定住人口減少時代に向けた都市経営戦略・・・「食」と「職」のある街づくり (リンク修正版)
★(基本テーマ)
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この街(地域・街区)に来たら「絶対に喰える(食い繋げられる)??」と思わせる
ストックを有するまちづくり
【仮説】
あの街(地域・街区)へ行ったら必ず「喰える」と思わせることが、今後は街(地域・街区)に人を集める(惹き付ける)動機(魅力の1つ)になるのではないか?
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この活動の一環としての
■『美味しい街(国)・・・地域内発産業における「職」』づくり
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■(参考)都市計画・都市経営・都心再生の目的とは?(本ブログ内:宗田理論編16)
*つまり、
地域(街)において、
「商品力」×「景観力」×「急行力」が必要かと、、、(?)
*↓関連記事
■(本ブログ過去記事)栃木県の信金・信組の中間決算にみる地方経済の実態
■(本ブログ過去記事)必要なのは「飲食店(個店)」と「住居」と「交通改善」??
■住民不満足ワースト1★は、『雇用の不安』・・・福島「某町」の住民意識調査
■社会が高齢化成熟社会になると、若者も変化を嫌い伝統文化を大切にする(!?)…
上記を踏まえたうえで
【▼】おれ野市「都市経営理念」基本スキーム【素案】
おれ野市『都市経営理念』
| *制定の背景(本理念制定に影響を及ぼした他地域事例の研究)
| | →本記事下記記載
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| |1.非常時における『食』 →本記事下記記載
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| |2.『職』と『食』
| | 2.1:「職」の確保=「食」の確保 →本記事下記記載
| | 2.2:交通通信ネットワーク化=「職」の確保 →本記事下記記載
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1.『100日篭れる!?(ストックを有する)街づくり』
| ■具体的行動計画
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2.『「聖地」+「美味しい町(国)」=「神の国!?」』
| ■具体的行動計画
| |・美しい街(聖地)
| |・美味しい街(国)
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☆おれ野市「都市経営理念」制定の背景
①相次ぐ震災被害
(時事通信社 - 2007年04月15日 16:10)
三重県亀山市で震度5強を観測した地震で、気象庁の宇平幸一地震津波監視課長は15日午後、「揺れの強かった地域では 震度4程度の余震の可能性がある」として、1週間程度は余震に注意するよう呼び掛けた。
②(とくに地方における)人口減少・流出
および「街なか」の空洞化・・・・・郊外商業施設の過剰出店・過剰競争も一因?
■軽自動車普及率と商業地の公示地価
■郊外商業施設の過剰出店・過剰競争(?)
■最寄(日用)品商業を主体とする「市場町」の現況
■業態転換による生き残り・活性化事例
■土地所有者自らの手による修景・修復で活性化(1)
■松屋の店舗展開に学ぶ駅前(中心市街地)店舗存立最低・最小基準
■「家族」をターゲットにした街(地域)づくりは継続できるか?
■「祭り」やイベント集客は『一過性』・・・毎日来るリピート客こそ重要では?
■最も満足した(?)観光地ランキング【週間ダイヤモンド07.7.28特集】
■開発するのにも、タイミングが、、、「あすと長町」&長町駅周辺を散歩する♪♪
(1)非常時における『食』
(三重地震に関連して)災害等、有事の際に備えて地域における食料・燃料・水の備蓄についての研究(遊休固定資産=土地・建物の再利用・有効利用および現存固定資産の維持管理)・・・イメージとしては過去に武田信玄や上杉謙信などを籠城戦で退け、秀吉の「兵糧攻め」に遭っても、100日篭れた北条氏の小田原城・・・結果として(第3者的視点において)勝った秀吉側、および城を明け渡した北条側の双方共に「兵糧」の継続的な『備蓄』『補給(兵站)』等による『ストック(維持)管理』の重要性を学んだ、、、
また、「杜の都・仙台」の原型である『屋敷林』は、元はと言えば秀吉の「奥州仕置」によって石高を減らされたが故の食料および燃料の家臣における自家確保(ストック)が目的であったと言われている(冒頭写真)。
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■本ブログ関連過去記事・・・岩手県金ケ崎町「杜の都の、原点?」編
■本ブログ内関連記事/米沢藩のウコギと、キューバリポート、、、
■本ブログ内関連記事/飢饉のときにも対応できる設計(埼玉県『三富新田』)
(2) 『職』と『食』
2.1:「職」の確保=「食」の確保
・・・例えばTOYOTAの三河田原、(三重地震に関連して→)シャープの亀山あたりは「あの街に行ったら絶対に喰える(職が有る)」ような感覚があるが、できれば大企業工場誘致による「外発的」開発ではなく、「内発的」な開発で賄いたい・・・本来ならば「産業」として成立させた伝統工芸を有する先日の地震で被災し打撃を受けた石川(金沢)方面が「内発的」な産業開発の典型例として知られていたが、それ以外にも、「美しい街(聖地)」と「美味しい街(国)」を掛け合わせて観光客を増やし、おもに地域における飲食業系の「職(従業者)」を増やした伊勢の事例
が存在
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■本ブログ流「街歩記のツボ」
■このテーマにおける成功事例・・・伊勢(1)
■農村と都会(リゾート観光客)とを結びつける交流拠点「那須高原・友愛の森」
■「ルート」で売り込む山形県高畠町の修景まちづくり+地域ブランド戦略
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■具体的対応策の検討(「美しい街(聖地)」×「美味しい街(国)」)
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(政策意義と根拠)
昔から、人間は
『寝貯め』と『喰い貯め』はできない・・・・・と、言われています。
なので、
(喰い貯めできないのであるならば)
「もう一度食べてみたい!」
と、思わせるような『食』と、
『その土地(街・地域)』を結びつければ、
その街における観光客(交流人口)のリピーター確保策として有効なのではないか?と思います。
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さらに、
その『食』の舞台として
旅の想い出に残るような美しい景色
(すなわち再び巡礼=訪れたくなるような『聖地』)
が有って、
『食』と重なり、ダブれば、
「また来てみたい!」
と、いう想いが、より一層膨らむことと思います。
■具体的対応策の検討(「街」と「電車」と、時々「スイーツ」)
■具体的対応策の検討(架空都市における妄想「お土産品」カタログ)
■都市空間に「彩り」を与える?/『屋台村』を想定して模型化してみる♪★
2.2:交通ネットワーク化=「職」の確保
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(政策意義)
たとえば、
道路網の利便性や高性能ケーブルネットワークなどの「ハード」事業は、
多かれ少なかれ、どこでも入手できるようになれば、
独自の分野・文化的な豊かさ、田園風景の美しさ
・・・「簡単には再生できないユニークな質と特性」
これが、開発における最も重要な条件となる。
なぜなら、それは、経済的に重要な吸引力を持ち、
雇用の発生や、観光目的地としての具体的な提案に繋がるからである。
【トマス・ジーバーツ著/蓑原敬(監訳)「都市田園計画の展望」学芸出版社77-88頁より引用】
( ■本ブログ内関連記事「ジーバーツ理論編」
参照 )
*検討課題を取り巻く時代背景(関連資料)*
*具体的対応策の検討(交通審議会における検討)*
*具体的対応策の検討(本ブログにおける模型上での展開)*
①幹線路線における都市間中距離「快速」
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②都市内輸送
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【主なKEYWARD・政策効果測定の為の参照数値指標↓】
▲国勢調査・事業所企業統計調査における「従業者」数
▲遊休地・低未利用地の実態把握(地図化)と有効利用策の提案
▲財産基準評価(路線価・公示地価等)
▲住宅地図を基本とした沿道・区域内における建物・土地利用の経年変化状況
▲現有固定資産の維持管理状況(警備・設備・清掃等=ファシリティサービス事業)
▲地域が所有する資源(地域資源)産物(作付面積・出荷量等)、
および、(飲食を含めた)地域内に立地する商業施設における商品在庫量と種類(商業統計、またはそれに代わる統計資料の参照による業種業態ごとの「売上高」「売場面積」「店舗数」「坪効率」など)
▲地域冷暖房・自家発電量など・・・
▲災害時の備蓄量(品目)・自衛隊等の応援体制・緊急輸送路の確保延長(方向)ほか、、
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*採用数値は500m四方の(国の悉皆調査で採取可能な)最小メッシュ単位を基本とする