以前、事業内容の更新ということでblogに書きましたが、今回はキャラバンレストランの核事業である「ユニット厨房 開発・販促事業」に関して書きたいと思います。
■ユニット厨房とは
従来存在しなかった、厨房対応を前提に創られた屋外対応可能なユニット式厨房区画です。
「厨房をユニット化する。」という店舗動産化発想の下に構築されており、以下のような特性をもちます。
①店舗移転・業態変更に容易に対応
トラックでの運搬が可能なため移転が容易です。
また標準サイズを設定しているためパッケージ化された他業態への変更にも手間を掛けません。
②既成厨房器具の規格寸法に準拠
標準的な厨房器具サイズをベースに室内寸法を設定しているため、特注器具などの製作が不要です。
③保健所検査基準クリア
保健所の衛生基準に基いて標準パッケージを構築しているため、衛生面に優れます。
法令順守を基本概念に置いたシステム創りをしています。
④10㎡以下のラインナップ
業務提携先のSWキッチンテクノ(サンウェーブグループ)では一坪キッチンと呼称している通り、
屋外新設の場合でも建築確認申請不要の10㎡以下というスモールサイズを基準にラインナップしています。
また、省スペースのユニット店舗(飲食ブース型店舗)はこれまで想像しなかった場所への出店を促します。
⑤外装・看板の衣装変更が容易
シート貼が可能な外装を標準とし、また標準サイズを設定しているために衣装変更が容易です。
⑥スチール二層構造のため防火性と耐荷重性を確保
内部壁面が耐過重使用のため、吊戸棚の設置など立体的な厨房計画が可能です。
⑦トラック運搬で設置に1日/現地組立で設置に2日
組立及び分解が可能であると共に、トラックでの運搬も可能という汎用性の高さがあります。
以上の特性から、一般的な飲食店の厨房区画としても使用可能であり、
イベント会場での仮設店舗による飲食販売というような用途でも使用できます。
まさに現在版屋台システムともいえる内容で、
これまで移動販売を称して呼ばれてきたネオ屋台の新ジャンルともいえるでしょう。
■移動販売車のデメリットを解消
ユニット厨房の用途は、移動販売車と一般店舗の中間帯に位置付けられるでしょう。
[移動販売車] ⇔ [ユニット厨房] ⇔ [一般店舗]
移動販売車の一番のメリットは自走可能なため時間単位で営業場所を替えられるという点ですが、
反面で、①特注制作となるため車両改造費・厨房器具改造費が高価、②別途で自宅以外の仕込場所が必要となる、③大容量の電気や給水設備を得られない、といったデメリットを持ちます。
ユニット厨房は、保健所の扱いとしては移動販売車のような特殊営業施設には分類されませんので、
以上のデメリットを全般的に解消することができます。
また、移動販売車を展開するための仕込場所として利用できる点は、むしろ移動販売車との親和性を発揮します。
以下、参考までに移動販売車での開業時の保健所のチェック項目を列記いたしますのでご参考まで。
・運転席と調理場は壁で仕切られていなければならない
・自宅以外の仕込み場所が必要
・業態によっては200リットル程度の給水タンクが必要(自治体により内容が異なる)
・規定の排水タンク容量が必要
・規定数のシンクが必要
・手洗用の石鹸が必要
・換気が必要
・棚の設置が必要
■飲食店開業への距離を縮める
ユニット厨房の活用により「飲食店開業への距離を縮める。」というキーワードが浮かび上がってきました。
新しく起業し、飲食店を開業しようとした場合、店舗内装コストや、保健所での飲食店営業許可の取得、出店場所の確保(立地)、仕入先の確保(業態)などなど、様々な専門的な要素が問われますが、
ユニット厨房は飲食店の厨房をコンパクトにリサイズ・標準化しているため、コスト・保健所対応・立地確保などの面で大きく貢献し、まさしく飲食店開業への距離を縮めてくれるツールとなります。
業態的にも外食産業から、中食まで幅広く対応し、中華料理から弁当販売まで、工夫一つで多様に対応させることができます。
■ユニット厨房 開発の歴史
〔以降続筆〕
□キャラバンレストランツ オフィシャルHP (注:キャラバンレストランズ ではございません)
http://www.caravan-restaurants.com/activities.html