【小説】カフェ・シェリー

ここは喫茶店、カフェ・シェリー。
登場するのは40代の渋いマスターと20代の店員マイ、そして主人公はお客様であるあなた。
そこで体験する、魔法のコーヒー「シェリー・ブレンド」の味で、お客様は何かに気づき、そして希望を持っていく。
そんな喫茶店のお話です。


テーマ:

「なるほど、貴子くんもいろいろと苦労をしているんだね。でも、ボクは派手にふるまうよりも、堅実に生きている人のほうが好きだなぁ」 

 

「えっ!?」 

 

 好きだなぁ、というセリフを耳にして思わず赤面してしまった。違う違う、私のことを好きだって言ったわけじゃなく、そういうタイプがいいって言っているだけなんだから。

 

 ランチの後は一緒に街をぷらぷら。どこか喫茶店にでも行こうかということになって、良さそうなお店を探していた。すると、私の目に黒板で書かれた看板が目に入った。そこにこんなふうに書かれてあった。 

 

「苦難・困難は幸せを開く扉です」 

 

 どういうこと?その意味が知りたくて、これを書いた人に聞いてみたくなった。その看板には「Cafe Shelly」と書かれてある。どうやら喫茶店みたいだ。 

 

「ここ、ここに行きませんか?」 

 

「へぇ、カフェ・シェリーか。こんなところに喫茶店があったなんて知らなかったな」 

 

 ビルの階段を上ると、そこには木の扉。山本さんがそれを開く。

 

カラン・コロン・カラン 

 

 心地よいカウベルの音。同時に聞こえてくる女性の「いらっしゃいませ」の声。コーヒーと甘い香りが同時に私たちを包み込む。なんかいい気持ち。

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