CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

サイバーエージェントSEOグローバルイノベーションプロジェクト(SGIP)です。当ブログでは、皆様がウェブサイトを運営するにあたって必要となるSEOに関する情報をご提供して参ります。


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日々できる範囲で、WEBサイトを検索エンジンに最適化することはもちろんですが、リニューアルのタイミング(あるいは新規サイト立ち上げ時)で行うと、検索エンジンに相性の良いWEBサイトを根本から設計することが可能です。
それには、マークアップエンジニアだけでも事業責任者だけでもダメで、サイト運営/制作に関わるチーム全員でしっかりとSEOの意識統一がされていることが重要です。

このリニューアルですが、根本から設計することが可能な反面、予め検索エンジンのケアをしておかないと、ローンチ後に思わぬ事態になってしまうことがあります。例えばインデックス数の激減、対象キーワードの順位大幅下落、サイト流入クエリ数(種類)の大幅減少(ファインダビリティの低下)などです。

今回は、サイトリニューアル時に注意しておくとよいSEO Tipsをご紹介します。


1.現在のWEBサイトのディレクトリマップを用意する
しっかりとドキュメント管理されていて、コンテンツが追加される度に更新されているのであればそれを用意するか、そうでなければサイトが制作された際のドキュメントが残っている場合は、現在のサイトとズレがないように最新の状態に更新します。もしなければ、現状のディレクトリマップを作成します。


2.SEO施策管理表を作成する
ディレクトリマップにいくつかの項目を追加して、SEO施策管理表を作成します(例:画像参照)。

SEO施策管理表

リニューアル後にどんなディレクトリ構造になるか、カテゴリからファイル名、対策キーワード、title、メタタグ、パンくずの内容等も記入します。
特に決定事項が無い限りは現状のURLは引き継ぎ、リニューアル後のサイトにも利用します。ただし、そもそもディレクトリ構造を変えるためにリニューアルする場合や、システムの仕様上変えなければならない場合などは、現状のディレクトリマップと比較し、リニューアル後のサイトの対応するページへ忘れずに301リダイレクトの設定を行うようにします。ポイントは、現在のサイトとリニューアル後のサイトのページ間で1対1の一致を持たせることです。もし対応するページが存在しない場合は、現在のサイトの各ページとコンテンツが類似している新しいページにリダイレクトするようにします。

Googleには以下の記述があります。

単一のリダイレクトで以前のサイトからの全トラフィックを新しいホームページに送ることはしません。これを行うと 404 エラーは回避できますが、ユーザーの利便性は良くありません。より手間はかかりますが、ページ対ページのリダイレクトを行うと、Google でのサイトのランキングを維持するのに役立つと同時に、ユーザーの利便性も一貫性があり見やすいものになります。

ここからは、リニューアル後にインデックス数が大幅に減っていないか、404エラーページが表示さてないか等をチェックするため、リニューアル前のサイトが各検索エンジンにどれだけインデックスされていたか、どのページがインデックスさてれいたか等を把握する作業を行います。リニューアル後に、各検索エンジンのインデックス数が現状維持できれば、順位大幅下落等の影響は少ないためです。


3.各検索エンジンにインデックスされているページをローンチ直前に保存する
ローンチの前日(なるべく直前がベスト)に、GoogleやYahoo!など対象としている検索エンジンで「site:~」検索し、その検索結果のHTMLファイルをローカルに保存しておきます。各エンジン最大表示件数は1,000件なので、かなり地道な作業になります。保存と同時にリンクをクリックしてページの存在を確認できておければ尚ベターです。保存は後でチェックする際手間がかからないよう、できるだけHTMLにします。


4.404エラーページをカスタマイズする。
404エラーページをカスタマイズして用意し、ローンチと同時に設定します。
詳しくは先日の記事 をご覧下さい。


5.ローンチ後に保存したHTMLでインデックスされていたURLの状態をチェックする
リニューアル前に狙ったとおり、旧ページURLを利用できているか、301でリダイレクトされているかなどを確認します。うまくいっていない箇所があれば改善対応します。
3.でページの存在を確認していなければ、中にはそもそもデータベースの更新がされておらず、そのURLが既に存在していなかった可能性があるため、この場合は仕方ありません。
インデックスの更新にタイムラグがあるため、定期的にチェックします。



以上上記5つの作業を行うと、インデックス数の激減や、対象キーワードの順位大幅下落、ファインダビリティの低下などは、ある程度回避できると思います。

もちろんリニューアルの際は、このURLの再利用やリダイレクトの設定以外にも、各種問題を引き起こす要因は多々あります。今回触れなかったHTMLマークアップやリンク構造、テキスト量、ライティング、ファイルサイズ、サーバー設定、REPなど各種設計も漏れなく行い、リニューアル後に現状維持、さらにはSEOの目的が大幅に達成できるようにしましょう。


(三澤直哉)

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