2015年12月14日

年末

テーマ:天然生活
冬街灯

12月○日
忘年会だのクリスマスだの歳末セールだの駆け込み仕事だの、、、静かな年の瀬は夢のまた夢。

年の瀬にイルミネ並木と自撮り棒

12月○日
忘年会も第一弾が終了。今年はいつまでも暖かいと思っていたが、翌朝から急に冷え込んできた。

忘年会明けて霜踏み帰り道

12月○日
いつの頃からかどこもかしこもやたら並木や植え込みにイルミネーションを飾り付ける風習が広がっている。電気代は誰が払うのか。葉の落ちて冬眠する木々も迷惑ではないのか。
 
電飾に夜も眠れぬ冬木立

12月○日
手帳を繰り越した。私は1月始まりの手帳を使うので、繰り越しはいつもこの時期なのである。新しい手帳は気持ちがよいが、古い手帳を見返すとまあ今年もいろいろあったこと。あんなことあんな思いも手帳と共に閉じて新しい未来を向く。

ほろ苦き 思い歴史に 古手帳

12月○日
新しい手帳の真っ白なページに次々と予定や希望を書き込んでいくのは、未来をデザインすることである。

真っ白の 未来へ繰り越す 手帳かな



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2015年10月10日

ますます秋が深まり空はいよいよ高く、夕は何者かに急き立てられる

テーマ:天然生活
秋空

10月○日
どんどん日が短くなる。午後にもたもたしているとあっという間に夕闇が迫って来る。のんびり買い物もいいのだが、急き立てられるように帰り道を急ぐ買い物客の群れ。
  秋の暮れ灯下菜を買い急ぎ足

10月○日
今年の中秋の名月は光量4割増しのスーパームーンだったとか言っていたが、特別意識してもいなかった。後日改めてネットで確認・・・ふん、PCの画面じゃ分からないな。
  名月も酒で忘れてYouTube

10月○日
涼しくなるとあっという間に、落ち葉の季節に突入しつつある。だがはらはらと舞い落ちる落ち葉に想いを巡らせてばかりもいられない。山のように降り積もる落ち葉との戦いの始まりである。
  風情とは云へど恨めし落ち葉掻く
 
10月○日
晴れた日の秋の夕暮れは美しいものだが、一時天地を満たした暮れ色もあっという間にモノトーンの闇に落ち込んでいく。秋のはかなさが人間をいっぱいにする。
  だいだいに暮れなずむ空窓染める

10月○日
窓を開けると工場にでもいるような虫の音の喧噪に包まれていたのもつい先日のこと。夜毎にだんだん音は減って、残った虫もしだいに静寂の中に吸い込まれていく。
  静けさへ溶ける虫の音秋深し

 





AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2015年06月21日

緑の風

テーマ:天然生活
6月の道
 
たっぷりと水気をはらんだ6月の空気は、今を一年の盛りとする植物たちから溢れ出す緑の生気をも大量に含む。 私はこの温かく湿った空気の中を泳ぐように移動し、穏やかな癒しと優しい活力を得る。

同時になぜか安心と懐かしさも感じることがあるのだが、ひょっとしたらほどよく暖かい湿った空気は、生まれたころに包まれた産着と母の吐息の記憶につながっているのかもしれない。いやいや、そうではなくて、誰でもほどよい暖かさと湿度を保った寝床というのは居心地がよいものだから、怠け者の気楽さにつながっていると云うくらいだろう。
 
梅雨時、よく私は生ぬるい空気をかきわけるように軽く自転車で走っていく。 すると身体の上を濃密な緑の風がまとわり付くように流れていくのと同時に、意識無意識のうちを、こんなとりとめもない想念が次々に湧いては流れ去っていくのである。
  
自転車は私にとってのいわば散歩機械とも言うべきものだ。
休みの日にはよく郊外の宅地からしだいに農地や林野へと変わっていくあたりを走って回ることが多い。最近は自転車ブームなのかポタリングとか称して私同様自転車散歩風の輩を見かけることも増えた。
 
どれも似たり寄ったりの、いかにもちょっとにわか自転車乗り風の連中が多いのだが、時折はちょっと変わった自転車カップルも見掛ける。たとえばよく見かけるのに、中年カップルの二人乗りなどというのもいる。もちろん公道では違反行為だろうが、中年カップルの堂々二人乗りというのは珍しい。

このふたりそれまでにも何度か見掛けたことはあるのだが、勤めか何か用事のある奥さんを亭主が大切に送っていくのだろうか、とにかく二人の発する睦まじさ、健気さ、ひたむきに思わず目を奪われ、自然とエールを送りたくなってしまうほどなのである。

一生懸命自転車をこぐ男の腰に女性が腕を回して、後ろに横座りして髪とスカートの裾をなびかせて行くのは、なんだか古い映画のワンシーンのようだ。

昨日もまたこんな風景にも出会い、いっそう気分が良くなっ私は、さらに樹叢のトンネルを抜け、石畳の小道を走り、いくつもの畑や木立の脇を通って、緑の風ととりとめもない想いにひたってきたのである。

だがやがてそんな自転車散歩も終盤に向かい、そろそろ帰路に向かおうとしたとき、ロードサイドのある建物の敷地内にある自転車に目が止まった。その建物は派手な外観をしていかにもすぐにそれとわかるある種の休憩所もしくはホテルの設備を備えたところである。国道から引っ込んで草むらや荒れ地に隣接して必要のない車や人もあまり通らず、人目を忍ぶニーズにはよくかなっているだろう。

ふと目がとまったのは、その敷地内の顧客用駐車場にあったのは、あの二人乗りカップルの自転車だったのである。
映画のようだと思った、あの中年二人、昼間からいったいどこに急いでいたのか。そういえば女は途中で乗ってきたと言っていたような。男はいつも焦って目が血走っていたような。ひょっとして二人は夫婦や普通の恋人ではなかったのか。

あれこれ考えると健気なカップルもにわかにどろどろした事情が、(あくまで想像だが)浮かんでくる。実はあの二人はそれぞれに家庭を持っているのだが、人目をはばかる大人の交友関係にあり、証拠の残りそうな車での逢瀬を避けて、毎度自転車で辺鄙なところにあるホテルへ行ってはことに及び・・、いやいや、想像するしかないのだが。
 
どうやら6月の風が生気をかき起こすのは、なにも植物ばかりではないのである。




AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014年12月22日

冬至

テーマ:天然生活

年も押し詰まり、歳末のせわしさと狂騒は
ますます激しくなって小身を苛む

雑踏を抜けてふと気がつくと
短い冬至の日がまさに暮れゆこうとしていた

地上の騒々しさを離れた冬空は
静かに一日の終わりの残光をたたえていた

   喧噪も忘れて暮るる静冬至

  冬至






いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)
2014年12月13日

年の瀬の喧噪の合間に

テーマ:天然生活
冬富士

12月8日
まだ12月の上旬だが冷え込みが厳しい。早朝凍てついた道を歩くと、まだ落ちきらない冬を迎えた葉が、ざわざわと北風に鳴っている。
  寒波来て木に取り残されし紅葉かな

12月9日
今朝も厳しい冷え込みが続く。朝日にきらきらと光る野原に時折さまざまな色が混じる。花のまま凍てついた秋の草花だ。霜氷の下で春の夢をみているのだろうか。
  霜一枚かぶりて眠る花野かな

12月10日
この時期、自然と出勤で家を出るのは日の出前になる。一時鮮やかなオレンジの光に染まる地平には、影絵のようにビルと人の姿が浮かんでいる。こうして今日もまた一日が始まる。
  冬暁に人影立ちて世は回る
 
12月11日
昨夜は忘年会、体が重い。いつもより暖かい朝だが雨が迫っているらしい。切れ切れの雲が東へと流されていく。折りたたみの傘を持って出かける。
  忘年会明けて気怠い冬雨かな

12月12日
昨日の雨も上がり、朝日が射してしだいに空気も乾いてきた。いつもの冬の眺めだが、師走の喧噪に巻き込まれる前の、束の間の静けさにひたる朝。
  年の瀬に静寂一息朝の時
  



  
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014年12月06日

低く巡回する冬日の見せる朝夕の美しさを感じる候

テーマ:天然生活
冬の暮れ

12月1日
今日から師走。あっという間の一年が駆け抜けていく。せわしない日々にも自分のペースは見失うまいぞ。
  忙しさはフリだけでよし己が暮れ

12月2日
朝から晴れて皆長い影を引きずって歩く。静穏な朝だがしだいに冷えて風も強くなってくるようだ。日本海側はすでに暴風雪である。
  雨雪の絞りかす也凩吹く

12月3日
昨日からめっきり冬めいて、日本列島もすっかり寒波に覆われ、各地それぞれに冬らしい光景が現れている。
  目覚めれば白く吹雪いた冬の街

12月4日
一昨日辺りから本格的な冬モード。朝の着替えも吹雪いたテレビの映像も、すべてが私の活動を鈍くする。
  我もまたネコのなかまの炬燵かな
 
12月5日
昨夜までの雨が上がり、朝焼けを浴びた雲が道を照らしている。 日々、そして今日から、いつも新しい一日の始まり。
  新しき行く道照らす光あり
 
 
 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014年11月29日

一雨ごとに季節も進展

テーマ:天然生活
bannshuu

11月24日
三連休の最終日は曇り。午前は家で庭の手入れを行う。渋茶に変わった木の葉も落ちて地に還ると、季節はもう冬に至ったという感が強い。
   裸木を透く風寒し秋の末

11月25日
深い地の色に染まった木立にしとしとと冬の雨が降る。日中は気温も上がらない。
   冬隣 落ち葉を濡らす氷雨かな

11月26日
今日も終日冷たい雨。行き交う人の眺めも一気に冬めいた。色づいた木の葉も皆地面に貼りついた。
   音もなく秋幕引きぬ雨の下
 
11月27日
久々に朝日が顔を出した。氷雨が去って今日は気温も上がってくるらしい。冬の入り前にほんの一息。
   小春日の期待をこめて空仰ぐ

11月28日
日の出はますます遅くなり、起床時はもとより家を出るころにもどうかというくらいである。内勤者はしばし日の光のない世界の住人となる。
   勤めの背遅い朝日が追い掛ける



 
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2014年11月22日

日ごと濃くなる冬の色

テーマ:天然生活
晩秋2
11月17日
電車から眺める街の風景は、日毎に冷え込んで色も光も徐々に変わって行く。毎日わかっているはずなのに、ある日季節ががらりと移ってしまっていることにまた驚く。
    見渡せば冷えて乾いた冬の街

11月18日
街を照らす11月の朝日はどこか白っぽく冷たい。こうしてしだいに街を冬色に染めていくのだろうか。
    冬色に染まる人波息白し

11月19日
毎日身の回りのことをつぶやくのは、そうしても朝の通勤の時のことになりがちで、自然、内容も朝に偏ってくる。
    朝駆けて昼の日知らぬ勤めかな


11月20日
冷えて乾いてくる空気が日毎に気になる。年とともに寒さに弱くなっているのも顕らかだ。朝の防備は欠かせない。
    手袋に襟巻きマスク朝武装
 
11月21日
去年は12月に入ってからスーツの上にコートを着始めた。ことしはもうどうしようと思うほど寒い。とりあえず中にカーディガンを着込んできた。
    服迷うコート着るのは少数派

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014年11月15日

冬隣、世の中あげて寒さ対策を急いでいるかのよう

テーマ:天然生活
冬隣2

11月10日
雨止んで晴れ上がる。冬の近い11月でも雨上がりの朝は清々しい。
  雨上がり良きこと祈る朝日かな
 
11月11日
下弦の月照る空の下、宴会を終えて黙々と歩く。
  冷月の照る道を行く黙々と
 

11月12日
だいぶ朝晩は冷え込むが、それでもまだ日中は日が照ると大慌てで飛びかう虫もいる。
  冬隣 どこに急ぐや遅い虫

 
11月13日
この時期日毎にも朝晩にも気温差が大きく、着るものの選択が難しい。今日も電車に乗って汗ばみだす。
  着ぶくれて出かけた朝を悔いる昼

 
11月14日
出勤の朝、畑地を厚い霜が覆っていた。朝日に輝く風情を愛でる余裕もなく駅へと急ぐ。勤め人の悲しさか。
  会社へと霜踏み分けて息白し

  
 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014年11月08日

霜月、冬の扉が開く 

テーマ:天然生活
霜月の朝


11月3日
秋の日は寂しい。楽しいにぎやかな出来事があっても、基調にあるのは寂しさである。寂しさから逃れようとじたばたする一日がまた始まる。
    秋の日は明けても暮れても寂しかな

11月4日
時雨模様の日が明けると、遠くの山の頂きにはうっすら冠雪が見られた。冬がすぐそこまでやってきているのだ。
    晩時雨明けてみぞれの冬の道

11月5日
朝夕の寒さが日毎に身にしみる。快晴の空のまじりけのなさが、空気を研ぎ澄ましたように寒さを一層際立たせている。
    澄み渡る遠き天より寒気降る

11月6日
昨日まで北へ旅していた。秋は奥深いところへ進んでいた。紅葉は最終盤で、野山は枯れ野に変わる寸前だった。
    野あざみの倒れて寒し秋の果て

11月7日
朝と夕の冷えでは同じ気温でも朝の方がずっと身にしみる。これは朝起床時の体温が一日で最も低いためなのだ。弱々しくても朝の日だまりの有り難いこと。
    日だまりのいとおしさ知る霜の朝



いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。