった!!!

 

残念ながら、これはオルタナ派の捏造ということになるでしょう。

 


細かい検証は以下のページでなされています。

 

【出典】
▼  シリア内戦:ホワイト・ヘルメットの人命救助を「ねつ造」とするプロパガンダのうそ
2016/12/30(金) Yahoo!ニュース : 川上泰徳 (中東ジャーナリスト)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawakamiyasunori/20161230-00066068/

 

 

もちろん、少女写真がオルタナ派の捏造だったからと言って、爆撃がどちらの勢力によってなされたものなのか証明することにもならないし、ホワイトヘルメットや反政府軍側が一切の捏造プロパガンダを行っていないという証明にもなりません。

 

そして、NewsWeek記事の「ホワイトヘルメットは、アレッポでシャーム・ファトフ戦線が処刑した住民の遺体を搬送・処分した」とする写真も真偽は不明です。

 


他にも以下のように、怪しげな写真がネット上には多数存在するのですが、戦時中においてはどちら側も自作自演やプロパガンダ作戦を講じることは歴然たる事実でもありますので、判断はかなり難しいかと思います。

 

「反政府軍によるクライシスアクターを使ったプロパガンダビデオ」とされるものですが、これだって一次ソースがわかりませんし、逆にシリア政府軍側が反政府側を貶めるために作ったのかもしれません。
 

ホワイトヘルメットとアルカイダの写真ですが、WHは「相手がアルカイダやISISであっても負傷者であれば誰でも救出する」と言っていますのでなんとも言えません。
 


http://www.globalresearch.ca/white-helmets-new-breed-of-mercenaries-and-propagandists-disguised-as-humanitarians-in-syria/5473381
WHが報じた「シリア軍によるグータへの爆撃」とされる写真が、実はISISによるDeier eZorrへの攻撃のものだったとか、Human Rights Watchが報じた「シリア軍によるアレッポへの爆撃」とされる写真が、実はイスラエルによるパレスチナ・ガザ爆撃のものだった等々、カオス過ぎて真偽確認が非常に難しいです。

 


http://www.cheriberens.net/white-helmetsnbspan-islamist-propagandist-group-and-funded-arm-of-us-government.html
WH関係者と見られる男が、写真を使いまわししていると指摘する画像ですが、これもなにがなんだか...。

 


https://syrianfreepress.wordpress.com/2016/11/18/white-helmets-fakes/
似てもいません...よね?

 


正直言って、正確に真偽の判断を行うことなど不可能に近い


だから私もシリア情勢を伝えるブログを逐一書くことを2年間くらい止めてしまいました。

 

内戦が起こった11年から14年くらいの、ISISが参戦するくらいまでは、情勢も比較的単純でしたが、以降は複雑になり真偽の判断が難しくなったという経緯からです。

 

怒りに身をまかせたり、自らに都合の良い物語に沿って安易に「事象を断定」せず、もっと冷静に大局を判断すべきかと思いました。

 

ただただ「可能性の積み上げ」でしかないのですから。

 

 

以下でココヘッドさんの言っているとおり、これくらいのスタンスがちょうどいいのではないでしょうか。

▼ 「シリアでロシアが残虐行為」という偽情報を垂れ流す西側メディア
2016-12-29 世界の裏側ニュース
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12233074524.html

【抜粋】
私はシリア紛争が始まった頃からずっとRT(ロシア)サイドの情報もチェックし続けて両サイドの情報をチェックしていますが、どう見てもロシア・シリア側の発する情報の方が統一性、整合性があって全体としてみると筋が通っているので好きです。

 

普段見ている情報によっては各個人で受け止めている「真実」も異なるかと思います。

 

しかしたとえば夫婦喧嘩で一方からの愚痴を聞いていて想像していた話も、もう一人から話を聞くと全く異なっていたことがわかる場合もあるかと思い、こちらに私が見かけた最近のシリア関連情報をまとめています。
 
判断はご自由にどうぞ。

 


本日はここまで。

 

長文失礼いたしました。


ご覧いただきありがとうございました。


cargo

 

 

 


タイトルだけ見て、例の16年秋からGDPの算出方式を変えてかさ上げした一件と勘違いする人も多いかと思いますが、違います。

 

そのGDPかさ上げに便乗して、政府は「さらなる謎のかさ上げ」をしているというのです。


本日はモノシリンさんのブログを転載させてもらいますが、この方は16年の参院選時にも綿密なリサーチのもと、安倍自民党のデマCMを完全論破したブログを上げており、とても信頼のおける方だと認識しております。

▼ 【拡散希望】自民党テレビCMの真実

20160703  
http://blog.monoshirin.com/entry/2016/07/03/201955


この緻密な分析からみるに、正体は現役官僚なんじゃないかなと思います。

 

狡猾なナチス安倍政権のことですから、特定秘密保護法や共謀罪などで、反抗的な行政関係者をしょっぴいていく可能性もありますので、
見バレしないようにネットセキュリティーに十分気をつけていただきたいと思います。

 

モノシリンさんの貴重な分析に感謝いたします。


では、転載いたします。
 

 

http://blog.monoshirin.com/entry/2017/01/09/201624

政府がGDPを改ざん?して名目GDP600兆円を達成できそうな数字にしてるぞ

内閣府GDP改ざん疑惑について続報を書く。

 

結論から言うと,今回の改定のどさくさに紛れた極めて怪しい数字の操作は,「2020年度に名目GDP600兆円達成」というストーリーに沿って作られた可能性があることが分かった。

 

まず,前回までの記事を要約する。

 

昨年12月8日,内閣府は新しいGDPの算出基準を採用し,それに伴い,1994年度まで遡ってGDPを改定した。

 

これによってまず,名目GDPが大幅にかさ上げされた。以下,改訂前を「平成17年基準」,改定後を「平成23年基準」と呼ぶ(※改定前の実質GDP算定基準年が平成17年,改定後の基準年が平成23年。)

 

f:id:monoshirin:20161228225019j:plain

 

全体的に大きくかさ上げされたが,特にアベノミクス以降のかさ上げ額が異常に大きい。以下のグラフのとおり。

 

f:id:monoshirin:20161228225423j:plain

 

上記を率にしたのが下記のグラフ。

 

f:id:monoshirin:20161228225516j:plain

 

アベノミクス開始以降だけ5%を越える高いかさ上げを記録している。

 

内閣府はこのかさ上げの内訳を公表している。内閣府公表資料から抜粋する。

 

f:id:monoshirin:20161228230509j:plain

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/h27/sankou/pdf/point20161222.pdf

 

かさ上げ額の内訳を大きく2つに分けると,

1.2008SNA対応によるもの

2.「その他」

である。

 

2008SNAというのはGDPの国際的な算出基準である。以前は1993SNAを使用していた。この算出基準の変更によって研究開発費等がGDPに加えられるので,名目GDPが大きくかさ上げされる。

 

www.nikkei.com

 

まずは2008SNA対応によるかさ上げ額から見てみる。

 

f:id:monoshirin:20161229001042j:plain

 

これをかさ上げ率にすると下記のとおり。

 

f:id:monoshirin:20161229001406j:plain

 

2015年度が1位,2014年度が2位,2013年度が3位。

アベノミクス開始以降の年度が上位をすべて占めている。

 

だが,最も重要なのは「その他」のかさ上げ額だ。以下のグラフを見ていただきたい。

 

f:id:monoshirin:20161229001940j:plain

 

アベノミクス開始以降の年度が異常にかさ上げされているのが一目瞭然である。アベノミクスの開始前とは全く比較にならない。

 

「その他」のかさ上げ額がプラスになること自体,過去22年度でたった6回しかない。そのうちの半分をアベノミクス以降が占めている。

 

さらに,アベノミクス前だと,「その他」の最高かさ上げ額は2005年度の0.7兆円。他方,アベノミクス開始以後だと下記のとおり。

 

・2013年度 4兆円

・2014年度 5.3兆円

・2015年度 7.5兆円

 

 

このように,アベノミクス以降のかさ上げが異常に突出している。特に2015年度のかさ上げ額なんてアベノミクス直前(2012年度)の12.5倍だぞ。誰が見てもおかしい。

 

この「その他」のかさ上げ額と,名目民間最終消費支出のかさ上げ額はほぼ一致している。

 「その他」かさ上げ額名目民間最終消費支出かさ上げ額
2013年度    4                           4.3
2014年度    5.35.2
2015年度     7.57.9

 

要するに,「その他」で異常にかさ上げされた額が,アベノミクスで最も成績の悪かった民間最終消費支出にほぼそのまま充てられたように見える。

 

これによって民間最終消費支出がどれほどかさ上げされたのか,かさ上げ率を見てみよう。

 

続きはここから

 

ぜひモノシリンさんのブログで続きを確認してください。

 

相変わらず安倍ちゃんはヤバいことやってますね。

 

「安倍といえば嘘つき、嘘つきといえば安倍」

 

気づいた人がどんどん拡散して、この圧政を止めないと、ガチで日本終りますね。

 

 

本日はここまで。

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

cargo

 

 

 

 

 

 

 


http://static.snopes.com/wordpress/wp-content/uploads/2016/01/snopes-fake-news-sites.jpg

 

マスコミの嘘ニュース化が止まらない。

 

止まらない、というか元々プロパガンダ工作機関として、嘘ニュースを垂れ流すことが目的なのだから平常運転ということになるのですが。

 

本日はシリア内戦がアメリカによる自作自演作戦の一貫であったことを示唆するケリー国務長官のインタビュー音声が流出した件、また1/11の記者会見でのトランプ発言を捻じ曲げたマスコミの件を中心にお届けします。

 

 

アメリカ国務長官、「ISISの結成目的はシリア政権の打倒」
2017年01月08日 PARS Today
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i24268 

 

英語のインターネットサイト、オフ・ガーディアンによりますと、ケリー長官は、シリアにおけるアメリカの主要な目的がアサド政権の打倒であるとし、「アメリカ政府は、この目的を果たすためにISISの結成を許可した」と語りました。

 

また、「アメリカは、ISISの結成やこの組織の権力増大により、シリアのアサド大統領にアメリカの望む外交的な解決手段を見出させ、退陣に追い込むことを希望していた」とし、「アメリカは、この2つの目的達成のために、ISISの一部のメンバーを武装化した」と述べています。

 

さらに、「アメリカ政府は、ISISがいつでもより強大化することを視野に入れていた」とし、「アメリカは、シリア政府がロシアに軍事支援を依頼するとは予想していなかった」としました。

 

この報告によりますと、シリアの反体制派グループの代表者との会談における、ケリー長官のこの談話の音声ファイルは、これ以前にCNNやアメリカの新聞ニューヨーク・タイムズに公開されていましたが、アメリカのISIS支援に関するおよそ35分間の部分は、アメリカのメディアにより検閲、削除されていました。

 

なお、内部告発サイト・ウィキりークスは、オバマ政権にISISが結成されたことに関する、アメリカの次期大統領トランプ氏の発言を認証し、昨年9月22日に行われたケリー長官のこの表明の音声ファイルを公開しています。

 

 


米ケリー国務長官が「シリア政権打倒の為ISISの結成を許可し、武装化した」と話す音声をWikileaksが暴露したということです。

 

PARS Todayはイランの国営メディアであり、これはこれでバイアスがかかりますので、本当なのか確認してみたいと思います。


PARS Todayが引用したオフ・ガーディアンの記事は以下の通りです。

▼ Leaked John Kerry audio: White House wanted ISIS to rise in Syria
January 6, 2017 Off Guardian
https://off-guardian.org/2017/01/06/leaked-john-kerry-audio-white-house-wanted-isis-to-rise-in-syria/


問題となった一次ソースのNY Timesの記事は2016/9/30付けの以下のものだと思います。
(CNNの記事は削除されているので、とりあえずこちらだけ)

▼ Audio Reveals What John Kerry Told Syrians Behind Closed Doors
SEPT. 30, 2016 NYT
http://www.nytimes.com/interactive/2016/09/30/world/middleeast/john-kerry-syria-audio.html?_r=0

 

実際のケリー長官の音声も聞いてみましょう。

 

▼ Leaked audio of John Kerry's meeting with Syrian revolutionaries/UN (improved audio)
https://www.youtube.com/watch?v=e4phB-_pXDM&feature=youtu.be

【抜粋と要約】
シリアの反政府派(アラビア語の男性で途中から英語?)とケリー長官の会話とされていますが、アラビア語/英語の通訳(女性)が間に入る形での交渉のようです。

 

私の英語力のなさに加え、音声の質が悪いので、何言ってるのかわからない箇所が多々ありますが、前半はシリア反政府派の男性が「シリアではロシアが反政府派や市民も攻撃している。どうにかしてくれ」と実情を訴えるのに対し、ケリー長官側は「アメリカも反政府派を助けたいと望んでいるが、これ以上の兵力増員は米国の国内事情的に難しい状況でもある。ロシアが独自の判断で介入していることは問題であるが、虐殺の証拠がないとどうしようもできない」というような会話をしているようです。

 

23分あたりで、ケリー長官は「They are targeted by the opposition... who we are arming and training.(彼らは我々が兵器を与え訓練した反政府派に狙われていた)」と言っています。
(直前のシリア男性が何を言ってるのかいまいちわからなかったため、ケリー長官によるこのOpposition(反対派)がISISを指すのか、私には読み取れませんでした。すいません)

 

25分あたりでは米政府側の男性が「アメリカを始め多くの同盟国が、シリアに武器を送っているが、敵側も武器を送っており、混沌が生じるためこれ以上の増強は難しい」と説明し、ケリー長官が「ロシア、サウジ、トルコ、カタールなども多数の武器を送っている」と捕捉しています。
重要箇所は“And we know that this was growing, we were watching, we saw that DAESH(IS) was growing in strength, and we thought Assad was threatened,” と“We could probably manage that Assad might then negotiate, but instead of negotiating he got Putin to support him.”の部分でしょう。

 

30分以降では、ケリー長官が「君たちを助けたいし、今までもアサドと戦うため多くの資金援助をしてきた、しかし事態は複雑で簡単ではない。ロシアの介入ががシリアの軍事的バランスを変えてしまった。難民を救うためにも国連と協力し善処はしよう」と発しています。
重要箇所は”We are trying to enpower Syrians to be able to fight against this guy(Assad)”でしょうか。

 

 

なかなか判断が難しいですが、少なくともシリア反政府派は、FSAやISIS、アルヌスラが混在となった勢力であることは、主流メディアの報道からも明らかになっている事実があり、「アメリカがISISを援助していた」「シリア政権打倒の為ISISの結成を許可し、武装化した」とする視点で語っても齟齬はない、という感じになりますでしょうか。
(英語ネイティブの人に判断伺いたいとこです 汗)

 

この上記の視点を裏付ける報道は、今までもオルタナメディアによりたびたび暴露されてきましたが、今回あらためてケリー国務長官の発言が明らかになったことは、大きな問題となるでしょう。

 

そしてNYTやCNNが、見事にその問題となる発言を華麗にスルーしていた点も忘れてはなりませんね。

 

【参考】
▼ Leaked audio: Sec of State Kerry confirms US used ISIS to remove Syria's Assad
https://www.youtube.com/watch?v=JdVa5qoh_80

 

▼ Leaked Sec Kerry Audio that CNN & NY Times Tried to Hide — Confirms US Role in Rise of ISIS
http://thefreethoughtproject.com/leaked-audio-sec-kerry-reveals-us-allowed-rise-isis/

 

 

さて、シリア内戦の停戦の状況を伝える記事が日本語でありましたので、そちらも紹介させてください。

 

▼ シリア停戦を妨害するため、またしても歪曲報道する欧米: マスコミに載らない海外記事
2017年1月5日 Finian CUNNINGHAM - Strategic culture
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1318823/1335849/111109731

 

【抜粋】

(前略)

特に、ヨーロッパのニュース・マスコミが、ダマスカス北西の反政府戦士の拠点を奪還するため、シリア政府軍が、今や“彼らがアレッポでしたのと同様、包囲戦術”を使っていると主張している。

 

何カ月もかかったアレッポ奪還の戦いを巡る、先の欧米マスコミによる虚偽報道と同様、最近の報道も、現実を逆にするものだ。

 

シリア政府軍がダマスカス北東で作戦を行っているのは、地域が欧米が曖昧に“反政府派”と表現しているヌスラ戦線が支配する過激集団に占領されているためだ。

 

(中略)

 

例えば、フランス24のあるニュース・キャスターは、今週こう述べた。“政府軍が首都近くでの攻撃を強化する中、シリア停戦は危機に瀕している”。

 

同様な紛らわしい見出しや歪曲がイギリスBBC、ガーディアンやデイリー・テレグラフ、フランスを本拠とするユーロニュースで使われている。(これらについての詳細は下記)

 

最近の全国規模の停戦は、ロシアとトルコが仲介し、先週末の国連安全保障理事会で満場一致で承認された。この進展は、シリア・アラブ軍と、ロシア、イランとレバノンという同盟者による12月末の北部の都市アレッポ解放に続くものだ。

 

東アレッポは、欧米が支援する過激派によって、約四年間封鎖されていた

欧米マスコミは、シリア政府軍と、ロシア空軍を、都市を“反政府派”から奪還するために無差別暴力を用いていると決まって非難していた。

ところがアレッポが最終的に、政府支配下となった際、シリア軍とロシア軍のおかげでの“解放”を祝う解放された一般市民の様子から、事実は明らかだ。

 

後に東アレッポの集団墓地が発見され、ヌスラ戦線や他のアルカイダとつながるテロ集団に属する聖戦過激派に支配されている過激派が一般市民に押しつけていた“テロによる支配”を証明している。

 

かくして、“穏健反政府派”と一般市民が“残虐な”攻勢シリア軍と同盟者によって行われたとされるもので包囲されていたという欧米諸国政府やマスコミの言辞は、紛れもない欺瞞とウソであることが劇的なまでに暴露された。

 

(中略)

 

イギリスとフランス政府、そして当然両国の主要ニュース・メディアが、アサド政権打倒のための、シリアにおける政権転覆プロジェクトの主要仕出し元だ。アメリカ政府が政権転覆プロジェクトの主要立案者なのは確かだ。

 

(後略)

 

 

+++++++++++++++++

 

http://www.france24.com/en/20170111-live-usa-trump-press-conference-russia-intelligence-compromising-information


さて、以下は本日起こった一件なのですが、あまりにも酷すぎてワタクシ吹いてしまいました。 笑

 

今朝10時頃、テレ朝のワイドショーを見ていたら、昨日のトランプ次期大統領の記者会見の報道に際し、「トランプは大統領選のハッキング犯をロシアと最終的に認めた」なんて言っていたのです(笑

 

昨日の記者会見を見ていた人なら誰もが「えっ??www」となるでしょう。

 

トランプ氏は「大統領選のハッキング犯は、ロシアや中国などの外国勢力の仕業かもしれないし、(国内の)他の誰かかもしれない」というような言い方をしたはずです。

だって犯人がわからないんだから言及しようがないでしょ。


問題の箇所は以下の動画の15分くらいから
      ↓

▼ Trump Full Press Conference as President-Elect (HD) | ABC News
https://www.youtube.com/watch?v=SUyAk0bYps0

 

米国や日本の主流メディアは何の証拠もなく、ハッキング犯はロシアであり、ロシアがトランプを勝たせるため選挙システムに侵入したと結論付けたいようです。


ちょっとググったのですが、このテレ朝さんのアサヒり倒したデマの出所はCNNっぽいですね。

 

▼ Trump: 'I think it was Russia'
January 12, 2017 CNN
http://edition.cnn.com/2017/01/11/politics/donald-trump-press-conference-highlights/index.html

 

【抜粋】
(CNN)President - elect Donald Trump said for the first time Wednesday he believes Russia was responsible for hacking ahead of the election but contemptuously rejected allegations that Moscow mounted a campaign to compromise him.

 

→(翻訳) トランプ氏は水曜日に、ロシアが先の大統領選挙のハッキングを担っていたと確認したが、モスクワによるトランプを懐柔するための作戦(セックススキャンダルによる脅し)があったことは軽蔑し否定した。

 

なんぞこれ??w

 

トランプ氏の「I think it was Russia but it might be China and others...」といった発言を、ロシアの部分だけ抜き出して、作為的に印象操作を行ったのです。

 

朝日系列のハフポストも発言を同じように印象操作していましたが、こんなんだから「マスコミこそがFakeNewsである」と揶揄されるんですよね...。

 

 

「ハッキング犯はロシア」であり、「ロシアがトランプを勝たせるため選挙システムに侵入した」と喧伝する米国政府と主流メディアの主張が、なんの根拠もないことは「世界の裏側ニュース」ことココヘッドさんもまとめていますので、ぜひ参考にされてください。

▼ 「ロシアのハッカーが米大統領に影響を」というアメリカとロシアの皮肉な反論
2017-01-06 世界の裏側ニュース
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12235617895.html

 


いやいや、マスコミさんの質もここまで地に落ちたかと驚きました。

 

だってトランプの記者会見なんか、今後日本語でも全文ソースがリリースされるはずですよね?

すぐ嘘がバレちゃうじゃんって話です。


まあ、それほど必死であるってことは伝わってきますね。

 

 

本日はここまで。

 

ご覧いただきありがとうございました。


cargo


 

https://www.cairn.info/revue-actuel-marx-2008-2-page-165.htm


皆様、あけましておめでとうございます!!

 

今年は良い年になればいいですね!


Wikileaksのアサンジさんも、17年は去年より多くのリークをすると意気込んでいますので、期待したいところです。

 

▼ WikiLeaks Hints At Huge Upcoming Revelations: "2017 Will Blow You Away" 
Jan 4, 2017 Zero Hedge
http://www.zerohedge.com/news/2017-01-03/wikileaks-hints-huge-upcoming-revelations-2017-will-blow-you-away

 

悪徳商人や悪徳政治家の悪事をどんどん暴露していってもらいたいものですね。

 

 

さて、去年の記事になりますが、”紫BBA”こと同志社大のサヨク経済学者の浜矩子教授が、グローバリズムに関してとんちんかんなことを言っていますので、反論したいと思います。

 

▼浜矩子氏 「世界分断と排他主義が進むのか分岐点の年に」 
2016年12月25日 日刊ゲンダイDIGITAL
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196464

 

【抜粋】

世界の分断と排除の論理がさらに進むのかどうか―─。来年は分岐点となるのではないでしょうか。

 

それは2つの観点から言えます。ひとつは、米国のトランプ次期大統領に代表されるポピュリズムの台頭であり、反グローバルの旗印があちこちであがっていることです。

 

(中略)

 

反グローバルの名の下に、極右排外主義的な政治社会傾向がぐっと強まる方向に行ってしまうのかどうか。

 

(中略)

 

各国が自己防衛のためにこぞって資本の流れを規制し始める。経済の反グローバルです。

 

特にトランプ氏はTPPではなく2国間の通商協定と言っています。これはブロック経済構築の流れに近くなるんですね。
戦間期の時代模様に逆戻りということになってしまいかねません。

 

「反グローバル」って実に質が悪いんです。
グローバル化が人間を不幸にする、格差や差別、貧困を生んでいる、という感覚を世界の市民が持ってしまっている。

 

しかし、実際はグローバル化は単なる現象であり、格差や貧困を阻止できないのは、国家の対応のまずさや無力が根源的な問題です。


グローバル化にうまく対応すれば、国境を超えた幅広い共生を実現できるのです。

 

ところが、グローバル化=悪になってしまっているので、結果的に右翼や排外主義者にお墨付きを与えている。

 

 


上記記事の何がとんちんかんなのかは、オルタナ派の皆さんはおわかりになられるはずだろうと思います。

 

浜教授は「さらばアホノミクス」など、安倍経済政策を批判した著書を多数執筆していて、主流学派の学者としてはまだマシな人であろうと思いますが、やっぱりおかしなところが多いです。


少し話は逸れますが、浜教授の残念なところは、我々オルタナ派の期待の星であった山口薫・同志社大教授を不当に解雇した件に顕著に見て取れます。

 

山口薫元教授によると、 同大での非主流派の経済学研究を、彼女らからみて「偏っている」との理由で、教授職を解雇して潰したということです。

 

山口薫元教授は、「 同志社は反社会性の進んだ大学の様だ」と激しく批判し、最高裁にまで提訴しています。

 

▼ 最高裁への陳述書 - Muratopia.org
山口薫
http://www.muratopia.org/Yamaguchi/doc(J)/SupremeCourtStatement.pdf

 


浜教授による解雇理由となった「非主流派の経済学研究」というのは、「信用創造」や「政府通貨」の研究のことになりますが、山口先生の立ち上げた「公共貨幣 フォーラム」には、私も仲良くさせてもらっている和田聖仁弁護士も東京代表の世話人として参加しているので、ぜひこちらにも注目していただきたいとも思います。

 

▼ 公共貨幣 フォーラム in Japan 
山口 薫 (代表)
http://www.muratopia.org/Yamaguchi/MoneyForum-j.html


 
  公共貨幣 - 山口 薫



話が脱線してしまいました。

 

山口薫先生の「公共貨幣」論に関しては、また別の機会に細かく説明せてもらいますね。

 

 

さて、本題に戻りますと、浜教授の言う「反グローバリズム運動は極右勢力により拡がっているが、グローバリズムによる格差拡大は国家の失政が原因」論ですが、ある側面を見ると、間違いではありません。

 

しかし、浜教授をはじめとして、左右問わず主流学派や主流メディアは大局を見誤っていると断じざるを得ません。

 


特に浜教授のようなサヨク学者が情勢を見誤るのは、非常に情けない限りです。

 

この人は結局、地球市民系のグローバリストなのでしょう。

 


日本には、安倍ちゃんや経団連ら売国スパイ野郎の皆さんを止めるためのまともなサヨク経済学者が必要だと思いますが、ほとんど存在しません。

 

アメリカのまともなサヨク経済学者の代表であるスティグリッツ教授は、2015年に以下のように述べています。

 

▼ “ギリシャより、ドイツがユーロ離脱すべき” ノーベル賞スティグリッツ教授が批判 
2015年2月6日 ニュースフィア
http://newsphere.jp/world-report/20150206-1/

 

【抜粋】
欧州各国が分離し、ユーロ通貨も信頼を失っている、と指摘した。
ギリシャは間違いを犯したが、ユーログループはギリシャに有毒な薬を処方したことがより重大だ、とも述べた。

 

有毒な薬とは、ドイツ主導の財政緊縮策である。
ギリシャはトロイカ(EU、ECB、IMF)から2度の支援金を受けるのに、交換条件として公共支出33億ユーロの削減を行なった。

 

具体的には公務員の解雇と自宅待機、年金支給額40%削減、公務員給与15%削減、医療保健費、教育費などの削減だ。

 

その結果、失業率は25.8%、特に25才未満は64.2%となっている。
GDPもマイナス8.9%(2011年)、マイナス6.6%(2012年)。貧困層と中流層のダメージが特に大きく、彼らがシリザを政権に就かせた原動力となった。

 

新政権はまずユーログループの債権国に債務の減免、支払猶予の延長、金利の利下げなどを要望した(スペインのIESEレポートなど)。

 

 


浜教授が言うようにグローバリズムの負の側面である格差拡大の問題が、国家の失政によりなされたのであれば、上記スティグリッツ教授の言う話とまったくかみ合わないことになります。

 

私や多くのオルタナ派はスティグリッツ教授をかなり信頼していますが、ギリシャにおける経済危機問題ひとつとっても、ギリシャという一国の舵取りでは対応しきれない問題があり、その舵取りをEUやECB、IMF(私はここにBISも加えるが)が仕切っているため、どうにもできないということなのです。

 

そして、それこそがグローバリズムの弊害であるという話です。

 


国家が自国の経済政策を進めるための軸ともいえる「通貨発行権」や「関税自主権」を、超国家的な組織に奪われてしまっているのですから、まともな経済政策など打ちようがありません。

 

これは当然の話なのですが、なぜかグローバリズムを推進する主流学派のエライ学者さん達には、それが理解ができないのです。

 


そして、ワタクシも何度も繰り返し言及していますが、主流学派や主流メディアの方々は、なぜか「反グローバリズムの拡がりは極右勢力によるもの」と言うももの、同じく反グローバリズムを掲げるスペインのPODEMOSや英国労働党、ギリシャSYRIZAなどのサヨク政党のことにはほとんど触れません。

 

左右問わず反グローバリズムや修正グローバリズムの動きは拡大しているのに、華麗にスルーするわけです。

 


この程度のことは、たかだか木っ端ミュージシャンの私にだって理解できる単純な話なのに、まったく不思議なもんですね(棒読み)

 

 

というわけで、ワタクシ、今年もオルタナイズムほとばしる感じで、主流学派の大嘘プロパガンダを追及していきます。

 


みなさま、今年もひとつよろしくお願いいたします。


ご覧いただきありがとうございました。


cargo

 

 

http://major-prepa.com/economie/breve-histoire-de-laltermondialisme/

 

 

Another World Is Possible !!

 

 

 

 

 

 

16年9月のシリア情勢
http://www.aljazeera.com/indepth/interactive/2015/05/syria-country-divided-150529144229467.html

 


今年最後に、久しぶりにシリアの件を扱います。


この5年間、日本の識者は欧米支配層のパペットとなって、揃って「アサドが悪い、アサドは悪魔だ。自由シリア軍と欧米が正義だ」とプロパガンダを打ってきましたが、このたびロシア・シリア軍が攻勢を極め、停戦が成し遂げられたことによって、彼らもすっかり声をひそめてしまいました。

まあ、何の信念もない事大主義者が、勝った官軍に傅くのは当然なのですが...。

 

▼ シリア停戦、米抜きで合意 ロシア・トルコ発表 
2016/12/29
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM29H2L_Z21C16A2MM8000/


この停戦はシリア最大の都市であるアレッポをシリア政府軍が取り戻し、大局的にも優勢が確定したため実現に至りました。


さて、我々オルタナ派は、この5年間ずっと「アサドが正しい、FSA(自由シリア軍=反政府軍)には外国のジハーディストやアルヌスラ(元アルカイダで現在はAjnad al-Shamと改名)やISISが多く含まれたテロリスト集団であり、彼らを掃討しないかぎりシリアに平和は来ない」

 

また、「FSAやアルヌスラ、ISISは、サウジやカタール、ヨルダンなどの湾岸諸国から資金的援助を、さらにその湾岸諸国は米英仏のサポートを受けており、シリア内戦は欧米による自作自演作戦である可能性が高い」と言い続けてきました。

 


もちろん戦争に勧善懲悪などなく、アサドシリア、ロシア側も酷いことをやっただろうと思います。

 

そして今までの欧米支配層であれば、「死人に口なし」と、シリアをイラクのようにぶっ潰し、その口をふさいだうえで「我々は正義の戦いをした」と嘘を吐いただろうとも思います。

 

しかし結局、オルタナメディアによる暴露の後押しもあり、欧米やサウジからの表立った援助を受けられなくなったFSAやアルヌスラ、ISISは弱体化、ロシア・シリア軍の攻勢を前に停戦せざるを得なくなりました。

 


オルタナ情報に頼らずとも、少なくとも「サウジがISISに資金提供していた」ことは公然の事実であり、それを同盟国である米国の政府は知っていたというリークも成されました。

 

▼ 【スクープ!】米同盟国の「カタールとサウジアラビアがひそかにISを支援している」と述べるヒラリー・クリントン氏のメールをウィキリークスが暴露! APがディベートの事実関係を意図的に「誤報」!? 2016.10.14
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338504

 


これは、疑いようのない事実であります。

 

主流メディアのみなさん、もうあきらめてください。


我々オルタナ派の情報のほうが正しかったのです。

 

 


2013年、池上彰氏はシリアの難民の状況をを、ヨルダンからの中継をもって報告していました。

 

Youtubeの映像は見つけられなかったのですが、池上氏は過去のTV番組で、ヨルダンの難民キャンプを取材するにあたり「ほら、キャンプには星三つの旗が立っているでしょ?ほらほら? 迫害された難民達はみんなFSAを支持しているんですよ!」と得意げに、正義がまるでFSA(自由シリア軍=反政府軍)側にあると言わんばかりの情勢報告を続けていました。

 

FSAの旗
http://www.crwflags.com/fotw/flags/sy%5Efsa.html

シリアの国旗
https://en.wikipedia.org/wiki/Flag_of_Syria


欧米側のサポートするヨルダンの難民キャンプに来ているのだから、FSAの旗(星三つ)が掲げられているのは当たり前です。

それにお金持ちの国連がヨルダンの難民キャンプを援助しているのだから、政治的思想のない難民がヨルダン側に押し寄せるのもまた当然でしょう。

 

同じようなプロパフガンダをアンジェリーナ・ジョリーさんも行いましたが、偏向もいいとこです。

 

欧米や日本のメディアは、ヨルダンに避難する難民と同数の難民が、シリア政府側についているレバノンやイラクに避難していたのに、一切報道しないわけです。

 

池上は、日本のマスコミ人のなかでは「まだマシなほう」ですが、支配層からお金をもらって、風見鶏として偏向的プロパガンダを続けるのは、もう辞めていただきたい。

 


ということで、今年最後のポストは、来年の世界平和を願いつつ、また、最近の欧米の嘘プロパガンダの暴露記事を列挙しつつ、幕を閉じたいと思います。

 

 

http://www.zerohedge.com/sites/default/files/images/user3303/imageroot/2016/12/16/20161221_jv.jpg


オバマ政権8年間で行ったテロとの戦いで、逆にテロリストは量産されました。
しかしロシアが参戦しわずか一年で、シリアではテロリストが掃討され停戦が成し遂げられようとしています。

 

 

 

▼ シリアの「悲惨な現状」を訴える偽市民をRTが暴露/在トルコ露大使が銃殺される
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12230204266.html

アレッポ発のシリアの「惨状」を訴える「市民」たちは、マスコミのゴールデン枠にも放映される活動家(プロ市民?)だった。

 

▼ Photos of bloody 12 y.o. in Aleppo turn out to be FAKES taken in Egypt
https://www.youtube.com/watch?v=qBKeoa30XVY


The pictures of a girl allegedly in Aleppo in a bloody, white dress, turned out to be fake. They were staged in Egypt with red paint to be then used on socia...

爆撃を受けたアレッポの12才の少女として欧米メディアに報道された少女は、実際はエジプトで平和に暮らしていた少女だった。

 

 

▼ シリア・アレッポでクリスマスが再び祝われる | 世界の裏側ニュース
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12231762636.html

 

欧米や日本のメディアは「シリアは中東の北朝鮮である」などと語っていましたが、シリアはシーア派スンニ派、キリスト教徒などが共存する世俗的な民主主義国家でした。

 

 

 


今年はここまで。

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

よいお年を。

 

cargo