お預かりしていたフィアットパンダのミッションオイル漏れ修理。
ようやく部品が入荷しました
ドライブシャフトを抜きました。
今回、左右ドライブシャフトのブーツとベアリングを全て交換しますので、
ブーツが4つ、ベアリングが2個です。
アウタージョイントも取り外して、ベアリングもプレスで抜きます。
シャフトだけになりました。
インナーブーツは、片方はベアリング(写真の部品です)に、もう片方はミッション本体に取り付けます。
つまり、タイヤが回ってもブーツは全く動きません。
中のシャフトのみぐるぐる回ります。
写真のベアリングはシールも兼ねておりまして、ここまでミッションオイルで満たされています。
ブーツ内部ももちろんミッションオイルが入っています。
その為、ブーツに穴が空きますと、そこからボタボタとミッションオイルが漏れてしまうのです。
右側ドライブシャフトも同じ様に、ミッション本体に組み付けます
(正確には、ミッションに組みつけられているブラケットにブーツを組み付けて、そのままミッションに組み付けます)
左側はブーツからミッションオイルが漏れ、右側はベアリングのシール不良で漏れていました。
もちろん、中に注入されている「等速ジョイントグリース」も古いものを掃除して新しく詰め替えております。