2010-09-04 19:02:10

魔道書『妖蛆の秘密』 その1

テーマ:クトゥルー
妖蛆の秘密(ようしゅのひみつ)。
蛆というのはウジ虫のことだけど、この本では何を指すのかな?
妖蛆の秘密は1542年に、十字軍の生き残りを自称するルドウィク(ルートウィヒ)・プリンによって、
獄中で書かれました。
全部で16章から構成されていて、それぞれの章が魔法や精霊についてのオカルト的な話題を扱っています。
特に有名なのが「サラセン人の儀式の章」と呼ばれるもので、
これはプリンが十字軍時代に、シリアの魔術師に学んだ儀式について書かれているそうです。
この魔道書に書かれている内容は、不可視の怪物の召還方法、ワニの神セベクや怪物バイアティスについて、
中国に伝わる秘薬遼丹(リャオタン)の製造方法、円柱都市アイレムの蛆魔術師の物語などで、
またファンタジーではお馴染みのジンやイフリートについての記述もあるそうです。

しかしこの魔道書はプリンが他の人間に読まれるのを恐れた経緯があるらしく、
書物の内容の大部分は、『ルーン』と呼ばれるケルト文字に似た難解な文字で記されています。
著者のプリンが邪神の崇拝者だったということなので、その危険性は彼自身が一番良く知っていたのでしょう。

クトゥルー神話の作家の1人であるロバート・ブロックは、小説『星から訪れたもの』の中で、
妖蛆の秘密を手に入れた夢想家の悲劇を描いていますが、
実はこの夢想家のモデルがクトゥルー神話の生みの親であるラブクラフトだというのは有名なお話で、
逆にラブクラフトは別の作品にブロックがモデルになったキャラを登場させ、きっちり殺害しているそうです。



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コメント

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2 ■Re:無題

>堂廻目眩さん
クトゥルー神話に出てくる魔道書は、どれもしっかりした歴史を持っているので、1つ1つ調べても飽きませんよね。

1 ■無題

何やら心惹かれる名前の魔道書ですね……

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