フィアットパンダ ミッションオイル漏れ修理 | フリークのブログ

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「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)

お預かりしていたフィアットパンダのミッションオイル漏れ修理。

ようやく部品が入荷しましたニコニコ


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ドライブシャフトを抜きました。

今回、左右ドライブシャフトのブーツとベアリングを全て交換しますので、

ブーツが4つ、ベアリングが2個です。



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アウタージョイントも取り外して、ベアリングもプレスで抜きます。

シャフトだけになりました。



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パンダは構造が少し変わっていまして、

インナーブーツは、片方はベアリング(写真の部品です)に、もう片方はミッション本体に取り付けます。

つまり、タイヤが回ってもブーツは全く動きません。

中のシャフトのみぐるぐる回ります。

写真のベアリングはシールも兼ねておりまして、ここまでミッションオイルで満たされています。

ブーツ内部ももちろんミッションオイルが入っています。

その為、ブーツに穴が空きますと、そこからボタボタとミッションオイルが漏れてしまうのです。



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写真の様に、ブーツはミッション本体に取り付けます。



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右側ドライブシャフトも同じ様に、ミッション本体に組み付けます

 (正確には、ミッションに組みつけられているブラケットにブーツを組み付けて、そのままミッションに組み付けます)



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右側のインナーベアリングも交換しました。

左側はブーツからミッションオイルが漏れ、右側はベアリングのシール不良で漏れていました。



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ひび割れていた外側ブーツも新品に交換。

もちろん、中に注入されている「等速ジョイントグリース」も古いものを掃除して新しく詰め替えております。