スイングしなけりゃ意味がない!

東京っ子の独身フォティ。
マイケル・ジャクソンとクインシー・ジョーンズを
こよなく愛しております。
海外物流街道にずっと携われている幸せ者です。
映画と絵本も好き。
週末ランナーでもあります。


テーマ:

今テレビでも池上彰さんが今回の震災等について

解説されています。

分かりやすい~


で、こちらはたまたま週刊文春に載っていた

池上さんと阿川佐和子さんの対談。

原発事故について分かりやすく解説しておられるので、

一部抜粋してシェアしますね。


チェルノブイリと福島の違いを説明されておられます。


「週刊文春」3月31日号より抜粋


******************************************

池上(池):燃料棒って何だと思いますか?

阿川(阿):エート、ウランの塊。


池:そうです。実はウランにもいろいろありまして、

  自然界に存在するものは主にウラン235と238の二つ。

  この数字は陽子と中性子の数を足したもので、

  数字が多ければ多いほど重い。

  自然界に存在する元素の中で一番重いのが

  ウラン238なんですよ。


阿:自然界のどこにあるんですか。


池:普通は235と238が一緒になって、ウラン鉱石という形で

  存在している。日本だと鳥取・岡山県堺の人形峠が有名。


阿:へえー。


池:ウラン鉱石のほとんどは238で、235は0.7%とごく少量しか

  含まれていない。で、この235が核分裂しやすいんですよ。

  238はほとんど核分裂しない。


阿:核分裂って?


池:原子の真ん中には原子核がありますよね。ここから

  自然に中性子が1個ポンと飛び出すことがある。

  ウラン235は非常に不安定なんですね。

  で、近くの別の原子にその中性子が入ると、

  これが二つの原子核と、2~3の中性子に分裂する。

  分裂した中性子がこれまた別の原子に入り・・・。


阿:連鎖反応が起きる。


池:その通り、連鎖反応なんです。

  でも、自然界にはウラン235はごくわずかしか存在

  しないから、基本的には反応は起きないんです。

  でも、235の濃度をどんどん高めていけば、やがて

  一つの中性子に端を発して、連続的な連鎖反応が

  起きるようになる。

  この状態を「臨界」というんです。

  

阿:なるほど。で、そのときに熱が出るってこと?


池:莫大な熱を生じます。

  その熱をじっくり出すか、爆発的に出すかが、

  燃料棒と原子爆弾の違いなんですよ。


阿:爆発的に出すと原爆になるんですか。


池:なります。ウラン235の濃度を90%くらいに高めれば、

  巨大な爆発力を持つことになる。

  これがウラン型原爆。

  広島に落とされたタイプですね。

  一方、燃料棒はといえば、3%から5%程度の濃度。


阿:それくらいだと、大丈夫なの?


池:この濃度なら、原理的に爆発はありえないんです。


池: 爆発せず、じわじわっと熱を出す。

   これをどうやって電気にするか、わかりますか?


阿:え~、その熱の力で発電機を回す?


池:正確には熱で水蒸気を発生させ、その力で発電機の

  タービンを回すということですね。

  お馴染みになってしまった原子力発電所の構造が

  あるでしょう。

  圧力容器の中に棒状の燃料棒がたくさん入っていて、

  その圧力容器をフラスコ型の格納容器が包み、

  それを更に建屋が覆っているという。


阿:はいはい。


池:あの中心の圧力容器は常に水で満たされている。

  その水を高温の燃料棒で沸騰させ、発生した水蒸気を

  タービンにぶつけるわけです。


阿:要するにお湯を沸かしているのと同じ原理ですか。


池:そうです。よくキャンプなんかでやるでしょう。

  水に焼け石を放り込んで、お湯を沸騰させて・・・。


阿:そうか、それのずっと高温なものなんだ。


池:そう。焼け石は水の中に入れれば水に熱を奪われて

  冷めますけど、臨界状態の燃料棒は熱を出し続け

  ますから、冷めない。

  これをうまーくコントロールして発電機を回し続け

  ようというのが原子力発電所の考え方なんです。


阿:じゃあ今福島で起きている問題は、どこがどう

  壊れちゃったんですか。


池:最初はうまくいったんです。発電所で大きな揺れを

  感知してすぐ、自動的に制御棒が圧力容器に

  突っ込まれ、連鎖反応を止めた。


阿:原子炉が自動停止した、というのはそういう意味

  なんですね。


池:そうです。チェルノブイリではそれすらもできず、

  核分裂反応が暴走してしまったわけで、福島とは

  出発点からして違う。

  現時点でチェルノブイリにはなりそうもない、という

  意見はもっともだと思います。


阿:制御棒って何ですか。


池:ホウ素などの中性子を吸収する材料でできているんですね。

  これを出し入れすることによって、燃料棒の間を飛び交う

  中性子の数をコントロールし、出力を制御する。

  停止させたいときはこれを全部炉内に突っ込む。


阿:今回、それはできたと。


池:できた。

  でも、ウラン235の核分裂が止まったからといって、燃料棒は

  すぐ冷えるわけではないんです。

  長期間、高い余熱を発し続ける。それを水で冷まし続けなければ

  ならない。

  しかしその冷却装置が、地震に続いて襲ってきた津波で

  働かなくなってしまった。

  これが今起きている問題の根源です。

  使用済み核燃料プールにある燃料棒の問題も、冷まし続け

  なければならないという点で、基本的には同じです。

阿:燃料棒が爆発しないのは分かりましたけど、じゃあ、

  おこりうる最悪の事態というのはどういうものですか。


池:水蒸気爆発ですね。


阿:やっぱり爆発なんじゃん・・・・。


池:水蒸気爆発というのは、水が高い熱と接した瞬間、

  一瞬のうちに水蒸気になることです。

  水が水蒸気になるときには猛烈に体積が広がります

  から、これが一瞬に起きると爆発と呼ぶべき状態になる。

  火山の噴火がまさにこれですよ。

  マグマが下からグーッと上がってくるでしょう。

  どんどん上がってきて、山の中にある地下水と

  触れたとき、地下水が急激に熱せられ、爆発的に

  膨張する。そのとき火山がドドーンと爆発するわけです。


阿:ってことは?


池:チェルノブイリで起きたことがまさにこれだったんですね。

  核分裂が暴走してすごい高熱になり、近くの水が

  水蒸気爆発を起こし、炉心の放射性物質が上空に

  巻き上げられ、それが風に乗って欧州に拡散した。


阿:福島では核分裂はとりあえず止まっているわけだから・・・。


池:そう、現在の熱の程度では水をかけても水蒸気爆発は

  しない。でも万が一、これがもっと熱を帯びてしまうと、 

  やがてその熱によって燃料棒が溶け落ちて圧力容器の

  底が抜ける。

  これがメルトダウンです。

  プールでも熱で底が抜け、溶けた燃料棒が下に落ちてしまう。


阿:それで・・・?


池:それだけの高熱になったときに、どこかで水と触れ合うと、

  水蒸気爆発を起こす可能性があります。


阿:水蒸気爆発が起きたら、燃料棒も一緒に飛び散って

  しまうんですか?


池:上空にワーッと巻き上げられ、風下に流れていく。

  これが起きたか起きなかったかが、チェルノブイリと

  スリーマイルの違いです。

  スリーマイルでは燃料棒の半分近くが溶け落ちたものの、

  給水が回復して圧力容器の底が抜けるのは何とか防げた。

  今、福島でもこれを避けるための懸命の努力が続けられています。


阿:やっぱり予断は許されない状況なんですね。

   で、今、政府は福島第一から半径20キロ圏内に避難指示、

   30キロ圏内に屋内退避指示を出していますよね。

   これが妥当なのかどうかは分かりませんが、

   それだけ離れれば今のところは放射線の影響は

   ないと?・・・あれ、放射能でしたっけ。


池:放射能は、正確には放射性物質ですね。


阿:違うものなんですか。


池:違うものです。放射線は主に五種類あって、

  アルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線、中性子線。

  いずれも体に浴びると細胞内のDNAを壊し、害を及ぼす。

  で、放射線を出す物質のことを放射性物質と呼ぶんです。


阿:じゃあ放射能は?


池:主に放射性物質の俗称として使われています。

  「放射線を出す能力を持っているもの」という意味合いで。

  だから、放射線漏れと放射能漏れって、実は違うんですよ。


阿:???


池:よく蛍にたとえられるんですけど、光っている蛍を

  放射性物質あるいは放射能と考えると、光が放射線。

  虫かごの中に蛍がいたとするでしょう。

  蛍はかごの中に閉じ込められている。

  でも、光は出ますよね。これが放射線漏れ。

  一方、ここから蛍自体が外に飛び出すと、これが

  放射能漏れなんですよ。


阿:あ~、なるほど。


池:で、福島原発にはウランの燃料棒という大きな

  放射性物質がある。そこから放射線が出ている。

  政府は最初、半径10キロ圏内は避難として、

  それを20キロに拡大しましたけど、

  なんでしょうしているかということを全然説明しないまま・・・


阿:そう、何を基準に広げたのか分からないから不安になる。


池:届く放射線の量は距離の二乗に反比例するんです。

  私達は距離を倍に広げたと思うけど、距離の二乗に

  反比例するということは、20キロ地点の放射線量は

  10キロ地点の四分の一になるんですよ。


阿:半分じゃないんだ。


池:そう、だからここまで離れればまずは大丈夫だと

  政府は判断したということですね。


(3月31日号 週間文春「阿川佐和子のこの人に会いたい」+

 「池上彰のそこからですか!?」より 一部抜粋)
****************************************************

ふいー長い。

これでもほんの一部。

でも、欧米でトラウマになっちゃっているチェルノブイリとは

まったく事情が違う、ということは分かりやすいかなと。


ではまた!

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昨日、新聞で心動かされる記事がありましたので

シェアしますね。


評論家の岡田斗司夫さん。

ああ、あのオタクの・・・とか、ああ、あのダイエット

成功した・・・という印象が強いんですが、この記事は

好きだな、うん。


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ツイッターでこんなつぶやきを見た。

自衛隊の彼氏が事故のあった原発に行く。


「大丈夫?」とメールした。返事が来た。


「大丈夫。大丈夫にする」

どうしようもなく心が動かされた。

我々の世界はこういう「現場」の支えでできているんだ。


今回の大震災について、被害は大きく分けて四つある。

一次災害:地震や津波

二次災害:原発事故やインフラ破壊

三次災害:社会不安

四次災害:モンスター化する我々


一次災害は防げない。

被害を小さくするために準備することはできるけど、

基本的に人間は関与できない。


二次災害は「担当者に任せる」しかできない。

彼らをいま追い詰めて責任を追求するより、

事態の解決だけに専念させよう。


しかし、実は災害で最も被害の大きいのは

一次二次ではなく三次四次だ。

それは天災でもなく、権力者やメデイアの怠慢

でもない。

我々自身が起こしたり防いだりできることだ。


会社や仕事場でテレビを見るのはやめよう。

心配で不安でも、子どもやお年寄りを不安がらせて

どうする?

一秒早く不測の事態を知ったからといって、

全員がそれで行動すると暴動が起きる。

被害が結果として増えるだけだ。

ニュースは1日3回程度チェックするだけで十分。


買いだめはしない。

「念のために」と店をのぞきに行かない。

店に人がいっぱいいるのを見ると、人は不安になる。

みんなお互いの行動を見て不安になったり、

安心したりする。

あなたの自制は社会の不安を減らす。


北関東は危ない、とか東京から逃げよう、とか

不安を加速させているのはメデイアだけではない。

みんなのために、と「説明しろ!」

「ニュースを見ろ!」「もうダメだ!」と

叫び声をあげるのはやめよう。

我々自身が災害の原因になってモンスター化

してはいけない。


被災地の近くでもちゃんと定食屋を開けている

主人がいる。

定時運行を心がけている鉄道マンたちがいる。


だからみんな「あ、やっぱり大丈夫なんだ」と

少しだけ安心できる。

この「小さな安心」がムダな社会不安を減らし、

三次四次災害を減らす。


だから、ちゃんと仕事しよう。

必要とされている現場から逃げずに、

職務を全うしよう。

テレビを消して仕事に戻ろう。


でないと、我々は最初に紹介した「自衛隊の彼氏」

に感動する資格すらなくしてしまう。


現場で頑張るのは、彼も私たちも一緒だ。

いまこそ、誰もがヒーローになれる時、

なるべき時なのだ。


(寄稿:岡田斗司夫/3月23日 毎日新聞より)


*****************************************


てなわけで。

明日で震災から2週間、いろいろあるけど

がんばりましょー。

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どうもです。


ついに、水にも放射性物質、というショッキングな

ニュースが流れてきましたね。


水かあ・・・そう来ましたか~・・・


私の住むところは微妙な地域。

利根川水系も多摩川水系もあり。

でも、他人事ではない・・・と思ったら茨城でも。

雨で溶け込み、集まったんであれば、

どこでも一緒じゃん。


口に直接入れなくても、皿を洗うときに水道水使うし。


でも、どうなんでしょうね?

ほうれん草にしても・・・

心配じゃないって言ったらうそになるけど、

あまり騒ぐのもどうなんだ?とも思います。


今の時代はネットがあるから、自分でもいろいろと

調べることは出来ると思うのです。


冷静になりましょうよ~と、自分に言い聞かせている

へたれな私です。


*参考までに。放射能や原発について、とても

 分かりやすく書かれています。

 なにせ理数系は苦手なもので・・・(涙)


http://www.1101.com/darling_column/2011-03-17.html


http://www.nirs.go.jp/information/info.php?116


*もひとつおまけ。

 物理をやっている弟より・・・

 ロンドンやイタリアのほうが、東京よりも

 放射性の数値高いんですって。

 「少し騒ぎすぎ」だそうです。

 そうなんやー

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