2010-06-08 16:49:29

ファンタジー的クトゥルー世界 『ドリームランド』

テーマ:クトゥルー
クトゥルー神話の産みの親であるH・P・ラブクラフトは、その生涯に数々のコズミックホラーを著しましたが、実はその後半には一風変わった世界観を作り出しました。
本来悍しいはずのクトゥルー神話ですが、イレギュラーとも言えるファンタジーの世界を創造していたのです。

それが、夢の国『ドリームランド』の物語です。

もちろんファンタジーと言っても、そこはコズミックホラーの一部には変わり無いので、
しっかりと旧支配者、外なる神、旧き神たちが登場します。
またそこには脆弱に感じる地球在来の神も存在し、新たな彼特有の世界観を作り出しています。

ドリームランドは文字通り夢を通してのみ辿り着くことができる世界で、そこは中世の地球にも似て、
普通の人間たちが生活し、日々の営みがあり、夜が来れば人々はしっかり眠ります。
経済の基本は資本主義で、貧富の差があり、数々の街や王国などがあります。

そして同時に未知の領域や怪物たち、人間以外の種族も生活していて、
正に現代のファンタジーやゲームの世界の先駆けとも言える内容となっています。

ドリームランドに行くには、もちろん最初に眠って夢を見ることが必要です。
そして夢の中にある「浅き眠りの70段の階段」を下り、炎の洞窟を抜け、
その後に出会う高位の神官ナシュトとカマン=ターに、
ドリームランドに赴くに相応しい人間であると認められなければなりません。

もし彼らに認められれば、さらに下に続く「深き眠りの門への700段の階段」を下りることを許され、
やがて魔法の森へと到達することができます。
魔法の森は大変危険な場所で、人を脅かす数々のモンスターが生息していますが、
ここを抜けることができれば、ドリームランドとの往復が自由にできるようになるのです。

誰でも子どもの頃は、自由にドリームランドの行き来ができますが、
大人になるにつれてその能力は失われていきます。

この設定そのものが、なんとなく『ファンタジー』っていう感じがしませんか?


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コメント

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2 ■Re:無題

>リサまん。さん

小さな英雄はいますが、大魔王を倒す勇者はいません。大魔王が強すぎるので☆

この世界には魔王アザトース、副魔王ヨグ=ソトース(クトゥルーのさらに親分です)というのがいますが、さらに上位の神様がにらみを利かせているので、魔王も結構大人しくしている感じかな?

キャンディちゃんの件、ありがとうございます♪


1 ■無題

ピーターパンとアリスを思い出しました。全然違うケド。

神官ナシュト。神官という言葉に反応^^
ファンタジー好きにはたまりません♪
でも、王国があって怪物がいて神官がいる。
とすれば勇者がいるのかしら?

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