CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

サイバーエージェントSEOグローバルイノベーションプロジェクト(SGIP)です。当ブログでは、皆様がウェブサイトを運営するにあたって必要となるSEOに関する情報をご提供して参ります。


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あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
というか、本年はもう少しブログ更新していきたいと思いますので
今年は何卒よろしくお願いいたします。

毎年地味にその年を勝手に予想していて、昨年も予想していたのですが、
当たったような当たってないような感じでしたね・・・。
Authorのところは、AuthorRankの概念は残っているにしても、Authorshipは廃止されてますからね・・。

そこで、ここは先日Googleで行われたWebmaster Meetup @Google for Service Providersにて直接Google Japanのサーチクオリティチームの方が話されていた内容も踏まえて今年を予想してみたいと思います。
では早速・・・。

1,検索アルゴリズムのモバイル対応重視

昨年の末には、モバイルフレンドリーテストがGoogleからリリースされるなど、Googleのモバイル対応への力の入れ具合が伝わってきます。
また、先日のWebmaster Meetup @Google for Service Providersにおいても、
Googleから直接今後力を入れていくことに対して「モバイル」という明確な発言がありました。
現状ではモバイルでのUXを直接シグナルとして使ってはいないとのことですが、間接的には?という疑問がありますし、このあたりが今年中に直接的要因として入ってきてもおかしくないと思います。
デスクトップでのウェブサイトの閲覧よりもスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からのアクセスのほうが多いウェブサイトもかなりの数あるはずで(弊社などはその典型ですが)、仮にですがデスクトップが4割、モバイルが6割などということであればデスクトップで閲覧されるものよりもスマートフォンなどのモバイル端末で閲覧される状況を評価するほうが正しいと思われますので、これは自然な流れだと思います。
SEOのためというよりもウェブサイトを構築する上でUX改善は避けて通れないはずなので、まずはその観点でモバイルのUX改善を行ってみていはいかがでしょうか?

2,レンダリング結果をより重要視する

昨年のニュースとしても大きなものであった、GooglebotがJavaScriptを実行できるようになり、実際にレンダリングした結果も評価に加味しているとされる点ですが、
これまで以上にレンダリング結果が重要視されるものと予想します。
(その分相対的にHTML記述の重要性が下がるのかなと思いますが、10月末にHTML5を勧告として公開したばかりなので、ここはちょっと自信がなかったりします・・・)
具体的には、h1,h2のような記述によってどの部分が重要かを判断するのではなく、
JavaScriptやCSSを実行しレンダリングした結果、どのような配置になっておりどのくらいの面積を占めているのか、どのくらい目立つのか?のようなところを評価基準に含めていくものと思われます。
以前海外のカンファレンスでは、ウェブマスターがSEOにおいてもっと重要視すべき点として「デザインである」と話していました。
これが今のレンダリングことなのか、レンダリングした結果におけるUXを含めたデザインのことなのかは分かりませんが、
いずれにしてもHTML以上に閲覧者からどう見えるか?を考えなければいけないことは間違いないと思います。
その中でも「1」で触れたモバイルでのレンダリング結果により配慮しなければならないと思います。

3,検索クエリの解釈とクエリの目的を満たすコンテンツの関連付け強化

ハミングバード出現以来、確実にGoogleが検索者の意図を予測して、
その意図を満たすコンテンツを提示するようになってきているわけですが、
この傾向は益々強まるだろうなと思います。
特別何かテコ入れするような状態ではなく、検索結果とCTRなどの関係から常時機械学習をすることで常に精度は向上する仕組みではないかと思っています。
そのため、ある瞬間で一気にアルゴリズムが変わるということではなく、
気づいたら変わっていたということになるかもしれませんが、
このあたりは来年の今頃は今と大きく状況が変わっているのではないかなと思います。
実際に我々も検索意図を考慮したコンテンツを丁寧に作るということを実験的に行った結果、他のメディアが半年以上かけて到達した検索流入数に1ヵ月半で達するということが起こりました。
検索者が何を求めてそのフレーズを検索ボックスに入力したのか?を考え、それに適合した品質の高いコンテンツを作ることは、10年前のリンクが王道と言われいてた日本のSEOにおいて、すでに新たな王道となっていると思いますし、ますますその方向性は強まるものと思われます。

4,リンク効果の低減(?)

これは入れるかどうかかなり悩みました。
実際に今も京都大学と行っている研究結果を見ても被リンクというのは最も評価要因として大きなシグナルだと思います。
ただし、人工リンクの多くがペナルティを受けたり効果を無効化されたりしている中で、コンテンツに比重が移っている中で「リンクを受けるにはどうしたら良いか?」は結果として「いかにユーザーが欲している良質なコンテンツを発信できるか?」でしかないので、最終的に「リンク」ということを考える必要性があまりないのではないか?と考えています。
実際にはソーシャルシグナルの扱いがどうなるか?にも大きく左右されると思いますが、特にインハウスの担当者であれば「リンクはあまり効かない」くらいの思いで"良質なコンテンツ"を生み出すことにで気を配れば良いのではないでしょうか?
(もちろんクローラビリティとか最低限の土台があるうえでですが)

5,SERPsでの完結

ナレッジグラフとかアンサーボックスとか各種ユニバーサルサーチとか、
あとは表示されるスニペットなども含めて検索結果画面でユーザー行動が完結するケースが増えるのではないかと思います。
ナレッジグラフやアンサーボックスは現時点でもかなりこの傾向を強めていますが、
昨年から、titleやmetaの記述に関係なくGoogleが検索クエリに応じて表示するタイトルや説明文(スニペット)が変更されることが増えています。
検索者が何か知りたくて検索した際に、このスニペットに回答に該当する部分が表示されると・・・というのを私自身多少不安に思っています。
検索者にとってはメリットが大きいとは思うものの、やはりウェブマスターやSEOの担当者としては非常に不安に思う部分かと思います。

その他にも構造化データであるとか、Author周りとか、サイト内リンクとか、HTTPSとか(HTTPSはMeetupでも直近の注力課題とGoogleが直接仰ってましたが・・・)トピックはあるとは思うのですが、個人的には上記5個を選んでみました。
さて、来年の今日この結果を見てどう感じるでしょうか・・。
すべて外れたらそろそろ引退の二文字が・・・(汗
なお、毎年のことですがこの予想は私個人の勝手な推測であって、
この予想によって何か不都合が生じた場合でも責任は負いかねますのでご了承ください(笑)
またこの予想に対する苦情や意見も一切受け付けてませんのであしからず(爆)
どうぞ、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

木村賢
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