【小説】カフェ・シェリー

ここは喫茶店、カフェ・シェリー。
登場するのは40代の渋いマスターと20代の店員マイ、そして主人公はお客様であるあなた。
そこで体験する、魔法のコーヒー「シェリー・ブレンド」の味で、お客様は何かに気づき、そして希望を持っていく。
そんな喫茶店のお話です。


テーマ:

「その通り!だから無理に人を誘わなくても、自分ひとりでネットワークが構築されて、ボーナスも入るってことだ。どうだ、やってみない?」 

 

 なるほど、井島が興奮している意味がよくわかった。オレは早速一口十万円を十口加入することにした。 

 

 オレの周りには、こうやっていい情報を持ってくるヤツらが多い。もちろん、オレもいい情報があれば周りに流す。持ちつ持たれつってやつだ。早速オレも、この情報を誰かに話してみたい、そう思った。 

 

 井島と別れて、同じような仲間の笹口に電話をしてみた。ヤツは会社を辞めてからは親から相続した資産を運用して暮らしている。あいつならすぐにこの話に飛び乗るだろう。 

 

「はい、笹口です」 

 

「佐川だけど。ちょっとおいしい話があるんだが、聞かねぇか?ついさっき井島から回ってきた話なんだけど」 

 

「あ、例の暗号通貨の話だろう。それならすでに聞いたよ」 

 

 なんだ、考えることは一緒か。まぁ確かに、この手の話をするなら、すぐに笹口の顔が浮かぶのは誰も一緒だろう。 

 

「じゃぁ、もちろんお前も入ったんだよな?」 

 

「いや、俺は今回はやめておいた」 

 

 えっ、あの笹口がこんな美味しい儲け話に乗らないって、どういうことだ?

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