1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2015年07月05日

Fool in the rain

テーマ:散歩
雨降りの葉
窓を開けて雨を眺めながらPCをたたいていると
雨音に深い癒しを感じることがある。
雨音の重なりはハードロックのギターフレーズにも似て
ノイズに近いのにどこか深いところで癒しをもたらすような
効果がある。

雨音の向こうに聞こえる木立の鳥の声
眼下をくるくると回って過ぎていく傘の色
まとわりつくようにひんやりと湿った空気が流れ込む
 
雨の休日、私は何をなすわけでもなく
ただ雨とだけ向き合う静謐な時間に
身をゆだねている。

・・・でも、
家の中でじっとしていることができる性格と体質ではないので
この後雨降り散歩に出かけて、
中から外から雨降りの野良犬のようになって
帰ってきたのでありました。
風邪引かなければいいのだけれど。
これでは雨中の愚か者である。
 
 
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013年09月14日

台風接近中

テーマ:散歩
$酒とホラの日々。-木更津港

ふと気まぐれで海を眺めに木更津の港に出かけた。
あいにく雲が多く遠方まで見通せるような良い視界は望めなかったが、
こんな海と空の境も視界の果てもはっきりしない眺めは
私のかえって好むところではある。
 
気温も高く、空気はべたついて肌に粘り着くような心地がしていたが、
しだいに南から黒い雲とともに妙に湿った風が吹き寄せてきた。
まだ遠いはずなのだが、台風が近づいているのである。
海もやがて荒れ出すことだろう。
 
この日私は東京湾横断道路を通ったので風が吹こうと海が荒れようと
多少のことなら問題がなかったが、
こんなものが昔にあったなら、弟橘姫も気の毒をせずにすんだことだろうに。
 
この日は木更津の橘神社にも参詣。





AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013年05月11日

雨の休日

テーマ:散歩
$酒とホラの日々。-雨の川辺

五月十一日の今日は雨の土曜日だった。
私はこんなゴールデンウィーク明けの何でもない休日というのが好きだ。
 
勤めもあって、社会的な活動や世の中の情報と
無縁ではいられない身にあっては
ゴールデンウィークなどというものはまるで
脅迫的に休暇の取得を迫られたあげく、
消費拡大に寄与するべく個人の浪費を
奨励されているようで、せき立てられるような気分がついて回る。

もちろん、へそ曲がりの私としては、企業の都合による大量生産の
ジャンクフードみたいなレジャーも旅行にも行きはしないし、
混んでいるところも嫌いなら遠出もしないし
もっぱら静養と称して身勝手な行動に終始するのではあるけれど、
それでもドタバタ狂騒が澄んだ後に迎える何でもない休日のなんと
穏やかで静穏なことか。
マスコミや誰かにつべこべ言われない何でもない休みこそ本当の休みだろう。

今日は特に目的もなく暖かい雨の中を出かけてみた。
雨に煙る川辺の木立を眺め
適度な気温の中で雨に濡れた若々しい草木の美しさに出会うのは
なんと気分の良いことか。
 
元々雨の日も好きな私ではあるけれど、
この時期気温がだんだん上がってくる夏のすこし前の雨というのは、
まだ生育途上の緑を育て、
一年という命のサイクルの青年期を応援しているようだ。

ま、こんなことを思うのももう若くないからかもしれないが。
 
 
 
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2012年11月14日

ビーチコーミング

テーマ:散歩

ビーチ1

11月の浜辺を歩くと、海も空もあたりはすっかり冬の色。
冷たい風の吹き渡る砂浜に人影はなく
ほほに当たる光と朝の冷たい空気が気持ちよい。
 
ふと見ると、海水に長いこと洗われたガレキくずが
足下に打ち上げられている。
流木や何かの部品、ビンや看板、
何とも説明不能の謎の物体もある。
もちろんつまらない生活ゴミもあるけれど
何でもないガレキくずを眺めて回ると
いつの間にか時間が経っているものだ。
 
ビーチコーミングというのだろうか
浜辺のガレキを拾って歩くのを
趣味にしている人も多いらしい。
 
この日の私は、角の丸くなったガラス片のようなものを
一つ拾って帰った。
 


明くる朝、窓を開けてベランダに出ると
どこから飛んできたのか、葉っぱや小枝、
ドングリや杉玉なんかが転がっていた。
 
風に運ばれてきたもの
小鳥の持ってくるもの
空から不思議なものがやってくる


ベランダもまた小さな空の渚である。
   


いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2012年10月27日

秋風とネコ的自由

テーマ:散歩
$酒とホラの日々。-ネコの自由

秋の日の射す朝は少々遠回りをして
公園の裏の野道をかき分け、神社の中を通り
まだ眠たい商店街を眺めて秋の空気に触れて会社へと向かう。

このルートでは道すがら、たいてい猫部隊に会って挨拶をすることになる。
三毛、サバとら、デブ猫、仔猫、高価そうなペルシャ猫みたいなのもいる。
愛想のいい猫もいれば、器量の良い猫もそうでないのもいて個性豊かだが、
どの猫も特定の飼い主がいる訳でもなければ、かといって野良でもない。

いまは地域猫とかいって、神社や商店の近所の人が面倒を見ているのだ。
完全な飼い猫でもないから、どこかちょっと薄汚れたような感はあるが、
そのすすけた分だけ飼い猫よりはのびのびとした気概を漂わせるような
自由で誇り高くも人なつこい猫たちである。
 
ある時など、神社の境内に立っていたところ、
どう見てもペルシャ猫系の、つまり高そうな風貌をした、それでも
しっかり半ノラのぶんだけほこりっぽい猫が足元にやってきて
仰向けに寝そべった。
そこで私は、腹をごしごしとなでてやったのだが
猫も私もまんざらでもないような、なにか義務を遂行しているような
みょうな具合に思えたものだった。
 
一見、愛想を振るう猫とこれを愛玩する人間の図ではあるけれど、
たまたま私がその場にやってきて居合わせただけの仲である。
ひょっとしてあれはあの猫、地域猫としての、
そこらを徘徊する人間への「お仕事」だったのだろうか。 
 
安穏そうな猫暮らしに見えるけれど、
時には嫌な人間の相手をすることもあるだろうし、
地域猫としての気苦労もあることだろう。
猫たちは猫としての最低限の自由を守りながらも地域猫を務めつつ
毎日の糧の確保に困らないという自由をもまた得ているのだろうか。
 
してみると、日々仕事につながれ、つまらないストレスに
追い立てられつつも、それで経済的自由を確保しているという、
人間ももまたこいつらと似たような境遇であるようだ。
 
社会生活に追われる中でで忘れがちだが、
人もまた猫同様に自由気ままに生きられる。そう生きている面がある。
ただ、ネコ同様、経済的自由を獲得するために
ネコ的自由をちょっぴり切り売りしているだけなのである。
 
人はもっと自分の生きるネコ的自由の方に目を向けるべきだろう。

 
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2012年09月02日

BALL and CHAIN

テーマ:散歩
$酒とホラの日々。-9月の雲2
夜があけて外に出ると、厚い雲が東から西へと流れ、まだまだ強い力を放つ夏の太陽が隙をうかがうように雲間から斜めの光を投げかけていた。
やがて雲が真上を通過するたび雨が降ることになるのは確かに見えたから、私は朝のうちに散歩に出かけることにした。
 
季節の変わり目の到来を予感させる空気の中の散歩はどこか新鮮で気分がいい。だが道々、いつからかこうして雨の散歩を避けるようになってきたことに気がつき、その原因となった現在進行中の事態の記憶に思いが至って、私は少々気分を重くした。

その「事態」はきわめて重篤であり、どうしようもないほど長期に継続していくものだから、散歩ごときの都度悩んでいても仕方のないことでもあるが。
 
もちろん事態の記憶とは原発の事故・爆発の後放出された厄介な物質が雲に取り込まれ移動して地上に降り注いだ結果、方々に手のつけられない厄介が拡散することを目の当たりにしたことではある。
 
散歩とは瞑想の手段であり、瞑想は私たちの意識を形作るとともに型にはめ制約する既知のものから逃れるための手段である。
そんな散歩であるはずなのに、暗くつきまとっては陰鬱な影を落とす「事態」とはほとほと厄介なものではある。事態は現実の厄介ごとであると同時に、こうして精神的にも私たちについて廻る重しとなった。
  
まるで囚人が足に鎖をつけ鉄球をひきずって歩かねばならないように、私たちはこうして散歩に出るにも心に重しをつけていかねばならないことになったのだろう。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2012年08月28日

しみったれ徒歩旅行

テーマ:散歩

旅に出るのはわくわくするが、
大観光地や名所旧跡、大人数が押し掛ける有名店などが苦手である。
ついでに言うと、飛行機も嫌いだし、新幹線に乗るのもあまり楽しくない。
 
自由を求める旅人には、体力勝負で人ごみや時間との競争のような旅は
ふさわしくないのである(笑)。
 
もっとも、人に話すときには○○寺院へ行ったとか、
友人の何某に会いに行くとか
もっともらしいことを告げるのだが、これは表向き。
説明が面倒なのだ。
 
もちろん私とて大観光寺社に参詣しないこともないし、
行った先の友人と酒酌み交わしもするが、
主目的は一人でぶらぶらすることにある。
 
なんでもない田舎町や街道からはずれた野道を
ほっつき歩くことを私は好むらしい。
また、ローカル線の鉄道や停車場、バスの待合などで
握り飯を食ったり、ぼーっとあたりを眺めているのもいい。
  
テーマパークや国宝の神社仏閣、あるいは有名都市をめぐる旅と
比べると、なんともしみったれた旅であることか。
 
いったい私は何をしているのだろうか。
 
人は苦手だが別に嫌いなわけではない。
私の旅については、こんな説明ではどうだろう。
・・・私は知らない街の知らない人々がそれぞれに
日常を積み重ねているその場面に一時おじゃますることで、
ああやっぱり私も彼も誰もが同じなんだと追確認しているのだと。
人はどこにあっても、ささやかな暮らしを組み立て、
日々の生活をいとおしみ、小さな幸せを願う。
こんな当たり前の事実を見知らぬ土地で再確認することで
自分の日常のありがたさを改めて感じることができるのかも
しれない。
  
だからなのだろう、旅から帰ったときにほっとした穏やかな気分に
浸ることができるのは。
 
こんな旅には忙しいスケジュールや大観光施設などとは無縁の、
しみったれたやつが一番だ。
 
$酒とホラの日々。-徒歩旅行

 
<徒歩旅行>
こんな本も出ていた。私のしみったれ旅とあまりに似ていてびっくり。


 
 
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2010年09月20日

人生はタマネギスープ

テーマ:散歩

酒とホラの日々。-aonohikari

 人間はタマネギのようなもの。たくさんの層が折り重なっており、どの層もすべてタマネギには違いない。矛盾する様々な人格や思考、性行が折り重なるように独りの中に存在している人間も、すべて自分、すべて真実。いい年こいてただひとつの本当の自分探しだなんて今もって口にする愚鈍の中年もいるけれど、あのね、気にくわないからっていつまでも皮むいてたら、芯まですてて、タマネギは消えてなくなってしまうよ。

あははは。
 

 

 


いいね!した人  |  コメント(9)  |  リブログ(0)
2010年08月13日

夏の幻

テーマ:散歩

酒とホラの日々。-幻日


先日の散歩の途中、こんなまるで太陽が二つあるような空に出会った。
大きいほうの光点が本来の太陽で、小さいほうは虚像である。
こんな現象は日本では「幻日」として知られるが、
西洋では太陽がお供の犬を引き連れているようなので
Sundogと呼ぶらしい。

こんなちょっと面白い天文と気象に関する現象は存外にあふれているもので
面白い現象に出会えるかどうかは、その人の観察眼と、
何より目に入った現象を面白いと思うかどうかの問題である。

 

もちろん、私が幻日という言葉を知らなかったら、
これを面白がって写真に撮ったりすることがあったかどうかはわからないから、
そのために普段から専門外であろうと天文と気象の本を読んでおくのもまた
日常を豊かにするひとつの手立であるのだ。 

 

本を読む暇がなかったら、面白い現象には自分で名前を付けてしまえばいい
そうすればきっと、ずっと面白い現象を覚えておけることだろう。 そのときとっさの命名には言葉の意味なんか深く考えなくてもいいから、とにかく印象的なものにすること。
たとえばそう、「消滅のボヘミアン光環」とか、「2010年宇宙の陽」とか。。。

 

私はボーっと散歩するのが好きなせいもあって、
よく空も眺めることがあるが、特に注意を払わなくとも日ごろからふと
何気ない空の変化に目を留めることは誰にしたって一種の快楽だろう。

 
名前を考えればきっともっと楽しい。





いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2010年07月19日

夏のカケラ集め

テーマ:散歩


酒とホラの日々。-夏あつめ1


夏も本番、梅雨も明けてすがすがしい青空に照りつける太陽、沸き立つ入道雲。
海・山・夏祭りとイベントに賑わいを見せる日本各地の風景には活気が宿る。

と同時に、日本の夏のピークは存外に短いもので、

今よ盛りの賑やかさのなかにも、どこか一抹の寂しさも見え隠れするものだ。
 
この週末の私は列車に乗って遠方への旅となったが、私には大きな祭りや立派なホテル・寺院や歴史建築物などの人工構造物を巡るよりも、なんでもない町外れの散歩などばかりが印象に残った。


短い夏の盛りを担っているのは人間のイベントばかりではない。

圧倒的な夏を構成しているのは、誰も気にもとめない小さな命の集積である。

草や木や広がり虫が這い回った上に夏の空気がわき起こり、

夏の光景が目に飛び込んでくる。


線路の端で揺れる名も知らない夏草、道路に飛び出した蔓の端、遠くの木立から聞こえる蝉の声。水やりに疲れた誰かの鉢の花。

これらすべてがやがてすぐにいなくなってしまう、私にはいとしい夏のかけらである。



いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。