【小説】カフェ・シェリー

ここは喫茶店、カフェ・シェリー。
登場するのは40代の渋いマスターと20代の店員マイ、そして主人公はお客様であるあなた。
そこで体験する、魔法のコーヒー「シェリー・ブレンド」の味で、お客様は何かに気づき、そして希望を持っていく。
そんな喫茶店のお話です。


テーマ:

「笹口、どうしたんだよ。おまえらしくねぇなぁ」 

 

「俺な、ちょっと考え方が変わったんだ。俺たち、今までどれだけ他人のことを踏み台にして生きようとしてきたのかに気づいたんだよ」 

 

 おいおい、どうしたんだ、なんか変な宗教にでもかぶれたのか? 

 

「佐川、お前に一度会わせたい人がいるんだが時間はないか?」 

 

「会わせたいって、どこかの坊さんとか教祖様じゃねぇだろうな?」 

 

「ははは、そんなんじゃないよ。喫茶店のマスターだよ。まぁ、俺を目覚めさせてくれた人ではあるけどね」

 

  喫茶店のマスターが笹口を目覚めさせた?さっぱり意味がわからない。 

 

「これから時間取れないか?」 

 

「まぁ、いいけど」 

 

「じゃぁ、駅前の噴水で待ち合わせでいいかな。これからすぐに動けるのか?」 

 

「あぁ。そこなら十分くらいで行けるかな」 

 

「俺もそのくらいには到着できると思う。じゃぁまたあとで」 

 

 そう言って電話は切れた。そういや笹口、口調までなんだか変わった気がする。前はもっとぶっきらぼうなヤツだと思ったけど。あいつに何が起きたんだ? 

 

 こうなりゃ逆に、あいつをこっちの世界に戻すために目覚めさせてやろう。そうだ、その喫茶店のマスターとやらも引きずり込んでやるか。

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