北の拉致犯 特定 地村・蓮池夫婦事件
(読売新聞 2005/12/31)


工作員 国際手配へ 辛容疑者ら2人

 1980年6月の原敕晁(ただあき)さん拉致事件で国際手配されている北朝鮮の工作員、辛光洙(シン・グァンス)容疑者(76)が、78年7月、地村保志さん(50)夫妻を拉致した実行グループに加わっていたことが30日、関係者の証言などで明らかになった。

 同じく蓮池薫さん(48)夫妻の拉致事件でも、警視庁が85年に指名手配した「朴(パク)」と名乗る別の北朝鮮工作員が、実行犯の1人だったことが判明。警察当局では、この2人について国外移送目的略取容疑で逮捕状を取る方針で、国際刑事警察機構(ICPO)を通じた国際手配に向けて、詰めの捜査を急いでいる。

 日本に帰国した拉致被害者について実行犯が特定されるのは初めてで、政府は、1月下旬から再開される日朝協議で、これら実行役の所在確認と引き渡しを求める方針だ。

 福井、新潟両県警など警察当局の調べによると、地村さんと妻の富貴恵さん(50)は78年7月7日、福井県小浜市の海岸沿いにある公園の展望台で4人組の男に襲われ、袋詰めにされて船に乗せられた。

 蓮池さん、祐木子さん(49)夫妻も同31日、新潟県柏崎市の海岸で、同じく4人組に袋詰めにされ、船で北朝鮮に連れて行かれた。

 両夫妻は北朝鮮に到着した当初、それぞれ別に暮らしていたが、その後、引き合わされて結婚。2002年10月に帰国するまで、「招待所」という名の施設を転々とさせられていた。

 この間、両夫婦は、「指導員」と呼ばれる特殊機関の指導員から、朝鮮語や北朝鮮での風習の教育を受けたほか、一時期、特殊機関で、日本語の書籍の翻訳などに従事した際にも、複数の幹部と接触していた。

 関係者によると、地村さん夫婦は、これらの人物の中に拉致の実行犯が含まれていることを記憶しており、警察当局の事情聴取に、「そのうちの1人は辛容疑者だった」と証言した

 また、蓮池さん夫婦も、警視庁公安部が85年3月に旅券法違反などの容疑で指名手配した「朴」という通称の極東地区工作員の写真を見て、実行犯の1人であることを指摘したという。

 北朝鮮は、金正日総書記が02年9月に日本人拉致を認めた際、「特殊機関の一部が妄動主義、英雄主義に走った」と説明した。

しかし、警察当局では、85年2月に韓国で逮捕された辛容疑者が2000年9月に北朝鮮に引き渡された後、英雄扱いを受けていることなどから、拉致にかかわったグループは極めて少数ながらも、特殊機関の意思決定に大きな影響力を持つ枢要な地位にいたとみている。

辛容疑者は、曽我ひとみさん(46)(78年8月拉致)と横田めぐみさん(77年11月拉致)の教育係を務めていたことが、曽我さんの証言で明らかになっている。

外務省幹部は30日夜、「北朝鮮に対して、拉致被害者の帰国とともに、事件の真相解明と拉致実行犯の引き渡しを引き続き求めていきたい」と語った。


クリップ 原敕晁さん拉致事件

大阪市の中華料理店コックだった原さんを、辛容疑者が拉致した。北朝鮮側は、「原さんに成り代わるため、戸籍謄本を譲り受け、100万円払った」などと説明している。


朝鮮歴史館-北の拉致犯
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在日韓国人政治犯の釈放に関する要望

私どもは貴国における最近の民主化の発展、とりわけ相当数の政治犯が自由を享受できるようになりつつあることを多とし、さらに残された政治犯の釈放のために貴下が一層のイニシアチブを発揮されることを期待しています。

在日関係のすべての「政治犯」とその家族が希望に満ちた報せを受け、彼らが韓国での社会生活におけるすぐれた人材として、また日韓両国民の友好のきづなとして働くことができる機会を与えて下さるよう、ここに心からお願いするものであります。

1989年

大韓民国
盧泰愚大統領貴下

日本国国会議員一同

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鳩山会見(5完)】拉致実行犯釈放嘆願書の署名2閣僚「過去は問わない」
(産経新聞 2009/09/16)

--拉致問題に関して、鳩山内閣には北朝鮮拉致問題の実行犯の辛光洙(シン・ガンス)元死刑囚の釈放嘆願書に署名した菅直人国家戦略局担当相千葉景子法相の2人が入っている。北朝鮮に誤ったメッセージを送りかねない。この2人に拉致被害者家族に反省なり謝罪なりを求める考えはないか

わたくしは過去の経緯というものは事実としてあろうかと思います。ただ、一番大事なことは北朝鮮に対しては、拉致問題を現実に解決に向けて進めていくということが肝要であります。そのためにも、今回、国家公安委員長になりました中井洽(ひろし)、中井大臣に拉致問題担当というものを命じているところでございます。彼がこんにちまで拉致問題に大変積極的に行動してまいったことに、わたしは重きを置かせていただきながら、拉致問題をうまく展開をさせていくために、努力を惜しまない、そのように考えておりまして、過去のことに対してわたしは今、2人の大臣に問うことを考えてはおりません

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菅直人  (Wikipedia)一部抜粋

社会市民連合→社会民主連合→新党さきがけ→民主党

主な政策・主張

・防衛に関しては、自衛隊に治安維持活動、国際協力を行う部隊の創設を政策として持っている。

・台湾問題に関しては台湾の国連加盟を中国が容認し、国連加盟国同士の問題として国連の場で平和的解決を目指すべきと主張している。

・北朝鮮の日本人拉致問題・核問題について、政府の対応とは異なる発想の解決を目指すべきだと提唱。菅は新人議員時代に菅の先輩議員にあたる田英夫の求めに応じ、在日韓国人政治犯釈放の要望書に署名。この中には後年明らかとなる北朝鮮による日本人拉致問題の容疑者が含まれていた。その事実を事前に看破できなかったことが、公明党・社会党など同じく署名を行った議員とともに批判をされた(辛光洙の項目参照)。

しかしながら、近年の北朝鮮に関する言動は苛烈であり、西村眞悟の選挙応援演説の際に「フセインやスターリンの銅像が倒れた歴史の中で、北朝鮮のあの大きな銅像も倒れる日が来ると確信している」と発言している。

この発言をとりあげた北朝鮮当局は、菅直人はもともと信念も政策も何も無い政治家だと一方的に非難、激しく個人攻撃を行った。菅の拉致問題への政策は、拉致被害者全員の原状回復・核問題の解決・国交正常化・経済支援の三本柱を別々に行うのではなく、パッケージとして行う政策を提唱している。

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千葉景子  (Wikipedia)一部抜粋

社会党→社会民主党→民主党

活動

1989年「在日韓国人政治犯釈放の要望書」に署名。この中に、北朝鮮による日本人拉致問題の容疑者が含まれていた。

・2000年4月、福島瑞穂らと共同で戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案を提出した。

・2002年5月、衆院第二議員会館で開催された「元『慰安婦』の補償と名誉回復のために! 決起集会」に参加し、戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案の成立を訴えた。

・2004年4月7日、入国管理局の不法滞在外国人通報システムを批判した。(国会議事録:平成16年04月07日)

・2006年11月、法務省入国管理局が難民不認定処分と国外退去処分を下したイラン人に対して、処分の取り消しを求める運動の呼びかけ人になる。

・2007年2月15日、参議院厚生労働委員会で、安倍首相が今国会の施政方針演説で「子供は国の宝」と述べたことについて、「子供は経済や年金のために生まれるのでない。子供は国のために生まれるという発想があるのではないか」と批判した。ただし、自身が所属する民主党の「次の内閣」厚生労働部門 ~民主党の政策提言~に、「子どもは国の宝」と挙げられており、また、2006年4月6日衆議院本会議において民主党の郡和子が”子供は国の宝”と述べている。

・2007年2月21日、マイク・ホンダがアメリカ合衆国下院121号決議を成立させる動きに連動し、米議会の公聴会で慰安婦を名乗り証言した李容洙を招いて開催した集会に参加。米下院に提出された決議案の通過阻止を目的に日本当局がロビイストを雇いロビー活動を行っていることについて非難した。

・2008年4月16日に開催された民団の外国人参政権推進集会に賛同

・2008年12月4日、参議院法務委員会における国籍法改正案審議の「討論」段階では、各党とも特に発言を行わずにそのまま採決に入り可決させる流れが事前の与野党折衝で取り決められていたものの、採決直前に自民党の丸山和也委員が突如発言を求める。澤雄二委員長(公明党)は一旦発言を許すが、委員会理事の千葉は自民党の約束違反として抗議。これを受けて委員長は速記を止めさせ審議を中断する。ほどなく委員長は審議を再開し、「特にご意見もないようですので」と挙手採決を行い、議案は全会一致で可決された。千葉は国籍法改正の付帯決議案をで朗読している。参議院のインターネット中継で流れたこの様子は、動画サイトに転載される。

・2009年3月17日、参議院法務委員会において、他人名義のパスポートにより日本に不法入国した家族に対して、強制送還をせずに、一家全員を日本に在留させる特別措置をするよう森英介法務大臣に求めた

所属議員連盟

・朝鮮半島問題研究会顧問
・在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟呼びかけ人
・アムネスティ議員連盟
(事務局長)
・朝鮮半島問題研究会
・新政局懇談会
・恒久平和のために真相究明法の成立を目指す議員連盟

政策

・二重国籍を推進している。
・人権侵害救済法を推進している。
・国籍法改正を推進している。
・国旗及び国歌に関する法律に反対した。

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自民党の議員は千葉景子なる超級の売国左翼を格好の攻撃材料を手にしたわけだが、さてどう出るか。

日本を滅ぼす数々の法案を推進している中心人物の一人をどんな手を使っても閣僚から引きづり落とし、民主党をもこの人権やくざを利用して叩きのめさなければ、自民党が浮かび上がることも、日本の亡国への道をも喰いとめることはできない。