納骨堂の神・モルディギアン | クトゥルー神話外伝・君のポケットに届いた手紙・神酒のブログ♪

納骨堂の神・モルディギアン

モルディギアンは、元々は食屍鬼たちの神として崇拝されていました。
しかし現在はニャルラトテップを崇拝する「背教派」の食屍鬼の台頭により、
いくらか影の薄い存在になってきています。

とは言え、この邪神が恐怖の存在であることに変わりは無く、
モルディギアンは食人儀式の象徴として、まさしく忌むべき存在として知れ渡っています。

モルディギアンの容姿に定まった形はありません。
その様相は刻々と変化し、どんな場所にでも姿を現し、非道徳的な活動を好みます。
そのあまりの恐ろしさから、かつて食屍鬼たちは自分たちの仲間の死体を供物として捧げていましたが、
現在は一部の年老いた食屍鬼が希にこの行為を行うそうです。

ある伝説によると、地球が滅ぶ前にゾティーク(ZOTHIQUE)という大陸が現れ、
その中にズル=バー=サイールという都市が生まれると言われていますが、
そこでモルディギアンを崇拝するカルトが生まれると噂されています。

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