2011-08-17 19:59:32

『狂気山脈』 太古より継がれる狂気

テーマ:クトゥルー
レイクの報告は、ベースキャンプに残った地質学者たちにとって非常に興味深いものでした。
レイクたちは非常に危険な状況下にあるものの、
それでも彼らが発見したものについては興味をそそられないはずがありません。

やがて、付近の地質調査を始めたレイクの下から、さらに興味深い報告がなされました。
それはレイクが発見した山脈の周辺の地質から、
今までに見たことがないような形状の化石が発見されたということで、
その形状は植物と動物の中間的で、頭部に星型の器官と5枚の翼を持ち、
今まで人間が知る生物とは全く違う進化の過程と生態を持った生き物だったということが判ります。
そしてその通信を最後に、レイクからの連絡はぷっつりと途絶えてしまいました。

その後パボーディ遠征隊は、この山脈とレイクたちのキャンプ跡を発見します。
すでにレイクたちはどこかに姿を消していて、
パボーディ遠征隊は、この人工的なオブジェが多く存在する『狂気山脈』の調査を始めることにしました。

オブジェはやはりなんらかの知的生命が生活していた痕跡を多く残した遺跡で、
遠征隊はこの芸術的で文化的な文様を多く持つ壁画のレリーフの中から、恐るべき秘密を知ることになります。
それは、人がおよそ知ることが不可能だった地球の歴史。
人間の知る最古の有機生命体よりさらに昔の地球に住み着いていた、
宇宙の彼方から飛来した「古のもの」と「クトゥルー」に関する呪われた地球史でした。
地質学者たちはこの状況下で、できる限りの資料の記録を試みましたが、
残念ながらそれは失敗に終わりました。

かつてこの文明を築いた『古のもの』。
彼らが文明を作り出す上で必要にかられて作り出した奴隷生物である『ショゴス』が、
まだ狂気山脈の中に生き残っていたのです。
レイクたちが発見した異形の化石こそ「古のもの」のなれの果てであり、
彼らの文明が衰退した原因の1つが、実はショゴスによる反乱にあったのでした。

こうしてミスカトニック大学の南極調査隊はショゴスの襲撃を受け、
(あるいはその狂気に取り憑かれお互いを殺し合い)
ウイリアム・ダイアー教授を含む2名(うち1名は錯乱)を除いて全滅し、
全ての装備を失うという結末を迎えてしまったのでした。

『狂気山脈』は、ダイアー教授の手記という形で出版されています。



$君のポケットに届いた手紙・神酒のブログ♪

読んでいただいている方々へ。
足跡代わりにここをクリックしてね↓ドキドキ

にほんブログ村 小説ブログ 少女小説へ
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

小夜さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。