2005年03月28日

他人事ならおもしろい

テーマ:本読み
『古本迷宮』喜多村 拓 / 青弓社

古本屋と蔵書家の日常と交わりを中心に綴られたエッセイと小説集である。
軽妙な筆致のためか小説風に仕立ててあるためか、この前に読んだ『古本屋の女房』よりは「度を越した大変な本好き」の日常も読んでいて気が楽である。
おびただしい蔵書もたまに処分しなければ整理がつかなくなる。本の谷間で死にたくなる。本と言えど所詮モノはモノ、棺桶までは持っていけない。
願わくば私は優雅な読書生活を送りたい。
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2005年03月28日

名古屋地球博?

テーマ:ブログ
なんかなあ、あれって名古屋の名古野人のための大きい縁日なんでしょう?
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2005年03月24日

春雨の神保町散歩

テーマ:本読み
昨日むせぶような春の雨の中、久々の神保町詣で。
定例巡回路の中の本屋「書肆アクセス」で『古本屋の女房』・田中栞 / 平凡社の著者サイン入り、書肆アクセスオリジナル蔵書票のおまけ付きが目にとまったので購入。
おまけにつられて買ったのだけど、私はもっぱら本は買う側なので、本屋経営側の目というのが何とも新鮮でした。
その上この著者、挿し絵も自前とはたいしたもんです。

しかし、著者の度を越した本好きは大変なことながら、古本の販売、買い取り、整理、せどり(他の古書店から自店で売れそうな本を買い取ってくること)に奔走する日々は何やら大変なことばかりで、私も本好きではあるが優雅な読書ライフを送るには、本に対する節度も大切だと自戒させることでは私にとって意味があったかも。


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2005年03月07日

病気トリップ 雪桜のち、みぞれ

テーマ:ブログ
風邪を引いたのか、昨日から全身の筋肉や間接ががひりひりと痛みます。
会社から帰る電車の中、本を広げたまま寝入ってしまいました。
帰宅後疲れて仕方なく早く寝たのですが眠りが浅く、
普段見ない夢をいろいろ見ました。
昔見た夢を思い出している夢だったり、とりとめがありません。
ひた降る雪の中、春の淡雪の中に倒れて
水気をたっぷり含んだ雪に包まれた花のつぼみを見上げていると思ったら
寒くて目が覚めました。体が痛いためか寝苦しさにふとんをはいでいたようです。
寝そびれてしまったのでPCに電源をいれて窓の外を見ると、現実世界でも
三月の雪が降っていました。
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2005年03月03日

『人体常在菌のはなし』と花粉症

テーマ:本読み
実は、、、、
私は十数年来の重度の花粉症持ちであるとともに、
過糞症である。
花粉症は主に上から、涙、くしゃみ、はなみずに見舞われるものだが
過糞症はつまりその、下からよく出るのである。
三度飯を食えば大抵日に三度のお出ましとなる。
世の中にはずいぶん便秘の薬が出回っているようだが
糞詰まりは私には未知の世界である。
でも決して下痢してるわけではない。いつも出るのは色ツヤ固さとも
申し分のない黄金の造出物である。毎回量も多い。

「人体常在菌のはなし」 青木 皐 / 集英社新書によれば、
食べたものを消化し、吸収し、また、腸内で必要な栄養素を作り出すには
一人に百兆もるという常在菌の働きがぜひとも必要で、
健康はいかにこの常在菌のバランスをとるかということであり、
除菌・殺菌で過度の清潔指向の現代社会には問題が多いらしい。
常在菌にはよく知られた善玉菌・悪玉菌のほか、状況次第で
良くも悪くもどっちにでも転ぶ「日和見菌」が多数を占めているため
消毒一辺倒で菌の間のバランスが崩れてしまうためである。
従って菌との共生による免疫力の保全が重要なわけなのだけれど
免疫不全である花粉症の原因のひとつにも清潔すぎる環境が疑われている
というわけである。
また、水分を除いた大便の三分の二ほどは
腸内細菌なのだというのだが、日に三度も出てくる私の体内の
細菌たちはどうなっているのだろう?

ごくたまに極めて便通の良い男としてうらやましがられることもあるが
このために苦労することもあるのだ。
以前、雪の降り積もった晩、大酒を喰らって千鳥足で帰る時に猛烈な
便意に見舞われた。真夜中のこと、人通りもなかったが開いている店もなく、
町中で何とか始末するしかない。どこか、なにかと探すうちに、
事態はいよいよ切迫し、まったなしの状態に追い詰められた私は
尻をおさえて内股の千鳥足である国家の施設の敷地に駆け込んだ。
建物と建物の間には狭い余地があって、そこに降り積もった雪の中で
用向きを済ませて何とか事なきを得たのだった。
「ふ、危なかったぜ」
危機を脱した私は一仕事終えたような充足感とともに立去り際に
後を振り返ると、そこにはいつもにもまして巨大な成果物が鎮座していた。
「国の税金で何とかしてもらってくれ、おれはきっと高額納税者だから、うん」
動揺しつつ訳のわからない事をつぶやいて早々に立去ったのは言うまでもない。
かの君が春の雪解けまでには何とかなったのか、腐乱死体となって発見されたのか
残念ながらその顛末は知らない。

このように過糞症には過糞症のつらさがあるのだ。
過糞症も花粉症もできればかからないにこしたことはないのだろう。
私の趣味(?)の散歩のページを見ていたら、荷風症という言葉があった。
永井荷風の日記みたいな生活をする人のことかいな。
ん、同じ「××症」でもこれならいいね。
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2005年03月02日

『セネカ 現代人への手紙』と『銀魂』

テーマ:本読み
「セネカ、現代人への手紙」 中野孝次 / 岩波書店

ローマ時代の哲人セネカの手紙に解説を加えてまとめたものだが
大昔からまさに現代人に向けて書かれたのではないかと思われるほど
はっとする生き生きとしたセネカの言葉がわれわれをとらえます。

「金だの物だのは、真に自分のものではない。いくら惜しんでしがみついたところで、運命がその気になれば、いつでも取り戻してしまう。よき人生を送ろうとしたらまず時間をこそ惜しまねばならない。かき集め、大事に守り、
おのれ一個の魂のためにのみ使用せよ。」

こんな一節に感銘を受け、まさにその通りだった、と膝を打って立ち上がったところに、な、な、なんと「サマータイムの法案申請へ」と言うニュース。

私の理解するところ「サマータイム制度」とは省エネとか余暇の充実とかいう言葉を隠れ蓑に、一日に24時間しかない時間のうち各自の「個人的な時間部分」を「社会的な時間」に強制的に移転しようとする制度のことだとおもっております。

そもそも朝早出して余った時間をさらに生産に振向けようというのがその昔の導入の意図だったと聞きますし。

これまでも消費税やら国債乱発やらゼロ金利やらで個人の金融資産をどんどん国家や大企業に移転させられてきたわけですけれど、こんどは時間をもっとよこせというわけですね。惰眠をむさぼってないで働くか浪費するかして経済の発展(誰かの利益)に寄与せよ、というわけですか。

金を巻き上げ、時間を巻き上げ、この先も人間からの収奪がエスカレートしていって、「人間には腎臓や目玉が二つもあるのに効率的な利用がなされていない」というような議論が出てきて、臓器基金運用法とかが成立して一方の臓器を臓器基金に強制的に取上げられてしまうかもしれません。もちろん人体に残ってる臓器が将来万一だめになったら基金から一回は臓器が提供されるけれど、余剰な臓器は臓器基金が臓器移植ビジネスマーケットで運用するわけですね。
厚生省あたりの巨大利権になったりするかも。

そこでで思い出してしまった、「銀魂」 空知英秋 /集英社ジャンプコミック (連載中)

宇宙人天人(あまんど)来航から20年、ちょっと妙だが新撰組や宇宙人の跋扈する幕末の日本。
糖尿のおやじである主人公、何でも屋の銀ちゃんが家賃滞納、金欠極まって相方のバイト少年に言う。
「なあ、腎臓って二つもあってじゃまだとおもわねえか?」

ストーリーの流れではささいなシーンなのだけれど、今の日本だってこのくらい困窮してるのかもなあ、と妙に感心してしまったのでありました。
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2005年03月01日

サマータイム制度で目指す死ぬほど豊かな未来

テーマ:ブログ
なんでもとうに死んだだと思ってた「サマータイム制度導入」の法案成立を目指す超党派の動きがまた息を吹き返してきたようですな。
なんで今頃サマータイム? そんなものになんでそんなに血道をあげるの?ここはひとつ推進派議員のセンセイにインタビューしてみましょう。。。。

(センセイの談)
皆さんねー困るんですよ、私のサマータイム法案に反対なんて言ってもらっちゃあ。今日本がどんな事態に見舞われているかわかってるんですか?、今の日本を家庭にたとえるならそれこそ、
「お父ちゃんの会社は放漫経営と投機失敗で倒産寸前、嫁さんは外の男に貢ぎまくり、息子はカンベツ所だし娘はガッコも行かんでプー子だし、同居のボケた爺さんの代からふくらんだ借金返す当てもなくて、今日にも怖い取立てのおっさんが押しかけてきて身ぐるみみはがれるんじゃないかという状況」
なんですから。
今こそこの未曽有の国難に国民の力を結集して取り組まねばならんというのに、やれ、早起きは嫌だとか、それ、省エネ効果なんて微々たるもんだとか、文句つける連中ばっかりだ。

これまでだって私がどんなにか努力してきかよく知ってるでしょう?
銀行の「ゼロ金利政策」に保険の「予定利回り引き下げ」、「ハイリスク型金融商品」の垂れ流しでもって、国民の皆さんの金融資産をせっせとかすめとって、いや、国家や大企業に移管を進めてきたわけで、あとはなんとか「預金封鎖」とハイパーインフレでも起こすだけかなというところまで来ておるわけです。でも、60年前の終戦直後ならともかく、現代はまだそんだけでは足らんのです。世の中社会には将来は今より良くなるという希望も見通しもなければ、国家一丸となってという気概もない。そんな世の中でこれから何が起きようとも、皆さんには必至に寝る時間もけっぺずって働いてもらわねばなりません。 そこでこの「サマータイム」の登場となるのはわかってんですよね? そりゃあこれまでだって、「裁量労働制」だの「成果主義人事」だの実質賃下げしてみっちり働いてもらう工夫はいろいろしてきましたよ。でもまだ足んないんですな。思い起こせば欧米の圧力に負けて労働時間の短縮なんて安請け合いしたのが良くなかったのかもしれません。いっぺん時短やったら引っ込みはつかんし、みんな勝手なことほざいて働かないようになってしまった。

そんで「サマータイム」、なかなか名案ですなあ。省エネなんていう直接効果は微々たるもんだし、間接効果も耳障りのいいお題目なんだからうっちゃっておくとして、この「サマータイム導入のコスト」こそはまるで金のなる木、私にはもうウハウハものですな。だって、適当な試算でさえ時計やコンピュータの切替だけでも一千億円ですし、新しいサマータイム対応機器やら、簡単になじめない人のための対応グッズの便乗販売は出るし、少なくとも一時間は会社に早く出てきても夕方まだ暑いから会社でサービス残業する風潮の醸成も楽だろうし、お調子者がまだ明るいからといって早くから遅くまで遊んでてくれるだろうし、いいことずくめなんですな。
24時間しかない一日の時間の個人の取り分をふんだくる、いやいや、社会的生産活動に移管するいい方策ですよね。

なに?、あんたはこんだけ言ってもまだ文句言うか? 真っ暗な内にラジオ体操なんかできない? 夏の星空観測会がとんでもない遅い時刻に開始になってしまう? 余裕のある豊なライフスタイルと矛盾する? 
あんた、何言ってんですか、ダメダメ、そんな金のかからない遊びなんか、ダメに決まってるじゃないですか。豊かなライフスタイルは豊かな消費からって言うじゃないですか、まだ明るいうちに時間があるんだったらデパートやショッピングセンター、有料スポーツジムにでも行ってくれなきゃ。
惰眠は敵だ!、一億早起き! サマータイム制度万歳!
 死ぬほど働いてきっちり浪費!
 そしたら私も安泰というわけですな。


センセイの話はまだ続くのだけれど、私は睡眠時間はきっちりとるタイプなのでもう寝る。たとえサマータイム制度が私の時間を奪おうたって。

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